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Yamareco

記録ID: 714891
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

晩夏の阿弥陀岳 南稜と北稜そして中央稜。。

2015年09月12日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.1km
登り
1,478m
下り
1,468m

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
1:26
合計
8:50
8:00
27
スタート地点
8:27
76
9:43
14
9:57
10:05
20
10:25
10:30
25
10:55
11:15
25
P3基部
11:40
11:55
15
12:10
50
13:00
13:05
22
北稜第2岩稜基部
13:27
14:00
10
14:10
120
16:10
27
16:37
13
16:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
船山十字路 AM7:45頃で満車のため、阿弥陀聖水方面へ500mほど行った旭山荘方面分岐周辺の林道脇に駐車

佐久側からアクセスすると、東沢大橋が工事中のため、大泉まで直進してから、小淵沢方面へ上がる事になります。
コース状況/
危険箇所等
南陵
この時期は、
P3溝ルートは、取付きとその上数mが要注意ですが、溝底に堆積している石、剥がれ易い岩等 落石を起こさない事が最大の要点。
P4周辺のザレ、ガレ場も落石に十分配慮を。

北陵
冬季ルート添いの踏み跡が、想像以上に明瞭で ジャンクションピーク周辺の一般ルートから取付く場合、藪漕ぎしながら上りますが、北陵の全体イメージがあれば、迷う事は無いと思います。
岩稜帯、ガバが豊富ですが、結構脆い岩質である事を確認しました。
無雪期は、南陵P3溝ルートよりは1ランク上の印象です。

中央稜
下り、第1岩峰手前の左折点が、道迷いのトラップでしたが、現在は 木枝で柵状に塞がれていますので、次の春まではポイントにはならないと思う。
自分は、その下の樹林帯と潅木帯の境界付近で、より明瞭と思われる方に行って、見事にルートロス。 何度行っても、核心は下りのルートファインディング。
その他周辺情報 延命の湯 820/市外大人
久方の晴れ、旭小屋方面から南稜へ
久方の晴れ、旭小屋方面から南稜へ
西岳 秋空
旭小屋まで4回徒渉あり。
2
旭小屋まで4回徒渉あり。
旭小屋(廃)
南稜に乗りました。
南稜に乗りました。
西岳 晩夏の空
立場山までの一直線の尾根道。地味にきつい。
立場山までの一直線の尾根道。地味にきつい。
上がると ”シシ神の森”
上がると ”シシ神の森”
立場山、あと標高差600
立場山、あと標高差600
視界が開けて 権現。
3
視界が開けて 権現。
青なぎから 阿弥陀岳。 左から山頂-p4-p3-p2-p1。
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青なぎから 阿弥陀岳。 左から山頂-p4-p3-p2-p1。
無名峰から
正面P3が大きい。
1
正面P3が大きい。
P1 岩の縁を廻ります。
1
P1 岩の縁を廻ります。
p1-p2間で稜線から中央稜側の谷へ下りていく方がいました。阿弥陀には様々な隠れルートがあるとは聞いてますが。
p1-p2間で稜線から中央稜側の谷へ下りていく方がいました。阿弥陀には様々な隠れルートがあるとは聞いてますが。
P2 ピークへ直登した方が後で少し楽。
3
P2 ピークへ直登した方が後で少し楽。
振り返ると、天狗尾根と雲海と富士山
振り返ると、天狗尾根と雲海と富士山
P3基部へトラバース。一組、尾根ルート。 行く組があると想定していなかった。
1
P3基部へトラバース。一組、尾根ルート。 行く組があると想定していなかった。
その方々見て、支点等の位置を学習させてもらいました。
3
その方々見て、支点等の位置を学習させてもらいました。
溝ルートへ。
取付きの回り込みから暫く上がると、ほぼ終了。
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取付きの回り込みから暫く上がると、ほぼ終了。
見返り、今日は後続に1組3名あり、慎重に上がる。
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見返り、今日は後続に1組3名あり、慎重に上がる。
尾根ルートのパーティー。
尾根ルートのパーティー。
草付きから後続見下ろし。
草付きから後続見下ろし。
山頂とP4
窓から赤岳。
ここで、後続の3名が先になります。
1
ここで、後続の3名が先になります。
山頂直下のガレ場、少し待ちます。落石有り。
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山頂直下のガレ場、少し待ちます。落石有り。
阿弥陀岳山頂。1回目、15分休憩。
阿弥陀岳山頂。1回目、15分休憩。
硫黄岳〜横岳、清々しい晴れ。
硫黄岳〜横岳、清々しい晴れ。
北稜に向け、中岳のコルへ下ります。
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北稜に向け、中岳のコルへ下ります。
コルからの横岳。
2
コルからの横岳。
一般ルートをジャンクションピーク周辺まで下ります。
一般ルートをジャンクションピーク周辺まで下ります。
藪こぎしながらトラバースして行くと明瞭な踏み跡が現れます。
藪こぎしながらトラバースして行くと明瞭な踏み跡が現れます。
岩稜まで、地味に草付きをよじって行きます。
岩稜まで、地味に草付きをよじって行きます。
冬季は潅木の急斜ですが、、、
冬季は潅木の急斜ですが、、、
第2岩稜取付き、予想外に脆い岩質である事を確認。
第2岩稜取付き、予想外に脆い岩質である事を確認。
中間支点でセルフして見下ろし。
1
中間支点でセルフして見下ろし。
冬季、ナイフリッジになる部分。下は行者小屋
4
冬季、ナイフリッジになる部分。下は行者小屋
ナイフリッジ(冬季)終了後はピークへ美しい雪稜ですが、
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ナイフリッジ(冬季)終了後はピークへ美しい雪稜ですが、
這松帯の藪こぎを少しします。
1
這松帯の藪こぎを少しします。
冬季はこんな感じですが、、
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冬季はこんな感じですが、、
上はこんな感じでこぎません。
上はこんな感じでこぎません。
阿弥陀岳山頂、2回目。
阿弥陀岳山頂、2回目。
南方の雲海。
南西方向
中央稜を南稜見ながら下ります。
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中央稜を南稜見ながら下ります。
正面中央稜、右が御小屋尾根。
正面中央稜、右が御小屋尾根。
下の第1岩峰手前の左折がポイント。。。
下の第1岩峰手前の左折がポイント。。。
迷いポイント、塞がれてました。
迷いポイント、塞がれてました。
しかし、第1岩峰の下部で、ルートミスしました。。。
しかし、第1岩峰の下部で、ルートミスしました。。。
GPSアプリで尾根筋を目掛けて藪こぎしながら下りて合流。20-30分程度ロス。
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GPSアプリで尾根筋を目掛けて藪こぎしながら下りて合流。20-30分程度ロス。
広河原で林道。3度目の中央稜で、ルートロスするとは、、、!!
広河原で林道。3度目の中央稜で、ルートロスするとは、、、!!

感想

晩夏の様相の南八ヶ岳阿弥陀岳を 南陵と北陵から 2度ピークを踏んで、中央稜から下る無雪期限定周回ルートを歩いてきました。
参考とさせていただいた、経験豊富なヤマレコユーザー様方に御礼いたします。
なかでも、これに赤岳主稜を入れて日帰りしたnukaboshi様のスキルと体力は、常人とは思えません。改めて敬意を感じます。

この半年、仕事の環境が変わって、土曜早朝に登山口に着く事が第一の関門、どの登山口も仕事明け翌日に行くその気力がなかなか湧かない。
この日もすっかり寝過ごして、8時スタート。船山十字路は満車で、駐車スペースを探す事に。危うく、駐車場敗退するところだった。

回数を重ねている南陵は、今回 P3を尾根ルートで行く予定として、準備していましたが、気力の不充実と寝坊で、いつもの溝ルートを辿る。
尾根ルートを行くペアのルート取りでじっくりと学習させていただきましたので、次回は、是非ともこちらと。
今回は、後続に一組3名が近くにいたので、昨年、先行組の起こした落石で危うかった事思い出からかなり慎重に上がる。
P4手前で彼、彼女らに先行してもらい、気楽に間を開ける。。。
あえて記載しますが、その後に想像通りの場面があった。

一回目の阿弥陀岳ピークは小休憩で、中岳のコルへ下りる。
ここで、阿弥陀の一般ルートがジャンクションピーク付近を通過している事を確認。
一旦ジャンクションピークまで下って、藪漕ぎしながら、斜め上に上がって行くと明瞭な踏み跡が現れる。
冬季とのギャップは大きく感じますが、想像以上に歩き易い草付きの急斜面を上がって行くと第ニ岩稜に出る。冬季は広いと思うテラスも藪が迫って、狭いし景色も不十分。
雪が無いと下部のビレイポイントが以外と高い位置にある事
何より、脆い岩質でエッジを掴むとボロっと欠ける部分が多い事
等、様々確認。
ナイフリッジになる部分も手頃な休憩場所、やはり、ここは 雪があった方が良い。
と感じた。というより、そういう場所で今はフリーです。
写真は沢山撮ったつもりもほとんど周囲の風景で、岩場の様子が無かった。
準ロープ装備担いで行きましたが、 北陵の中間で 写真撮る時にセルフ取っただけでした。

中央稜の下り、道迷いトラップポイントは塞がれていて、、、気が抜けたのか?
一度偵察、確認したのに、その下で、気が付いたら、アレって? ルートミスしてました。スマホのGPSアプリで、尾根上に戻る様に下りトラバースで復帰、この間20ー30分程度。ここを一人で下った2回、異なる場所で、少しずつやってる。

まだまだ甘い。


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