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Yamareco

記録ID: 709967
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

甲武信ヶ岳 電車・バスで日帰り

2015年09月05日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.5km
登り
1,590m
下り
1,575m

コースタイム

日帰り
山行
5:57
休憩
0:05
合計
6:02
9:55
9:55
70
11:05
11:05
75
12:20
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30
12:50
12:55
75
14:10
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77
15:27
15:27
15
15:42
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
塩山駅〜西沢渓谷

復路
往路を戻る

甲武信ヶ岳の最寄りのバス停は、西沢渓谷と梓山です。このうち、梓山は始発は早いのですが、小海線沿線の駅から発車するので、前日泊か夜行列車でないと無理です。
西沢渓谷は始発が遅いので最速で9時30分と、かなり遅いです。中央線方面への最終は16時25分の山梨市駅行きです。標準コースタイムが約10時間に対し、最大滞在時間が7時間弱ですから3時間以上削減する必要があります(タクシーを使う前提なら話は異なります。)。ただし、毛木平方面へ下山し梓山から信濃川上駅行きのバスへ乗るという方法なら、もう少し時間に余裕ができます。バスの最終便が19時10分(期間運行)ですから、9時間40分も時間があります。東京に戻れるかが不安なところですが、佐久平まで電車で移動すれば新幹線が使えますから戻れます。

西沢渓谷
塩山発:http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/koutsu/detail/%E3%83%90%E3%82%B9%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8#C5
山梨市発:http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/guide/house/traffic/bus.html

梓山
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kanko/04_access.html
コース状況/
危険箇所等
徳ちゃん新道
よく整備されている歩きやすい道です。登り始めは尾根に向かう急登です。尾根にでてからも、急登が続きます。急登と、なだらかな道が交互に現れます。危険箇所は後半の痩せた尾根くらいです。

戸松尾根〜木賊山と破風山分岐
登山の後半も急登が続きます。U字型の尾根の急登が3分の1程度、樹林帯の急登が半分程度、残りが普通の登りです。ここが正念どころです。

木賊山と破風山分岐〜山頂
木賊山までの登りは緩やかです。その後は、甲武信小屋まで下り、山頂へ登り返すことになります。木賊山の下りがザレ場となっているので、注意。

近丸新道
徳ちゃん新道と近丸新道の分岐から沢に出るまでは急坂が続きます。ただ、ここの道は荒れていませんでした。問題は沢の渡渉。増水のためか、濡れないで渡るのが困難でした。しかも、道がどこにあるかが分かりにくく迷いやすいです。私はここで道を見失ない、遭難しそうになりました。登りの時も道を見失ないやすいので沢は要注意です。
沢を渡渉した後は、沢より高い道となります。昔使われていたレールが残っています。この道には斜面のトラバースが複数あります。一部、道が分かりにくい箇所があるので、迷ったらピンクの目印を探しましょう。
塩山駅から8時30分発のバスで西沢渓谷に行き、20分程度歩いて徳ちゃん新道の登山口に到着。バスは乾徳山と西沢渓谷に行く人でいっぱいでした。バスは2台でました。
2015年09月05日 09:55撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 9:55
塩山駅から8時30分発のバスで西沢渓谷に行き、20分程度歩いて徳ちゃん新道の登山口に到着。バスは乾徳山と西沢渓谷に行く人でいっぱいでした。バスは2台でました。
徳ちゃん新道はよく整備されていて歩きやすい道でしたが、急登の連続でした。人はかなり少なく、あまり会いませんでした。
2015年09月05日 10:28撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 10:28
徳ちゃん新道はよく整備されていて歩きやすい道でしたが、急登の連続でした。人はかなり少なく、あまり会いませんでした。
徳ちゃん新道で気をつける箇所は、この痩せた尾根くらいです。ここを登り切れば近丸新道に合流します。
2015年09月05日 10:58撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 10:58
徳ちゃん新道で気をつける箇所は、この痩せた尾根くらいです。ここを登り切れば近丸新道に合流します。
戸渡尾根も急登が続きます。
2015年09月05日 11:46撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 11:46
戸渡尾根も急登が続きます。
急登が終わると、開けた場所に出ます。この日は雲で何も見えませんでした。
2015年09月05日 12:04撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 12:04
急登が終わると、開けた場所に出ます。この日は雲で何も見えませんでした。
木賊山に到着。「とくさやま」と読みます。これが読めたら漢字マニアですね。
2015年09月05日 12:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 12:20
木賊山に到着。「とくさやま」と読みます。これが読めたら漢字マニアですね。
木賊山を下ると、甲武信ヶ岳が見えます。
2015年09月05日 12:23撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 12:23
木賊山を下ると、甲武信ヶ岳が見えます。
甲武信小屋に到着。ザ・山小屋という感じです。
2015年09月05日 12:30撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 12:30
甲武信小屋に到着。ザ・山小屋という感じです。
甲武信小屋から20分弱で山頂に到着。甲武信岳と表記されています(「ヶ」が抜けています。)。ところで、甲武信は「こぶし」と読むのですが、私は読めませんでした。甲州(山梨)、武州(埼玉)、信州(長野)の境にあるから甲武信という説があります。
2015年09月05日 12:50撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 12:50
甲武信小屋から20分弱で山頂に到着。甲武信岳と表記されています(「ヶ」が抜けています。)。ところで、甲武信は「こぶし」と読むのですが、私は読めませんでした。甲州(山梨)、武州(埼玉)、信州(長野)の境にあるから甲武信という説があります。
少し休んだ後、下山開始。
2015年09月05日 13:31撮影 by  iPhone 4S, Apple
9/5 13:31
少し休んだ後、下山開始。
途中の分岐は近丸新道を選択。沢までは急坂が続きましたが、荒れている感じはしませんでした。しかし、沢に着くと、道がよく分からなくなりました。ピンクの目印を見つけ、渡渉。渡る場所が見当たらず、苦戦しました。
2015年09月05日 14:44撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 14:44
途中の分岐は近丸新道を選択。沢までは急坂が続きましたが、荒れている感じはしませんでした。しかし、沢に着くと、道がよく分からなくなりました。ピンクの目印を見つけ、渡渉。渡る場所が見当たらず、苦戦しました。
あれ?道がどこか分からない。
2015年09月05日 14:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 14:51
あれ?道がどこか分からない。
こんなところを進むのかと思っていたら、途中で道がなくなりました。ここで20分くらい迷いました。
2015年09月05日 14:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 14:51
こんなところを進むのかと思っていたら、途中で道がなくなりました。ここで20分くらい迷いました。
生き残った。この道を見つけたときは、本当に嬉しかった。
2015年09月05日 15:09撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 15:09
生き残った。この道を見つけたときは、本当に嬉しかった。
分かりにくい道です。
2015年09月05日 15:09撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 15:09
分かりにくい道です。
この道にはレールが残っています。ここから、登山口まで、なだらかな道が多いです。
2015年09月05日 15:12撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 15:12
この道にはレールが残っています。ここから、登山口まで、なだらかな道が多いです。
15時30分くらいに登山口に到着。ここからバス停まで20分くらいだから15時40分のバスに間に合わないと思いましたが、遅れて発車したため間に合いました。
2015年09月05日 15:28撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 15:28
15時30分くらいに登山口に到着。ここからバス停まで20分くらいだから15時40分のバスに間に合わないと思いましたが、遅れて発車したため間に合いました。
無事、塩山駅に戻ってこれました。
2015年09月05日 16:41撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/5 16:41
無事、塩山駅に戻ってこれました。
撮影機器:

感想

遭難しそうになりました。
近丸新道を下山ルートとして使っていたところ、途中で道がなくなりました。沢沿いを歩くものと勘違いし、沢沿いの樹林帯に入り込んだことが原因です。荒れているとの情報があったのに加え、足跡があり、道が正しいと勘違いしました。沢沿いの道を進んでいくと、道がどこかわからなくなります。山の斜面沿いに足跡がついていましたが、どう見ても登山道ではありませんでした。濡れるのを覚悟で沢の反対側を進みましたが、途中、かなりの落差がある大きな岩がありました。足跡があるので進んでみましたが、とても危険で登山道とは思えませんでした。(進んでしまったら、遭難していたと思います。)結局、登山の原則に従い道を引き返すことにしました。すると、見逃していた道が見つかりました。沢を渡った時に、ピンクの目印がどこを指しているかが分からなかったことと、沢沿いの道を歩くと思っていたことが原因です。壊れた歩行者通路の看板も原因です。
この近丸新道、ここ以外にも道が不明瞭な箇所があります。木が積み重ねてある箇所に、ピンクの目印があるが道がよくわからない。枯れ木がない道を進むと、途中で遠くにピンクの目印を発見。戻ってみると、ピンクの目印がある箇所のそばに積み重なっている木を避ける道を発見し、元の道に戻れました。その後も、斜面のトラバースが複数ありました。沢の渡渉もあるので、こんな道、使いたくないです。

タイムアタック
今回の登山は時間との戦いでした。最終バスまでのタイムリミットは6時間55分。標準コースタイムは約10時間(登り6時間、下り4時間)。登りは約3時間で行けたので、大丈夫だと思っていましたが、途中の道迷いで20〜30分余分にかかりました。ただ、それでも最終ばすまで余裕がかなりありました。急登が多い道なので、平坦な道に比べて大幅に時間の削減ができたためだと思います。

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3/5

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