権兵衛峠-経ヶ岳 ササユリ終了、ヤナギラン始まる

2024年07月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 12.4km
• 登り: 947m
• 下り: 951m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:55

距離 12.4km 登り 947m 下り 951m

4:52 権兵衛峠登山口
5:27 5:32 アンテナピーク
5:58 ヌルデ沢ノ頭
6:30 6:42 北沢山
7:19 コイノコ
8:51 9:23 経ヶ岳
10:32 10:41 コイノコ
11:07 11:13 北沢山
11:38 ヌルデ沢ノ頭
12:01 12:06 アンテナピーク
12:45 権兵衛峠登山口
12:47 ゴール地点

天候

曇り、7:30以降は、晴れ　時々　曇り
出発時17℃、帰着時25℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

googlemapでは「権兵衛峠登山口トイレ」です。駐車場30台ぐらい。駐車場まで舗装路ですが、駐車場は舗装されていない砂利の場所もあります。

コース状況／危険箇所等

権兵衛峠ルートは、ボランティアの方により笹を狩り払ってあり歩きやすいです。
コイノコから経ヶ岳の間は、現在は花は終わっていて、あまりありません。

その他周辺情報

2019年「経ヶ岳友の会」の方々によって開通された新道「権兵衛峠ルート」
2024年5月〜6月にネットで囲まれた花畑を整備したそうです。ネットで囲まれた部分以外にもロープで囲まれた区画があり、獣除けのヒトデの粒剤をロープに吊るしてあります。
https://kyougatake-tomonokai.jimdofree.com/

ファイル

2024-7-27経ヶ岳.gpx

ルートのGPSファイル
（更新時刻：2024/08/04 20:22）

写真

7/27 4:49

4時には駐車場1番乗りで来ていたのですが、他の車が来るまでスタートを遅らせたので、少し遅めの出発です。

7/27 4:56

日の出です。南ア、伊那谷の山が見えます。

7/27 5:43

小坊主岩。僧侶の三角帽をかぶった小坊主さん、体の前で合掌してる姿が、すごくかわいい。

7/27 6:08

水場は20m先、行きと帰りに補給しました。ちょろちょろとやや少ない量でしたが、充分汲めます。

7/27 6:14

2024年6月末設置完了のネットの中は花園です。
登りのみネットの中に入れる一方通行です。

7/27 6:17

ゲートをくぐると、花が多くなります。

7/27 6:22

車花、シソ科

7/27 6:26

藤袴（フジバカマ）
四葉鵯（ヨツバヒヨドリ）と同じヒヨドリバナ科なので花は似ていますが、葉っぱの付き方が違います。

7/27 6:27

柳蘭

7/27 6:31

麒麟草（キリンソウ）、ベンケイソウの仲間、多肉植物で葉がギザギザです。

7/27 6:32

蜻蛉草（トンボソウ）だと思います。
ラン科ツレサギソウ属

7/27 6:34

乳茸刺（チダケサシ）

7/27 6:36

ネットはここまでですが、ここから先も花は沢山あります。

7/27 6:38

柳蘭がたくさんのお花畑のバックに御嶽山

7/27 6:39

こちらは花畑のバックに乗鞍岳

7/27 6:39

そして花畑のバッグに南アのオールスターズ！

7/27 6:39

これから上る経ヶ岳もみえました。

7/27 6:40

柳蘭は下から上へ咲き上がります。

7/27 6:41

ネットはありませんが、ロープで囲ってあり、鳥獣忌避剤であるヒトデの粒剤が吊るしてあります。

7/27 6:45

九蓋草（クガイソウ）も満開です。

7/27 6:49

猪独活（シシウド）

7/27 6:57

九蓋草アップ

7/27 7:02

薊（アザミ）、世界で300種類、日本に100種類あるそうです。蜂に大人気。

7/27 7:06

アヤメ山という場所ですが、アヤメは終わって今は柳蘭の花畑。

7/27 7:09

最後の笹百合（ササユリ）。あえてアップにはしません。7月13日頃がピークだったそうです。

7/27 7:10

蝶々がとまっている、九蓋草（クガイソウ）

7/27 7:29

北アルプスも見えました。

7/27 7:30

乗鞍

7/27 7:30

すっきりきれいに見えた御嶽

7/27 7:31

御嶽〜乗鞍

7/27 7:52

コイノコ~経ヶ岳の間は、花は終わっていて、今はありませんが、女郎花（オミナエシ）が咲いていました。

7/27 8:29

厳しい急登が続きます。

7/27 8:32

最後のコルに出ました。あとちょっと！

7/27 8:33

振り返ると…、真ん中の尖がり、宝剣かな？

7/27 8:53

山頂です！木曽駒方面をバックに記念撮影。

7/27 8:54

9年前に来た時は樹林帯に囲まれ、展望なしの山頂でしたが、現在は3方（だったと）に展望があります。伐採したのではなく、2017年の台風で木がなぎ倒され、展望がよくなったそうです。

7/27 10:37

大葉擬宝珠（オオバギボウシ）はこれからですね。

7/27 10:41

山母子（ヤマハハコ）行きには咲いていませんでしたが、帰りには営業してました。

7/27 10:50

もう花も終わりの靫草（ウツボグサ）、太陽の下ではより鮮やか

7/27 10:52

笹百合の蕾が1つだけ。

7/27 11:04

トンボが沢山飛んでいました。

7/27 11:06

花畑の中、夏の雲です。

7/27 11:08

薊が沢山、蜂も沢山

7/27 11:09

てっぺんにトンボ

7/27 11:33

黄花の山苧環（キバナノヤマオダマキ）

7/27 11:59

飯子菜（ママコナ）

7/27 12:03

岨菜（ソバナ）でしょうか。

7/27 12:04

河原撫子（カワラナデシコ）

7/27 12:06

花苦菜（ハナニガナ ）草丈2mぐらいありました。

7/27 12:17

丘虎の尾（オカトラノオ）

7/27 12:46

楽しかった！

7/27 12:47

山で草刈りしていたボランティアの方の車ですね。

撮影機器：

DMC-GM1S Panasonic

OM-1MarkII OM Digital Solutions

感想

mikipom

天気のよい山を探して花いっぱいの経ヶ岳へ。
ササユリが有名なようですが、残念ながら終わり、今はヤナギランが最高潮でした。あさイチはくもりでしたが、途中から晴れて、途中の登山道や山頂からの眺望がすばらしかった！
南アルプス、中央アルプス、御岳山、北アルプス、美ヶ原方面などなど、こんなに景色が楽しめるお山だとは思っていなかったので、嬉しい意外性でした。登山道の両側の笹が広く刈払われていて、安心して歩くことができ、実に快適でしたし、花畑は、まるで植物園かと思うほどのすばらしさでした。
それもこれも、地元の有志の方々がボランティアで登山道の整備、お花畑を守る活動をされており、そのおかげで受けられた恩恵だったのです。下山時にちょうどササを刈っている方（休憩されていた）にお話しをうかがう事ができ、いろいろと教えていただき、このルートがすばらしい理由がわかりました（海の生物＝ヒトデが忌避剤として利用されているとは驚きでしたね〜）。
ボランティアの方の努力がひしひしと感じられて、本当に頭の下がる思いでした。
ぜひとも、また別の季節に訪れたいです。