ふらっと北海道縦走の旅 大雪山〜RISINGROCKFESTIVAL2013


- GPS
- 47:08
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 2,148m
- 下り
- 2,790m
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
ファイル |
非公開
7037.xls
計画書
(更新時刻:2013/08/11 13:55) |
写真
感想
前回と同じく
山岳会に入る前から行ってみたかったルート!
今回、RSRに参加するため北海道へ乗り込むため
あわせてやってしまおうという欲張り企画を考えてみた。
前の週から朝昼晩欠かさずこの週の天気をチェックし続けた。
その間の予報では、もうお盆の間ずっと晴れ!
ああ〜青い空緑の草原と、赤い岩、そして白い雪渓から吹く心地よい風・・・
もう、脳内では完璧な縦走風景が広がっていた。
が、出発2日前になっていきなり予報が崩れだす。
なぜか北海道だけ低気圧接近。
信じられない・・・先月に続き今回も邪魔する気か・・・
泣こうがわめこうが、既に航空券、前泊の宿は予約済み
とりあえず行く!
12日
16:00 羽田到着 出発までちょいと時間がある
とりあえず景気付けに一杯。はやりのフローズン生を味見。うまい。
北海道上陸は19:00
そっから前泊の旭川駅まで移動する。チェックインもすませて晩飯を食いに
繁華街を徘徊。寿司屋が多い。旭川も寿司はうまいのだろうか?
よくわからんがとりあえず食っとこ!この後はドライフードばっかだし!
ちょっと高いネタも食べてみたけど。一番安いイカの塩辛の軍艦巻きが気に入って3貫も食べた。
13日
早く出発したいところはやまやまだけれど、
旭岳ロープウェイ行きのバスは9:30が始発。一人でタクシーに切り替えるほどの予算も無いし仕方が無い。
こっから一時間半かけて旭岳ロープウェイ乗り場へ。
ロープウェイのケーブルが雲の中へ消えている。
ああ〜雨だったらやだな〜と思いつつ何も見えない窓の外をぼんやり眺める。
結局登山開始は11:00という、あり得ないスタート時間。
初日の白雲岳避難小屋へはコースタイムで6時間
まぁここまで掛からんだろうけど最悪17:00着で考えて歩く。
予想通りガスで何も見えず、北海道の山の風景はいっさい感じられず・・・
しかし、ロープウェイ使えば2時間で山頂とお手軽なだけあって、
スゴく人が多い子連れで登ってる人が多かった。
旭岳を越えると途端に誰もいなくなって静かになる。
そしていきなり雲がはれて、一気に景色が開ける。
おお!これは!北海道感出て来たじゃない!!
広い!山として標高が高い訳ではないのだけれど横に広い。
去年行った朝日連峰も広かったけど、更に広い。
で、次の山までのアップダウンもあまりなくて、とても快適な登山道だった。
ペースもガンガンあがる。
高山植物の宝庫とのフレコミにも違わず、
たくさんの花々が咲いていてその周りはミツバチがひたすら飛び回っていた。
花にガッツいているハチはなんか可愛かった。
岩場を越えたり、雪渓越えたりもしたが
ガンガン歩いた結果16:00には白雲岳のキャンプ地に到着。一時間短縮。
そして久しぶりに自分のテントを広げる。
実に一年ぶり。微妙に建て方を忘れていた。
設営後は持って来たビールを雪渓の水で冷やして一杯。
暇つぶしに文庫本を一冊もってきてたので、飲みながらぼんやり読みふける。
・・・・気づいたら10時を回っていた。いかん伊坂は時を忘れる。
慌てて歯を磨いて眠る。
14日
5時起き、6時出発。天気曇ってます。
今日はトムラウシの直下にある南沼キャンプ地まで9時間の行程。
また景色が無い登山道をあるく。
平で歩きやすい登山道は二日も続くと飽きてくる。
ダラダラ延々と歩く。
忠別沼を越えて忠別岳への登り、休憩中のご夫婦を追い越す。
旦那さんの方が声をかけてくる「あそこ熊いるよ〜シロクマが」
え?熊とかいっちゃん怖いし!あれ?シロクマ?なんで山にシロクマ?
「ほら、白雲の影からこっちのぞいとるぞ」
よ〜くみると旭岳についてる雪渓がシロクマの形に!
これは素晴らしい!携帯で写真を撮ってみるが、ズームがきかない・・・
くやしい。ご夫婦にお礼を言って先へ進む。
忠別岳山頂で居合わせた人に写真をお願いする。
この人も一人で歩いてるそう。
北海道単独行者結構多い。
忠別岳から五色岳の間は背の高いハイマツ群のをかき分けながら歩く。
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