恵庭岳/下山後晴れるの法則
- GPS
- 06:41
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:40
・山頂部は崩落進行中のようです。見晴台で休憩していた方が崩れる音を聞いたと言っておりました。
・第二見晴台から先は危険が多いのでお勧めできません。
天候 | ☁⇒☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急斜面ロープ場あり 頂上直下は岩登り |
その他周辺情報 | 丸駒温泉、日帰り入浴1000円、10:00〜15:00、支笏湖が見える露天風呂 |
写真
感想
少し前までは自分には登頂困難だと思っていた恵庭岳。
定山渓天狗岳に登ってから急峻な山の魅力に憑りつかれてしまい、今回チャレンジしてみようと思いました。高所恐怖症なので険しい所に行くと××がムズムズして腰が引けてしまうのですが、最近そういう感覚を感じなくなった。高所に慣れてしまったのだろうか?単にそういう場所に行ってないだけ?でもさすがに今回は高度感を存分に味わえそうです。
山頂は雲がかかっていますが晴れてくることを願ってスタート。
登山道は徐々に急登になってきますが涼しくて登りやすい。
時折雷鳴のような音が鳴り響きます、雷の発生するような天候ではなかったはずだが?他の登山者に尋ねると、「自衛隊の演習の音」とのこと。なるほど、それなら安心。
登山道の花は少な目なので珍しく良いペースで黙々と高度を稼ぐ。
見晴台に出ると僅かに晴れ間が覗きますが山頂はガスの中。晴れることを祈って頂上を目指します。
頂上岩頭に近づくとはるか見上げるように巨城がそそり立ち、とても登れるようには思えません。しかし、回り込んでいくと登れるルートがあるのですね。風があって気温も低いので一枚着込んで岩登りにチャレンジです。定天での経験が役立っているようで、三点支持を心がけると苦労することなく登れます。フィックスロープも頼ったのは少しだけ。心配していたほど大変ではなくて助かりました。
待望の頂上は日が差していますが回りはガスで眺望なく、高度感も味わえません。ムズムズ感もなし、残念。
直後に登頂した爽やかな青年と写真を撮り合い、寒いので早々に下山開始。岩壁の降り始めが怖かったけど、無事に下降完了。
見晴台まで降りると支笏湖が見える!山頂も見えてきています。下山すると晴れるの法則ですか!?
下り専用のロープ場を降り始めて間もなく、後から追いついてきた登山者の気配。私が1ピッチも降り切っていないのに、続いて降り始めてます。小石がコロコロ落ちてきて・・・危ないので途中で退避して先に行かせました。マナーを知らない登山者がいるものですね。
人気がある山のようで、出会った登山者は20組くらいいたでしょうか。
頂上からの眺望や高度感は味わえませんでしたが、見晴台からの眺望は得られたし、楽しかったので満足です。すっきり晴れた山頂だったら高所に足がすくんで登れなかったのかも??山頂を踏ませてあげようという自然の気遣いがガスで足元を隠してくれたんだと勝手に思うことにしました。
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