妙高山 ＜燕温泉登山口 日帰り＞

2015年09月12日(土) [日帰り]

• GPS: 09:46
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,523m
• 下り: 1,547m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:40

6:00 燕温泉登山口
6:50 6:50 源泉
7:00 7:00 光明滝
7:20 7:20 北地獄谷麻平分岐（四合目）
7:25 7:25 湯道分岐
7:40 7:40 胸突き八丁入口
7:55 7:55 胸突き八丁
8:15 8:25 天狗堂
8:30 8:30 光善寺池
8:45 8:45 風穴（八合目）
9:20 9:20 鎖場（九合目）
9:55 10:05 妙高大神（十合目•頂上）
10:10 11:10 妙高山北峰
12:10 12:25 長助池分岐
12:45 12:55 長助池
13:15 13:15 芝沢
13:30 13:30 大倉分岐
13:40 13:50 黄金清水
14:35 14:35 渡渉箇所
15:00 15:00 麻平分岐（二合目）
15:15 15:15 一合目
15:40 燕温泉登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

燕温泉手前に登山者専用の駐車場があります。30台以上は停められそう。5:45の時点で車の入りは1/3程度。6時頃が到着のピークっぽくて、次々に車が入ってきました。

コース状況／危険箇所等

行き : 燕温泉〜光明滝〜天狗堂〜山頂ルート
光明滝までは、平坦な舗装路が続いてとても歩きやすいです。舗装路と言っても人が通れるくらいの幅しかなく、所々切れ落ちた断崖もあるので、よそ見せずに注意しましょう。光明滝から天狗堂は本格的な登山道。急登なので適度に休憩しつつ登りましょう。頂上近くの鎖場は、高度感があってスリルが味わえます。コース中の最難関のポイントです。
下り： 山頂〜長助池〜燕温泉
山頂から長助池までは、急傾斜の長い下り。段差の大きい岩の下りが膝にこたえます。下っても下っても中々傾斜が緩やかになりません。また樹林帯で眺めが良くないので、飽き飽きして精神的にもこたえました。長助池から傾斜は緩やかになりますが、とても長いくだり。先頃の大雨のせいか、登山道が川になっている所が結構ありました。川にならずとも、ぬかるんでいる場所も多く、滑って転倒の恐れがありますので慎重に歩いて下さい。麻平分岐から惣滝分岐までは急傾斜な道です。長い長い下りで、足の疲労が限界に来ている終盤で、この急傾斜は厳しいものがあります。あと少しですから、落ち着いてくだりましょう。

その他周辺情報

ルート中、山小屋はありません。水場は何箇所かありますが、必要分を持参した方がいいかも。ただ帰りの黄金清水の水は、冷たくてとても美味いです。ぜひ飲んで見て。

写真

9/12 5:20

麓のセブンで食材を仕入れる

9/12 5:54

燕温泉の登山者用の駐車場
6時少し前だったが、まだ余裕あり

9/12 6:02

燕温泉の温泉街
この先に登山口がある

9/12 6:04

登山口
標識の後ろに

9/12 6:08

お堂への階段と思いきや、登山道の一部

9/12 6:09

お堂の裏は、広々とした野原
この道を登りきったところに、黄金の湯がある

9/12 6:11

黄金の湯、料金は礼儀とのこと
女湯はヨシズ付き

9/12 6:12

左手の男湯はフルオープン
左手に脱衣所あり

9/12 6:14

目指す妙高山は遠い•••

9/12 6:30

谷に沿って舗装道が続く

9/12 6:31

谷底からは結構な高さがあります

9/12 6:35

この舗装道は良く整備されています

9/12 6:41

ミョウコウトリカブト

9/12 6:43

ウメバチソウ

9/12 6:43

オニシオガマ？

9/12 6:48

かなり登ってきたなあ
登山道はとても涼しいので快調なペース！

9/12 6:49

赤倉温泉の源泉っぽい
この源泉を保守するため、立派な舗装道があったのね

9/12 6:49

お湯と思ったら冷たかった

9/12 6:57

称明滝（上）と光明滝（下）

9/12 6:58

登山道に沢ガニが！

9/12 6:59

光明滝の上部のすぐ側を、登山道が通ってます

9/12 7:00

滝口のアップ

9/12 7:07

ミョウコウリンドウ

9/12 7:10

麓が見えてきた

9/12 7:10

ミヤマシシウド

9/12 7:12

ミョウコウリンドウ

9/12 7:16

温泉の成分か、川底が赤い

9/12 7:18

北地獄谷麻平分岐まで来た
四合目とは、まだ先は長い

9/12 7:24

アジサイが咲いていました

9/12 7:24

あざかやな紫色

9/12 7:25

湯道分岐

9/12 7:36

沢沿いの登山道を歩きます
ほんのり硫黄の臭いがしてます

9/12 7:42

胸突き八丁までわずか30mなのに、なぜこんな立派な標識が必要なのか疑問

9/12 7:56

胸突き八丁の可愛い標識
五合目ってことは、まだ半分！ げっそり

9/12 8:04

確かに山頂は遠いです

9/12 8:09

胸突き八丁の登りが終わり、尾根に出て眺めが良くなる

9/12 8:11

オオカメノキ

9/12 8:12

平坦な尾根道になったら程なくして•••

9/12 8:22

天狗堂に付きます

9/12 8:22

天狗堂は広々して絶好の休憩ポイント。10名ほどの登山者がいました

9/12 8:32

10分ほどで光善寺池に到着。

9/12 8:33

七合目は2070m

9/12 8:44

妙高山に近づく。なだらかな尾根道は終わり、いよいよ最後の急登が始まる

9/12 8:46

風穴。写真の上の方に穴が2箇所あって、冷たい風が出てきます。風速は微弱。

9/12 8:55

登山道の傍にある苔を撮ってみる

9/12 8:59

上越平野（別名高田平野）が見えてきた

9/12 9:07

八ヶ岳と、富士山（左端に薄っすらと写ってます）

9/12 9:07

八ヶ岳•富士山方面を、引いてみるとこんな感じ

9/12 9:12

野尻湖が見えます

9/12 9:12

タテヤマアザミ

9/12 9:19

鎖場の九合目

9/12 9:19

さあ、鎖場に来ました（ワクワク）

9/12 9:21

高度感がありますが、眺めが良くて気持ちいい！

9/12 9:22

垂直に上がって、左手にトラバース

9/12 9:27

ウラジオナナカマドの実

9/12 9:55

山頂付近は、紅葉が始まってます

9/12 9:56

ようやく山頂に到着（十合目）

9/12 9:58

妙高大神

9/12 9:58

山頂からの眺め

9/12 10:02

上越平野

9/12 10:03

岩の間から後立山連峰

9/12 10:04

コケモモ

9/12 10:05

後立山連峰

9/12 10:06

日本岩

9/12 10:08

日本岩の隙間から•••

9/12 10:08

劔岳が見えました

9/12 10:11

山頂から10分ほどで、妙高山北峰に到着

9/12 10:11

三角点タッチ（三角点大きめ）

9/12 10:13

野尻湖を見下ろす

9/12 10:28

昼飯
カップ麺、おにぎり、ソーセージ、コーヒー

9/12 10:46

北峰から、山頂を望む

9/12 10:53

北側の眺め。日本海が見えました！

9/12 10:54

火打山と新潟焼山！美しいです

9/12 10:55

北峰からも後立山連峰を撮す

9/12 10:56

後立山〜焼山•火打〜日本海

9/12 11:01

火打•焼山をもう一枚撮影 (^_^;)

9/12 11:12

北峰を少し下ったところにある洞窟。奥から水の滴る音。洞窟に反響して、水琴窟のような心地よい音がしました！

長助池分岐の休憩地点。環境省が設置した標識のようです。立派です。

9/12 12:10

ベンチもしっかりしています、座り心地良いです

長助池

9/12 12:42

長助池から望む妙高山

9/12 12:43

長助池は、外輪山に囲まれた広々とした場所にあります

9/12 12:44

日陰のミョウコウリンドウ

9/12 12:50

日向のミョウコウリンドウ

そしてまた、日向のミョウコウ

これもミョウコウリンドウ？

9/12 13:16

芝沢。休憩せずスルー

9/12 13:24

またしても、ミョウコウアザミ

9/12 13:24

この木道が続いていれば、どんなに楽だったことか

9/12 13:25

湿地には水芭蕉。この時期は見る影もなく

9/12 13:29

大倉分岐。安心の環境省仕様の標識とベンチ。

9/12 13:37

登山道が川と化してます。結構こんな状態が続いています。

9/12 13:40

黄金清水に到着。標識はもちろん環境省仕様。

黄金清水の水は、超冷たくて本当にうまかった！

9/12 13:41

黄金清水も安心のベンチが設置されてます

シラタマノキ。白い花かと思ったら実でした

9/12 14:22

長助池から、相〜〜当〜〜歩いたつもりだったのに、まだ半分なの？

9/12 14:35

ようやく川まで降りて来た

9/12 14:35

渡渉ポイント。ちょっと頼りない

9/12 14:58

麻平分岐。あと1.2km

9/12 15:13

一合目。まだ100m下らねば

9/12 15:15

終盤にこの下りは厳しい

9/12 15:17

惣滝分岐。惣滝までわずか180mなのに、疲れ過ぎてとても見に行く気になれませんでした

9/12 15:19

きれいな苔を見て、心を癒す

9/12 15:22

建設中の橋の先は、待望の林道！

9/12 15:23

谷底に残雪が。1000mそこそこなのに、こんな時期まで残っているなんて。

9/12 15:25

建設中の橋を迂回。この登りが何気に厳しかった

9/12 15:28

惣滝は正面の谷間にあるはず。

9/12 15:38

登山口まで戻った！

9/12 15:37

朝、撮り忘れた登山届提出箱

9/12 15:37

燕温泉街

9/12 16:02

黄金の湯に向かう途中で見つけたアジサイ。葉っぱが見当たらず。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 計画書 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Hasssy

針ノ木に続いて好天に恵まれ、楽しい山旅でした。標高差約1300m強の割りに登りは快調！尾根に出てからは、周囲の眺めを楽しみつつ、ちょっとだけ余裕の登頂でした。山頂の景色を十二分に楽しんで下山も余裕のつもりでしたが、長い道のりと、ぬかるんだ道、川と化した登山道に苦しんで、ようやっと登山口にたどり着きました。
それでも、湯の華いっぱいの黄金の湯で疲れを癒し、下りの苦しさを水ならぬ、お湯に流して帰宅しました。