寂静山、豪円山(大山第1駐車場〜寂静山、豪円山〜大山第1駐車場)【大山町、鳥取県】


- GPS
- 01:28
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 223m
- 下り
- 222m
コースタイム
- 山行
- 1:02
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 1:28
大山第1駐車場 653 ― 大川寺参道下 655 ― トイレ休憩 659/703 ― 大川寺山門下 708 ― 大川寺710/712 ― 石畳の道 714 ― 途中の「中の原分岐」719 ― 寂静山 723/728 ― 山頂下の「中の原分岐」 729 ― 工事用道接近 734 ― 工事用道路に合流 738 ― 豪円山登山口、キャンプ場 739 ― 墓石群 742 ― のろし台 747 ― ジャンプ台上 751 ― 豪円山 755/ 803 ― ジャンプ台上 807 ― のろし台 810 ― 豪円山登山口、キャンプ場 814 ―(源盛坂遊歩道経由)― 車道合流 818 ― 大山第1駐車場 821
●行動時間 1:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=大山第1P) 大山第1駐車場―寂静山―豪円山―大山第1駐車場 (大山第1P=米子家) ●登山口へのアクセス ○大山第1駐車場 ・山陰道「大山IC」からの県道158号または山陰道「米子東IC」からの県道24号で大山へとアクセスすると、大山寺参道前で車道方面へと左折。約100mを左折すると第1第2駐車場 ・駐車場は広く、さらに他にも第5まである。それらの合計で600台くらい駐められるとのこと ・夏山登山口からの登山であれば、その近くにある南光河原駐車場がある。50台収容とのこと (2024.8現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○駐車場〜大山寺 ・大山寺の参道を上がる。舗装された急な坂道 ○大山寺〜寂静山〜キャンプ場前 ・大山寺の正面に向かって左から裏手に回り込み、続く山道を進む。石畳道にぶつかるので右上方へとクランク。再び山道を行く。やがて木段の道となりまっすぐ進めば寂静山。山頂から100mほど戻って左折すると、豪円山下のキャンプ場へと至る ○キャンプ場前〜豪円山〜キャンプ場〜駐車場 ・キャンプ場前では道が錯綜している。「のろし台」を指し示す標示に従い舗装路を上がる。のろし台の先にはジャンプ台スタート点がある。そこからは山道となり、草に埋もれたところもあるが山頂まで踏み跡は続いている ・山頂からのろし台下へと続く尾根道があるはずだが、下部がわずかに見分けられる程度で、上部は完全に笹原の中だった (いずれの記述も2024.8現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストア ・大山寺近辺には手頃な店はなさそうなので、麓を離れる前に調達したほうがよいと思われる。 ・ちなみにモンベルが大山寺と夏山登山口の間にあり早朝から開いている。山用品の不足はここで補うことができる ○飲食店 ・大山寺の周囲には飲食店がいくつもある ●日帰り温泉 ・日帰り温泉としては豪円湯院がある。ほかにも日帰り入浴可能な施設があるようだ (いずれの記述も2024.8現在) |
写真
感想
大山周囲の山々へと向かった。
今日も午後からは用事があるため、あまり本格的には歩けない。大山付近の観光地の下調査も兼ねて、早朝の豪円山へと行くことにした。米子から大山への標準的なルートと思われる県道24号をクルマで行くと、道路両側には十分すぎる緑地があってさらに葉振り豊かな並木に挟まれた道となった。日本にはないような贅沢な道取りで、大山に到着する前から自然の中へと誘う雰囲気が表れている。
駐車場には7時前に到着した。すでに出立した人々を見やりながら駐車場へ。駐車場にはすでに数十台の車がある。
いっぽう大山を見上げると、残念ながら頭はぶ厚いガスの中だ。標高千メートルくらいから上であろうか、雲の中に隠れている。雲の色味や厚さを覗うに、雨になっているのかもしれない。
こちらは大山寺から寂静山へと向かう。大川寺方面へと歩き出す人は全くいない。途中で見かけるのも登山とは縁のない、土地の方だ。
大山寺の急段を上り境内へ。お詣りをして境内裏手から寂静山方面へ。石畳の道を横切るように進み、ようやく山道っぽい道へ。
大山寺近辺はハイキング向け整備が十分になされており、ここも木段整備が行き届いている。途中の小ピークが三叉路になっており、中の原とされる方向を右へと分ける。地図によると、そちらからも寂静山には行けるようだが回り道になるようだ。まっすぐのルートを選んで進む。緩やかながら連続的な上り段となり、もう一度中の原方面を分けると一登りで寂静山山頂に到着。
草の隙間からは弓ヶ浜、島根半島方面をしっかりと見ることができる。大山方面は、出発時と変わりがない。山頂はかくれんぼのままだ。
木段を降り、中の原とされる方面へと右折。しばらく行くと隣の工事用道路と接する地点に到着。地図によるとさらに先で工事用道路に吸収されるようだが、そこまでは山道も続いている。どちらを歩くのかは迷うほどもなく、山道を降りた。さして見どころもなく工事用道路に合流。ほんのちょっと降りると、豪円山登山口にほど近い車道へと顔を出した。
豪円山の山腹はスキー場のゲレンデになっている。登山コースはその外縁をなす尾根上にある舗装小径だ。しばらく歩くと墓石群が表れる。大山寺中興の祖豪円僧正を第一世とした第二世から第七世までの供養塔が建てられている。更に歩くとのろし台に到着。
おそらくのろし台からは立派な大山が拝めるのだろうが、今日はガスの中に沈んでいる。大山周囲の甲ヶ山や矢筈ヶ山はその姿を見ることができる。
さらに上ると、小屋がある小さな広場に出た。見るとジャンプ台上の待機小屋のようだ。ジャンプ台の上に立ってみる。ノーマルヒルとのことだが、かつて上に立ってみたことのある白馬よりも小さく感じる。
ジャンプ台を後にして山頂を目指す。しかしここからは藪に埋もれた道を行くことになる。どうにか踏み跡を感じ分けることはできるが、あまり明瞭ではない。しかも蜘蛛の巣が次々に現れこちらを襲撃する。払いながらではどうにも速度は落ちてしまう。
どうにか山頂に到着。山頂部も草に埋もれている。先ほどの寂静山にもあったが方向指示円柱が建っている。記憶に間違いがなければ大山の山頂にも同様のものがあったように思う。
山頂碑の背後に回り込んでみると、豪円僧正の像が米子城をにらんでいた。本来は像の脇から直降道があるはずだが、こちらは笹原に埋もれて道筋を眼で探ることも困難だ。
仕方がないので、来た道を戻る。行きよりも軽快に進み、あっという間に登山口に到着し、さらに駐車場へもあまり時間をかけることなく到着した。
朝9時前には終わってしまう山行きというのも残念だが、この厚さの中ではこういう程度がいいのかもしれない。この夏は控えめに過ごすことになるかもしれない。
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