八甲田大岳 再開された八甲田周辺の登山道に紅葉の始まり


- GPS
- 03:37
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 627m
- 下り
- 629m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:34
天候 | 曇りからガスが取れて陽がさす時間帯もある。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ山頂駅から赤倉岳 最初はなだらかな坂が宮様分岐まで続き、その後樹林帯の中で高度を上げて行く。稜線に出てから左側が切れている道に注意しながら赤倉岳へ。 赤倉岳から八甲田大岳 稜線を歩きながら井戸岳に達し、外輪山を歩いてから避難小屋に降りる。樹林帯を上がった先は土と石混じりの斜面を山頂まで登る。 八甲田大岳から毛無岱 避難小屋を過ぎてから樹林帯の急坂を降りて、毛無岱の湿原地帯の木道に出る。 毛無岱からロープウェイ山頂駅 宮様分岐に戻ってからは、歩きにくいトラバースルートを登って行く。結構しんどい。宮様ルート分岐に達してからは、湿原地帯を巡る道を通ってロープウェイ山頂駅へ。 |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯 非常に有名な日帰り温泉施設。大人1000円でタオル付き。泊まることもできます。pH1.7の強い酸性の白濁した匂いの強い温泉。混浴の千人風呂は、身体を洗うことができず入るだけ。別にカランがある男湯が有り、そこで頭や身体を先に洗ってから、千人風呂に向かう順番が良いと思います。 大駐車場が有り、お客さんがひっきりなしに来ています。 |
写真
感想
今年の6月末に登山道が閉鎖されて以来、一部解除が9月14日、全部のルートが解禁されたのが9月21日でした。今回の北東北遠征で、八甲田山は以前に登ったことがあるので計画に入れていませんでしたが、順調に計画が推移したため、急遽登ることに決めました。なにせ学生時代以来四十●年ぶりの再訪になりますので全く登山道を思い出せませんでしたが、ロープウェイ利用であっと言う間に1300メートルを越えた地点に飛び、そこから登山を開始しました。当時は、大雨でしかも大荷物を背負った学生の夏合宿ですからつらい思い出しかありませんでしたが、今回は雨が降らず荷物も軽くて最高に楽しかったです♪立場が違うと山の印象がこうも違うものかと…
紅葉が始まりました。山頂近くは2割ほどですが、ナナカマドの木などが色づき始めています。毛無岱では草紅葉になって色づいています。
紅葉シーズンを前にした登山道のオープンは、観光客、登山者、関係者にとっても喜ばしい限りです。
八甲田山系では、6月末には不幸な出来事が有り、登山道が長らく閉鎖されていました。特に酸ヶ湯周辺で事件が起きていたため、私としては今回はロープウェイ利用でなるべく酸ヶ湯近くの登山道に近寄らないように、赤倉岳経由の八甲田大岳、毛無岱を覗いてから宮様ルートでロープウェイに戻る計画を立てました。
解禁になった理由が明確に公表されていないのは残念です。一応、問題になった熊は駆除したと思われるようですが、あまり公にはなっていません。私が接した報道では巡視の結果と熊ベルを10箇所に設けたとあるだけだったので、少し不安が残っていました。管理者側は、熊出没警報発令中につきリスクはあるので、自分でクマ対策グッズを持参して備えるよう強調しています。
毛無岱の休憩所で大休止していた所、ここを通過する皆さんのほとんどは酸ヶ湯に降りており、ロープウェイ方向に戻る人は見かけませんでした。登山当日は解禁間もないこともあり、平日にもかかわらずたくさんの方が酸ヶ湯周回コースを歩いてかえって大変賑やかでしたので、熊も近寄らない感じがしました。ルートとしても毛無岱から酸ヶ湯方面へは下りで効率的に有利ですので羨ましくなりました。ロープウェイに戻る宮様ルートを歩いてみると、登りが予想外に多くて苦労し、酸ヶ湯コースと比較してしまい精神的にも疲労感を増してしまいました。
宮様ルート経由はロープウェイを往復で使うことができるメリットがありますが、トラバースのしんどさを考えると一長一短があると思いました。酸ヶ湯周回コースは毛無岱の湿原を長く楽しめ、下山後に直ぐに温泉に入れますので人気があるのが分かります。やはり毛無岱まで降りたら、戻らずにそのまま酸ヶ湯まで降りてしまう方が圧倒的に良い気がしました。
結論=八甲田では観光客はロープウェイ利用で周辺散策、登山者は酸ヶ湯反時計回り周回コースがお勧めでは?
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