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Yamareco

記録ID: 725205
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ハイキング
道北・利尻

雨の利尻山、翌日はピーカン

2015年09月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:34
距離
12.2km
登り
1,551m
下り
1,535m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:15
休憩
0:06
合計
9:21
4:42
4:42
196
7:58
7:58
10
8:08
8:08
64
9:12
9:13
41
9:54
9:55
18
10:13
10:14
46
11:00
11:01
7
11:08
11:09
136
13:25
13:26
26
13:52
ゴール地点
港から北麓野営場までは前日に徒歩で移動。ですから1721m全部登ったことになります。
天候  入山時は晴れ、6合目から雨、下山後日が差してきて、翌日はピーカン
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 札幌から稚内まではバイクで移動。稚内にバイクを置き、フェリーで前日に上陸、北麓野営場にテン泊しました。綺麗で快適なキャンプ場です。港からキャンプ場まではダラダラと舗装路を1時間程度。後で聞けば別に遊歩道もあったとか。下山後もう一泊して、翌日に島を離れ、サロベツ原野の民宿「あしたの城」にお世話になりました。
コース状況/
危険箇所等
崩落しそうな危険箇所がありますが、ちゃんと標識がたっていますので、それに従えば問題ないと思います。
その他周辺情報 北麓野営場にはシャワーがあります。下の温泉までは歩いて小一時間かかるので、これを利用しました。時間無制限で100円はいいですね。
4時半出発。甘露水はまだ闇の中です。
2015年09月21日 04:42撮影 by  Canon IXY 150, Canon
2
9/21 4:42
4時半出発。甘露水はまだ闇の中です。
右が利尻山。左は観光コースです。
2015年09月21日 04:45撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 4:45
右が利尻山。左は観光コースです。
樹林帯の中をスタスタ登ります。
2015年09月21日 05:42撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 5:42
樹林帯の中をスタスタ登ります。
5合目くらいでようやく視界が開けてきます。
2015年09月21日 05:57撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 5:57
5合目くらいでようやく視界が開けてきます。
ここでこれだから、頂上はどうなんだと期待します。
2015年09月21日 05:57撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 5:57
ここでこれだから、頂上はどうなんだと期待します。
いい天気。と思ったら、結局これが一番明るい写真になりました。
2015年09月21日 06:03撮影 by  Canon IXY 150, Canon
2
9/21 6:03
いい天気。と思ったら、結局これが一番明るい写真になりました。
利尻山って独立峰かと思ったら、たくさんの山の集合体で、複雑な地形でした。
2015年09月21日 06:09撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 6:09
利尻山って独立峰かと思ったら、たくさんの山の集合体で、複雑な地形でした。
あのへんに山頂があるはずなんだけど。
2015年09月21日 06:09撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 6:09
あのへんに山頂があるはずなんだけど。
6合目の見晴らし台。
2015年09月21日 06:19撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 6:19
6合目の見晴らし台。
紅葉はまだ始まっていません。
2015年09月21日 06:19撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 6:19
紅葉はまだ始まっていません。
長官山。ここから山頂を見上げる予定だったんですがガスってきました。
2015年09月21日 07:53撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 7:53
長官山。ここから山頂を見上げる予定だったんですがガスってきました。
いっしょに登らせていただいた75歳のおじさん。
2015年09月21日 07:53撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 7:53
いっしょに登らせていただいた75歳のおじさん。
9合目からは急登と雨でカメラを出す気にもなりません。
2015年09月21日 08:45撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 8:45
9合目からは急登と雨でカメラを出す気にもなりません。
それでもにっこり山頂へ。満足。
2015年09月21日 09:44撮影 by  Canon IXY 150, Canon
10
9/21 9:44
それでもにっこり山頂へ。満足。
こんな岩とか、
2015年09月21日 09:44撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 9:44
こんな岩とか、
こんな山とか、
2015年09月21日 11:23撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 11:23
こんな山とか、
強風の中、強者です。
2015年09月21日 11:23撮影 by  Canon IXY 150, Canon
1
9/21 11:23
強風の中、強者です。
帰りは逆に樹林帯の中がホッとします。
2015年09月21日 11:28撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 11:28
帰りは逆に樹林帯の中がホッとします。
降り始めたら天気が良くなってきました。
2015年09月21日 12:18撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9/21 12:18
降り始めたら天気が良くなってきました。
明るくなってきた。
2015年09月21日 12:18撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9/21 12:18
明るくなってきた。
見通しも出てきた。
2015年09月21日 12:18撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9/21 12:18
見通しも出てきた。
空も明るくなってきた。
2015年09月21日 12:19撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9/21 12:19
空も明るくなってきた。
天気が回復してきたところで、ゴール。
2015年09月21日 12:28撮影 by  Canon IXY 150, Canon
9/21 12:28
天気が回復してきたところで、ゴール。
翌朝は青空。
2015年09月22日 05:46撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9/22 5:46
翌朝は青空。
お世話になります。
2015年09月22日 07:33撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9/22 7:33
お世話になります。
港からの利尻山。
2015年09月22日 08:35撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
4
9/22 8:35
港からの利尻山。
オロロンライン、抜海からの利尻山。
2015年09月22日 13:25撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
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9/22 13:25
オロロンライン、抜海からの利尻山。
あしたの城でテントを干して、
2015年09月22日 14:11撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
3
9/22 14:11
あしたの城でテントを干して、
牧場越しに見える利尻山。
2015年09月22日 14:11撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
2
9/22 14:11
牧場越しに見える利尻山。
稚咲内から利尻に沈む夕日。
2015年09月22日 17:31撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
10
9/22 17:31
稚咲内から利尻に沈む夕日。
サロベツ原野から登る朝日と雲海。
2015年09月23日 05:29撮影 by  PENTAX Q7 , PENTAX
9
9/23 5:29
サロベツ原野から登る朝日と雲海。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

 オロロンラインからいつも見てばかりいた利尻山です。突然海から突き出たような山容は雄大でいつかは登りたいと思っていました。シルバーウイークを利用して初めて登ることにしました。

 キャンプ場はもっと混雑しているのかと思いましたが、雨ということもあってか十数張りくらいでした。聞くところによると島内の民宿とホテルは満タン状態で潤っているようです。夜は一時星空が見えたので期待してシュラフに潜りました。
 
翌朝は4時半出発です。民宿とホテルの送迎が5時にあるらしく、それとかち合い混雑の中で歩きたくなかったのと、それ以上早いとヘッドライトで歩く時間が長くなってしまうので、4時半は折衷案です。

 5合目くらいまでは整備された緩斜面をスイスイ登れます。危険なところもなく、しいて言えば、全く展望がきかないので花も紅葉もないこの時期は少々つらいです。6合目からようやく外界が見え始め、この時は晴れていたので期待して進みました。ただ、長官山に付く頃には完全に雨になり、ガスも出てきて山頂の眺めも拝めなくなっていました。

 コルにある避難小屋まで少し下ったあとは頂上まで急登が続きます。ただ、ガイドでみたようなザクザク路面はなく、階段がきっちり整備されています。階段はつらいですが、高度を稼ぐには一番いいですね。印象としては「金のかかった登山道だな」と。本州ではこういうのは当たり前なのかもしれませんが、北海道の山でこんなに投資されているのは初めて見ました。崩壊しそうな山なのでこの烏來しないと年間2万人と言われる登山客をさばけないのでしょうね。

 9合目からはさらに登りがきつくなり、喘ぎながら進むと右側に断崖があり「道に亀裂がはしっています」の標識。崩れないでくれと、こわごわ乗り越えると間もなく山頂に着きました。山頂にはすでに10人くらいいましたが、風も強くなってきたので皆早々に下山します。私も寒さに耐え切れず、残念ながらすぐに下山。

 帰りは雨もやみ、太陽も少し顔を出してきたので、日の当たるところで休憩しながらゆっくりと降りて行きました。道は相当ぬかるんでいますが、登山道は粘土質ではないのでスリップにさほど気を使わないで済みます。もっとも、昨日登った人は「沢になっていた」と嘆かれていました。

 翌朝は雲一つないピーカンでした。悔しいけれど、登り直す体力はありません。天気のことはどうしようもないですね。港とフェリーと民宿「あしたの城」で利尻の写真をたくさん撮ることにしました。無事降りてこられたのですから、まずはめでたしとしましょう。

 そして、今回も楽しい人達と出会いました。前泊したときの新入社員さんとはワインを飲み過ぎました。不平を漏らす若手となだめる上司みたいになっちゃいましたが楽しかったです。途中までいっしょに登らせていただいた75歳のおじさん、帰りにはお会いできなかったですが無事でしたか。カブでツーリング中のお兄さん、天気のいい日に登れてよかったですね。みなさん、またどこかでお会いしましょう。

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利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
4/5

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