大蛇尾川西俣

2024年09月07日(土) 〜 2024年09月08日(日)

• GPS: 37:17
• 距離: 27.4km
• 登り: 1,351m
• 下り: 1,450m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:00

距離 9.6km 登り 651m 下り 481m

6:00 大蛇尾林道駐車地点
7:50 8:00 取水口
9:40 10:00 西俣・東俣の二俣
11:55 12:25 東俣 2段30m滝
12:50 13:00 西俣・東俣の二俣
16:00 Co1050m

2日目

• 山行: 10:30
• 休憩: 1:40
• 合計: 12:10

距離 17.7km 登り 678m 下り 970m

7:05 Co1050m
9:20 9:35 大滝30m基部
10:40 10:50 大滝30m上部
11:25 鹿ノ又沢出合
12:45 奥の二俣
13:20 13:55 瓢箪峠
16:00 Co1080m林道
17:45 18:25 ワイルドフィールズおじか
19:15 男鹿高原駅近く（ヒッチハイク）

天候

9/7: 晴れのち雨
9/8: 晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・大蛇尾林道は荒れており、地上高の高い車でないと擦る
・男鹿高原方面に下山する場合、タクシー配車が困難（管轄や営業時間や台数など）
・男鹿高原方面に下山するなら車2台で下山ポイントにデポするのが良い
・男鹿高原方面に下山する場合、ワイルドフィールズおじかの受付周辺で初めて携帯電波が入る（Softbankのみで確認）

コース状況／危険箇所等

・参考：「新版関東周辺の沢」
・参考：「沢登り銘渓62選」
・参考：「沢登り (ROCK&SNOW BOOKS)」（大蛇尾川東俣）
・水は結構冷たい

写真

大蛇尾林道の悪路を進み駐車

9/7 5:59

少し先にも駐車できるスペース。これが最後

9/7 6:03

カバイロコナテングタケ。8月はあまり雨が降らず、最近になって雨が多くなったせいか、キノコがめちゃくちゃ多い

9/7 6:12

シロオオハラタケ？

9/7 6:13

ホコリタケ

9/7 6:19

？

9/7 6:26

ヤマイグチ

9/7 6:27

コテングタケモドキ？

9/7 6:27

タマゴタケ

9/7 6:48

崩壊した林道を進む。長い

9/7 6:49

オオシワカラカサタケ？

9/7 6:51

？

9/7 7:00

オニイグチ

9/7 7:03

ムササビタケ？

9/7 7:05

オシロイシメジ

9/7 7:08

ヒロヒダタケ？

9/7 7:09

ムササビタケ？

9/7 7:13

わさび

9/7 7:18

ニセアシベニイグチ？

9/7 7:21

崩壊の進む道

9/7 7:22

ホトトギス

9/7 7:23

？

9/7 7:27

テングタケ系

9/7 7:29

ツルタケ系

9/7 7:30

崩壊した吊り橋

9/7 7:37

ベニタケ系

9/7 7:39

イグチ系

9/7 7:41

テングタケ系

9/7 7:46

イロガワリ？

9/7 7:49

ようやく取水口に到着。ここまで林道長いしキノコに夢中で時間がかかった

9/7 7:51

大蛇尾ブルーが出迎えてくれた

9/7 8:12

右岸から綺麗な滝

9/7 8:13

前方に岩壁

9/7 8:36

少しだけゴルジュ

9/7 8:59

水が綺麗。ガラスの様

9/7 9:11

ヒバカリ

9/7 9:17

カケスの羽

9/7 9:27

シイタケ！

9/7 9:36

山ブドウ

9/7 9:38

東俣と西俣の二俣に到着。ここから竿を出して東俣を少し遡行

9/7 11:10

5mナメ滝

9/7 11:38

6mナメ滝

9/7 11:46

4mトイ状

9/7 12:07

2段30m。東俣の遡行はここまでとし、引き返す

9/7 12:29

タラの実

9/7 12:31

ムラサキシメジ？

9/7 12:39

ホコリタケ

9/7 12:50

二俣の幕営適地

9/7 13:00

次は西俣を遡行。西俣に入るとすぐに崩壊地が現れる

9/7 13:38

崩壊によって堰き止められた池。滅茶苦茶きれい。魚が悠々と泳いでおり、全く相手にされなかった

9/7 14:02

ヤギ滝10m。この滝が魚止めとなっている

9/7 14:26

ヤギ滝10mのすぐ上は釜が深い5m直瀑。右岸をへつる。白泡で足元が見えず結構怖かったが、クラックが走っておりスタンスはちゃんとあった

9/7 14:32

4x6m

9/7 14:33

穏やかになる

9/7 14:37

左岸に100m岩壁

9/7 14:43

大蛇尾ブルーの美しい釜を持った5m滝。当然泳ぐ

9/7 14:45

飛び込む

9/7 14:48

水中撮影。釜の反対側まで結構距離があるのに、かなりの透明度

9/7 14:57

綺麗なナメ、釜、ナメ滝が繰り返し現れる

9/7 15:06

癒やされる

9/7 15:07

淵

9/7 15:29

幅広8m。残置ロープがぶらさがっている

9/7 15:43

残置ロープの支点

9/7 15:47

右岸から枝沢の滝

9/7 15:47

3m。右岸から巻く

9/7 18:09

Co1050mで幕営。採ったシイタケを醤油炒めにする

9/7 18:33

シイタケ、タマゴタケ、ヤマイグチのきのこ汁

9/7 20:00

幕営地に着いた頃に夕立が降り始めてしまい、焚火は諦めていたが、雨が止んで焚火をすることができた

9/8 5:51

幕営地。なかなか快適だった

9/8 7:02

左岸が激しく崩壊している。岩の角が鋭く比較的新しいもののように思う

9/8 7:06

幕営適地

9/8 7:12

所々崩壊している

9/8 7:25

大きな岩の2m滝。右の岩を登る

9/8 7:27

右岸から枝沢の大きな滝。遡行図には80mとある

9/8 7:31

もう一つ右岸から枝沢の滝。遡行図には100mとあるので、さらに上も続いているのだろうか

9/8 7:35

銚子の口？

9/8 7:38

また穏やかになる

9/8 7:48

綺麗な釜とナメ

9/8 7:53

ナメ滝15m。モダンアートのよう。右岸から巻く

9/8 8:02

6mトイ状。直登できる

9/8 8:06

相変わらず水が綺麗

9/8 8:07

ナメの赤みが強くなってくる

9/8 8:13

巨岩帯の滝。釜を泳いでつっぱりで突破

9/8 8:26

幕営適地。西俣の中ではここが一番快適そうだった

9/8 8:43

Co1200m出合の小滝

9/8 8:46

ナメ滝

9/8 9:12

大滝30mが見えてきた。写真に写っている右岸の草付を登ることになる。

本当は東俣下降または西俣同ルート下降の予定だったが、東俣下降は時間的に不可であり、西俣同ルート下降もここまで登ってきた感じではかなり面倒そうだったので、男鹿高原側へ抜けた方が早いということで男鹿高原側へ抜けるエスケープ案を採用

9/8 9:20

大滝30m。下部をシャワーで突破して左岸からも巻けるらしい

9/8 10:02

右岸の草付をロープを出して登る。結構悪い。リスをほじったりしてプロテクションを取るのに時間がかかった

9/8 10:02

1P目を見下ろす

9/8 10:43

2P目の終了点。2P目は落口へトラバースはせずに、安全に樹林帯から巻いた

9/8 10:51

ロープを畳む。ただし、このナメで滑ると大滝の下まで落ちるので注意

9/8 11:00

ナメが現れ、再び癒し系となる

9/8 11:04

5x10m

9/8 11:04

？

9/8 11:05

？

9/8 11:09

ナメ滝

9/8 11:11

5x5m

9/8 11:14

青い岩と赤い岩の模様

9/8 11:16

鹿ノ又沢出合手前の幕営適地

9/8 11:23

鹿ノ又沢出合

9/8 11:38

鹿ノ又沢出合より奥の幕営適地

9/8 11:41

3m

9/8 11:47

Co1330m幕営適地

9/8 11:48

4m

9/8 11:53

染み出しが赤い。遡行するにつれ岩の赤みが強くなっていき、ヌメりも強くなるのはこの成分の影響かと思う。ただし、ある地点を越えると赤みもヌメりも無くなる

9/8 12:11

Co1390m幕営適地

9/8 12:12

Co1400mで左岸から枝沢。東俣に乗っこす場合はこの枝沢を登る

9/8 12:23

苔の生えたナメを歩いていく

9/8 12:25

苔の小滝

9/8 12:30

Co1420mで左岸から枝沢。この枝沢を登っても東俣に乗っこすことができるが、手前の枝沢よりも高く登ることになる

9/8 12:40

トイ状4m

9/8 12:44

奥の二俣

9/8 12:47

崩壊地

9/8 12:48

5m

9/8 12:58

水が枯れて二俣。左へ

9/8 13:22

最後は笹薮の詰め

9/8 13:57

塩那道路に到着

塩那道路についてはこちらを参照
https://yamaiga.com/road/enna/main.html

9/8 14:06

最初は稜線から白滝沢に直接降りていこうと考えていたが、ヤマレコアプリで地図を見たら廃道利用らしいトレースがあったため、ショートカットも交えながらトレースを利用してみることに。写真のように廃道はかなり自然に戻っている

9/8 14:55

スギヒラタケ

9/8 15:14

イヌセンボンタケ

9/8 15:15

廃道下部は大きく折れ曲がっており距離が長くなってしまうので白滝沢にルート修正。白滝沢は平凡で下降しやすかった

9/8 15:39

潰れたトラックがあった。道路工事で落ちたのだろうか

9/8 16:42

白滝沢出合あたりでゲート。ただし、一般車はワイルドフィールズおじかより奥には入れないと思う

9/8 17:48

長い林道を歩いてようやくワイルドフィールズおじかに到着、この受付で初めて携帯電波が入る。

タクシー会社にいくつか電話をかけてみたが、管轄外だったり営業時間が終了していたりなどで全滅。男鹿高原駅までは歩いて4kmだが、電車は4時間に1本で、バスも最終便が終了しているので今日中に自宅まで帰ることが絶望的になってくる。元々は西俣同ルート下降か東俣下降の予定だったので、男鹿高原側の足をちゃんと確認していなかったのは反省。

ここにいても仕方がないのでとりあえず男鹿高原駅方面へ車道を歩いていくことに。途中でヒッチハイクしてみると1台の車が止まってくれた。飯豊山登山からの帰りということで乗せていただけることに。しかもわざわざ大蛇尾林道まで届けていただいた。本当に感謝！

9/8 20:28

最後の大蛇尾林道の悪路は歩いて駐車地点へ。ここもキノコが大爆発しておりキノコ狩りしながら戻る。

巨大なニセアシベニイグチ

撮影機器：

HERO11 Black GoPro

iPhone 13 mini Apple

装備

備考

・30mロープ x 1
・30mフローティングロープ x 1（懸垂下降回収用だが使わなかった）
・カム（〜C4#0.75）
・ハーケン（ナイフブレード, ロストアロー, アングル, 全て利用）
・フェルト（西俣を遡行するにつれヌメっていくのでフェルト推奨）

感想

wetcradle