塩見岳 〜秋晴れ稜線歩き富士山を望む


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,290m
- 下り
- 2,290m
天候 | 秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉林道ゲート(04:40)・・・鳥倉(豊口山)登山口(05:15)・・・三伏峠[休憩 10分](07:15)・・・本谷山[休憩 10分](08:40)・・・塩見小屋[休憩 10分](10:10)・・・塩見岳[休憩 60分](11:35)・・・塩見小屋(13:15)・・・本谷山[休憩 10分](14:15)・・・三伏峠(15:10)・・・鳥倉(豊口山)登山口(16:50)・・・鳥倉林道ゲート(17:35) |
その他周辺情報 | ・塩川小屋ルート通行止め ・塩見小屋は建て替え工事中で、売店営業のみ |
写真
感想
この日は好天が予想されていたので、鳥倉林道から塩見岳を目指すことにしました。途中で星空を撮影していたので、スタート時間が予定よりも遅くなってしまいました。スタート時点ではヘッドライトを使用してしたが、林道を歩いているうちに明るくなってきました。登山道の樹間からは雲海に浮かぶ中央アルプスが見えていて、上部に行くにつれてその雲海が消えて行きました。三伏山周辺のお花畑はウメバチソウ以外はほとんど終了していました。朝の三伏山からの塩見岳は逆行でした。三伏山と本谷山との間の樹間からは富士山が見えていました。塩見小屋は建て替え工事中で、売店のみの営業でした。最後の急な岩壁を登って塩見岳に到着すると360度の展望が広がっていました。富士山は雲海の上の大きな山容が望めました。中央アルプス越しに噴煙を上げる御嶽山が望めました。次第に中央アルプス周辺などで雲が少し湧き始めました。山頂で大休止後下山することにしました。下山時の本谷山からは塩見岳が綺麗に見えていました。その後雲がかかり始め、三伏山では塩見岳は見えなくなっていました。秋晴れの好天で、滅多にない素晴らしい展望の稜線歩きとなりました。
・今回観察した花など(★は今回初めて観察したもの)
アキノキリンソウ、イチヤクソウの仲間の果実、イワツメクサ、イワベンケイ(果実)、ウメバチソウ、ウラシマツツジ(紅葉)、オヤマリンドウ、キソチドリ?(果実)、キツリフネ、キノコ(色々)、クロクモソウ、コガネイチゴ、コケモモ(果実)、ゴゼンタチバナ(果実)、ゴヨウイチゴ果実)、サラシナショウマ、シオガマギク、シコタンハコベ、シナノオトギリ、シロツメクサ、ズダヤクシュ、セイヨウノコギリソウ、セリバシガマ、センジュガンピ、ダイモンジソウ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、タカネマツムシソウ、チシマギキョウ、ツガザクラ(果実)、ツリバナの仲間(果実)、ツルケマン★、テンニンソウ、トウヤクリンドウ、トモエシオガマ?(果実)、ナツハゼ?(果実)、ナナカマドの仲間(果実)、ニワトコ(果実)、ノコンギク、バイケイソウ(果実)、ハクサンフウロ、ビランジ★、フジアザミ、マイヅルソウ(果実)、マルバダケブキ、ミネウスユキソウ、ミヤマキンバイ、ミヤマコゴメグサ、ミヤマモジズリ、ヤマハッカ、ヤマハハコ、ヤマホタルブクロ、ユキザサ(果実)
【塩見岳からのパノラマ展望360度】富士山→蝙蝠岳→荒川岳→小河内岳→烏帽子岳→中央アルプス→北アルプス→仙丈ヶ岳→甲斐駒ヶ岳→北岳→間ノ岳→農鳥岳→富士山
【 バックナンバー 最近の南アルプスの山行記録 】
・6月14日 (2014年)『小河内岳 〜お久しぶりの南アルプスで雷鳥と雲居小桜がお出迎え』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464158.html
夏羽のライチョウのオスが、ハイマツ帯の近くで植物を啄んだ後、ハイマツの中に入って行きました。
早朝、野鳥が賑やかにさえずっていました。ヒガラのオスのさえずり
林道脇でイケマにジュウジナガカメムシが大量発生していました
・7月25〜26日 (2014年)『聖岳・南岳(富士山とご来光、野鳥・高山植物図鑑)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-484596.html
聖岳からのご来光と富士山(2014年7月26日)
聖岳からのパノラマ展望(日の出前)、富士山→赤石岳→北アルプス→中央アルプス→御嶽山→恵那山→光岳→上河内岳→富士山
前日の南岳からの聖岳などの展望
・8月22〜23日 (2015年)『聖岳・上河内岳 〜聖平小屋に泊まって聖岳でご来光・花図鑑』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-704409.html
聖岳山頂からの上河内岳上を流れる雲海
・9月12日 (2015年)『塩見岳 〜秋晴れ稜線歩き富士山を望む』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715034.html
お久しぶりです。相変わらず参考にさせて頂いてます。
昨日、ヤマレコで塩見岳をチェックしていたら「みなさん日帰りで行ってるんだな〜」と感心してましたが、そこへalpsdakeさんのレコがフォロー情報に入ってきて日帰り塩見だったのでビックリ!
山頂で1時間滞在して、こんなに写真撮りながら日帰り可能なんですね〜。
私の足では無理かな〜?でも行きたいです〜!
shige1966 さん こんばんは
この日は、周辺の山上で雲が湧き始める時間が15時頃からでした。
滅多にない好天と思い山頂で長居してしまいました。山上では快適な温度・湿度だったため、それ程汗をかかずにバテませんでした。
なんとか明るいうちに駐車場まで戻ることができました。駐車場に戻ってくると、土曜日の割に空きが多かった印象で、やはり日帰りの登山者が多そうな感じでした。
聖岳でお話をして、まさか塩見岳で遭遇するとは思いませんでした。
たくさんの写真、どれもこれも凄く綺麗ですね!
おっしゃていた虫…凄いですね(笑)
どこにこんな大群の虫たちがいたんですか?
びっくりしました!!
またどこかの山で会えるといいですね(^−^)
osaosa さん こんばんは
塩見岳でお会いしたのは、蝙蝠岳から戻って来た時だったのですね。
最初は小河内岳に行こうかと思っていましたが、今回塩見岳まで足を延ばして正解でした。
聖岳の山行記録も拝見しましたが、塩見岳と聖岳で全く同じカラフルな毒キノコ(たぶんベニテングタケ)の写真を撮っていたようです
これまでは「キノコ」にはほとんど興味がなかったのですが、聖岳であのキノコを見てから面白いキノコを探すことが山での楽しみに加わりました。
またどこかで遭遇するかも知れませんね。
二度あることは三度ある?でしょうか
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する