夏だ!伊吹山


- GPS
- 05:16
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
往路 2時間40分 復路 1時間40分 GPS沿面距離 約11km
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★コースは晴れたら頂上まで見渡せる ★情報通り、樹林帯(1合目)を抜けたら日陰ほとんどないが、全くないわけでもない ★6合目より上は離合、追い抜きが難しいところが多い |
写真
感想
6月20日(日)から日曜の度に天気が崩れ、とうとう1ヶ月。
おかげで自身2座目の百名山は真夏の伊吹をやる羽目に・・・暑さは苦手なんだけど。
当日の長浜の最高気温は32.1度、日陰が乏しい、標高差1150m。よほど物好きじゃない限りこんな日に登山する人いないだろうとの予想は大きく覆され、9時の時点で周辺の駐車場はどこも満車、たまたま下山した人のスペースに駐車できた¥500也。
三之宮神社の石段を登っただけでしんどい、本当にこんな日にこんな山登れるんだろうか?と不安がよぎる。
前半、樹林帯の中はゆっくり呼吸を整えながらペースをつかむよう心掛けるが発汗が尋常じゃない、日焼け止めクリームも汗で流れるが追加投入する気も起きない、樹林帯を抜けてやっと1合目、そこからスキー場内のダラダラ坂では、まともに直射日光を浴びながらそれでも休まず止まらず3合目もスルー(1時間か標高800mまでは休まないと決めていた)最終リフト下でやっと本日1回目の小休止、本日最初の水分補給500ml。
ここから上を眺めると急斜面のつづら折れ道が頂上に向かっており、しかも人、人、人、最上部は気が遠くなりそうなところにある。
意を決して出発。身体が重い、脚は前太腿が筋肉痛、気を紛らわしながら前進、5合目、7合目とスルーしてしばらく行くと、とうとう脚(太股)が攣ってしまう、撤退か?と考えるが、攣った脚で撤退するのも骨が折れるし、5分前進、止まってマッサージを繰り返し、やっと頂上が望める位置に辿り着く、最後は傾斜も緩くなり頂上に到達、なんか複雑な心境であまり達成感を得られなかった。
9合目まで何も遮るものがなかった絶好の眺望も本当に頂上だけがガスで何も見えず、南の眺望は9合目で充分満足できたけど北の眺望が心残り(帰路5合目まで下って振り返ると頂上ガスがとれていたのであと30分辛抱して待ったらよかったかも)
半面、頂上は直射日光が遮られ涼しかったので小1時間休憩して脚の回復に努めることができた。それにしても人が多い。
帰路、脚が攣って脱いでいた登山靴がなかなか履けず難儀するが、いざ動き始めると超回復して1時間40分で下山を果たす。三之宮神社脇を流れる山水を頭から浴び生き返った心地になる。
今回、酷暑登山での水分、塩分補給の重要性を身をもって体験した。たぶん今回脚が攣った主因は塩分不足だと思う。当初から予想していたので今回カリカリ梅を道中3個食べたけど及ばなかった、次回からは梅干しをタッパーに詰めて持参しようと思う。
今、山ガール、山女子がブームみたいだけど、まさしく今回実感させられた。
山カップル、山若夫婦を合わせると半分以上、登山=中高年というイメージはまったくなかった。
自身2座目の百名山は、酷暑の中、なかば修行に近いような登山に若者がチャレンジする姿に共感できたのが収穫であった。
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