甲武信ヶ岳 電車・バスで日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,590m
- 下り
- 1,575m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
塩山駅〜西沢渓谷 復路 往路を戻る 甲武信ヶ岳の最寄りのバス停は、西沢渓谷と梓山です。このうち、梓山は始発は早いのですが、小海線沿線の駅から発車するので、前日泊か夜行列車でないと無理です。 西沢渓谷は始発が遅いので最速で9時30分と、かなり遅いです。中央線方面への最終は16時25分の山梨市駅行きです。標準コースタイムが約10時間に対し、最大滞在時間が7時間弱ですから3時間以上削減する必要があります(タクシーを使う前提なら話は異なります。)。ただし、毛木平方面へ下山し梓山から信濃川上駅行きのバスへ乗るという方法なら、もう少し時間に余裕ができます。バスの最終便が19時10分(期間運行)ですから、9時間40分も時間があります。東京に戻れるかが不安なところですが、佐久平まで電車で移動すれば新幹線が使えますから戻れます。 西沢渓谷 塩山発:http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/koutsu/detail/%E3%83%90%E3%82%B9%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8#C5 山梨市発:http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/guide/house/traffic/bus.html 梓山 http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kanko/04_access.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
徳ちゃん新道 よく整備されている歩きやすい道です。登り始めは尾根に向かう急登です。尾根にでてからも、急登が続きます。急登と、なだらかな道が交互に現れます。危険箇所は後半の痩せた尾根くらいです。 戸松尾根〜木賊山と破風山分岐 登山の後半も急登が続きます。U字型の尾根の急登が3分の1程度、樹林帯の急登が半分程度、残りが普通の登りです。ここが正念どころです。 木賊山と破風山分岐〜山頂 木賊山までの登りは緩やかです。その後は、甲武信小屋まで下り、山頂へ登り返すことになります。木賊山の下りがザレ場となっているので、注意。 近丸新道 徳ちゃん新道と近丸新道の分岐から沢に出るまでは急坂が続きます。ただ、ここの道は荒れていませんでした。問題は沢の渡渉。増水のためか、濡れないで渡るのが困難でした。しかも、道がどこにあるかが分かりにくく迷いやすいです。私はここで道を見失ない、遭難しそうになりました。登りの時も道を見失ないやすいので沢は要注意です。 沢を渡渉した後は、沢より高い道となります。昔使われていたレールが残っています。この道には斜面のトラバースが複数あります。一部、道が分かりにくい箇所があるので、迷ったらピンクの目印を探しましょう。 |
写真
感想
遭難しそうになりました。
近丸新道を下山ルートとして使っていたところ、途中で道がなくなりました。沢沿いを歩くものと勘違いし、沢沿いの樹林帯に入り込んだことが原因です。荒れているとの情報があったのに加え、足跡があり、道が正しいと勘違いしました。沢沿いの道を進んでいくと、道がどこかわからなくなります。山の斜面沿いに足跡がついていましたが、どう見ても登山道ではありませんでした。濡れるのを覚悟で沢の反対側を進みましたが、途中、かなりの落差がある大きな岩がありました。足跡があるので進んでみましたが、とても危険で登山道とは思えませんでした。(進んでしまったら、遭難していたと思います。)結局、登山の原則に従い道を引き返すことにしました。すると、見逃していた道が見つかりました。沢を渡った時に、ピンクの目印がどこを指しているかが分からなかったことと、沢沿いの道を歩くと思っていたことが原因です。壊れた歩行者通路の看板も原因です。
この近丸新道、ここ以外にも道が不明瞭な箇所があります。木が積み重ねてある箇所に、ピンクの目印があるが道がよくわからない。枯れ木がない道を進むと、途中で遠くにピンクの目印を発見。戻ってみると、ピンクの目印がある箇所のそばに積み重なっている木を避ける道を発見し、元の道に戻れました。その後も、斜面のトラバースが複数ありました。沢の渡渉もあるので、こんな道、使いたくないです。
タイムアタック
今回の登山は時間との戦いでした。最終バスまでのタイムリミットは6時間55分。標準コースタイムは約10時間(登り6時間、下り4時間)。登りは約3時間で行けたので、大丈夫だと思っていましたが、途中の道迷いで20〜30分余分にかかりました。ただ、それでも最終ばすまで余裕がかなりありました。急登が多い道なので、平坦な道に比べて大幅に時間の削減ができたためだと思います。
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