ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 723567
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

憧れの初テント泊は北八ヶ岳♪蓼科山&北横岳

2015年09月21日(月) 〜 2015年09月22日(火)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
30:23
距離
20.0km
登り
1,713m
下り
1,708m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:32
休憩
1:39
合計
9:11
距離 12.6km 登り 977m 下り 1,025m
7:11
26
7:37
36
8:13
9:02
30
9:32
9:37
32
10:09
104
11:53
12:14
39
12:53
12:55
5
13:00
13:03
4
13:07
13:21
41
14:02
11
14:13
52
15:05
15:09
30
15:39
15:40
28
16:08
14
16:22
宿泊地
2日目
山行
5:09
休憩
1:48
合計
6:57
距離 7.3km 登り 732m 下り 678m
6:38
26
宿泊地
7:04
7:08
81
8:29
8:54
94
10:28
10:34
37
11:11
11:16
7
11:23
12:24
44
13:08
13:15
20
13:35
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大川原峠の駐車場に停めました。
停められるのは20台くらいかと思います。
夜22時過ぎの到着時にも十台ほど停まっており、下山時の昼間は満車で、路上に車が溢れていました。
コース状況/
危険箇所等
【登山道概況】
1)大川原峠~二子山~双子池
道筋は明瞭で、急登はなく比較的歩きやすい道。
二子山の山頂部は平坦で広く、見晴らしも良好です。
ピクニックに来るにもいい場所かも。

2)双子池~亀甲池
双子池と亀甲池の間は標高差はそんなにありませんが、ちょっと歩きにくい道。
大きな岩がごろごろしていて、その岩も湿っぽいので滑りやすくなっています。

3)亀甲池~天翔寺原
蓼科山が見える、緩やかな道。
歩きやすいです。

4)天翔寺原~将軍平~蓼科山
天翔寺原の分岐からしばらく進むと、右手に蓼科山へと至る道が分岐します。
全体的に勾配はキツめです。
将軍平では山小屋「蓼科ヒュッテ」があり休憩できます。
蕎麦やうどん、ラーメンなどの軽食を立ち寄り客にも提供していました。
将軍平からは再び急登が始まります。
急登は急登でも、こちらはストックが邪魔になる急登。
登り詰めると、また山小屋「蓼科山頂ヒュッテ」があり、休憩できます。
そこから数十m行ったところに山頂があります。
岩ばかりですが、広大な山頂です。

5)将軍平~大川原峠
道筋明瞭で危険箇所なし。
立ち枯れの林なども見られて、八ヶ岳エリアらしい雰囲気を味わえました。
比較的良いペースで進めましたが、岩が湿って滑りやすかったです。
泥濘も何ヵ所かあったので、ゲイターないしスパッツがあるといいかも。

6)亀甲池~北横岳
ジグザグを切りながら登っていく道。
途中、勾配が緩やかになる部分もありますが、大半は登り一辺倒。
ただ、あまり歩きにくさは感じられませんでした。
段差の小さいところを選びながら登ったせいか、勾配の割にあまり疲れは感じず、「もう山頂?」って感じでいつの間にか山頂に着いていました(^^;

7)北横岳~大岳分岐~双子池
北横岳の山頂では、直接双子池に向かうルートがあります。
「難所」と括弧書きで示されるルートで、表記に偽りなしのルートでした。
地形図では大岳付近までほぼ平坦な道であるかのように感じられますが、その実は地形図には表れない小さな起伏がずっと続く道で、その起伏の正体は人の体よりも大きい岩の登り下りです。
大岳付近では、大岳に至る道と双子池に下る道が分岐します。
双子池に下る道も地形図通り急登ですが、やはり大きい岩を下る箇所が非常に多く、いくつかある木の簡易な梯子も損壊部分があるのが殆どでした。
道筋を示す矢印ペイントやテープは必要最小限に近く、下っていて時々道をロストしそうになりました。
今まで歩いた登山道の中では、ナンバーワンの歩きにくさでした(>_<)

【水場】
双子池

【山小屋】
双子池ヒュッテ・蓼科ヒュッテ・蓼科山頂ヒュッテ

【トイレ】
大川原峠・双子池・蓼科山頂ヒュッテ(200円)
※蓼科ヒュッテは利用しなかったので未確認

【地形図】
25000分の1 蓼科
その他周辺情報 【温泉】
あさしなの湯
大人500円 内湯・露天風呂 シャンプー・ボディソープ・ドライヤー・貴重品ロッカーあり

【コンビニ】
中部横断道 佐久南ICから国道142号沿いにサークルK

【道の駅】
国道142号沿いに「ほっとぱーく あさしな」
大河原峠の駐車スペース。
夜中の到着時でも結構車が停まっていました。
テン場や山小屋があるので、その利用者の車もきっと中にはあるのでしょう。
2015年09月21日 06:47撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 6:47
大河原峠の駐車スペース。
夜中の到着時でも結構車が停まっていました。
テン場や山小屋があるので、その利用者の車もきっと中にはあるのでしょう。
こちらは営業していない建物?
この写真の後方、トイレの近くにある建物は昼間営業していました。
なお、写真の黄色い箱が登山ポストです。
2015年09月21日 06:47撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 6:47
こちらは営業していない建物?
この写真の後方、トイレの近くにある建物は昼間営業していました。
なお、写真の黄色い箱が登山ポストです。
2015年09月21日 06:48撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 6:48
中島さんの「信州山歩き地図」ですね。
なお、数年前に山岳会同士の集まりで開いた講習会で、中島さんを講師にお招きした講習会を受講したことがありますが、良いお話でした。
雪崩対策の話だったかな。
2015年09月21日 06:48撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 6:48
中島さんの「信州山歩き地図」ですね。
なお、数年前に山岳会同士の集まりで開いた講習会で、中島さんを講師にお招きした講習会を受講したことがありますが、良いお話でした。
雪崩対策の話だったかな。
これまでのどの山行よりも重いザックを背負って歩き出します。
最初は、双子山を目指します。
2015年09月21日 07:26撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 7:26
これまでのどの山行よりも重いザックを背負って歩き出します。
最初は、双子山を目指します。
初めて背負う重みに足の悲鳴を聞きながらも、双子山山頂に到着。
2015年09月21日 07:37撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 7:37
初めて背負う重みに足の悲鳴を聞きながらも、双子山山頂に到着。
うわっ、思ってたよりも断然広い!
2015年09月21日 07:38撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 7:38
うわっ、思ってたよりも断然広い!
山頂というより、草原というほうが似合う景色です。
2015年09月21日 07:40撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 7:40
山頂というより、草原というほうが似合う景色です。
ガンコウラン。
君はどこにでもいるのね。
2015年09月21日 07:42撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 7:42
ガンコウラン。
君はどこにでもいるのね。
双子池ヒュッテに着きました。
ここでテン場の受付をし、料金を支払います。
800円。
2015年09月21日 08:09撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 8:09
双子池ヒュッテに着きました。
ここでテン場の受付をし、料金を支払います。
800円。
双子池。
こちらが飲める池です。
2015年09月21日 08:10撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 8:10
双子池。
こちらが飲める池です。
こちらは飲めない方の池。
テン場はこの畔にあります。
洗い物をするならこっちの池で、だそうです。
2015年09月21日 08:23撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 8:23
こちらは飲めない方の池。
テン場はこの畔にあります。
洗い物をするならこっちの池で、だそうです。
快適に眠れる場所を探します。
ここがいいかな?
トイレは近いし、その臭いは来ないし、水平に近いので横になるのが楽そう。
斜めになっているところで寝ると寝ていても体力を使うのだということを先日の日光白根山の車中泊で知りましたので。
2015年09月21日 08:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 8:32
快適に眠れる場所を探します。
ここがいいかな?
トイレは近いし、その臭いは来ないし、水平に近いので横になるのが楽そう。
斜めになっているところで寝ると寝ていても体力を使うのだということを先日の日光白根山の車中泊で知りましたので。
池が目の前に広がらないのは少し残念ですが、その分風の影響は少なそうです。
2015年09月21日 08:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 8:32
池が目の前に広がらないのは少し残念ですが、その分風の影響は少なそうです。
日光白根山でもそうだったけど、山の中の池は綺麗だね〜。
心落ち着く眺めです。
2015年09月21日 09:10撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 9:10
日光白根山でもそうだったけど、山の中の池は綺麗だね〜。
心落ち着く眺めです。
テントを設営し、重さから解放されたので、今度は蓼科山へ向かいます。
2015年09月21日 09:21撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 9:21
テントを設営し、重さから解放されたので、今度は蓼科山へ向かいます。
30分ほど歩いて、亀甲池に出ました。
2015年09月21日 09:38撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 9:38
30分ほど歩いて、亀甲池に出ました。
目の前にドーンと現れる蓼科山。
これからあの天辺に立つのだと考えると、胸が高鳴る思いです。
2015年09月21日 09:56撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/21 9:56
目の前にドーンと現れる蓼科山。
これからあの天辺に立つのだと考えると、胸が高鳴る思いです。
平らでのどかな天祥寺原。
水たまりもあって、ビオトープという感じのところもありました。
イイところだね。
2015年09月21日 10:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 10:14
平らでのどかな天祥寺原。
水たまりもあって、ビオトープという感じのところもありました。
イイところだね。
では、登山道へ。
2015年09月21日 10:15撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 10:15
では、登山道へ。
将軍平までの序盤の登り。
2015年09月21日 10:27撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 10:27
将軍平までの序盤の登り。
後半の登り。
枯れ沢を登ります。
この光景、去年登った岩木山を思い出します。
2015年09月21日 10:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/21 10:55
後半の登り。
枯れ沢を登ります。
この光景、去年登った岩木山を思い出します。
急登が続きますが、将軍平まであと少し。
2015年09月21日 11:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 11:14
急登が続きますが、将軍平まであと少し。
蓼科ヒュッテに着きました。
天気の良いシルバーウィークなので、賑わっています。
そのせいか売り物もいろいろあって、ジュースにアイスクリーム、Tシャツまでもありました。
山小屋にお金を落としていこうと、ここで半袖のTシャツを買いました。
・・・会駒の「とんでもない。私は山に行きますよ」Tシャツは結局来年までお預けか・・・。欲しかったなあ。
2015年09月21日 11:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 11:51
蓼科ヒュッテに着きました。
天気の良いシルバーウィークなので、賑わっています。
そのせいか売り物もいろいろあって、ジュースにアイスクリーム、Tシャツまでもありました。
山小屋にお金を落としていこうと、ここで半袖のTシャツを買いました。
・・・会駒の「とんでもない。私は山に行きますよ」Tシャツは結局来年までお預けか・・・。欲しかったなあ。
昼食にカップ麺を持ってきてはありますが、折角なので食べてきます。
山菜蕎麦を食べましたが、今まで食べた山菜蕎麦のなかで一番美味しかったです。
キノコは苦手だけど、もっと食べたいと思うくらいにペロッとイケました。
ほんと美味しかった〜。
2015年09月21日 12:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/21 12:04
昼食にカップ麺を持ってきてはありますが、折角なので食べてきます。
山菜蕎麦を食べましたが、今まで食べた山菜蕎麦のなかで一番美味しかったです。
キノコは苦手だけど、もっと食べたいと思うくらいにペロッとイケました。
ほんと美味しかった〜。
さて、パワーを補給したので山頂へ向けて最後の登り。
2015年09月21日 12:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 12:19
さて、パワーを補給したので山頂へ向けて最後の登り。
登る人・下りる人で結構混みあっていました。
急登だけど、思ったよりスイスイいけるのは、さっきの山菜蕎麦のおかげかな?
う〜ん、凄い効力だ。
2015年09月21日 12:35撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/21 12:35
登る人・下りる人で結構混みあっていました。
急登だけど、思ったよりスイスイいけるのは、さっきの山菜蕎麦のおかげかな?
う〜ん、凄い効力だ。
先ほど寄った蓼科ヒュッテはすでにあんなに遠くに。
2015年09月21日 12:47撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 12:47
先ほど寄った蓼科ヒュッテはすでにあんなに遠くに。
蓼科山頂ヒュッテに着きました。
ここから山頂はすぐなので、ザックをデポしました。
それにしても、山頂で秋刀魚焼いてるとはビックリ。
この秋刀魚を肴にビールを飲んだらきっと最高なのでしょうが、テン場のお楽しみにしたかったのでパスします。
ああ、思い出したら涎が出てきた。。。
2015年09月21日 12:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 12:51
蓼科山頂ヒュッテに着きました。
ここから山頂はすぐなので、ザックをデポしました。
それにしても、山頂で秋刀魚焼いてるとはビックリ。
この秋刀魚を肴にビールを飲んだらきっと最高なのでしょうが、テン場のお楽しみにしたかったのでパスします。
ああ、思い出したら涎が出てきた。。。
貴重品のみ持って、山頂をゲットしにいきます。
2015年09月21日 12:54撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 12:54
貴重品のみ持って、山頂をゲットしにいきます。
はい山頂〜。
2,530m。
2015年09月21日 12:57撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 12:57
はい山頂〜。
2,530m。
麓から見たときはそうでもなかったけど、登ったら上空に濃い灰色の雲が立ち込めるようになりました。
でも展望は悪いわけではなく、八ヶ岳の主峰群が見えました。
2015年09月21日 12:54撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 12:54
麓から見たときはそうでもなかったけど、登ったら上空に濃い灰色の雲が立ち込めるようになりました。
でも展望は悪いわけではなく、八ヶ岳の主峰群が見えました。
とても広い山頂部。
聞いてはいたけど、思った以上に岩ばかりです。
2015年09月21日 12:59撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 12:59
とても広い山頂部。
聞いてはいたけど、思った以上に岩ばかりです。
その山頂部の中央には祠がありましたので、手を合わせます。
無事に登頂させてくださり、ありがとうございました。
下山もどうかお見守りください。
2015年09月21日 13:01撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 13:01
その山頂部の中央には祠がありましたので、手を合わせます。
無事に登頂させてくださり、ありがとうございました。
下山もどうかお見守りください。
来たついでにと、蓼科山頂ヒュッテでコーヒーをいただきます。
山の上で飲むコーヒーもこれまた美味しいですね。
2015年09月21日 13:15撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
3
9/21 13:15
来たついでにと、蓼科山頂ヒュッテでコーヒーをいただきます。
山の上で飲むコーヒーもこれまた美味しいですね。
蓼科ヒュッテへ下りる途中で隠れるようにして咲いているのを見つけました。
かわいい〜(о´∀`о)
2015年09月21日 13:27撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 13:27
蓼科ヒュッテへ下りる途中で隠れるようにして咲いているのを見つけました。
かわいい〜(о´∀`о)
赤い小さな実を見ると、咄嗟に「ナナカマド」が思い浮かぶのだけど、これだっけかな?
2015年09月21日 13:27撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 13:27
赤い小さな実を見ると、咄嗟に「ナナカマド」が思い浮かぶのだけど、これだっけかな?
蓼科ヒュッテを通過し、大河原峠へ。
2015年09月21日 14:06撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 14:06
蓼科ヒュッテを通過し、大河原峠へ。
丸太が置かれているところは泥濘があります。
板ではないので少し歩きにくいのだけど、文句は言えませんね。
2015年09月21日 14:15撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 14:15
丸太が置かれているところは泥濘があります。
板ではないので少し歩きにくいのだけど、文句は言えませんね。
佐久市で一番高いところ、だそうです。
こんな標が、確か高原山でもあったなあ。
2015年09月21日 14:21撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 14:21
佐久市で一番高いところ、だそうです。
こんな標が、確か高原山でもあったなあ。
色づき始めている木もありましたが、まだこれから、といった感じでした。
2015年09月21日 14:22撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 14:22
色づき始めている木もありましたが、まだこれから、といった感じでした。
ズンズン下りますよ〜。
2015年09月21日 14:25撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 14:25
ズンズン下りますよ〜。
大河原峠が近付くと勾配が緩やかに。
2015年09月21日 15:02撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 15:02
大河原峠が近付くと勾配が緩やかに。
出鱈目ばかりいう頭の図鑑が「ハクサンフウロ」と言っていますが、さて真偽はいかに。
2015年09月21日 15:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 15:04
出鱈目ばかりいう頭の図鑑が「ハクサンフウロ」と言っていますが、さて真偽はいかに。
大河原峠に戻ってきました。
ですが下山で寄ったわけではなく、たまたまルートの都合で戻ってきただけです。
でも、寄ったついでだから車の中に置いてあるシェーバーで髭でも剃るか・・・。
2015年09月21日 15:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 15:14
大河原峠に戻ってきました。
ですが下山で寄ったわけではなく、たまたまルートの都合で戻ってきただけです。
でも、寄ったついでだから車の中に置いてあるシェーバーで髭でも剃るか・・・。
再び双子山。
この景色イイね、二度目でもまた見入ってしまいます。
2015年09月21日 15:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 15:39
再び双子山。
この景色イイね、二度目でもまた見入ってしまいます。
こんな山頂もあるのですね。
2015年09月21日 15:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 15:43
こんな山頂もあるのですね。
この写真だけ見せられたら、「北海道」と言われても頷いてしまうかも。
2015年09月21日 15:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
9/21 15:43
この写真だけ見せられたら、「北海道」と言われても頷いてしまうかも。
テン場に戻ってきました。
既に夕方で、薄暗くなり始めています。
初めての実戦投入となる、オクトスのアルパインテント2。
これで30,000円を切る値段なので、コストパフォーマンスは抜群です。
なお、張り方は滅茶苦茶だと思いますが、若葉マークなのでこんなもんかと(^^;
2015年09月21日 17:11撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 17:11
テン場に戻ってきました。
既に夕方で、薄暗くなり始めています。
初めての実戦投入となる、オクトスのアルパインテント2。
これで30,000円を切る値段なので、コストパフォーマンスは抜群です。
なお、張り方は滅茶苦茶だと思いますが、若葉マークなのでこんなもんかと(^^;
さて、夕食の支度にとりかかります。
2015年09月21日 17:28撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 17:28
さて、夕食の支度にとりかかります。
夕食はアヒージョパスタです。
材料はスパゲッティとペペロンチーノの素、固形コンソメ、ホタテ缶詰、あと写真には写っていませんがミックスビーンズ。
2015年09月21日 17:32撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 17:32
夕食はアヒージョパスタです。
材料はスパゲッティとペペロンチーノの素、固形コンソメ、ホタテ缶詰、あと写真には写っていませんがミックスビーンズ。
豆とホタテのアヒージョパスタのできあがり。
ホタテ缶詰はただの奮発、ミックスビーンズはボリュームアップと栄養の強化で入れています。
2015年09月21日 17:53撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 17:53
豆とホタテのアヒージョパスタのできあがり。
ホタテ缶詰はただの奮発、ミックスビーンズはボリュームアップと栄養の強化で入れています。
アヒージョパスタだけでなく、アルファ米の山菜おこわも出来上がりました。
このアルファ米、結構量がありますね。
2015年09月21日 18:06撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/21 18:06
アヒージョパスタだけでなく、アルファ米の山菜おこわも出来上がりました。
このアルファ米、結構量がありますね。
翌朝。
朝食の準備をします。
ラーメンです。
2015年09月22日 05:19撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 5:19
翌朝。
朝食の準備をします。
ラーメンです。
鶏だし塩ラーメン。
焼き鳥と乾燥ほうれんそう入り。
2015年09月22日 05:31撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
9/22 5:31
鶏だし塩ラーメン。
焼き鳥と乾燥ほうれんそう入り。
早朝の双子池。
湖面に反射する日光が眩しく、また神々しいです。
2015年09月22日 06:38撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 6:38
早朝の双子池。
湖面に反射する日光が眩しく、また神々しいです。
亀甲池までの二度目の道を通ります。
それにしても独特のスタイルの梯子だね(・ε・)
2015年09月22日 06:58撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 6:58
亀甲池までの二度目の道を通ります。
それにしても独特のスタイルの梯子だね(・ε・)
二度目の亀甲池。
2015年09月22日 07:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 7:04
二度目の亀甲池。
のどかだなぁ。
2015年09月22日 07:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 7:04
のどかだなぁ。
静かないいところです。
2015年09月22日 07:08撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 7:08
静かないいところです。
北横岳への登りの途中から。
蓼科山がバッチリ見えました。
山頂まであと一息。
2015年09月22日 08:24撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:24
北横岳への登りの途中から。
蓼科山がバッチリ見えました。
山頂まであと一息。
・・・と思ったら、山頂はすぐそこでちょっと拍子抜け。
まぁとにかく、北横岳に到着です。
2015年09月22日 08:27撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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9/22 8:27
・・・と思ったら、山頂はすぐそこでちょっと拍子抜け。
まぁとにかく、北横岳に到着です。
合掌。
無事に登頂できました。
ありがとうございます。
2015年09月22日 08:27撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:27
合掌。
無事に登頂できました。
ありがとうございます。
北横岳からはまさに素晴らしい眺めが四方に広がっていました。
圧倒されて暫し茫然・・・。
ほぼ同じタイミングで登頂した他の方によると、こんなに素晴らしい天気の日にここへ来たのは初めてだそうです。
恵まれた日に来ることができて良かった(*^^*)
2015年09月22日 08:43撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:43
北横岳からはまさに素晴らしい眺めが四方に広がっていました。
圧倒されて暫し茫然・・・。
ほぼ同じタイミングで登頂した他の方によると、こんなに素晴らしい天気の日にここへ来たのは初めてだそうです。
恵まれた日に来ることができて良かった(*^^*)
八ヶ岳主峰。
雲が稜線で跳ね返されているから、まだまだ天気は持ちそうだね。
2015年09月22日 08:42撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:42
八ヶ岳主峰。
雲が稜線で跳ね返されているから、まだまだ天気は持ちそうだね。
槍ヶ岳まで見えました(この方角だよね?)。
2015年09月22日 08:37撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:37
槍ヶ岳まで見えました(この方角だよね?)。
御嶽山?
2015年09月22日 08:42撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:42
御嶽山?
昨日登った蓼科山。
2015年09月22日 08:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:51
昨日登った蓼科山。
甲斐駒?
2015年09月22日 08:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:51
甲斐駒?
まぁなんでもいいか。
何の山か分からなくても、とにかく素晴らしいのだから。
この日に来て良かった(^^)
2015年09月22日 08:51撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:51
まぁなんでもいいか。
何の山か分からなくても、とにかく素晴らしいのだから。
この日に来て良かった(^^)
双子池までは大岳経由のルートで下ります。
一カ所鎖場あり。
2015年09月22日 08:57撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 8:57
双子池までは大岳経由のルートで下ります。
一カ所鎖場あり。
大岳までは、地形図では比較的平坦に見えますが、こうした小ピークが幾つもあります。
自分の背と同じくらいか、それ以上の大きさの岩を登り降りするところが続きます。
2015年09月22日 09:53撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 9:53
大岳までは、地形図では比較的平坦に見えますが、こうした小ピークが幾つもあります。
自分の背と同じくらいか、それ以上の大きさの岩を登り降りするところが続きます。
ところどころに木の簡易的な梯子もありますが、多くはこのように一段なくなっていたりします。。。
比べてはいけないと思うけれど、普段歩いている登山道に比べると結構原始的なルートでした。
2015年09月22日 09:57撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 9:57
ところどころに木の簡易的な梯子もありますが、多くはこのように一段なくなっていたりします。。。
比べてはいけないと思うけれど、普段歩いている登山道に比べると結構原始的なルートでした。
急な下りをひたすら降りてきました。
下りなのに疲れるなんていつ以来だろう。。。
苦手な急な下りで緊張しっ放しだったので、その疲れかな。
双子池が見えて、ようやくホッとしました。
2015年09月22日 10:50撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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9/22 10:50
急な下りをひたすら降りてきました。
下りなのに疲れるなんていつ以来だろう。。。
苦手な急な下りで緊張しっ放しだったので、その疲れかな。
双子池が見えて、ようやくホッとしました。
いや〜、アドベンチャーなルートだったなあ。。。
2015年09月22日 11:08撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 11:08
いや〜、アドベンチャーなルートだったなあ。。。
思いの外、体力を消費してしまいましたが、下山しなければ。
テントを撤収します。
2015年09月22日 12:14撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 12:14
思いの外、体力を消費してしまいましたが、下山しなければ。
テントを撤収します。
さようなら、双子池。
湖面は今日も穏やかでした。
2015年09月22日 12:15撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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9/22 12:15
さようなら、双子池。
湖面は今日も穏やかでした。
双子山までゆっくり登ってきました。
やっぱりテント装備を持つと、標準コースタイムで歩くのはまだ無理ですね。
2015年09月22日 12:57撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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9/22 12:57
双子山までゆっくり登ってきました。
やっぱりテント装備を持つと、標準コースタイムで歩くのはまだ無理ですね。
双子山にもおさらばです。
家族連れがピクニックに来ていましたが、自分もこんなところでゆっくりしたいなあ。
2015年09月22日 13:11撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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9/22 13:11
双子山にもおさらばです。
家族連れがピクニックに来ていましたが、自分もこんなところでゆっくりしたいなあ。
この旅のゴールが見えてきました。
2015年09月22日 13:28撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 13:28
この旅のゴールが見えてきました。
無事に下山完了。お疲れさまでした。
この後、なぜか無性に野菜が食べたくなって、いつもなら頼むことのない野菜炒め定食を食べて帰ったのですが、テン泊するとそういうものなのかな。
2015年09月22日 13:36撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
9/22 13:36
無事に下山完了。お疲れさまでした。
この後、なぜか無性に野菜が食べたくなって、いつもなら頼むことのない野菜炒め定食を食べて帰ったのですが、テン泊するとそういうものなのかな。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 折畳傘(1) 1/25000地形図(1) ゲイター(1) シルバコンパス(1) ダウンジャケット(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料水(3L) ポケットティッシュ(1) 医薬品類(1) タオル(1) レインウェア(1) 携帯電話(1) 計画書(1) ウェットティッシュ(1) 腕時計(1) 携行食糧 サバイバルシート(1) 折畳ナイフ(1) 熊鈴(1) 予備靴紐(1) 行動食 サバイバルシュラフ(1) マグカップ(1) テント(1) シュラフマット(1) シュラフ(1) 枕(1) サンダル(1)
共同装備
携帯用簡易トイレ(3) 調理用バーナー(1) バーナー用ガス(1) クッカー(1) トイレットペーパー(1) ツェルト(1) ツェルト用ロープ(1) オールウェザーブランケット(1) サムスプリント(1) 携帯用簡易トイレ
備考 サンダルは軽いけれど嵩張りました(*_*)
嵩張らないのを探したほうがいいかな。

感想

去年のうちに購入してはいたものの、実戦投入のないまま家の中で眠らせていたテント一式。
8月中に尾瀬で初使用の機会を狙い続けていましたが、天気に恵まれた日が訪れず、とうとう9月に・・・。
そして到来したシルバーウィークは、天気も良く登山日和が続くとのことで、この機会を逃す手はないと、以前から温めていた計画のもと、テントを持って初めて足を踏み入れるエリアである北八ヶ岳山域に向かいました。

渋滞を突破しながら登山口へ向かい、車内で前泊し、翌日いよいよ出発。
テント装備を詰めたザックも今回が実戦初投入の「バルトロ85」です。
見て解るとおり大容量のザックなのですが、パッキングがまだまだ下手なせいか、1泊2日のテン泊装備なのにザックはパンパン。
その重量も約17kgほどになってしまいました。
日帰り山行の装備で13kgほどになったことがあったので、それよりプラス4〜5kg増えるのはどんなものかなと思いながら背負って歩いてみると、やはり重い重い・・・。
足が悲鳴あげてます。。。
日帰り山行のときとはザックが違う(日帰りのときはドイターのActlite40+10を使用)ので負荷のかかり方にも違いがあるのでしょうが、それにしても重いです。
ベルトが肩に食い込みます。
登山口から双子山までは緩やかな登りなのですが、一歩一歩をしっかりと踏ん張って歩かなければなりません。

山頂というより草原という感じの双子山を通って、テン場のある双子池へ。
双子池ヒュッテで受付をして、テント設営をします。
双子池のテン場は、池の畔の林間に点在する平らな場所に設営をするテン場でした。
良いテン場を確保するため、とりあえず見つけた候補地にザックを置いて、空身で周りを歩き回ってみましたが、重いザックを置いた瞬間、何もしなくても体が宙にフワフワと浮いていきそうな感じを覚えましたw
身軽って素晴らしい(*^^*)
こんな感じも初めてです。

持参したテントは、オクトスのアルパインテント2。
余りお目にかかれないメーカーですが、このテントは評判がなかなか上々の様。
テン場を見回す限り、テントはやはりmont-bellのステラリッジが多いですね。
一通りテントを設営し、蓼科山へ向けて再びスタート。
テントやシュラフなどを下ろしたので、ザックが軽くなりました。

天祥寺原からの急登を登り、蓼科ヒュッテに到着してみると、天気の良いシルバーウィークで尚且つお昼時なので、結構人で溢れていました。
昼食にカップ麺を持参してきてはいましたが、山小屋にて軽食がとれるようだったので、折角来たので山菜蕎麦を食べていきます。
一登りしたあとのせいか、これが予想以上に美味しく感じられ、一杯を平らげるのはあっという間。
今までで一番美味しい山菜蕎麦でした。
実のところ、キノコは苦手で普段は食べないのですが、このときは全然そうは思わず、美味しくいただけました。
これなら3〜4杯くらい食べられそう。

蓼科ヒュッテからは、再び急登が始まります。
山頂から下りてくる人も相当数おり、譲ったり譲られたりしながら登って山頂へ。
灰色の雲が上空にかかっており展望が少し遮られていましたが、八ヶ岳主峰が見えるし、良い眺めでした。
見渡すばかり岩・岩・岩の山頂にあった祠で手を合わせ、蓼科山頂ヒュッテでコーヒーを飲んだ後、テン場に戻るために下山します。
ルートは、蓼科ヒュッテから大河原峠の間がまだ未踏なので、それを通って大河原峠まで出た後、今朝通った双子山経由で戻るルートを取りました。

テン場に着いたのは16時を回った頃。
概ね計画通りですが、9月なので日没まであまり時間の余裕がありません。
一息つくのもそこそこに、水を汲んで夕食の準備に入りました。
夕食は、以前に昼食として作って個人的にベストメニューだったアヒージョパスタと、アルファ米の山菜おこわ。
アルファ米は初めて食べました。
不味いだの美味いだの様々な感想が溢れるアルファ米だけに味には半信半疑でしたが、個人的には思ったより美味いです。
勿論、炊いたご飯には敵わないのは言うまでもありませんが。

夕食をとっているうちにすっかり暗くなってしまったので、そのまま就寝。
地面と体の間には、シュラフを除いても4枚(グラウンドシート+テントの床+テントシート+シュラフマット)を敷いているので冷気は全く感じず、初めてのテント泊ながら寝心地は上々でした。
テン泊の装備についてあれこれリサーチしてきた甲斐があったなあ。

そして翌朝。
朝食のラーメンを手早く食べて、今度は北横岳に登ります。
北横岳への登りは急な個所もありますが、蓼科山の登りよりも断然楽でした。
膝を大きく持ち上げなくても登れると、やっぱり違います。
ただ、展望のない登りで、山頂付近でようやく視界が開けたので、なんだか山頂には意外とあっけなく着いた印象。
自分が普段歩いている北関東や東北の山だと、森林限界に出てから山頂が見えるため、後半はあとどれくらいの登りがあるのかを視覚的に感じながら登れるのですが、山頂と森林限界がほぼ同じ標高だとそれがないため、感じ方が違うのかもしれないと思いました。
地域の違いですね。

北横岳からは、まさに360度の大展望。
天気もすこぶる良好で、文句ありません。
このエリアを縦走してきたという他の登山者によると、その方もこれほどの天気に登ったことがないということでした。
八ヶ岳主峰はもちろんのこと、御嶽山と思われる山や、登山者の羨望を集める槍ヶ岳、甲斐駒ケ岳、浅間山なども見えました。
素晴らしいご褒美に、山の神様に感謝しました。

登頂後は、テン場へ戻りテントを撤収しなくてはなりません。
計画では、雨池を経由して周回する予定でしたが、出発を遅らせたので、そのルートは断念。
考えた末、「体力が要るよ」とは聞いたものの大岳経由で下りることにしました。
あとで味わうことになる後悔がこの先にあるとは知らずに・・・。

大岳経由の双子池へのルートは、山頂の道標に示されていたとおりの「難路」。
地形図の上ではしばらく平坦な道が続くかのように見えますが、実のところは地形図にも載らない細かいアップダウンの連続が続き、その後はストックが邪魔になるほどの急登の道。
細かいアップダウンの正体は大きな岩で、これを登ったり下りたりが続きます。
また、岩と岩の隙間が穴となって口を開けているところが至る所にあり、落ちる人はいないのだろうなとは思いつつも、個人的に怖さを感じました。
赤テープも必要最小限に近い数で、途中で「あれ?道はどこ?」というような場面があったり、木の梯子はいずれもどこかが損壊していたりで、普段歩いている登山道とは整備の具合が全く異なる道でした。
山や山域が違うと、こういうこともあるのだと経験になりました。

予想よりもだいぶ体力を消費しながらも、ようやく双子池に到着。
これからテント装備を背負って、二子山へ登って下りるのかと考えると、それだけで疲れてしまいそうになりますが、これも今後のテン泊のためなのだと言い聞かせ、テントを撤収します。
食料を消費しているので、来たときよりは少し軽くなっているはずですが、それでも重く感じられるザックを背負い、3回目となる二子山へゆっくり登り、大川原峠へとゴールしました。

あれがあれば良かったと後悔することも特になかったので、初めてのテン泊は成功したといえると思います。
北横岳では快晴にも恵まれたし・・・。
ただ、夜にシュラフの中でテントの天井を見ながら考えましたが、テントを背負うならもっとのんびりした山行にすれば良かったとも思いました。
一日目はテン場に戻ってきたのは夕方になってしまったし、結局持ってきたコーヒーと本は一度も手が付けられず・・・。
山はイイものですが、やはり、山に来てまで時間に追われたくはありません。
その意味で、今回はちょっと欲張り過ぎたのかなとも思います。
テント装備ではまだまだ標準コースタイムで歩けないし、テント装備で行きたい山を自在に行けるのは当分先のことになりそうです。
これまで同様、日帰り山行を中心に、時には山小屋泊もしながら目指す山行のための体作りをしていきたいと思います。






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