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記録ID: 7107493
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ハイキング
大雪山

霧の中のニセイカウシュッペ山

2014年07月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:50
距離
10.8km
登り
759m
下り
759m

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
0:45
合計
5:50
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス 古川砂金越林道の登山口に駐車しました。
前日暑寒別岳に登った後1泊した協和温泉。まだ寝静まっている早朝の4時半に出発した。
2014年07月05日 04:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 4:29
前日暑寒別岳に登った後1泊した協和温泉。まだ寝静まっている早朝の4時半に出発した。
国道273号から林道に入る。写真は帰途に林道から国道を撮ったもので、上川は左の方向。
2014年07月05日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 13:46
国道273号から林道に入る。写真は帰途に林道から国道を撮ったもので、上川は左の方向。
2kmほど走って分岐を右へ。登山口まで11.4kmと書かれている。
2014年07月05日 06:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 6:01
2kmほど走って分岐を右へ。登山口まで11.4kmと書かれている。
未舗装の道をしばらく走って行くとゲートがあった。念のため事前に聞いておいた鍵の番号を合わせて扉を開け、車を移動してから扉を閉めて登山口に向かった。
2014年07月05日 06:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 6:04
未舗装の道をしばらく走って行くとゲートがあった。念のため事前に聞いておいた鍵の番号を合わせて扉を開け、車を移動してから扉を閉めて登山口に向かった。
未舗装の道は昨日の南暑寒荘への道とよく似ていたが、 排水のためか短い間隔で道を横断して溝が掘られているため走行性が悪かったのが難点だった。
登山口には6時35分に着く。すでに4、5台の車が止まっていた。支度をしてから登山届に記入して出発したのは6時55分だった。
2014年07月05日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 6:51
未舗装の道は昨日の南暑寒荘への道とよく似ていたが、 排水のためか短い間隔で道を横断して溝が掘られているため走行性が悪かったのが難点だった。
登山口には6時35分に着く。すでに4、5台の車が止まっていた。支度をしてから登山届に記入して出発したのは6時55分だった。
はじめのうちは幅も広く勾配も少ない歩きやすい道。しかし曇り空のため木々の緑は冴えない。
2014年07月05日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 7:00
はじめのうちは幅も広く勾配も少ない歩きやすい道。しかし曇り空のため木々の緑は冴えない。
1時間ほど登って行くと”あと3km”と書かれた道標があった。同じものが5kmから1kmごとに立てられていた。このあたりからまわりは霧に包まれた灌木帯になる。
2014年07月05日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:03
1時間ほど登って行くと”あと3km”と書かれた道標があった。同じものが5kmから1kmごとに立てられていた。このあたりからまわりは霧に包まれた灌木帯になる。
道端にはいろいろなお花が咲いています。これは、ミツバオウレン。
2014年07月05日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:04
道端にはいろいろなお花が咲いています。これは、ミツバオウレン。
言わずと知れたゴゼンタチバナ。
2014年07月05日 08:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:18
言わずと知れたゴゼンタチバナ。
・・・・・。
2014年07月05日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:29
・・・・・。
アオノツガザクラも咲いていました。
2014年07月05日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:32
アオノツガザクラも咲いていました。
8時40分に”あと2km”地点を通過。霧は相変わらず。
2014年07月05日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:39
8時40分に”あと2km”地点を通過。霧は相変わらず。
”あと2km”地点から見晴台までは一歩きの距離。しかしあいにくの霧で何も見えない。
2014年07月05日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:45
”あと2km”地点から見晴台までは一歩きの距離。しかしあいにくの霧で何も見えない。
見晴台での状態で、さすがに今日は展望はダメかも知れないと思ってしばらく行くと、行く手の霧が晴れて鋭いピークが見えてきた。
地図を見ると無名のピークのようだが、天候の回復に少し期待が持てそうな気がしてきた。
2014年07月05日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:49
見晴台での状態で、さすがに今日は展望はダメかも知れないと思ってしばらく行くと、行く手の霧が晴れて鋭いピークが見えてきた。
地図を見ると無名のピークのようだが、天候の回復に少し期待が持てそうな気がしてきた。
そこからしばらく登って振り返ると歩いてきた尾根が見えた。
2014年07月05日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 8:57
そこからしばらく登って振り返ると歩いてきた尾根が見えた。
道は先ほど見えた無名のピークの斜面を横切って霧がまとわりつく大槍を見ながら高度を上げて行く。
行く手左下は雪を残した茅刈別第三支川の源流地帯。やがては石狩川に合流する。
2014年07月05日 09:06撮影
7/5 9:06
道は先ほど見えた無名のピークの斜面を横切って霧がまとわりつく大槍を見ながら高度を上げて行く。
行く手左下は雪を残した茅刈別第三支川の源流地帯。やがては石狩川に合流する。
一瞬、霧が晴れて姿を見せた大槍。(帰路)
2014年07月05日 11:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:07
一瞬、霧が晴れて姿を見せた大槍。(帰路)
ニセイカウシュッペの頂が見えてきた。
2014年07月05日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:14
ニセイカウシュッペの頂が見えてきた。
大槍の巻き道は花の道だった。写真はハクサンイチゲの群落。
2014年07月05日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:17
大槍の巻き道は花の道だった。写真はハクサンイチゲの群落。
ハクサンイチゲ
2014年07月05日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:16
ハクサンイチゲ
エゾコザクラの小群落
2014年07月05日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:13
エゾコザクラの小群落
エゾコザクラ
2014年07月05日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:00
エゾコザクラ
”あと1km”地点を通過。
2014年07月05日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:55
”あと1km”地点を通過。
そこから少し行くと”ニセ登山路”と書かれた道標があった。大槍への分岐点だが、一瞬この道がニセならどれが本物の道かなと思いました。
2014年07月05日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:48
そこから少し行くと”ニセ登山路”と書かれた道標があった。大槍への分岐点だが、一瞬この道がニセならどれが本物の道かなと思いました。
エゾノツガザクラの群落。
2014年07月05日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:31
エゾノツガザクラの群落。
エゾノツガザクラ
2014年07月05日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:27
エゾノツガザクラ
高山植物の代表格のチングルマ。
2014年07月05日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:31
高山植物の代表格のチングルマ。
イソツツジも沢山咲いていました。
2014年07月05日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:49
イソツツジも沢山咲いていました。
花の道を歩いて辿り着いた前山との鞍部からニセイカウシュッペ山を仰ぎ見る。あと一登り。
2014年07月05日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:40
花の道を歩いて辿り着いた前山との鞍部からニセイカウシュッペ山を仰ぎ見る。あと一登り。
9時45分にニセイカウシュッペ山頂に到着。昨日と比べるとあっけない登りだった。
2014年07月05日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 9:48
9時45分にニセイカウシュッペ山頂に到着。昨日と比べるとあっけない登りだった。
三角点のある山頂から東の方を見ると、山頂より少し高そうなところがあったので行ってみた。やはりこちらの方が少し高かいかな。
2014年07月05日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:20
三角点のある山頂から東の方を見ると、山頂より少し高そうなところがあったので行ってみた。やはりこちらの方が少し高かいかな。
まわりが白一色の山頂でも時折霧が切れて思わぬ展望を得られるときがある。この時も一瞬霧が晴れて、大槍やその右の無名のピークの斜面を横切って続く登山道が認められた。
2014年07月05日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:02
まわりが白一色の山頂でも時折霧が切れて思わぬ展望を得られるときがある。この時も一瞬霧が晴れて、大槍やその右の無名のピークの斜面を横切って続く登山道が認められた。
その左に前山の斜面を横切る道も見える。
このニセイカウシュッペ山への登山道は実に単純明快で、登山口から山頂までクロソイド曲線を描くように付けられている。また途中にあるピークはすべてその山腹を巻いて下りや登り返しがほとんどなく実に登りやすい。
2014年07月05日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:03
その左に前山の斜面を横切る道も見える。
このニセイカウシュッペ山への登山道は実に単純明快で、登山口から山頂までクロソイド曲線を描くように付けられている。また途中にあるピークはすべてその山腹を巻いて下りや登り返しがほとんどなく実に登りやすい。
最高点と思われるところからは、沸き立つ雲の間から比麻良山方面の山々が見えた。
2014年07月05日 10:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:27
最高点と思われるところからは、沸き立つ雲の間から比麻良山方面の山々が見えた。
特に目を引いたのは、通称アンギラスと呼ばれる鋸状の岩峰からなる無名のピークだ。
今日は時間がないのでダメだが、今後もし再びこの山に来ることがあったら是非とも登ってみたいピークだ。
2014年07月05日 10:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 10:28
特に目を引いたのは、通称アンギラスと呼ばれる鋸状の岩峰からなる無名のピークだ。
今日は時間がないのでダメだが、今後もし再びこの山に来ることがあったら是非とも登ってみたいピークだ。
山頂で45分ほど過ごしたが、人も増えてきたので10時半に下山開始。
来た道を坦々と下って行き無名のピークを巻いて行くと左に特徴ある岩峰が見えた。あれが大槍から続く尾根上にある小槍かも。
2014年07月05日 11:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:16
山頂で45分ほど過ごしたが、人も増えてきたので10時半に下山開始。
来た道を坦々と下って行き無名のピークを巻いて行くと左に特徴ある岩峰が見えた。あれが大槍から続く尾根上にある小槍かも。
尾根道を下って行く。下の方は晴れてきているようだった。
2014年07月05日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:20
尾根道を下って行く。下の方は晴れてきているようだった。
見晴台の手前で無名峰を振り返る。
2014年07月05日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:21
見晴台の手前で無名峰を振り返る。
戻ってきた見晴台からは山頂付近が雲に覆われた大雪山を望むことができた。ニセイカウシュッペ山からの展望の目玉はこの大雪山なので、その片鱗でも見ることができたことに一応満足。
2014年07月05日 11:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:23
戻ってきた見晴台からは山頂付近が雲に覆われた大雪山を望むことができた。ニセイカウシュッペ山からの展望の目玉はこの大雪山なので、その片鱗でも見ることができたことに一応満足。
無名峰と雲に包まれたニセイカウシュッペ山を振り返る。
2014年07月05日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:32
無名峰と雲に包まれたニセイカウシュッペ山を振り返る。
見晴台からもう少し下ったところから見た大雪山。
2014年07月05日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 11:45
見晴台からもう少し下ったところから見た大雪山。
登山口まであと500m地点。登りやすく花と展望が素晴らしい人気の山だけあって、下るときは多くの登山者とすれ違った。
2014年07月05日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 12:30
登山口まであと500m地点。登りやすく花と展望が素晴らしい人気の山だけあって、下るときは多くの登山者とすれ違った。
12時40分に登山口に戻る。ほぼ予定どおりの時間だった。
2014年07月05日 12:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/5 12:38
12時40分に登山口に戻る。ほぼ予定どおりの時間だった。
撮影機器:

感想

暑寒別岳に登った翌朝、泊まった温泉宿で目が醒めたのは4時前。外を見ると曇り空だった。支度をして4時半に一夜の宿をあとにして天塩岳の登山口に向かったが途中で雨が降り出した。昨日の疲れもあり、天塩岳に登って夕方新千歳まで戻るのはちょっとしんどいかなあという不安があり、また天気も良くなかったので、今回は天塩岳は諦めて比較的短時間で登れそうなニセイカウシュッペ山に変更することにした。
Uターンして愛別に戻り、上川を経て国道273号で登山口に向かった。旭川紋別自動車道と2回交差してから右側を注意深く見ていくと”ニセイカウシュッペ登山口13.4km”と書かれた案内板があったのでそこを右折して古川砂金越林道に入っていった。
登山を開始したのは午前6時55分で、いつもよりゆっくりした時刻だった。登山道は全体的にほぼ一定の緩い勾配で歩きやすく、道の途中には数多くの高嶺の花々が咲いていた。往復5時間ほどで容易に高山気分が味わえるいい山だったが、肝心の大雪山を眺めることができなかったのは残念だった。

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