泡滝ダム〜以東岳〜大朝日岳〜朝日鉱泉 【初秋の紅葉ぶらり旅】
山形県
tackerq
kabigonmama
- GPS
- 23:40
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 2,846m
- 下り
- 2,804m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:54
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:52
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:28
| 天候 | 9/18（土） am 霧雨 → pm 雨 9/19（日） am 霧雨+風 → pm 曇 → 快晴 9/20（月） am 快晴 → pm ガス 9/21（火） am 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー
○9/18（金） ・新宿西口BT21:50 → 東京駅22:25 → 上野駅22:50 → 05:20東京第一ホテル鶴岡前 東京・埼玉⇒酒田・鶴岡／庄内交通 夕陽号／51便 7,040円 http://www.shonaikotsu.jp/highway/index.html http://www.shonaikotsu.jp/img/highway/PDF_timetable/tokyo_shibuya_H240713_3.pdf 予約サイト（予約は、2ヶ月前から） http://travel.willer.co.jp/st/3/ja/pc/bus/route/calendar.php?mid=847&oR=2401001&fR=1401001&fn=sakata_tsuruoka&hkn=30&kns=15 ○9/19（土） ※バス利用 ・エスモール��のりば07:50 → 鶴岡駅前�△里蠅�07:52 → 新落合・朝日庁舎08:22 → 09:02大鳥登山口 庄内交通 〜大鳥登山口 1.400円 http://www.shonaikotsu.jp/local_bus/img/jikoku_PDF/20150401/t12_ootori.pdf ・新落合・朝日庁舎08:30 → 大鳥登山口09:05 → 09:40泡滝ダム 朝日交通 落合ハイヤー（電話0235-53-2121） 新落合〜 3,000〜4,500円 大鳥登山口〜 3,000〜4,000円 http://www.asahi-kankou.jp/kankou/climbing_hire.html http://www.asahi-kankou.jp/kankou/pdf/tozanhire2015.pdf ※タクシー利用の場合 東京第一ホテル鶴岡前 → 泡滝ダム（約2時間） 15,270円 http://www.tsuruokakanko.com/ca07/taxi.html http://www.tsuruokakanko.com/ca07/taxi2.html ※駐車場 泡滝ダム手前に15台ほどの駐車スペースあり。 ●復路 ※タクシー利用 朝日鉱泉10:00 → 11:20左沢 吉田タクシー 0237-67-3131 朝日タクシー 0237-62-6088 / 0237-67-2424 約10,500円 ※バス利用の場合 朝日鉱泉07:30 → 08:50左沢 朝日鉱泉14:30 → 15:50左沢 登山バス（朝日鉱泉朝日岳登山クラブ） 要予約 090-7664-5880 3,000円 http://www2.ocn.ne.jp/~ooasahi/mt_asahi/mt_index.htm#bus ※駐車場 朝日鉱泉の前に5台ほどの駐車スペースあり。（宿泊者と宿の人用？） 皆さん路肩に停められて、一部車道が狭くなっていました。 狭い道路での路肩駐車は、やめましょう。 左沢16:15 → 17:00山形17:05 →つばさ154号→19:30 大宮 ◎左沢（あてらざわ）線 寒河江−山形間の運行が多いが、左沢−寒河江間の運行は少ない。 タクシーで寒河江まで2,000円程度かかるが、寒河江からの方が本数が多い。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース全体よく刈払いされ、整備が行き届いていた。 しかし、登山道のそこここに、浮石、大きめの段差、濡れた石、濡れた木の根、泥濘など足を取られそうな箇所があるのでご注意を。 また、小朝日岳からの下りで2つ急な箇所があり、ロープがかかっている。慎重に降りられたい。 分岐には、道標が設置されており、道迷いの危険性は少ない。 ただ、円柱状、四角柱状の道標は、きちんと四つの面を確認された方が良いでしょう。 一つの面だけしか見なかったため、分岐と思わず間違った方向に歩かれた方もいらっしゃいます。 道標では一息入れる余裕を持って。 |
| その他周辺情報 | 大鳥小屋 100人 （1,500円） 予約不要 0235-55-2233（朝日屋） http://www.takitaro.co.jp/asahiya/tozan.html 水場あり。 バッジは、以東岳、大鳥池が1000円、大朝日岳が800円。 ビール350mlが500円。 狐穴小屋 54人 （1,500円） 予約不要 0237-76-2416（志田菊宏） http://yamagoya-navi.com/山小屋情報/狐穴小屋/ 水場あり。 ビール350mlが800円。 竜門小屋 50人 （1,500円） 予約不要 0237-76-2416（志田菊宏） http://yamagoya-navi.com/山小屋情報/竜門小屋/ 水場あり。 ビール350mlが800円。 大朝日小屋 100人 （1,500円） 予約不要 0237-62-2111（大江町役場） http://www14.plala.or.jp/qqqqqq/shelter%20hut%20oasahi.html 水場なし。 ここに宿泊する場合は、金玉水、銀玉水まで汲みに行かないといけません。 バッジ売り切れ ビールなし。（冷やせないから？） 他の小屋は水場でビールがキンキンに冷えていました。 鳥原小屋 50人 （1,500円） 予約不要 0237-67-2111（朝日町役場） http://yamagoya-navi.com/山小屋情報/鳥原小屋/ 水場あり。 ビール350mlが500円。 朝日鉱泉 44人 （4,500〜8,000円） 要予約 090-7664-5880 0237-67-3589 http://www.asahikosen.com/ 大朝日岳のバッジ売り切れ間近 ビール633ml瓶が600円。 日帰り入浴500円。 朝日連峰 http://www.city.tsuruoka.lg.jp/shiyakusho/asahi/kanko/asahirenpotozanjoho.files/2014yamayukimemo.pdf 鶴岡市朝日庁舎 http://www.city.tsuruoka.lg.jp/shiyakusho/asahi/kanko/asahirenpotozanjoho.html 朝日町観光協会 http://asahimachi-kanko.jp/climb/climb.html http://asahimachi-kanko.jp/climb/virtualmap.html 朝日鉱泉 http://www.asahikosen.com/ 旅館朝日屋 http://www.takitaro.co.jp/index.html |
写真
拍手虹だ・・・何かいいことが起こりそう（ウソー雨降り）
後ろは、朝日屋さん
ここに宿泊すると、6:00に泡滝ダムまで送迎してくれる
太陽があれば、紅葉も綺麗だろうに・・・
眺めが欲しいなぁ・・・
先客は、10名程度でしたが、夕刻には定員を超える人数になり、トイレ前の土間に寝る方も・・・
ボリュームのある山です
以東岳の雲が取れれば、明日の天気は良いとのこと
360度の眺望
相模山への分岐です
相模山も楽しい岩山のようです
ここも360度の眺望・・・
というかこの稜線のどの峰もを遮るものがありません
とんがりとボリューム・・・かっこいい山です
360度の眺めが最高なので、休憩していると
水を補給しました
おいしかったです
混んだ小屋はイヤなので、鳥原小屋まで行くことに
豚の角煮としょうが焼きどんぶり
この日はスペースが沢山あってゆったりと眠れました
装備
| 個人装備 |
靴
靴下
ズボン
ズボン下
インナー（長袖）
ウインドブレーカー
ヘッドランプ(2)
予備電池(3)
1/25000地形図
コンパス
時計
携帯電話
ラジオ
計画書
筆記具
保険証
笛
ライター
ナイフ
水筒
デジタルカメラ
ポリタンク
飲料
医薬品
ティッシュ
バンダナ
日本手拭(2)
タオル
バンドエイド
ザックカバー
雨具
防寒着(ダウンジャケット)
手袋(2)
帽子
替え衣類
ビニール袋(5)
レスキューシート
クマよけ鈴
マグカップ
食器
予備食(1)
ストック
スパッツ
サングラス
シュラフ
銀マット
|
|---|---|
| 共同装備 |
ガイドマップ
食料
ツェルト
コンロ(2)
ガスカートリッジ(2)
コンロ台
コッヘル（鍋）
軍手
ローソク
ファーストエイドキット
テーピング用テープ
日焼け止め
新聞紙
PE（結束）バンド
ロープ
|
感想
以東岳と大朝日岳に行って参りました。
このコースは、ここ数年で2回ほどヤマケイに掲載されており、この嫋やかな稜線をいつか歩いてみたいと思っていました。
このコース上には、水場が多く点在し、この時期は水量も豊富なので、水に苦労することは、ないけれど、寝具と食料は全部持ち。
我がパーティは、未だロングで寝具と食料を携行した経験が無く、「昭文社の地図男」を自称する程度のスピード。加えて、パートナーが膝に爆弾を抱えているため、このコースを歩くことを逡巡しておりましたが、シルバーウィークで5連休頂戴できましたので、念願を叶えるべく鶴岡への夜行バスに乗り込みました。
通常は、2泊、健脚の方は1泊で歩くコースですが、荷物が重めであること、天候による停滞がありうること、ヒルネする確率が高いこと、などなどを加味して、3泊としました。
○初日
天候に恵まれず、霧雨と靄。スタートからレインスーツ着用。
まぁこの日は、大鳥避難小屋までのユルユル山行でしたので、難もなく小屋に到着。
小屋には先客が6名。殆どの方がイワナ釣りを目的に宿泊されていらっしゃいました。
普通は、この程度の人数でガラガラ状態とのことですが、やっぱりシルバーウィーク。
やがて登山客が押し寄せて、最終的には、畳一畳分に一人が寝ることになりましたが、十分な広さでした。
時間が経つに連れて雨脚が強まり、明日の天候に不安を感じながら爆睡で一夜を過ごしました。
○二日目
この日も午前中は、天候に恵まれず、雨、霧、風のため、レインスーツで以東岳への登り。
気温が然程低くなかったため、スーツの中は汗で蒸れてビショビショ。
そして、森林限界を超えたあたり（池塘が出現して）から風雨が強くなり、濡れアンダーウェアが体温を奪うことを実体験。
長く歩いていたら、低体温症になるな、こりゃ・・・と考えながら歩いているうちにあっさり以東岳避難小屋へ到着。
小屋で着替えして、行動食を摂りました。
以東岳避難小屋の内部はとてもきれいでしたが、朝日屋さんに電話でお聞きしたところ、使用禁止とのこと。
大鳥避難小屋の小屋番さんに理由を訊ねたところ、土台や構造にガタがきており、倒壊の危険があるらしい。
使わないに越したことありませんね。
以東岳避難小屋を出るとすぐ山頂。
この悪天候、期待していた以東岳山頂から熊の毛皮の形の大鳥池を見ることができませんでした。
（13時以降に到着された方は、見られたようです。）
以東岳山頂付近から草紅葉、色とりどりの紅葉が出始め、稜線を大朝日岳へ向かう程、紅葉が鮮明になっていきました。
やがて、陽が差し、天候が回復。
尾根全体が見られるようになり、隣の尾根や遠くの山々が望めるようになりました。
中先峰手前のミニ池塘付近でレインスーツを脱ぎ、気分の良い稜線歩きが始まりました。
稜線は、草紅葉で黄金色に染まり、ウラシマツツジ、カエデ、ナナカマドなども色づいています。
また花も、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、リンドウ、トリカブトなども残っていました。
この時期は、花もほぼ終わり、紅葉もまだまだで見るものが無いのでは・・・と思っていましたので、花も紅葉も見られる贅沢な稜線歩きになりました。
やがて、狐穴小屋に到着、まだまだ竜門小屋に行ける時間でしたが、天気もいいし、暖かいし、以東岳の眺めも良いし、小屋番さんは、フレンドリーだし、日向ぼっこを決め込んで、小屋の外で昼食、夕食を摂り、ビールを呑んでまったりし、秋の午後を満喫しました。
しかし、時間が経つに連れ、狐穴小屋の宿泊者数が膨らみ、夕刻には60名を超えて、とても寝苦しい夜を迎えることとなりました。
この日は、竜門小屋も朝日小屋も定員オーバー。大朝日小屋に至っては、小屋内に収めきれず、外にテントが設営されたとのこと。
○三日目
この日は、晴天。
狐穴小屋から葉山は、勿論、月山、鳥海山が見えました。
さらに三方境に上ると、日本海や飯豊が望めます。
青空の下、明るく開けた嫋やかな稜線を気分よく歩きます。
峰々の頂上は全て360度の眺望。
解放感で一杯です。
紅葉は、竜門小屋から大朝日岳までが一番よく色づいていました。
西朝日岳まで来ると、ピラミダルな大朝日岳が眼前に。
西朝日岳でもまったりしていると、いきなり沢から水蒸気が上がってきて雲になり、あっという間に大朝日岳を隠します。
山頂がガスガスだといやなので、大朝日岳山頂へ急ぎましたが、金玉水で「おいしい水」を補給するなどしている間に、山頂からの眺めは、半減。
北西佐渡ヶ島方面は雲の中へ。
それでも小朝日岳方面は眺めがあったので、眺めを見ながら昼食を摂りました。
大朝日小屋に戻って、大朝日岳のバッジを求めたところ、売り切れ・・・
大鳥小屋であったけど、登っていない山のバッジを購入するのは気が引けて、買っていませんでした。（以東岳のバッジは、仕方なく罪悪感を感じながら購入しました。）
当初は、大朝日小屋に宿泊する予定でしたが、宿泊者の数が増えることが予想されたので、鳥原小屋へ向かいました。
しかし、長い行程を歩いた後の約2時間、特に小朝日岳への登りと下りが急勾配で堪えました。
湿原が見え、鳥原小屋まで365歩のサインが出れば、木道を約1000歩ほど歩くと赤い鳥居が表れ、それを潜れば鳥原山避難小屋。
宿泊者は20名程度でゆったりと眠ることができました。
○四日目
最終日は、もう降りるだけ。
樹林帯を歩いて朝日鉱泉へ。
今日も天気は上々で、木々の間から大朝日岳がチラチラと見えます。
大して歩かないうちに朝日鉱泉へ到着です。
朝日鉱泉の日帰り風呂は、11時からなので、仕方なく、ビールだけ喰らって帰りました。
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こんばんは。
最近は、ロング泊まりが増えてきましたね
パートナーさんもロング日程でも相当慣れて来たのでは？
写真167は、花が大の字ですね。
この時期だと大文字草（花季8-10月）だと思います。
ユキノシタ科ユキノシタ属なので、葉っぱに特徴がある丸い形のはずです。
私達は白馬雪倉岳付近で8月上旬に深山大文字草（花季7-8月）を見ました。
需要と供給の関係で東北の山小屋のビールは北アと比べると高いんですよね。
でもこんなロング日程で何本も担いでいけませんからね。
photogさん、こんばんは。
朝日連峰主稜線上のビール相場は、本当に高いです。
狐穴小屋の小屋番さんによればボッカだからとのことですが、やっぱり供給が追いついていない印象です。
お花の名前のご教示ありがとうございます。
大文字草っぽいとは思いましたが、花期が判らず、？？？でした。
今年のテーマは、「行った事のない山域をロングで歩く」で、今回は、初めての食料全部持ちでした。
パートナーの膝爆弾を心配しましたが、お蔭様で問題なく山行できております。
今度は、テント装備のロング山行です。
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