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Yamareco

記録ID: 71795
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

初めての富士山(吉田口→須走口)

2010年07月22日(木) 〜 2010年07月23日(金)
 - 拍手
meiken その他1人
GPS
30:30
距離
13.1km
登り
1,527m
下り
1,864m

コースタイム

1日目(22日)
  9:30  吉田ルート五合目登山口出発
  10:20  六合目
  11:40  七合目(2,700m)
  13:25  八合目(3,100m)
  15:00  元祖室着(3,250m;山小屋泊)
2日目
  4:30  元祖室出発
  4:47  登山道にてご来光
  7:10  九合目(3,600m)
  8:35  吉田口頂上(3,710m)
  9:50  お鉢巡り出発
  11:05 剣ヶ峰頂上(3,776m)
  12:25 須走ルート下山開始
  13:45 七合目太陽館(砂走りへ)
  15:05 砂払い五合目(2,300m)
  16:00 須走口五合目着
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:大月駅:富士急で河口湖駅→登山バスで吉田口五合目へ(富士スバルライン)
帰り:須走口五合目〜JR御殿場駅(富士急登山バス)
  
コース状況/
危険箇所等
吉田ルートは比較的登山者の多いルート。登山道も広く七合目辺りまで緩やかな斜面をジグザグに行く。
七合目から溶岩のごつごつした岩場を歩く。(鎖やロープの個所もある)
登山道に山小屋があるので、トイレも売店もある。
八合目から頂上にかけてジグザグの露岩の多い滑りやすい道になるが
ゆっくりと時間をかけて登る。

頂上お鉢巡り:剣ヶ峰下辺りにまだ雪が残っているがブルドーザーで均されていて
       歩きやすいようになっている。

須走ルート下山道:滑りやすい砂礫なので勢い余って転倒することもある。
         スパッツ、マスク、手袋、帽子、サングラスは必需品。
五合目のレストハウスで名物”赤富士ハヤシ”を食す。美味しかった〜¥880なり〜
2010年07月24日 15:01撮影
7/24 15:01
五合目のレストハウスで名物”赤富士ハヤシ”を食す。美味しかった〜¥880なり〜
吉田口五合目登山口
馬も通るので馬糞があちこちにありました。
2010年07月24日 15:01撮影
7/24 15:01
吉田口五合目登山口
馬も通るので馬糞があちこちにありました。
オンタデ
生命力強いのか3000m近くまでこの花が荒れ地に咲いていました。
2010年07月24日 15:01撮影
7/24 15:01
オンタデ
生命力強いのか3000m近くまでこの花が荒れ地に咲いていました。
メイゲツソウ
この花もオンタデと同じく勢力範囲広いです。
2010年07月24日 15:01撮影
7/24 15:01
メイゲツソウ
この花もオンタデと同じく勢力範囲広いです。
ミヤマオトコヨモギ
2010年07月24日 15:01撮影
7/24 15:01
ミヤマオトコヨモギ
クルマユリ
登山道に結構咲いていましたね。
ただし六合目辺りまで。
2010年07月24日 15:01撮影
7/24 15:01
クルマユリ
登山道に結構咲いていましたね。
ただし六合目辺りまで。
オオタカネバラ
六合目までの樹林帯に咲いていました。
2010年07月24日 15:02撮影
7/24 15:02
オオタカネバラ
六合目までの樹林帯に咲いていました。
ヤマオダマキ
山ではおなじみのこの色を見るとほっとします。
2010年07月24日 15:02撮影
7/24 15:02
ヤマオダマキ
山ではおなじみのこの色を見るとほっとします。
ハクサンシャクナゲ
樹林帯の中にたくさん咲いています。
2010年07月24日 15:02撮影
7/24 15:02
ハクサンシャクナゲ
樹林帯の中にたくさん咲いています。
六合目に近くなるとガスってきました。
まだまだ旅は始まったばかり。
2010年07月24日 15:02撮影
7/24 15:02
六合目に近くなるとガスってきました。
まだまだ旅は始まったばかり。
キバナヤマオダマキ
この色は初めて見ました。
来た甲斐あったな〜
2010年07月24日 15:02撮影
7/24 15:02
キバナヤマオダマキ
この色は初めて見ました。
来た甲斐あったな〜
六合目安全指導センターあたりでルートマップをもらうと
山伏さん達を見かけました。
ホラ貝吹いて修行に向かわん!?
2010年07月24日 15:03撮影
7/24 15:03
六合目安全指導センターあたりでルートマップをもらうと
山伏さん達を見かけました。
ホラ貝吹いて修行に向かわん!?
七合目に向かうジグザグ道。
砂礫の多い道ですが防護柵もあり広くて歩きやすい。
2010年07月24日 15:03撮影
7/24 15:03
七合目に向かうジグザグ道。
砂礫の多い道ですが防護柵もあり広くて歩きやすい。
7合目山小屋群の間を縫うように岩場が続く。
70歳過ぎの山ベテランおじさまに撮ってもらった。
2010年07月24日 15:03撮影
7/24 15:03
7合目山小屋群の間を縫うように岩場が続く。
70歳過ぎの山ベテランおじさまに撮ってもらった。
上を見ると斜面が急な角度で広がる。
でもあれは頂上ではないんですな〜。
2010年07月24日 15:03撮影
7/24 15:03
上を見ると斜面が急な角度で広がる。
でもあれは頂上ではないんですな〜。
フジハタザオ
白い花があちこちに咲いていて
この色に癒されます。
2010年07月24日 15:03撮影
7/24 15:03
フジハタザオ
白い花があちこちに咲いていて
この色に癒されます。
コケモモ&ベニバナイチヤクソウ
七合目から八合目にかけての登山道の斜面に
群生していて感激〜!
2010年07月24日 15:04撮影
7/24 15:04
コケモモ&ベニバナイチヤクソウ
七合目から八合目にかけての登山道の斜面に
群生していて感激〜!
岩陰にひっそりと
ミヤマハンショウヅルがいらっしゃいました。
2010年07月24日 15:04撮影
7/24 15:04
岩陰にひっそりと
ミヤマハンショウヅルがいらっしゃいました。
イワツメグサ
岩陰にたくさん。フジハタザオと同じく
荒れ地に良く映える色です。
2010年07月24日 15:04撮影
7/24 15:04
イワツメグサ
岩陰にたくさん。フジハタザオと同じく
荒れ地に良く映える色です。
八合目にかけて
急な岩場登りが続きます。
ロープもあり鎖もあり。
2010年07月24日 15:04撮影
7/24 15:04
八合目にかけて
急な岩場登りが続きます。
ロープもあり鎖もあり。
本日のお宿。元祖室。
もう3000m超えました。
2010年07月24日 15:05撮影
7/24 15:05
本日のお宿。元祖室。
もう3000m超えました。
夕食はカレー。
どこの山小屋もこのメニューです。
ご飯の量が半端なく多い。
でも体力蓄えるため完食しました。
美味しいですよ。
2010年07月24日 15:05撮影
7/24 15:05
夕食はカレー。
どこの山小屋もこのメニューです。
ご飯の量が半端なく多い。
でも体力蓄えるため完食しました。
美味しいですよ。
夕映えが素晴らしい。
雲の芸術品です。
2010年07月24日 15:02撮影
7/24 15:02
夕映えが素晴らしい。
雲の芸術品です。
雷雲が迫ってきて雲の迫力が感じられます。
2010年07月24日 15:06撮影
7/24 15:06
雷雲が迫ってきて雲の迫力が感じられます。
この雷雲の中でときどき稲光していたけど
カメラに捉えられなくて残念。
2010年07月24日 15:06撮影
7/24 15:06
この雷雲の中でときどき稲光していたけど
カメラに捉えられなくて残念。
一夜明けて・・・
夜明け前の静かな1ひととき。
2010年07月24日 15:06撮影
7/24 15:06
一夜明けて・・・
夜明け前の静かな1ひととき。
雲海に朝が訪れる。
2010年07月24日 15:08撮影
7/24 15:08
雲海に朝が訪れる。
明るくなってきて金色の光が増してくる。
2010年07月24日 15:08撮影
7/24 15:08
明るくなってきて金色の光が増してくる。
AM 4:47
ご来光です。
2010年07月24日 15:08撮影
7/24 15:08
AM 4:47
ご来光です。
だんだん光が増してきて朝の始まりです。
2010年07月24日 15:09撮影
7/24 15:09
だんだん光が増してきて朝の始まりです。
新しい一日の始まり。
高山病の症状で苦しいけれど
上まで行きたい〜!
2010年07月24日 15:09撮影
1
7/24 15:09
新しい一日の始まり。
高山病の症状で苦しいけれど
上まで行きたい〜!
朝やけの山小屋群
2010年07月24日 15:09撮影
7/24 15:09
朝やけの山小屋群
朝焼けを映す山中湖
この景色はこの高度からでないと見えないよね。
2010年07月24日 15:09撮影
7/24 15:09
朝焼けを映す山中湖
この景色はこの高度からでないと見えないよね。
雲が沸きたつ様子
空の色が全然違う〜。
苦しさも忘れ、このパノラマに感動。
2010年07月24日 15:10撮影
7/24 15:10
雲が沸きたつ様子
空の色が全然違う〜。
苦しさも忘れ、このパノラマに感動。
地球は丸い
薄いベールの中に山々が見える。
2010年07月24日 15:10撮影
7/24 15:10
地球は丸い
薄いベールの中に山々が見える。
もうすぐ頂上。9合目過ぎて鳥居の前で。
高山病の吐き気もようやく治まる。
2010年07月24日 15:10撮影
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7/24 15:10
もうすぐ頂上。9合目過ぎて鳥居の前で。
高山病の吐き気もようやく治まる。
AM8:35吉田口頂上、標高3710m。
ここまで来るのに4時間かかった〜!
2010年07月24日 14:42撮影
7/24 14:42
AM8:35吉田口頂上、標高3710m。
ここまで来るのに4時間かかった〜!
これからお鉢巡りに向かいます〜
2010年07月24日 15:11撮影
7/24 15:11
これからお鉢巡りに向かいます〜
噴火口大内院。迫力ありますね〜
2010年07月24日 15:11撮影
7/24 15:11
噴火口大内院。迫力ありますね〜
富士山頂郵便局
ここで登山証明書を購入。
この横に浅間大社奥宮があります。
2010年07月24日 15:12撮影
7/24 15:12
富士山頂郵便局
ここで登山証明書を購入。
この横に浅間大社奥宮があります。
旧富士山測候所がある剣ヶ峰へ。
馬ノ背と呼ばれる急斜面の砂礫を登ります。
これがまたきつい〜。
2010年07月24日 15:12撮影
7/24 15:12
旧富士山測候所がある剣ヶ峰へ。
馬ノ背と呼ばれる急斜面の砂礫を登ります。
これがまたきつい〜。
なんと岩の上に雪だるまがありました。
溶けてもうちっちゃくなりつつあります。
2010年07月24日 16:41撮影
7/24 16:41
なんと岩の上に雪だるまがありました。
溶けてもうちっちゃくなりつつあります。
最高峰剣ヶ峰!
日本で一番高い所に立っている。
2010年07月24日 14:42撮影
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7/24 14:42
最高峰剣ヶ峰!
日本で一番高い所に立っている。
てっぺん目指して来て良かった〜!!
2010年07月24日 15:13撮影
7/24 15:13
てっぺん目指して来て良かった〜!!
どこまでも青い空と雲の世界
雲上の景色はすばらしい。
2010年07月24日 15:13撮影
7/24 15:13
どこまでも青い空と雲の世界
雲上の景色はすばらしい。
剣ヶ峰下辺りに雪が残っていて
整道されているので歩けます。
2010年07月24日 15:14撮影
7/24 15:14
剣ヶ峰下辺りに雪が残っていて
整道されているので歩けます。
大沢崩れ下界。
一気に崩れ落ちています。
2010年07月24日 15:14撮影
7/24 15:14
大沢崩れ下界。
一気に崩れ落ちています。
下山道。
砂走りに入る前でも砂礫と埃が舞う。
下りはきつい、厳しい、疲れるの連続でした。
2010年07月24日 15:14撮影
7/24 15:14
下山道。
砂走りに入る前でも砂礫と埃が舞う。
下りはきつい、厳しい、疲れるの連続でした。

感想

一生に一度は登ってみたい富士山。
富士山を目指して今まで近場の山歩きで足腰鍛えてきたつもりが、つらい、苦しいの連続でした。
リタイヤしようとも思ったけれど、てっぺん目指して良かった〜!!
今思えば、富士山はやっぱり大変な山でした。
登るのも下るのも、相当体力気力使います。
なにしろ高山病症状に苦しめられ、八合目から頂上までが果てしなく遠く感じられました。下りも大変きつくて疲労困憊、憔悴しきりました。
下山直後は富士山はもう登らないと思ったものの
日が経つにつれて今度は楽して登りたい、帰りは温泉宿に泊まろうとか思うようになっている自分が怖い。((笑))
登山バスの中でも登山道でも山小屋でも頂上でも下山道でも
国際色豊かで外人さん達の多いこと、そして、女性一人登山の多いこと、70歳過ぎたおじさんの軽い足取りと若々しさなど普段の山歩き以上に驚くことが多いです。

夕映えの美しさ、夜明けの静かな雲海、雲海に守られた山々、空と雲の大パノラマ
太陽の光の強さ、荒涼とした山肌が日の光によって彩られてく様は
実際目にして、スケールの大きな営みを感じることができます。
パワースポットでパワーを感じられるか?
富士山のパワーというより、ここまで来た自分自身の隠れたパワーを認識しました。自分のパワーを引き起こしてくれたのが富士山でしょうか?
高山病症状に苦しみながら、頂上近くなるとその症状がなくなってきたのは
自分の体力ですかね〜それとも富士山のパワーなんでしょうか?

23日は富士山マラソンやっていて
麓から3000mを一気に駆け上る、とんでもない方たちのレースを目の当たりにしました。すごい〜の一言です。お鉢巡りも走って廻っていました。人間離れしています。

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