十勝岳・上富良野岳・上ホロカメットク山

2015年08月27日(木) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,139m
• 下り: 1,126m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:23

9:44 十勝岳温泉凌雲閣
10:27 10:32 新Z
10:48 10:49 新D
11:02 11:19 上富良野岳分岐
12:04 12:04 旧D
12:36 12:39 上富良野岳
12:53 12:54 上ホロカメットク山
13:08 13:08 上ホロ避難小屋
13:20 13:20 大砲岩
14:02 14:17 十勝岳
14:49 14:49 大砲岩
15:02 15:05 上ホロ避難小屋
15:42 15:46 上富良野岳
16:07 16:08 旧D
16:49 17:03 上富良野岳分岐
17:10 17:10 新D
17:27 17:31 新Z
18:07 18:07 十勝岳温泉凌雲閣
18:07 ゴール地点

天候

最初の30分だけ小雨、のち曇り　稜線は20mを越す暴風　気温9度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳温泉登山口に無料駐車場とトイレがあります。

コース状況／危険箇所等

北アルプスのメインルート並みに非常によく整備された登山道で、特に危険箇所はありません。登山届けBOXが登山道入口にあります。
この日は風が強く、上富良野岳までに6人とスレ違いましたが、2名は上富良野岳手前で強風のため撤退したそうです。

写真

8/27 5:20

昨日は、旭岳登頂後、国設旭岳青少年キャンプ場でテント泊。これから十勝岳に向かいます。

8/27 7:40

十勝岳温泉登山口、標高がすでに1270mあります。本降りです。まずは雨雲レーダーでチェック。11時には雨が止みますね。出発のタイムリミットは11時。ちなみに正面のトイレ、水洗ですけどかなり臭いです。

8/27 9:06

後、30分で止みます。雨雲レーダー、1時間先までならほぼ当たります。数時間先でもかなり信ぴょう性が高い。欠点は圏外だと使えないこと。

8/27 9:46

小止みになってきたので登山届けを提出して出発します。気温13度。

8/27 9:54

小雨ですが、風が強いです。縦走組が2人（一人は白人）降りてきました。

8/27 10:24

日帰り派が2人、強風で上富良野岳手前で撤退したと言って下っていきました。

8/27 10:28

安政火口、下山時に行きましたが途中で引き返しました。予想通り、雨はやみました。

8/27 10:51

富良野岳です。

8/27 10:51

富良野岳アップ、かっこいいですね！

8/27 10:59

富良野岳分岐、ここでランチ。

8/27 11:06

重い食料から食べます。ソロ男性が十勝岳ピストンして降ってきました。稜線はモーレツな風が吹いてるので気をつけて、特に火口淵は風が強く火口に落とされないようにとアドバイスを受ける。

8/27 11:22

8/27 11:39

結構整備されてます。

8/27 12:14

8/27 12:15

8/27 12:23

面白い形の雲だ、渦を巻いてるようだ。しばらくこの形のままでした。

8/27 12:26

十勝岳が見えてきました。右は上ホロ。

8/27 12:36

8/27 12:38

上富良野岳（かみふらのだけ）に着きました。なぜか右ではなく左にありました。山頂標識のあるところが必ずしも山頂ではないので、帰路、右（画像後ろ）のこんもりした丘まで行きました。

8/27 12:54

上ホロカメットク山。やっとこの名前ソラで言えるようになりました。

8/27 12:58

正面、十勝岳。鞍部に避難小屋が見えます。

8/27 12:58

避難小屋とカール。水場は枯れてますね。帰りは巻道を使います。ここに泊まって、十勝岳と富良野岳を縦走しようとも思ったんですが、お盆の頃すでに水場が枯れたみたいで止めました。

8/27 13:26

十勝の玉子石。

8/27 13:35

強風でしなるトラロープ！
この辺が風の通り道なんでしょう、相当風が強いです20m以上吹いてます。これは振り返って撮りました。

8/27 13:36

ここは風も弱く、たとえ突風が来てよろけても安全です。火口淵でよろけると火口に落ちる可能性があるので要注意です。

8/27 13:57

振り返りました。右端のピークが富良野岳。

8/27 13:57

8/27 13:57

ここだけが唯一の青空。この後青空は広がらず、ほぼこの位置にずーとありました。

8/27 14:02

十勝岳に着きました。
風が強いですが、ここは旭岳と違い風を遮る岩があるのでゆっくり休めます。

8/27 14:03

望岳台へのルートが綺麗に見えます。

8/27 14:04

山頂からの展望。

8/27 14:04

山頂からの展望。

8/27 14:04

山頂からの展望。

8/27 14:04

山頂からの展望。

8/27 14:05

山頂からの展望。

8/27 14:06

山頂からの展望。

8/27 14:06

山頂からの展望。

8/27 14:06

山頂からの展望。

8/27 14:49

昨日の旭岳同様、今日もこのローカット。砂礫地でも以外と砂が入りませんでした。

8/27 14:55

相変わらずロープがしなってます。左に避難小屋。帰路は上ホロは通らず、巻道で行きます。

8/27 15:04

避難小屋のトイレ。

8/27 15:03

使用しませんでしたがトイレ内です。

8/27 15:04

小屋入口。

8/27 15:05

小屋内。

8/27 15:05

水場標識。

8/27 15:05

カール内は風が弱いです。

8/27 15:10

青い花が群生してました。7月は百花繚乱だそうでう。

8/27 15:10

正面に山並みがみえます。

8/27 15:11

8/27 15:13

カールの底。この辺が水場でしょうたぶん。残雪だのみの水場のようです。

8/27 15:13

ここを延々下って行けば水が出てくるんでしょうね。

8/27 15:16

8/27 15:43

稜線に出ました。確か後ろに上富良野岳の山頂標識が有ったとおもいました。どう見ても、この先のほうが標高が高く見えるのでそこまで行きました。

8/27 15:44

このあたりで引き返しました。

8/27 15:50

さて、上富良野岳から下ります。

8/27 16:13

相変わらず、この上空だけ青空。

8/27 16:27

右下の斜面から動物の唸り声が！笹が深く姿見えず。下山後確認すると、この右にクマ注意マークがありました。

8/27 17:30

安政火口に寄り道しましたが、以外に時間がかかりそうなのでここで引き返しました。来なきゃよかった。

8/27 18:02

綺麗な夕焼けが見れるかな？

8/27 18:07

夕日を浴びて赤く染まった上ホロ？多分。

8/27 18:08

赤く染まるかと期待していたら、このまましぼんでしまいました。登山口の駐車場にて。

8/27 20:11

久しぶりにコンビニ弁当以外のものが食べたくなった。この1週間ラーメン食べてなかったので、ここに決定！

8/27 20:23

久々に美味いもの食べた、満足！

8/27 21:05

今日はキャンプ場ではなく富良野のビジネスホテルに泊まります。久しぶりにベッドでゆっくり寝たくなったのと、洗濯物がったのが理由です。あす千歳19時45分のフライトです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

感想

ケン

雨雲レーダーの予想どおり最初の30分程で雨が止み、その後風が強いものの雨に当たることはなく、曇天とはいえ好展望に恵まれ予定通りのコースをコンプリートでき充実した山行となりました。楽しく十勝の山を歩け満足しました。強風のため地図を広げられず山座同定できなかったことが少しだけ残念でした。

このコースを選んだのは、上ホロの東斜面にある小カールの巻道を歩きたかったからです。お盆を過ぎ、お花畑も百花繚乱というわけには行きませんでしたが、青い花の群落が眩しいほどキラキラと輝き、その奥には遠くの山並みが幻想的に浮かび上がり、美しい光景が見られ、とても感動しました。

火山性の砂礫の道が続く中、このカールは砂漠のオアシスのように光り輝いていました。

山頂のパノラマ動画。風で動くものが無いため強さが分りにくいですが、今回の遠征ではもっとも風が強かったです。台風から変わった温帯低気圧が北海道の西にあり、そのためここ数日、上空の風が強かったのではと推測。




8月27日 十勝岳　日本百名山:87座目。←このレコ
8月26日 大雪山　旭岳。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-708071.html
8月24日・25日　幌尻岳 新冠コース・転落を目撃、救助に向かう
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-706981.html

コメント

半袖隊長👕

mtkenさん
拙者は
●望岳台から十勝岳ピストン
●十勝岳温泉登山口から富良野岳ピストン
を個別に歩いたことはありますが、この稜線は中抜けです。

十勝岳では同じく強風に吹かれました。
岩陰に隠れて昼食を取ったのも同じです。
でも眺望は・・・もっと悪かったとの記憶です。

富良野岳に登った時に、上ホロも一緒に歩こうかな・・・と思ったのですが、北海道山旅も最終コーナーで、シリベシ・十勝岳を歩いて来た後だったので、なんとなく満腹感があり、止めました。
上ホロで略すので、上ホロカメットク山・・・と覚えるのは困難です

青い（紫色？）の花はリンドウでしょうか？
たくさん咲いていますね。

＝＝拍手無用＝＝と書かないと拍手が増える・・・人間って正直ですね

　 隊長

ケン

Re: mtkenさん
登山口に着いたときは、本降りだったので隊長と同じ望岳台からからのピストンにしようかと思いましたが、雨雲レーダーを見ると10時くらいには雨が止みそうだったので、１時間ほど天候待ちして上富良野岳経由にしました。上ホロの東にある小カールの巻道を歩きたかったんです。
カールの青い花、14番写真と同じだと思いました。リンドウかもしれませんね。眩しいくらい青かったです。青い花の先に綺麗な山並みが見えたりしてカールからの景色は大好きなんです。
上ホロ、フルネームで言えるようになったのは帰宅してからです。

拍手無用で拍手が少ないのは、「拍手返せない」と書いたからのような気がします
人間って冷たいですね

コメント有難うございました。