横尾(槍撤退)


- GPS
- 09:01
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 203m
- 下り
- 200m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:59
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
槍ヶ岳初挑戦はゆったりした行程の予定だった。1日目槍沢ロッジ、2日目槍ヶ岳山荘、3日目横尾山荘。天気予報は2日目午後、3日目は午前中が本降りになると見込みつつの出発。上高地バスターミナルを計画通り出発する。風が結構吹いている。上空も雲がかなりの速さで流れている。気温はやや高いのだろうが、風のおかげでちょうど心地よい。今期の夏山シーズンはここを訪れるのは最初で最後。ちょうど1年ぶり。最初のポイント、明神への道は梓川左岸コース(バスターミナルからは河童橋を渡らずに直進する道)は豪雨による崩落で現在も通行ができない。(明神から先、徳沢方面は通行できる)そのため熊の出没情報が多い岳沢湿原のルート(梓川右岸コース)を歩く必要がある。道脇に何か所にも設置された熊ベル。通り過ぎるたびに着実に鳴らしながら歩く。熊出没の看板がそこかしこに。つい先日目撃されたという情報も多い。明神に到着。穂高神社に詣でる。明神館でトイレ休憩。河童橋方面へ行くための道(左岸コース)の入口にロープが張られていて通行禁止の文字が見える。休息していると「上高地にはどうやったらいけるんですか」と尋ねられた。大抵、河童橋からのピストンであろうから、この方はどうやってここ(明神)まで来たのだろうと疑問におもいつつ右岸コースを教えた。帰りにも別の方からここで同じことを尋ねられたのでますます疑問が湧く。ひょっとして徳本峠(とくごうとうげ)を越えてきた方なのかもしれないと思った。
徳沢、横尾へ歩を進める。この区間も土砂災害があったようで治山用の河原の道路が登山道の迂回路として利用されていた。横尾到着時、山岳警備隊から行き先を確認される。槍ヶ岳と答えると「稜線上は明日以降台風並みの風になるので十分注意してください」と言われた。雨にばかり気がいってしまっていた。天気サイトでも確かに20メートルと出ている。横尾山荘のランチ営業の食堂でカレーを食べながら協議。せめて槍沢までは到達して、翌日の様子を見てからとは思ったが、同行者があまり気が進まない様子なので、ここで撤退を決めた。横尾山荘は「やまたん」からの予約のためキャンセル料が30%かかってしまった。「やまたん」は予約開始タイミングが早く、予約を早く確定できるメリットはある。ただし、キャンセルしなければならなくなった時、予約直後から30%のキャンセル料が理由の如何を問わず課金される。中止すると決めたら帰りの上高地-新島々のバスも完全予約制なので予約日時の変更が必要だ。横尾山荘周辺は携帯の電波はかなり良好だったので助かった。ウェブサイトから月曜日のお昼便を本日に変更する。同行者に言われるまま16時で予約してしまったが、横尾で13時を過ぎようとしているので17時半の最終便に再変更。変更は手数料などはかからないし回数に制限はなかった。その後、松本から帰京する手段を手配。月曜日の利用予定のバスは満席のため変更ができず、また別の山行の際の帰京手段として利用できるため日にちを変更した。あずさで帰京。撤退すると決めてから慌ただしかったが、手配ミスや遅延などもなく、無事に帰京できて幸いだった。槍は来年また挑戦しようとおもう。
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