三股から常念岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ケ岳から三股


- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,138m
- 下り
- 3,141m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れ、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ♨下山後♨ほりでーゆ〜四季の郷(常念小屋に割引券あり\500で入湯可) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ポロシャツ
アンダー
長袖シャツ
短パン
ハーフタイツ
ゲイター
手袋
靴下
雨具上下
予備雨具上下
ダウンジャケット
ポリゴン下
テムレス
ペットボトル
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
地図ケース
コンパス
笛
計画書
ヘッドライト
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
モバイルバッテリー
ケーブル
ココヘリ
予備ヘッドライト(予備電池)
ストック
|
---|---|
共同装備 |
テント
マット
コッヘル
ハシ
スプーン
ガスカートリッジ
プリムスヘッド
ライター
食料
ハッカ油
ゴミ用袋
|
感想
三脵の駐車場は、前夜のうちにいっぱいになるという情報と、シルバーウイークということもあり、連休前夜、職場近くのレンタカーを借り、同行者と合流して出発。
高尾山インターから、圏央道、中央道乗り継ぎ、双葉パーキングで夕食。
安曇野インター降りて、コンビニで買い足し、暗闇の林道へ。
途中、キツネ🦊が横断!
駐車場近づくと、対向車が数台、、、
やはり、
三脵第一駐車場は満車。
とりあえずトイレを利用し、第二駐車場の森のパーキングへ。
まだスペースあり、駐車。
その後続々と車は続き、ここも満車になったようです。
車中泊へ。
慣れないレンタカーで、横になっても落ち着かず、ほとんど眠れず。
周りはだんだんと出発していくなか、5時過ぎ起床し、準備。
5時50分、レンタカーと、しばしのお別れ。
第一駐車場トイレ。並んで、トイレを済ませて再出発。男子トイレ、大便器一つしかなく、結構待った。女子トイレも2つしか無いそうです。
登山口で、係の人?に「ネットで登山届け提出済み」と申告し、名前だけ記入。
蝶ヶ岳への分岐から急登続くが、同行者は、前に人がいるとぐんぐん追いついて追い越す、を、ひたすら繰り返し、ハイペースで進むので、大汗かかされる💦
そのあと失速したら、身体が冷えて来て、またまたトイレへ行きたくなるので、ようやく出て来た朝陽を浴びつつ、身体を暖めた。
岩稜に差し掛かると、日差しが強くなってきたので、お腹は落ち着き(笑)サングラス着用。
尾根に出て来て見晴らし良くなり、蝶ヶ岳の稜線越しに穂高も。やがて、前常念。
そして!
槍が!
予定では、明日、登頂。心が躍ります❤️
常念岳もすぐで、山頂からのパノラマ、見事でした!
そこからの常念小屋への下り、
見えるけど、なかなか近づかない。ここで同行者が疲労したらしく、
小屋のベンチでごろ寝。まぁ車中泊、寝られなかったし、、、
水を買い足(1リットル\200*2)し、トイレ利用(チップ\100*2)し、出発。
日差しも強くなり、ダラダラの登りで更に疲弊して、体調が悪くなってきた同行者は更に失速。
横通あたりで、気配感じて上を見ると、何か白っぽい猛禽が!
コレでは雷鳥も出てこれないよねー。
頭痛と吐き気?が出て更に失速したので、ストックも渡し、
ザックをダブルにして背負う事にして進む。
ダブルザック、バランス悪く、フラフラしつつも進み、
大天荘になんとか到着。
テント張れる場所探し、テントとテントの隙間にあるスペース、ゴロゴロ石をどけたり、地中に埋まっているいしを掘り出したり、それでもデカすぎて掘れなかった石はそのままに、まわりに砂や小石をひきつめマンウド状にして?テントを張る。
今回初導入テントだけど、先週、近くの河原で特訓したので、設営はスムーズでしたー。
過密テント場、張り綱も交差するようです。
テント張るなり、中でゴロ寝を決め込む同行者^_^
テント受付し、スマホの繋がる所を探しつつ、景色の確認。
あれは?剱岳か?心躍ります。
バーナーを点け、コーヒーやらラテやら飲んだり、
夕飯のアルファ米にお湯いれてまったり。
同行者、体調良くないようだけど食欲あり、大丈夫そう。
風がだんだんと強くなる。
寝始めて、緊張が一気にほぐれたらしく、今度は自分が頭痛激しくなる。
翌日、本来なら3時起きの予定でしたが、
悪天候で、自分も頭痛なので、話し合って、計画変更、本日下山引き返すことにして、もう少し寝ることに。
5時すぎ、ゆるゆる起きて、バーナーで飲み物を作り、行動食を少し食べて、荷物をまとめて雨の中、テント撤収。
周りのテントはほとんどなくなっていた。
周りから聞こえてくる情報としては、「下山」という声が多かったようでした。
6時35分雨の中、雨具上下、ヘルメットも着用して出発。
昨日歩いた道を黙々と進みます。ダブルザック、結構長い間歩いたんだなあと、思い出しつつ。
途中、横通岳まきみちあたりで、雷鳥の声が!
斜面上の方に!雷鳥!
スマホカメラを取り出した頃にはどんどん上に行ってしまいましたが、岩の上の目立つところに。もしかしたら、子供たちもいて、わざと目立つようにしていたのかも、
更にもう一羽、別のところから飛翔!2羽のつがい?でアピールしているようでした。
常念小屋へ到着。
屋根付きベンチで休もうとしたら、ほぼ満員。
中で、同行者に山バッジを購入。
ここで、同行者と相談、このまま昨日来た道をそのまま下山するか、
それとも、蝶が岳まで行ってから下山するか。
体調はまずまずなので、蝶が岳まで足を延ばすこととしました。
休まずに出発。
常念岳への登り、視界もなく、淡々と歩を進め、山頂も景観ゼロ。
数名、山頂と道をふさぐような感じで円陣休憩、その横を通らせてもらい、蝶が岳稜線へ。ただ
雨混じりの横風、ただ目的地へ向かい進んでいると、
雷鳥!
今度はかなり間近!
今年生まれの幼鳥2羽、
自分たちに驚いたようで、ハイマツ内に逃げ込もうと必死。
申し訳ないので、撮影はそこそこで、バイバイ。
悪天候でも、こっちまで足を延ばして良かった〜
標高下がり、樹林帯、
2592ピークに小団体さん、
更に先に、いま、ここを出ましたという感じの大きな団体さん。
ああ、尾根の反対から遠くに見えてた、カラフルなザックカバー集団か、、、
しばらく行動を共にしつつ、徐々に抜かしてもらう。
急登をグイグイ登って、まだかまだかという中、
蝶槍の山頂!
視界無し、すぐ下る。振り返ると、確かに槍ヶ岳っぽい。
その先の、だらだらした尾根が長く続くあたりで、
雷鳴!!
マズイ、非常にマズイ!
何一つ遮るものが無く、
だら長い稜線で、隠れるところが何一つなく、降りられず、
雷が落ちるとしたら、
自分たちが一番高い!!
祈るような気持ちで、同行者にも急ぐように急かして、
死に物狂いで、小走りに進み、
何とかやり過ごして、
蝶が岳ヒュッテに駆け込みました!
中は混雑していて、
やはりバッジを購入しましたが、小屋のお姉さん、自分たちの様相をみて、
「寒そうですねえ」
と、声をかけてくれました。
ここでも、落ち着かないので、すぐに出発。
12時すぎでも、すでにテント場は多くのテントがありました。
いよいよラストの下り、
すれ違った親子連れが、
「いやんなりますねえ」
と、雨のことかと思っていましたが、
この先、木の階段が、断続的に延々と続きました。
この事か。と、後になって気づくのでした。
何パーティか抜いたり、登ってくる人もいたり、
悪天候でもメジャールートだと、しっかりと整備された階段など、思い知らされました。
樹林帯で暑くなってきたので、最後の方は雨具も脱いで、ヘルメットもとり、
軽装になって快適に下り、
名残惜しくもなってきて、登山道は終了。
第一駐車場もスカスカ、
第二にいたっては、ぽつんと自分たちのレンタカーが所在なく佇んでいました。
とりあえず、来た時の服に着替え、林道を恐る恐る進み、
ほりでーゆ〜四季の郷へと向かいますが、
途中、サルの多さには閉口でした。
あまり増えすぎるのも良くないことで、
数年前、蝶が岳だったか来た時に、山頂に人がいると思いきやサルだったのが衝撃的でした。
雷鳥など希少な生物の猛威なんです。
温泉で癒された後は、長野の定番?ラーメン大学へ。
朝からほとんどまともなものを食べてなかったので、ガッツリ食べました。
渋滞の中央道は、ほとんど同行者に運転してもらい、深夜自宅到着。
翌日レンタカー一日前倒し返却したら、ちゃんと1日分返金されて良かったです。
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