燕岳〜紅葉の奥にある白き岩峰（燕山荘泊）

2015年09月26日(土) 〜 2015年09月27日(日)

• GPS: 43:45
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,555m
• 下り: 1,581m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 3:16
• 合計: 8:10

距離 5.0km 登り 1,279m 下り 68m

6:20 中房温泉登山口
6:21 中房温泉
7:03 7:05 第１ベンチ
7:28 7:55 第２ベンチ
8:33 8:44 第３ベンチ
9:17 9:36 富士見ベンチ
10:30 10:49 合戦小屋
11:14 11:20 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:38 13:50 燕山荘
13:50 14:30 燕岳
13:50 燕山荘

2日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:49
• 合計: 5:59

距離 7.7km 登り 233m 下り 1,514m

5:47 燕山荘
6:39 蛙岩
7:11 7:48 燕山荘
8:12 8:13 合戦山(合戦沢ノ頭)
8:25 9:04 合戦小屋
9:31 富士見ベンチ
9:59 10:14 第３ベンチ
10:38 10:47 第２ベンチ
11:09 11:17 第１ベンチ
11:45 中房温泉登山口
11:46 ゴール地点

登り　6：20→12：40（6時間20分）
下り　7：11→11：45（4時間34分）　
休憩をとりながら、ゆっくりゆっくり登り下りを楽しみながら歩きました

天候

26日曇り→晴れ　27日曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

しゃくなげ荘までマイカー、中房温泉登山口まで路線バス

コース状況／危険箇所等

なし

その他周辺情報

【費用】
高速道路(鹿沼⇔安曇野)\4,040×2=\8,080
ガソリン556km×\9/km=\5,004
バス\1,200×3×2=\\7,200
燕山荘(1泊2食)@\9,800×3=\29,400
温泉(常念坊)=\500×3=\1,500
\51,184÷3=\17,061/人

写真

9/26 5:10

宇都宮を1時発、安曇野市しゃくなげ荘には5時到着です。バスが5時20分発なのであわててバスに乗り込みました。この時間ですが中型バスは9割の混み具合。

9/26 5:22

若者が多いね。約50分、けっこうな山道をバスはグイングインと登ります。

9/26 6:21

朝ごはんを食べ、身支度を整えて中房温泉登山口を6:20発。
標高1,462m。

9/26 6:58

のっけからかなりの急勾配です。ゆっくりゆっくりと言い聞かせながら登り出します。人気の山ですからかなりの人数です。でも渋滞しない程度。先週はシルバーウィーク5連休でしたから、今週は空いているかな？という読みは当たった？！

9/26 7:00

第一ベンチ。標高1,669m。

9/26 7:07

まだまだ余裕はありました。この頃は。

9/26 7:23

9/26 7:53

第2ベンチ。標高1,821m．ここで腰をおろしてちょっと長めに休憩。

9/26 7:53

約3分の1登りました。

9/26 8:21

登り始めて2時間弱。ようやく周りの山々が見え出します。

9/26 8:24

常念山脈の山肌。紅葉です。

9/26 8:24

そのアップ。

9/26 8:24

ガスがたなびいて良い感じ。

9/26 8:28

9/26 8:32

第3ベンチに到着。標高1,989m。

9/26 8:46

清水岳。2,245m。

9/26 8:47

黄色いトンネル。

9/26 8:49

9/26 8:50

ゴゼンタチバナの実。

9/26 8:53

だんだんと花崗岩の砂が現れてきました。

9/26 9:01

中房温泉を挟んだ反対側に鳴る有明山。

9/26 9:30

カエデが真っ赤。

9/26 9:31

9/26 9:31

富士見ベンチです。標高2,200m。

9/26 9:37

富士見ベンチだもの。もちろん富士山が見えるよね。

9/26 9:55

富士見ベンチから紅葉が本格化。

9/26 9:57

ナナカマドなんか、こんなだもの！

9/26 9:58

こんな大岩も出現します。富士見ベンチから上は勾配も急になりますが、登山道がきちんと整備されているのでそれほど大変ではありません。

9/26 9:59

どこのカメラを向けても絵になる。

9/26 10:00

稜線上に大天荘。

9/26 10:01

9/26 10:06

9/26 10:07

9/26 10:08

9/26 10:17

サルオガセがたくさん。

9/26 10:21

9/26 10:22

かなりへばってきましたが、この標識に励まされます。

9/26 10:23

この世のものとは思えない色彩！

9/26 10:27

とうにか合戦小屋に到着。ここまで4時間かかりました。標高2,350m。

9/26 10:28

うどんよりもスイカが食べたかった。（スイカの販売は先週末で終了）

9/26 11:02

でも、これがあるから。

9/26 11:17

赤と黄色と緑のトンネルをゆく。

9/26 11:19

9/26 11:33

もうすぐ合戦沢の頭。

9/26 11:36

この世ものとは思えない景色。

9/26 11:38

9/26 11:40

遠くに燕山荘が見えた！でも遠く、高いのぅ。

9/26 11:42

と、言うまもなく左手に槍ヶ岳が頭を出す！

9/26 11:42

テンション↑↑。

9/26 11:44

合戦沢の頭からが一番きつかったね。

9/26 11:46

でもね、かっこ良い燕岳が見えるし・・・

9/26 11:54

山肌の紅葉もなんとも言われぬ色合いだし・・・

9/26 11:55

・・・でもやはり、キツイです。

9/26 11:58

西洋のお城のような雰囲気。立派。これは小屋ではない。

9/26 11:59

燕岳2,763mと北燕岳2,455m。

9/26 12:04

9/26 12:06

9/26 12:06

9/26 12:16

テント場を越えると・・・

9/26 12:18

稜線に到着。この空！

9/26 12:21

そこから20段程度の階段が、またキツかった。おなじみ燕山荘の入り口。

9/26 12:52

チェックインして、コーヒーと緑茶で槍ヶ岳（写真中央）にカンパイ！

9/26 12:53

ほらほら〜。

9/26 13:36

本日のお宿は新館。

9/26 13:36

下段。畳3枚。敷布団3枚に掛け布団（シェラフが5枚）。この空間僕たち3人で独占できました。よかった。シルバーウィークは大変だったそうです。

9/26 13:48

燕山荘の前には燕岳が控えている。ほんと、作り物みたい。信じられないくらい美しい。

9/26 13:55

絵になる2人。

9/26 14:00

燕岳を目指しますが、燕山荘を振り返るとこれもまた、絵になる。

9/26 14:01

もちろん「いるか岩」です。

9/26 14:09

9/26 14:14

9/26 14:16

何も言うことなし！

9/26 14:20

めがね岩。めがねの向こうに燕山荘。

9/26 14:23

9/26 14:32

ちょっと地味。

9/26 14:51

常念岳への稜線。来年歩こうね。

9/26 14:56

槍ヶ岳から穂高連峰。カッコ良すぎる。墨絵。

9/26 14:56

山の名前を追記してみました。拡大して見てください。

9/26 15:16

こっちは油絵。

9/26 15:29

このガスも良いでしょ。

9/26 15:30

9/26 15:31

テント場。今日は空いているよね。

9/26 17:03

5時。夕飯です。
とても山小屋とは思えません。

9/26 17:21

燕山荘グループの社長さんのお話とアルペンホルンの演奏でした。

9/26 17:31

社長さんのお話によれば年に何度かしか無い雲海だそうで・・。

9/26 17:37

ワクワクしながら待っていたら、こんなシマシマの夕日。不思議だ。

9/26 18:45

夜。部屋の窓を開けて撮ってみました。雲海凄い。

9/27 5:05

朝食も豪華ですね。ゼリー付。

9/27 5:47

残念ながら今日は曇り。さすがの燕岳もちょっとくすんでいる。

9/27 5:47

もっとも日の出前でした。

9/27 5:48

日の出は無理かな。雲が厚い。

9/27 5:49

雲海はサービス精神旺盛。

9/27 5:59

ここ歩くんだ。

9/27 6:01

朝日だ！裏銀座の稜線にスポットライトが当たる。

9/27 6:01

表銀座にもね。

9/27 6:03

9/27 6:05

9/27 6:11

9/27 6:18

9/27 6:22

今日の目標は蛙岩（ゲエロ岩）までです。

9/27 6:24

するとなんとそこに雷鳥さん。

9/27 6:24

うむ〜。初めて実物見た。

9/27 6:26

蛙岩デカすぎ。

9/27 6:28

今日はここまでとします。あとは来年にとっておく。

9/27 6:45

9/27 7:01

9/27 7:47

惜しみ惜しみ下ります。

9/27 7:48

9/27 7:55

9/27 8:09

9/27 8:12

9/27 8:15

9/27 9:08

合戦小屋のスイカも来年ね。

9/27 11:47

ゆっくりゆっくり下山。中房温泉に到着。

9/27 11:54

下山後はコカコーラ。定番です。

9/26 14:16

トビラ

撮影機器：

DSC-HX90V SONY

装備

個人装備

【必須】帽子 サングラス 日焼け止め 長袖シャツ 防寒着(フリース インナーダウンなど） 雨具（カッパと折り畳み傘） 登山靴 靴下 手袋(綿は不可) 着替えのシャツ タオル 歯ブラシ 水 行動食(お菓子) お弁当 ヘッドランプ 携帯電話 常備薬・絆創膏など 健康保険証 時計 ティッシュ トイレットペーパー 【あれば便利】ストック 貴重品を入れる小型軽量鞄(ポーチ) 予備電池(携帯電話＆ヘッドランプ) カメラ 地図 登山届 コンパス ガスとバーナー 【あれば便利】観光地図

感想

yamanobo_rist

その1



その2



その3



その4



その5




　シルバーウィーク明けの週末でしたので、それほど混雑しないかな、と淡い期待を持ってでかけました。案の定ほどよく空いていました。
　心配していた天気も1日目は青空も見られて暑くもなく最高。2日目は曇りがちでしたが紅葉はバッチリ。
　合戦尾根は確かに急登でしたがかなり丁寧に整備していただいており、足運びしやすく大変助かりました。それでも富士見ベンチあたりからは疲労困憊となりますが、紅葉の素晴らしさに助けられ楽しく登ることができました。
　燕岳カッコ良すぎます。こんな山見たこと無い。思ったより近くに槍ヶ岳が望めましたが、もちろん槍様はかっこ良いですが、燕岳は良いわ〜。
　燕山荘は評判通り。暖房便座付の山小屋があるなんて信じられないです。設備はモチロンだけれどスタッフの心遣い、サービスが良いのですね。料金も他の山小屋と変わらないし、素晴らしいです。
　2日目、常念山脈の稜線歩きをちょっとは味わいたいと蛙岩まで歩きました。途中切れ落ちていて怖いけれど良い気分。雷鳥も見ることができたし、大満足の山行でした。来年も行こうね。

yuri-tetsu

写真の中に入り込んだような景色が、今でも目に浮かびます。見たことのない絶景、こんなにも空が近いってすごい。初めての山小屋では、時間とともに刻々と色の変わる空を眺めているだけで、充実感とか満足感とか、ここにいるお得感とか…何とも言えない「いい気持ち」でいっぱいになりました。紅葉・青空・白い岩峰・緑・雲海・周囲を囲む山々…そしてライチョウも見ることができ、大満足の山行！つらい道のりも良い思い出になるかしら。

コメント

olive-oil

北アルプスデビューしました
登山口から急登の連続でしたね。息が何度も上がり、とてもきつい山道でした。
ですが、だんだんと進むにつれ、身体も徐々に慣れていきました。

そして、合戦小屋を過ぎたころから展望もよくなり、疲れも忘れさせてくれました。
最高の景色で素晴らしかったです。

山頂周辺では、たくさんの岩のモニュメントがお見事でした。

今回、山小屋デビューも果たし、充実した2日間を過ごすことができました。
計画や準備など、本当にありがとうございました。ぜひ、またみんなで行きましょう。