富士山-富士宮口



- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,578m
- 下り
- 1,578m
コースタイム
初日に宝永火口を見た。九合目より夜間に頂上まで登た。
1日目:
7:43新五合目-8:00新六合目-09:40新六合目-8:21第一宝永火口(途中で引き返し)8:42-9:00新六合目-10:02六合目-11:10新七合目-11:50七合目-12:55八合目-13:43九合目(表口九合目万年雪山荘)
2日目:
九合目(表口九合目万年雪山荘)01:20-02:02九合五勺-03:01山頂(浅間大社)-お鉢廻り-6:35剣ヶ峰7:19-8:09山頂-08:29九合五勺-08:49九合目-9:12八合目-9:48七合目-10:09新七合目-11:28新六合目-11:42新五合目
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスは6時〜17時まで30分間隔で発車。 水ヶ塚駐車場は早朝から込むので、夜間に到着することをお勧めします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストの有無:新五合目の登山口にあり。 危険箇所:特になし。 注意箇所:富士宮口から宝永山への移動は、ルート上の砂でかなり足場が不安定ですので、上りがかなり大変です。体力をかなり消耗します。 温泉:近場には特に見つけられず。 飲食店:特になし。 登山バッヂ:頂上だけで販売しているバッヂ(\700円/個ぐらい)が多数あります。 その他:頂上の剣が峰は混雑 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
当日は天気が良く、絶好の登山日和。
しかしながら、8年前に続き今回も高山病に悩まされました。ゆっくりと登ることで多少は症状を抑えることはできましたが、困ったことです。
一気に山頂を目指す予定でしたが、連れの若い同僚が山頂で日の出を見たいといい、予定を変更しました。
せっかくなので新六合目から宝永山を目指しましたが、途中のざれ場が酷くなかなか前に進みません。体力が消耗するばかりだったので、やむなく第一火口であきらめました。
高度を稼ぐにつれ、徐々に疲れて歩みが遅くなっていきました。そこで七合目で休憩を兼ねて食事をしました。もつ煮を頼みましたが、塩味が効いておいしいこと。疲れが取れていきました。山小屋を出ようとした所、入り口に置いていたストックがありません。他の人がとり間違えて持って行ってしまっていました。長さもポールの色も違うのになあ。・・・これにはがっかり。(自分が持っていたのと比べてかなり短く、下山時には苦労しました。)
やがて軽い頭痛に襲われ、歩みが遅くなって行きました。高山病の症状が出てきたようです。できればゆっくり登りたいのですが、連れは元気で歩みは速く、難儀しました。
宿泊する万年雪山荘(九合目)に昼過ぎに着きました。折角なので、持ってきたビールを味わいました。その後食事(カレー)をしましたが、その内頭痛+吐き気に襲われました。起きて動く気はまったくないので、とにかく横になるしかありません。夜中に出発する予定なので眠ろうとしますが、時折眠くなる程度。その内夕方過ぎに男女のカップルが相部屋にやってきました。(いいな〜)連れの女性は具合が悪かったようです。
夜の寒い中、頂上を目指して出発します。天気は雲ひとつなく、きれいな星々が天上に輝きます。しかし私は頭痛は治らず、気分が悪い。足を上げようとしても歩みは遅く、休憩を繰り返し取るしかありませんでした。そんな中、若い同僚は平気で登って行きます。やがて頂上近くになって下を見るとヘッドランプの列ができていました。
頂上は寒く、日の出までまだ2時間ぐらいの余裕がありました。防寒着、エマージェンシーシートにくるまって寝ている人がいました。山小屋で貰った弁当を食べ、暖かいコーヒーを飲もうと湯を沸かそうとしましたが、ストーブが点火できない。ライターを持っていなかったので、やむなく近くでストーブを使用していた人にライターを借りました。ついでにカップラーメンを食べようとしましたが、温度が低い上に強い風が吹くため、ラーメンが硬かったです。
やがて日の出が見える吉田口側に少し移動をし、風の強い中、日の出を待ちます。この時すでに朝焼けが見えていました。
日の出は美しく、何度見てもいいです。
やがて周りが明るくなり、移動をしようとして吉田口、御殿場口方面を見ると、すでに長蛇の列が下山を開始していました。混みようは富士宮口と比べると雲泥の差です。吉田口頂上は人であふれており、歩みを進めるのも大変でした。
記念にバッヂを買って、お鉢めぐりを始めます。
八ヶ岳、アルプス郡を眺めながら剣が峰を目指します。
剣が峰にはルート上に残雪があり、通行止めになっていました。確かに足を滑らしたら、止まることなく火口に向かって落ちていきます。
剣が峰には人が多く、待つ人が列をなしていました。
記念写真を撮った後、郵便局で証明書用の葉書を同僚が買ってくれました。早速郵便局で名前、住所等を書き、記念スタンプを押して投函しました。
下山時はすでに暑くなっていました。上りとは変わり、どんどん下っていきます。しかし、なかなか頭痛は治まらず、疲れていきました。新七合目で食事(チャーハン)、休憩をしました。疲れは少し取れ、昼前には新五合目に到着しました。しかし頭痛は治まりません。高山病にかからず平気だった筈の同僚も頭痛をうったえます。軽い熱中症にかかったのかも知れません。
帰りのシャトルバスは行きと同じで混雑している上に昼間なので暑く、げんなりしました。混雑していたはずの臨時駐車場にすでに車はなく、オートキャンパーがちらほらといました。帰りに温泉に入ろうとしましたが、近くに見つけることができず、已む無くそのまま帰ることにしました。
高速はすでに混んでおり、渋滞に巻き込まれました。
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