剱岳 早月尾根往復

2015年09月05日(土) [日帰り]

• GPS: 08:38
• 距離: 16.1km
• 登り: 2,408m
• 下り: 2,396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:38

4:54 スタート地点
5:21 5:21 松尾平
7:21 7:22 早月小屋
9:08 9:17 カニのハサミ
9:21 10:00 剱岳
10:01 10:19 カニのハサミ
11:37 11:44 早月小屋
13:07 13:07 松尾平
13:32 ゴール地点

天候

晴れ　午後から曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘の駐車場は満車で少し下りたところの駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

登山口〜早月小屋
最初の樹林帯は急階段なので昇降しやすい。
松尾奥ノ平を過ぎると木の根が出ていたり岩があるので濡れているときは滑りやすい
早月小屋〜山頂
しばらく樹林帯だが岩も多くなる。2,400mより上は森林限界で岩場が多いが登山道はしっかりしているので歩きやすい。2,600m以降は鎖場が連続するが足場はしっかりしているので慎重に行けば問題ないが高度感はある。

写真

9/5 4:53

5時はまだ暗かったのでヘッドライトスタート

9/5 5:18

樹林帯
ギザギザの影が何とも言えずドキドキ

9/5 5:26

松尾奥ノ平を過ぎると立派な立山杉がたくさん

9/5 5:52

赤谷山ですかね？

9/5 5:53

池平山ですかね？同定が難しい

9/5 6:10

雲海がきれいだ
虫が多いので何回撮っても写り込む(-_-メ)

9/5 6:20

陽が差してきた
最近は天気が不安定だけど今日は期待できる

9/5 6:40

南側も開けてきた
この山はわかりません・・

9/5 6:42

雲海2

9/5 6:44

リンドウはまだつぼみ
これから良く見るんですかね

9/5 7:20

早月小屋が見えてきた
テントもたくさんある

9/5 7:20

海も見えそう

9/5 7:22

早月小屋
トイレだけでスルーします

9/5 7:41

立山あたりかな？人工物が見える

9/5 7:42

気がつくと森林限界
ハイマツになってきた
小屋、登ってきた尾根が見える

9/5 7:50

山頂がハッキリ見えてきた
緊張しながらここでメットオン！

9/5 7:50

室堂が見える
あっちは観光で賑わってるんだろうね

9/5 7:57

大きな岩場が増えてきた
登っていると正面に見えてくる壁が登山道だったらどうしようと思うが違って登山道は歩きやすいことが多かった

9/5 8:09

トラバース
人も増えてきてゆっくり登る

9/5 8:09

小窓ですかね
切れ落ち方がすごい
行こうとは思えない・・そのうち行きたくなるのか？

9/5 8:11

チングルマ綿毛
ホッとする

9/5 8:33

ふーすごいね

9/5 8:41

さあ核心部ですよ〜ドキドキ

9/5 8:54

最初の鎖場からガイド登山と思われる方々が鎖にカラビナを2個かけて確保の練習だったため渋滞
ガイドさんも後ろにいていろいろ勉強にはなった

9/5 8:59

待っている間池ノ谷への切れ落ちを見る
怖い

9/5 8:59

足場はあるし捕まる岩もしっかりしているし鎖もあるし
慎重に行けばなんとかなった

9/5 9:09

振り返って登ってきた尾根
結構ギザギザしているが一般登山道だった

9/5 9:21

毛勝山ですかね
大猫〜猫又周回したいな

9/5 9:22

山頂！
たくさんの人で賑わっていた
普段は静かな山頂が多いので得意ではない

9/5 9:26

立山ほか北アルプスの峰々が良く見えた
これを見たかったので大満足

9/5 9:26

登ってきている人がいる

9/5 9:27

八ツ峰
剱岳だ

9/5 9:27

鹿島槍？

9/5 9:28

後立山の峰々

9/5 9:28

白馬岳
春に大雪渓を滑りたい

9/5 9:29

剣沢小屋
テントも多い

9/5 9:30

黒部五郎岳
来年になるな

9/5 9:33

高度感ある

9/5 9:33

白山も見えた
次は紅葉時期だな

9/5 9:33

早月小屋もみえるな

9/5 9:43

富士山もみえた

9/5 9:50

五竜岳？

9/5 9:51

唐松岳
ここもスキーで来たいな

9/5 9:51

杓子岳？
休憩中後ろでガイドさんが説明してたのを聞いていたけどすっかり忘れている

9/5 9:52

薬師岳
カールがきれいに見える
こんな天気の時再訪したい

9/5 9:52

槍ヶ岳
来年くらいに行ってみたい気もする

9/5 10:01

景色も堪能したし腹ごしらえもしたしコーヒーも飲んだし天気が悪くなる前に下山する

9/5 10:04

別山尾根
泊まりが出来ればこちらからも登りたいなぁ〜

9/5 10:07

分岐

9/5 10:10

登りの時ここで間違えた
まっすぐ行ったら道なくなったので引き返すがあせった〜

9/5 10:22

ハーネスつけている方もまあまあいた
下りで垂直についた鎖の時、御守りで持ってきていたカラビナとスリング使ったハーネスがないのでザックの腰ベルトにつけた（強度はないと思うが怖さは和らぐので）

9/5 10:23

鎖場
行きは足載せるほう間違えて無理な体勢になったが帰りはうまくいった

9/5 10:26

鎖場終わり！
少し安心するがまだまだ気は抜けない
ここを過ぎるとまた渋滞に巻き込まれる

9/5 11:05

岩場ルートが封鎖で土の登山道だった
木の根が多く土も柔らかい

9/5 11:32

ガスが出てきた
早めの行動でよかった

9/5 11:44

早月小屋からはもう山頂方面はみえない
個人的意見だけどここから空身で登る方もちらほら見られたがまだ山頂まで距離があるし危険個所もあるし緊急時のために飲み物と行動食と防寒着くらいはあったほうがいいと思うんだけど

9/5 12:13

ナナカマドかな

9/5 13:01

立派な立山杉
行きは暗くてうまく写せなかったので
行きは幹にさわりパワーをもらう

9/5 13:06

紅葉？

9/5 13:08

平坦地はドロドロが多くこの木の切り株がありがたい

9/5 13:10

松尾奥ノ平
標高プレートがある

9/5 13:15

この平坦地を過ぎるともう終わりは近い

9/5 13:20

立山杉2

9/5 13:26

最後の急階段
リズムよく下って終了！

9/5 13:28

行きは暗くて撮れなかった1

9/5 13:28

行きは暗くて撮れなかった2

9/5 13:28

行きは暗くて撮れなかった3

9/5 13:29

行きは暗くて撮れなかった4

9/5 13:29

行きは暗くて撮れなかった5

9/5 13:30

行きは先行者が写真を撮っていたのと暗かったので見ずにスルーした。帰りにこの石碑の前に立つと自分でもびっくりするくらいうれし泣きした。登りも下りもずっと緊張を保っていてこれを見た瞬間切れたのでそうなったと思うがこの気持ちを忘れず次回！

9/5 13:33

ホッとする〜

撮影機器：

IXY 30S CANON

感想

route581

登山を始めて憧れの山は剱岳と穂高連峰。

そろそろ体力的にも早月尾根行けそうと思っていたが技術的に微妙だけど実行。初めて行くならスカッと遠望が利くいい日に行きたいと思っていて天気予報をチェックするが直前になると雨になることが多くやきもき。今日は天気予報は曇りだったが駐車場に着くと星も出ているし下の駐車場からはギザギザの影がハッキリ見えて期待！

登りでも下りでも岩場は特に慎重に樹林帯でも濡れた岩や木の根が滑り気が抜けない。下りでは登りの方が待ってくれることもあるので早く行かなければと思い急いだら滑って膝を岩にぶつけた。下山後湿布して帰宅してアイシングしたがまだ痛む。早月小屋以降の下りは精神修行と割り切って頑張る。月末に小松鉄人レースに出るので練習しているが自転車のあと走るとすぐに歩きたくなるのでそれを戒めるための試練だ。試練と憧れの文字をみて今日の登山もそうだけど月末の憧れ（大会）のためにまた試練（練習）だ！（仕事もね(T_T)）

今日は土曜で久しぶりの好天とあって人が多く自分のペースで行けなかったので次回は平日で空いているときを狙ってまた行きたいと思った。

コメント

がんちゃん

おめでとうございます
koueiさん、
ここの所の悪天候にめげずに当面の目標を達成しましたね！
今日だけピンポイントで晴れだったのでどこも混んでたと思いますが、剣も例に漏れずでしたか。
山座同定は結構違ってるけど、多めに見ておきます(￣ー￣)

route581

Re: おめでとうございます
Sanchanさん　ありがとうございます

今日だけは前日でも変わることなくいい天気だったんで出発したんですが
立山インター出たころ雨がひどく降ってきたので焦りましたが結果的にいい日でした

駐車場も満車だったので混んでるとは思いましたが山頂は大盛況で違和感ありでした。

山座同定サボった訳ではありませんよ！一生懸命書きこんで0点な感じです。
今度教えてください

touryou

当てましたね〜(^.^)
中々好天に恵まれない中　見事ドンピシャでしたね！
やっぱどーせ行くなら・・・ねぇ

しかし上の方も相変わらずの辛口コメントですな
こりゃしっかり勉強してから・・・写真ＵＰしねぇといけねぇわ(^_^;)

それにしても、渋滞してる中でビックリするようなタイムですな
次のSTSも・・・ここで決まりですか

　　そっちも！　楽しみにしてますね〜(^.^)


ありゃ
いつの間にkoueiさん入ったの(>_<)

route581

Re: 当てましたね〜(^.^)
touryouさん　こんばんは

初の剱だから晴れた日にと思い変更変更でやっと当てることが出来て
本当によかったですよ！

見る角度が違うと全然違う山に見えますね。いつもは同定用の地形図持っていく
のですが最近はガスや曇りで全く意味がなかったので持ってこなかったらコレですよ・・
上のコメント、真摯に受け止めます(T_T)

最近STS意識してアクセスも良く見てますが途中厳しい林道がありますね。
コレをやるにはあと1,2回剱岳登らないと身も心ももたないですねぇ〜

sou

おめでとうございます
早月尾根登られてたんですね。
後立山の尾根歩きながら剱岳見てましたよ。
koueiさんは初剱になるんですかね？僕も初めて登頂した時は充実感と達成感が最高でした。いまでは初ピークでも感動が薄れー・・・みたいなことになってますが＾−＾；
同じく早朝糸魚川ＩＣ降りた後土砂降りだったので不安をよぎりましたが今日は久々の山日和でしたね＾−＾

route581

Re: おめでとうございます
souさん　ありがとうございます

souさん後立山に登られてたんですね！同定が全くできずもっと
勉強が必要と強く感じましたよ。

登山始めたときは剱岳は遠い夢でしたから実際登り無事に下山できたので
今までで最高の達成感と充実感で満たされました。いつまでもこの気持ち
でいたいですがそのうち薄れていくんでしょうかね〜。

雨は局地的だったんですかね。ホント焦りましたよね。

カズミン

早っっ ! !
koueiさん♪
ようこそ早月尾根へ
私も三年前に初めて登頂したときは感動したなぁ
自分の鍛錬のために毎年行きたいと思っています

それにしても・・・
混んでるとはいえ、このタイム ! !
どんだけ？ですか
鉄人レースに出場されるくらいですもんね
レースも頑張ってくださいね

route581

Re: 早っっ ! !
kazumiさん　こんばんは

ようやくみなさんの仲間入りできましたよ！
帰りの車の中でもフツフツと達成感がわいてきてとても
すがすがしかったですよ。僕も毎年挑戦したいです。

タイムは・・早月尾根なのでどうしても意識してしまいますね。
安全を確保できる範囲でですけどね。
レースは一番入門のコースですが頑張ります

tekapo

速い〜タイムですね
なんとも速攻のコースタイムです。
8時間少しで往復ですか。早いです。
この日は雨続きの日々の唯一の晴れでしたね。
私も富山を離れる前に早月尾根に行っておきたかった・・・

route581

Re: 速い〜タイムですね
tekapoさん　こんばんは

時間は意識しないようにしてもキリのいいところで収めたいと思ってしまいます。
一応心拍計も付けているのでオーバーペースにはならないよう努めてはいるのですが
下山は疲れて今も筋肉痛なんです・・・

この好天を逃さなくて本当に良かったですね。

tekapoさんはいろんなところに行けるので僕はうらやましいです。
八ヶ岳、南アルプスなども行ってみたいです。
また北陸になった時、早月尾根ですね！

やまちゃん

ドキドキしました。
もうずいぶん前に早月尾根は長男(当時小5)と小屋泊で登りましたが、自分はともかく、よくこんなとこ連れてったなと思っちゃいましたよ。

いやあしかし、スピードと慎重さは両立できるんですね。改めて実感しました！

route581

Re: ドキドキしました。
yamachanさん　こんばんは

小5の長男さん連れて登ったんですか！小屋泊とはいえすごいですね！鎖場で先行者の方やすれ違う方を待っているとき皆さんを見ていましたがこっちがハラハラしますよね。本人は平気なんでしょうけど・・
我子だと気絶しそうなのでやめときます。

早月尾根を登るからには気合入れて登らないと、と思ってしまいます。

ミラー妻🤗

私は山頂でちょっと泣いちゃいました。
嬉し泣きの文字に、剱岳登って泣くのは私だけではなかったと昨日の感動が倍増しました。
Koueiさんのようなスーパー健脚者でも魂が揺れるくらい剱岳はやはり別格の山ですね。

感動が甦るレコありがとうございました。

それにしても速いですね。

私は倍くらい時間かかりました。

でも自分の足に感謝です。

いろんな剱岳のレコ見ましたが達成感の感覚が一番近いレコでした。
嬉しかったです。
ミラー妻

route581

Re: 私は山頂でちょっと泣いちゃいました。
miller0514さん　はじめまして

登山を始めたときはまさか自分が剱岳に登るとは思ってもみなかったんですが
いろいろ経験を重ねると憧れが強くなりましたね。画像では良く見る石碑を
目の前にすると感情を抑えることは出来ませんでした。まさに別格でした。

早月尾根は標高差と道のりが厳しいので乗り越えられた足には本当に感謝ですよね。
自分との闘いですから時間はそのご褒美的感覚だと思っています。