信越トレイル 2泊3日 スルーハイク

2015年09月19日(土) 〜 2015年09月21日(月)

• GPS: 50:15
• 距離: 76.1km
• 登り: 3,860m
• 下り: 4,580m

コースタイム

添付ファイル参照

天候

晴曇り 夜一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

川崎~長野(夜行バス)、長野~飯山(電車)、飯山駅~斑尾高原前(バス)
帰りは、栄村登山口〜中条温泉（10:30から入浴可）〜森宮野原駅（徒歩）
森宮野原駅~越後湯沢駅(11:45発バス)、越後湯沢から新幹線を利用

コース状況／危険箇所等

気温15℃前後、夜は12-13℃位。行動中は雨も降らず暑くもなく快適でした。

その他周辺情報

グリーンパル光原荘でシャワーを浴び、お酒を補給。帰りは中条温泉へ寄って汗を流してからバスで帰路へ。

ファイル

装備2015信越トレイル.pdf

（更新時刻：2015/09/23 02:08）

course_time20150919_20150921信越トレイル.pdf

（更新時刻：2015/09/23 02:08）

写真

9/16 5:04

ULを意識した装備。着替えの選別に悩みました。トレッキングパンツを使いまわすことで、スペース・重量を減らしました。酒とつまみは外せません。食料・行動食も十分でした。

9/19 5:51

飯山線で長野駅〜飯山駅まで

9/19 8:11

とても綺麗な飯山駅。バス始発まで仮眠しました。コンビニは7時からやっていました。

9/19 8:21

飯山駅〜斑尾高原ホテル前までバス。

9/19 9:09

斑尾高原ホテル前

9/19 9:09

チロル前登山口までここからスタート

9/19 9:25

ゲレンデを登っていく。ガスっていました。

9/19 9:49

ゲレンデ脇を上っていくと、雪の重みで曲がったブナが見えてきました。

9/19 9:57

斑尾山山頂。登山口〜斑尾山山頂までが、全行程で一番急な登りだったと思います。山頂周辺がガスっていたため、大明神岳はパスしました。

9/19 10:22

斑尾山を少し過ぎると、ガスが晴れてきました。大明神岳行っておけばよかったかな？

9/19 10:24

良い天気。

9/19 10:28

ホテルタングラムだと思います。

9/19 10:30

万坂峠。妙高市方面

9/19 10:30

万坂峠。信濃町方面

9/19 10:31

万坂峠

9/19 10:42

袴湿原

9/19 10:46

杉も曲がっていました。

9/19 10:50

袴岳東峰。

9/19 10:51

ガスっている時間も多いです。

9/19 11:07

でかいカタツムリ。

9/19 11:10

信越五岳トレイルランニングレースが一部同じコースを通っています。

9/19 11:12

袴岳山頂。

9/19 11:28

とちの実。大きな実を拾い、とちの実せんべいと共に子供のお土産にしました。

9/19 11:51

赤池。休憩せずに通過しました。

9/19 12:16

沼の原湿原。

9/19 12:31

生命の森づくり植樹場所

9/19 12:31

新潟方面への展望が開けています。

9/19 12:51

希望湖（のぞみこ）　ボート小屋が営業していて、飲み物とお菓子、カップ麺が売っていました。静かな湖畔で昼食をとりました。つまみ用ポップコーン200円を購入。

9/19 13:10

昼過ぎは良い天気。

9/19 13:17

信越トレイルは草が広く刈られていて、とても歩きやすいトレイルです。ごきげんなトレイルが続きます♪

9/19 13:18

綺麗なきのこや珍しいきのこを見かけると、写真を撮って歩きました。

9/19 13:21

毛無山山頂

9/19 13:23

長野側の展望良し

9/19 13:39

涌井新池

9/19 13:40

少し歩くと、水量豊富な水場がありました。ガイドさん一行と水場でご一緒になりお話しを聞くと、信越トレイルで1番おいしい水場とのこと。冷たくておいしかった。水補給。

9/19 13:54

水場過ぎて林道を下っていきます。ここは気持ちよく走りました。

9/19 14:14

涌井到着。

9/19 14:15

涌井の集落。心に残る風景です。

9/19 14:37

大きい笹。今度このくらいの大きい笹で、子供に笹船を作ってあげたいなー

9/19 14:42

富倉峠

9/19 14:48

林道トレイルの真ん中に咲いていたアザミ。

9/19 14:59

ソブの池

9/19 15:29

黒岩山へ続く道

9/19 15:42

双葉onきのこ　何の葉だろう？

9/19 15:44

黒岩山。ここはモリアオガエルやギフチョウの生息地で山全体が国の天然記念物となっています。石ころひとつ持ち帰ってはダメとのこと。雪仕様の東屋。

9/19 15:44

長野側の展望が開けています。

9/19 16:02

太郎清水

9/19 16:09

枯れることもあるという水場。良く湧いていました。顔・頭を水浴びでさっぱり。明日の分も含めて、たっぷり水を補給。

9/19 16:16

桂池到着

9/19 16:42

桂池テントサイト。

9/19 16:18

信越トレイルクラブからのエイドBOX。水が入っています。
太郎清水が枯れていたら・・・。使わないのが基本だと思いますが、緊急時を考えると、とてもありがたいBOXです。

9/19 17:02

ツェルトを設営し、荷物を整理し終わったら、晩酌の時間。
ビールは長野駅にて購入しました。持ってきたお酒は、ビール＋焼酎＋予備のジムビームポケットボトル。

9/20 5:35

その後2組が到着しました。自分と同じく、斑尾から出発したソロの方と仲良くなり一緒に晩酌。話に花がさいてお酒がすすみ、持ってきたお酒を全部空けてしまいました（笑）

9/20 5:37

2日目は5時半過ぎに出発。明け方まで雨が降っており、出発を少し遅らせました。しばらくすると雨が上がり出発。

9/20 6:28

仏ヶ峰登山口

9/20 6:28

冬はゲレンデの頂上

9/20 6:56

戸狩温泉方面が良く見えました。

9/20 7:20

小沢峠

9/20 7:34

晴れてくるとブナの森に光が差し込みます。

9/20 7:48

長野県飯山市側の展望

9/20 7:50

尾根沿いを歩く

9/20 7:50

ガスったり晴れたり。

9/20 8:21

鍋倉山山頂。ここで南下してきたファストパッキングのソロの方と会い、お話しました。ちょうど自分と逆のルート。1泊2日でスルーハイクし、信越五岳の応援予定とのこと。すごい！

9/20 8:37

久々野峠（くぐのとうげ）

9/20 8:41

黒倉山

9/20 8:57

筒方峠（どうがたとうげ）

9/20 9:05

真っ赤に色づいたカエデ。10月はどんな風景になっているのだろう。

9/20 9:09

関田峠

9/20 9:19

グリーンパル光原荘方面へ

9/20 9:28

光ヶ原高原キャンプ場

9/20 10:17

グリーンパル光原荘。スルーハイカーのオアシス。シャワーを浴び、晩酌用のビールとお酒を購入。水を補給し、自販機でデカビタを購入。食堂時間外で食べ物は無し。とても綺麗です。

9/20 10:52

梨平峠

9/20 11:34

牧峠

9/20 12:00

花立山

9/20 12:06

雨が降るかな？と思いましたが、2日目も快適ハイク。新潟側の景色も見れました。

9/20 12:24

宇津ノ俣峠

9/20 12:30

めずらしく顔近くまでミズナラの枝が降りていて、パシャリ。

9/20 12:53

幻の池

9/20 12:53

幻の池。ガスってきました。

9/20 13:32

鷹が旋回して飛んでいく様子が見れました。鷹柱（たかばしら）と言うそうです。上昇気流に乗って飛ぶ姿は、なんとなく楽しそうでした。

9/20 13:55

伏野峠

9/20 13:55

伏野峠にも信越トレイルのエイドBOXがありました。

9/20 14:14

菱ヶ岳

9/20 14:26

須川峠

9/20 14:34

トレイル上の分岐点では、この標識が目印。これがあるおかげで、コンパスもほとんど使わず、迷わないで歩けました。

9/20 15:23

西マド湿原

9/20 15:28

振り返りからの〜菱ヶ岳。写真だとわかりづらいですが、菱型に見えました。

9/20 15:40

野々海峠（ののみとうげ）

9/20 15:54

トレイルを彩るナナカマド

9/20 15:56

何の菌だろう？

9/20 16:17

深坂峠（みさかとうげ）。重厚な石碑です。

9/20 16:17

深坂峠からの眺め。

9/20 16:22

野々海湿原。湿原ではバッタやトンボが飛んでいました。

9/20 16:26

野々海高原テントサイト到着、ツェルト設営。しばらくして森宮野原駅からスタートしたソロの方が到着しました。今日は2張りだけ。雨が降りそうで準備を急ぎました。

9/20 17:51

グリーンパル光原荘で買ったお酒で晩酌。ラーメンを食べ、早めに寝袋に入りました。ツェルト内は12〜13℃位でしたが、足が寒く感じ、寝たり起きたりを何度か繰り替えしました。

9/21 6:06

雨はそれほど強く降らなかったようです。最終日は行程に余裕があったので、ツェルトとシートを干しながら、朝のスープを沸かして飲みました。野々海高原テントサイトは水道が使えますが、浄水か煮沸が必要です。

9/21 6:35

テントサイトには、テーブルイスが沢山設置されています。

9/21 6:51

3日目スタート。気持ちよく湿原の中を歩く。

9/21 7:00

鉈目（なため）でしょうか、ブナの木に刻まれていました。

9/21 7:27

3日目も天気に恵まれました。ゴールも近づいてくると、もう終わってしまうのか・・・と寂しくなりました。もっと歩きたいな。

9/21 7:33

新潟方面が望めます。何の山だろう？知りたいなーと思いました。信越方面の山も、ちょっとずつ覚えていこう。

9/21 7:43

天水山手前、ブナ林

9/21 7:47

信越トレイルの終点、天水山到着。

9/21 8:03

下山途中で天水山方面を振り返る。

9/21 8:23

下山路のブナ林

9/21 8:26

信越トレイルでは、ここ以外でもマップに載っていない新ルートがありました。次来るときは新ルートで歩こう。

9/21 8:35

林道歩きも気持ち良い。

9/21 8:44

アオダイショウの子供？

9/21 8:58

マムシだと思います。信越トレイル後半では5〜6回蛇を見かけ、そのたびにビックリしました。大抵の場合は、蛇のほうが先にビックリして逃げて行きます（笑）

9/21 9:02

林道をのんびり歩きながら、ふと、ブナの実が食べれることを思いだし、食べてみました。苦味渋み等無く、生で食べれました。炒ったらもっとおいしいかも。小さいから皮を剥くのは大変だけど、時間あるとき、酒のつまみにしてみようかな？

9/21 9:08

麓に近くなると、周りは杉の木に変わってきます。

9/21 9:15

山葡萄がカラフルで綺麗。この蔓で籠を作ったりできるそうです。

9/21 9:20

栄村口

9/21 9:22

関田山脈を振り返る

9/21 9:28

収穫前、実りの棚田。黄金色でとてもきれい

9/21 9:34

駅までの途中で石碑を発見。米を生産できるよう、この地域は昔苦労して開田されたそうです。

9/21 10:53

中条温泉トマトの国で日帰り入浴＠500円。バスの時間が11:45だったので、20分程度で出てきました。次来たときはゆっくり入ろう。

9/21 10:52

ザックを70Lポリ袋にいれて、帰宅用折り畳みバックに詰め替えました。家でテストはしたのですが、容量ぎりぎり。危なかった・・・

9/21 11:17

森宮野原駅到着。3日目はずっとのんびり歩きました。3日目が1番楽しかったかな。

9/21 11:21

バスを待つ間、駅舎にてお土産とトマトジュースを買いました。冷えているのを出してもらい頂くと、本当においしかった。
信越トレイルの思い出はトマトジュースの味と共に・・・

撮影機器：

L-05D LG Electronics

装備

個人装備

ULを意識した装備 ベースウェイト約5.0kg パックウェイト約8.7kg

備考

GPSデータは、他の方のスルーハイクデータを一部加工したものです

感想

aoba0712

　信越トレイルを2泊3日、ファストパッキングでスルーハイクしました。走ったのは2割くらいでしょうか、ほとんど歩きです。涼しく、天気にも恵まれ、快適なハイキングでした。トレイルはよく整備されており、とても歩きやすかったです。アップダウンも険しくなく、初心者〜ベテランまで幅広い年代の方が歩けるトレイルだと思います。継続した運営活動をされている信越トレイルクラブさん他ボランティアの方々には本当に感謝です。
　トレランの視点だと、前半：アップダウンもあるが走れる区間も多い、後半：アップダウンが少ないが、トレイルを木々が横切っていたり、ぬかるみも多くあまり走れないと思います。
　当初2泊3日では、夜間行動もしないと間に合わないかな？と少し不安でしたが、装備を軽量化し、水分補給も多すぎず少なすぎず携行でき、明るい日中に行動することができました。水分携行量の判断は難しいと思います。緊急時水を補給できるよう浄水器は必須です。参考までに、装備と行程を添付します。
　次は家族でゆったりハイクをしたいです。