鹿島槍ヶ岳 熊を感じながら扇沢からピストン



- GPS
- 15:29
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,451m
- 下り
- 2,451m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:59
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:06
天候 | 初日は午前中は晴れ。午後から曇り。2日目は晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備され、危ない所はありません。 |
写真
感想
柏原新道は噂通り大変良く管理されている道ですが、最初は急登の連続で大変です。早朝の5時出発でしたが、最初の一時間で汗でぐっしょり。但しその後は少しなだらかになって歩きやすくなります。
初日(7日)は昼からの天気の予報が悪かったので、冷池山荘で午後は休息。
二日目は冷池山荘で購入したナップサックに水と雨具を入れ、早朝に鹿島槍ヶ岳に向かいました。布引岳を越えると雷鳥がお出迎え。鹿島槍ヶ岳への尾根道はきれいに見えますが、山頂は雲の中。6時前に山頂に着きましたが、頭の上は快晴でも、ガスが上がってきて周りの山はほとんど見えません。風が強かったので、あきらめて下山すると徐々に雲が晴れてきて、山頂がくっきりと見え始めました。もう少し山頂で待っていれば良かった・・・。
周辺の山も見え始め、頂上からではありませんが素晴らしい景色を堪能。7時頃が一番良く見えましたが、その後、徐々に雲が下から上がってきました。ベストタイミングに登るのは難しいですね。高山植物が咲き誇っており、写真を撮ってばかりでなかなか前に進めません。
熊がそばにいる雰囲気を感じます。初日は爺ヶ岳から冷池山荘の途中にフレッシュな糞が登山道にあり、また南峰で熊の目撃情報あり。しかし、この付近は見通しが良いので、あまり危険な感じはしません。
二日目の下山時、種池山荘を出ると、すぐ下に熊がいますとの情報があり、一気に緊張が走りました。遭遇した方からお話を伺ったのですが、まず11:10頃、ガレ場の登山道を複数頭が歩いているのに、女性のソロの方が遭遇。急に目の前に現れて大変驚かれたそうです。次いで、その約20分位後、ガレ場を200m程度降りた登山道脇に熊が現れましたが、3人のpartyで発見が早かったのか落ち着いて対処できたようです。
熊が現れて10~15分後に私たちは現場を通り過ぎましたが、熊が現れることはありませんでした。妻も私も熊鈴を持っていましたが、効果があったのかもしれません。
その後、かなり下に降りてから救助隊員の方が上がってこられたので熊の話をしましたら、上記のことは既にご存じでした。この地域は熊の生育地域ですから、出会うことはあります、とのお話でしたが、慌てずに冷静に対処しなさい、とのことだと思います。早朝等であればともかく、昼間で登山者が多く歩いているときは熊と会わないのではと勝手に考えていましたが、そうではありませんでした。いつでも熊は現れることがあるとの意識を持ち、注意して歩くことが大切と思いました。
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