【女峰作戦】西参道〜女峰山〜赤薙山〜霧降高原【乙46.4】
- GPS
- 07:28
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,103m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:28
天候 | 晴れ 後半雲増える。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:霧降高原BS〜東武日光駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
緩やかな笹薮の道が延々と続く。藪漕ぎあり。上方では岩場歩き。 |
写真
感想
北岳を歩く少し前から咽喉に不調を感じていたが、調子が快復してきたのでもう一山。ただし、平前日のためあまりハードな山行は行わないこととし、また、遠出も避けていくつかの候補から日光へ赴くこととする。今年は日光によく行っている。これも「日光=混雑」という固定観念が最初の段階で打破されたからだろう。都内近郊ではなく日光を選んだのはちょっとばかり紅葉しているかなという期待もあったからだ(岩手に出張ろうという考えも一時浮上していた。)。
行きの電車内では薄曇の空に若干不安を抱いていたが、それも日光に着く頃には所々青空が見受けられるようになっていた。
西参道バス停で降りて朱色に塗られた寺社の傍を歩く。昼間にはガヤガヤ黒山の人だかりであろう界隈も朝早くであれば静かで厳粛な雰囲気になる。こんな小路があったのかと思うと、それだけでも得をしたような気になる。
【入山】
行者堂から入山するのだが、その前に白糸ノ滝へ。滝を眺め、心を洗ってから入山する。女峰山の裾野は広く、笹野の緩やかな上りが延々と食傷するくらいに続く。連休中にもかかわらず、女峰山のような奥の方にある山を歩く人もいないようで、出会ったのは数えるくらい。見上げれば稜線、振り返れば笹野斜面の向こうに日光の街が見えるので気休めになる。
【女峰山】
遥拝石たる黒岩の直前あたりから、山肌は笹から岩に切り替わり、様相が大きく変わる。また、それは急登の端緒でもある。それまでの距離が結構あることもあり、「ここまで来てまだアレだけあるのか・・・」という精神的ショックを受けることもあり得るので、「ゆるゆる行こうぜ」と鷹揚に構えて歩くべし。くれぐれも「山頂まであとどれだけ」などと考えないようにすることだ。
ここまで上ってきて下るのは大変なのだが、唐沢小屋から8〜10分ほど下った所にある「女峰山の冷水」による。名前に違わず、確かに冷たい。そして美味し。山水で咽喉を潤して元気になったような気がする。最後の上りに取り掛かる。
雲が広がりつつあり、山頂に到達するまでに晴れ間が持つか心配だったが、幸いにして何とか間に合った。
誰もいない山頂からは展望が開け、雲が無ければ周囲の山に加え、遠方の白根、皇海なども見えると思われる。今回はとりあえず周囲の山は何とか見ることができた。
【下山】
女峰山から霧降高原へは一旦北上した後、東進する。高度を下げていく途中、紅葉のはしりが所々に見られる。進路を北から東へターンした後は雲の中に突入する。いくつものピークが連続し、アップダウンの中でどこが赤薙山かは体感では分かりにくい。雲に覆われた赤薙山山頂を過ぎると、いよいよ雲の下、霧降高原の名に相応しい光景となる。最後はキスゲ平から天空回廊という直線の階段を下ってレストハウスに到着。コーヒーブレイクを楽しめるだけの時間の余裕を得た。
やはり、山行は余裕を持ってやるのが一番だ。今後、日はどんどん短くなるが、その中でも極力余裕を確保して安全に歩いていきたい。
〜おしまい〜
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