鋸岳 - ぼんち食堂と同日攻略


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,620m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
工事用車両の邪魔にならないように停められるスペースが3-5台分あります。 到着時(午前3時過ぎ)先着無し。帰る時には4台。 国道20号線からゲートまではフラットながら水たまりのある未舗装が大部分。石灰質のためか、車の足回りが真っ白に。帰宅途中で洗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
< 釜無川ゲート - 岩小屋(林道終点) > 9.5kmほど。最初の3kmは舗装。その後は未舗装だが歩きやすい道。ゲートからの距離を示す標識や、待避所番号(連番)の標識がありますので、少しは退屈しのぎになります。行きは真っ暗で気付きませんでしたが、オニアザミの花が見頃です。 < 岩小屋 - 横岳峠 > 岩小屋の裏に渡渉ポイントがあり、岩にペンキのマークがあります。ここで明るくなるようにゲートを出発したつもりでしたが、到着時にはまだ薄明。明るくなるのを待って、マークの確認を行ってから、渡渉しました。 その後はかなりこまめにマークがあるため、注意しておれば、道迷いの可能性は低いと思います。 富士川・釜無川水源辺りから結構な急坂となります。 前日の雨で、岩場・道ともにすべりやすく、下りで10回以上滑ってしまいました。ぼんち食堂の昼の時間に間に合わせねば、という邪念でしょうか。 < 横岳峠 - 三角点ピーク > 比較的分かりやすい道です。倒木などで分かり辛い場所にはマークがあります。こちらも結構な急坂ですが、登るに従い、南アルプスの山並みに加え、中央アルプス、乗鞍・御岳も見えてきます。 < 三角点ピーク - 鋸岳 > ぎざぎざ鋸の歯先を乗り越えて行く訳ですから、無情なアップダウンが繰り返されます。マークが必要最小限になりますので、道を外さないように注意が必要です。基本的には、稜線に沿って、岩場とハイマツとの境を進んで行くイメージです。何となく岩場の方向に進んで行った方が良さそうな箇所もありましたが、くわばらくわばら。 同じ道を引き返すことがわかっていましたので、何度も来た道を振り返って確認したり(特に藪こぎから出たようなポイント)、写真を撮って進みました。 2か所ほど、間違える可能性が高いんじゃないかと思われる箇所がありましたので、以下記します。 1.三角点ピーク分岐を少しだけ下った所。道なりではまっすぐですが、右下に落ちて行く道が正しい道です(良く見るとリボンあり)。 2.帰路。鋸岳から一旦コルまで下って、登り直したピーク。そこを下りはじめてから、すぐに右に曲がるのが正しいルート(藪の中へ)ですが、まっすぐガレ沢に降りてゆく道の方が目立ちます。 |
写真
感想
先日 mi88nさんの「ぼんち食堂」に関するレコを拝見し、これは是非一度は行かにゃならんと思っていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-706472.html
周辺でセットになりそうな山ということで、鋸岳に決定。
ゲートから林道が10km。せめて往路だけは暗いうちに片づけておこうと、午前3時過ぎの出発。満天の星。特にオリオン座が綺麗です。
最初の渡渉ポイントとなる岩小屋に着いたのは午前5時過ぎ。薄明かりの中でヘッドライトは不要となっていましたが、渡渉ポイントとなる赤マークまでは見えません。しばらく待って、マーク確認後、いよいよ山道に。
前日の雨か朝露により、鋸岳山頂に着く頃には、ハイマツの水を吸って、靴の中が水でじゃぶじゃぶ状態。
山頂で独り、かつ無風の気持ちの良い快晴であったため、絞った靴下を干して、360度の大展望を堪能しながらのしばしの休憩。
靴下が少し乾いた段階で下山開始したものの、岩・土とも濡れていたため、今日は
本当によく滑って転びました。
岩小屋からの林道歩き。
思ったより、山行がスムーズに行ったため、別の問題(ぼんち食堂の昼の部に間に合うかも)が生じました。
しかし、残り6kmあたりで、このままのペースでは、ぼんち食堂到着が14時過ぎになって、昼の部に間に合わない。かといって、17時の夕方の開店時間まで待つのも中途半端。韮崎のみどりや食堂か松吉でラーメンにしようかな、と考えていると、後ろから車で来た工事のおじさんに「乗ってゆくか?」と呼び止められました。
これぞ、神様仏様稲尾様。おじさんは稲尾というよりも村田兆治風の渋めの方でしたが、お蔭さまで、ぼんち食堂に13時半到着。
カツ丼にしようかと思いましたが、隣の人を食べている物を見ると、豚カツが3枚乗っているような巨大物体。これは食べきれないなと思い、中華丼をオーダーしました。が、なんとこれが大きめのどんぶり茶碗から野菜が溢れんばかりにしたたり落ちているもの。
あまりに品格の無い料理が出されたことに対し、失礼ながら、自分が人間ではなく、養豚場の豚になったように感じました。
が、値段は680円!
安かろう悪かろうと思いきや、これが結構美味い。
但し、食べても食べても、全く減らない。
結局、最後まで食べてしまいましたが、その後、車が揺れるたびに、口から出るものを押さえることで苦労しました。
次回はラーメンにトライしましょう。
コメント
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釜無川からの、鋸は私も計画はしたことがあるのですが、なにせ取り付くまでが長いので、未だに実行できずおります。苦笑
それを軽くやられるpokepikaさんの行動力が凄い!ホントに凄いです!
鋸の攻略法の詳細を今度ぜひ、ご教授下さいませ。
にしても、ぼんち食堂恐るべし!!苦笑
何をおっしゃいますか、chaoさんなら、お茶の子さいさいですよ。
林道に戻ってからは、’’車に乗せてくれなきゃ倒れそう
まかり間違っても、「登山は自分の足で目的地までたどり着くものだ」なんていうストイックな気持ちが少しでも残っておれば、車なんて停まってくれませんよ
特におじさんの場合。
pokepikaさん、こんにちは!
鋸岳は長い林道歩きを思い出すなぁ。小生は日曜日だったので工事はやっていなくて、拾って欲しいオーラを出していたにも関わらず、車両通行そのものがありませんでした
ピーク前の岩々でけっこう腕を使うことが多かったと思いますが、筋肉痛はありませんでしたか?小生は山に行って初めて上半身が筋肉痛になったことを思い出します
ぼんち中華丼、行っちゃいましたか
mi88nさん、毎度です。
山歩きの後だからこそ「ぼんち」に行く免罪符が得られると思うのですが(特におやじの場合)、食堂内を見回すと、普通の生活をしておられる方が大部分(部活帰りの学生は別)。
絶対、体に悪いと思いますよ。
上半身は大丈夫です
でも、最後の最後、岩小屋の手前の河原で濡れた岩で思いっきりすべって滑って転んでしまい、(血に弱い方がおられるかもしれないので詳しくは書きませんが)直りかけていた箇所が元通り。おまけに別の箇所も痛めてしまい、過去何回も肝に銘じた「高名の木登り」の大切さを実感させられるはめになりました。
今回、周りのお客さまが頼んでおられなかったため、見ることが出来ませんでしたが、「ぼんち」のカツカレーは一度この目で見てみたいですね(カツカレー大好きですが、自分で食べることは考えていません)。
この店で、1,350円!
多分、中華丼の倍くらいのボリュームだと思います
ぼんち食堂!自分も10年程前に行きましたよ!
親子丼頼んだのですが他のメニューに比べ少なめ?で助かりました。
一緒に行った仲間はラーメン、中華丼頼んでましたが摺鉢みたいな器でした(笑)
ところで鋸岳の林道って自転車いいんですかね?
ちょっと反則かもですが自転車で行きたいなあと。
こんにちは、cotaさん、
10年前からあった店なんですか、ぼんち。
主幹道から外れているのに、立派なものですね
林道は最初の3kmほどは舗装道。5kmくらいまでは比較的傾斜が少なく、自転車の特性を生かせる道でした
但し、この林道は一般車両進入禁止。軽車両も対象にしているのか否かは自分には判断できませんでした
自転車どころか、そもそも登山者自体にも殆どめぐり合わなかった日でしたし。
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