神室山(パノラマコース-西ノ又コース・周回)
- GPS
- 07:02
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは10台分程度あり ただし手前から状態が悪く狭いダートの林道が続くため不安な方は手前の鳥居があるスペースを利用した方がいいかもしれない |
コース状況/ 危険箇所等 |
・パノラマコースは特筆して危険個所なし。水場もない。 ・西ノ又コースは渡渉やトラバースが多い熟練者向け。軽いルーファイも必要。 ・西ノ又コース下部は水場豊富。 |
その他周辺情報 | 食事や温泉のベースとしては秋田の湯沢・横手が便利だった |
写真
感想
せっかくの三連休なのでMさんと東北遠征へ。
二人とも百名山は終わって二百名山に興味を持っていたので未踏の神室山を目指すことにした。
以前冬の東北遠征であわよくば山スキーで登ろうと画策していたピークのひとつだが果たしてどんな山なのだろうか。
前日東京で仕事を終えてから6時間ほどかけて移動してきたのでヘトヘト。早朝の出発は厳しいので明るくなってからのスタートとなった。
それにしても登山口までのダートの林道がなかなか厳しい。自分の車はデリカなので気にせず走破できたが車高の低い車だとかなり気を使うだろう。
登山口に停まっていた車は一台のみ。さすがに連休初日の朝からこの山域までアプローチするのは厳しいということか。
まずは尾根ルートの「パノラマコース」から登る。歩く前は寒いくらいの気温だったが歩き始めるとすぐに汗が出始めた。湿気が多い。
Mさんもすぐに滝汗になってきたのでペースを落としてじっくり高度を上げていく。
ようやく稜線に着いたが風がないし直射日光が暑い。空は霞んでいたが辛うじて栗駒山のシルエットは見ることができた。
時期のせいか思ったより花も少なくてアップダウンも多くMさんも自分もあまりテンションは上がらない稜線歩きだった。
山頂は空いていた。
パノラマコース以外のルートから登って来られた方など、何人かの登山者さんとお会いしたが連休とは思えない静けさだった。
下山は沢ルートとなる西ノ又コースへと向かう。
自分としては正直こちらのルートの方に期待していた。水も取れるだろうし沢沿いなので涼しそう。それに経験上変化に富んでいるのも沢ルートの特徴だ。
下り始めるとまず御田の神に到着した。北部白山を彷彿させる広い草原にニッコウキスゲが咲いていた。今のところ神室山で一番好きな場所かも。幕営したくなるような場所だった。
急登を下ると立派な滝が出てきた。どうやら三十三尋の滝という名前がついているようだが、その轟音と滝の姿は圧倒的な存在感だった。
そして不動明王を過ぎるといよいよ沢に合流してアドベンチャーが始まった。
まずは沢の徒渉。何とか飛び石で渡れる場所を探してクリア。Mさんは裸足でこなす。
そこから先も何度も沢を横切るトラバースルートが続き吊り橋もあって左岸と右岸を行き来しながらの下山となった。
Mさんは辟易していたが自分は大満足。正直前半は消化試合っぽい気持ちで登っていたが西ノ又コースで神室山の魅力を感じることができた。
冬にこのルートを計画していたが結果としてはNG。このルートは効率も悪いし危ない。登るなら別のルートを考えた方が良さそうだと思った。(多分いかない)
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