鳥海山 鉾立から象潟口ルート往復

2015年09月27日(日) [日帰り]

• GPS: 07:53
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,280m
• 下り: 1,273m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:58

7:33 鉾立
8:34 8:34 賽の河原
9:03 9:10 御浜小屋
9:21 9:21 御田ヶ原
9:28 9:28 御田ヶ原分岐
11:02 11:20 御室
11:38 11:43 鳥海山
11:55 12:24 新山から下った谷底
13:18 13:18 文珠岳
13:44 13:50 七五三掛
14:01 14:01 御田ヶ原分岐
14:10 14:10 御田ヶ原
14:20 14:25 御浜小屋
14:20 14:20 賽の河原
14:44 14:44 鉾立
15:26 ゴール地点

天候

晴れのちくもり一時小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■新潟から日東道で酒井みなとICから鳥海山ブルーラインで鉾立まで約3時間。登山口の鉾立は秋田県に入ってすぐのところにある。
■鉾立登山口の高原の駅駐車場に駐車。トイレや食堂が有る。

コース状況／危険箇所等

■全体的に緩やかで距離は長いが疲れは少なかった。

■登り
七五三掛までは整備された緩やかな石畳を歩く。
七五三掛から頂上小屋（大物忌神社）の千蛇谷コースは、深い渓谷を秋まだ残る雪渓を横目に登る。
頂上小屋から新山山頂までは、岩が積み重なった急峻なルートをストックをたたみ矢印に従って手を使って登る。
山頂は狭く、写真撮影の順番待ちの間にひと通り景色を堪能し、自身の撮影後は直ちに次の登山者に場所を譲る。

■下り
外輪山コースで緩やかな稜線歩きだった。
崩落個所が数か所あったので注意する。
七五三掛で千蛇谷コースと合流し、登ってきた緩やかな石畳を下る。

写真

9/27 7:18

快晴の鉾立登山口のある高原の駅駐車場に7時10分着
トイレ有食堂有り

9/27 7:31

登山ポスト有

9/27 7:37

快晴の朝

9/27 7:37

最初は階段
展望台までは観光客向けにコンクリート整備されている

9/27 8:05

日本海をバックに爽快な景色が広がる

9/27 8:09

目指す鳥海山
ここから山頂は見えない

9/27 8:34

賽の河原は休憩ポイント

9/27 8:45

先へ進む

9/27 8:49

真っ赤に色ずくナナカマド

9/27 9:02

御浜

9/27 9:03

御浜神社鳥居

9/27 9:10

御浜小屋で休憩
そこから望む鳥海湖

9/27 9:20

ほぼ平坦路

9/27 9:21

御田ヶ原から望む鳥海山

9/27 9:26

石畳

9/27 9:28

御田ヶ原分岐

9/27 9:33

八丁坂

9/27 9:40

9/27 9:44

「七五三掛」
「しめかけ」と読む

9/27 9:49

木道工事中

9/27 9:52

工事中の木道を横目に尾根道を行く

9/27 9:54

千蛇谷

9/27 9:55

千蛇谷コースと外輪山コース分岐
うっかり見落としてしまいそうな道標
登りは千蛇谷コースへ
外輪山コースは下りで使う

9/27 9:57

千蛇谷に向かって梯子を下る

9/27 9:57

谷へ下りて行く

9/27 10:02

千蛇谷は深い渓谷でまだ雪が残る

9/27 10:09

9/27 10:20

岩を縫うように登る

9/27 10:48

9/27 10:56

シラタマノキ（シロモノ）

9/27 11:00

岩稜地帯

9/27 11:02

御室

9/27 11:20

御室で休憩後ストックをしまって山頂へ
これから岩登りだ

9/27 11:24

岩にかかれた白ペンキに従って登る

9/27 11:24

崩れないかと心配になるような巨石群

9/27 11:27

淡々と白ペンキに従って登る

9/27 11:31

大きな岩の裂け目

9/27 11:32

裂け目に向かって降りる

9/27 11:33

もはやアトラクション

9/27 11:33

9/27 11:34

大きな岩の裂け目をくぐり抜けた

9/27 11:36

山頂はすぐそこだ

9/27 11:41

山頂に立つ
5〜6人がやっとの狭い山頂なので撮るだけ撮って次の登山者に場所を譲る
残念ながらガスが出てきて眺望はイマイチ

9/27 11:42

三角点はここでは無い
標高が違う

9/27 11:43

新山は2236m

9/27 11:43

ガスが来る

9/27 11:44

山頂は狭いので次の人に譲り下る

9/27 11:45

山頂から下ってすぐに「胎内くぐり」

9/27 11:45

祠がある

9/27 11:46

頭をぶつけないようにくぐり抜ける

9/27 11:46

抜けた

9/27 11:50

9/27 12:04

エネルギー補充
山ランチはカップめんが定番になってる

9/27 12:04

山頂から下った谷底で休憩

9/27 12:32

谷底から尾根に取り付く

9/27 12:32

下りは尾根歩き

9/27 12:34

大清水との分岐

9/27 12:35

ガレガレの鳥海山

9/27 12:36

9/27 12:42

梯子が数か所ある

9/27 12:42

下って

9/27 12:46

登って

9/27 12:50

イワギキョウ

9/27 12:52

アカモノの実だろうか

9/27 12:57

9/27 13:04

ハイマツの実

9/27 13:14

外輪山の尾根
ガスが無ければ眺望良さそうなのに残念

9/27 13:18

文殊岳

9/27 13:18

三角点タッチ

9/27 13:57

八丁坂へ

9/27 14:06

ガスが追ってくる

9/27 14:08

ハクサンイチゲ

9/27 14:14

尾根ではすれ違う登山者は居なかった

9/27 14:25

御浜神社で小休止

9/27 14:44

「賽の河原」と書いてある

9/27 14:58

もうすぐ登山口

9/27 15:20

紅葉が始まっている

9/27 15:25

TDK東雲荘

9/27 15:26

無事下山

9/27 15:35

鉾立は朝とはうって変わってガスの中

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX220 SONY

感想

sunvito

整備された石畳の緩やかな登りが続く象潟口ルートは、鉾立登山口から登る。9月後半だが未だに雪が残る。

頂上小屋（大物忌神社）から新山山頂までは大きな岩が折り重なるアトラクションルートとなり、それまでの緩やかな登山道から火山らしい登山道に唐突に変化する。

山頂は狭く、次々と上がってくる登山者のため長居は出来ない。登山者どうしがお互いに撮影し合って滞在時間を短縮する。あいにくこの日は、朝は天候に恵まれたが山頂に至る頃には雲が広がってしまい眺望はほとんど無かった。

山頂からの下りで祠のある「胎内くぐり」をくぐり、ガレた岩場を矢印に従って下る。下りきった谷底で山行時の恒例となったカップめんを食べた。

下りは外輪山の尾根を歩く。眺望を楽しみながら尾根歩きをしたかったが、午後からはガスが山を包んでしまってまったく見えない。

前回の鳳凰三山登山でガラスの膝を痛めてしまい下山に苦労したので、今回の登山も不安があった。しかし、なだらかで整備された登山道だったので、その心配は徒労に終わった。

花の季節はほぼ終わり、山肌が色づき始めた頃だが、日本海からの冷たい風が東北の秋は短いことを知らせていた。紅葉の盛りは間もなくである。

わずかに咲いていたイワギキョウとハクサンイチゲが、賑わっていた頃の花畑を忍ばせていた。

山頂からの眺望