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記録ID: 7300757
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

常願寺山

2024年09月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:39
距離
4.4km
登り
637m
下り
640m

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
1:04
合計
6:39
距離 4.4km 登り 637m 下り 640m
5:26
55
東大鳥川右岸
6:21
6:26
88
小沢(610m)
7:54
7:56
43
北東肩(1020m)
8:39
9:26
41
常願寺山
10:07
10:11
59
北東肩(1020m)
11:10
11:16
49
小沢(610m)
12:05
東大鳥川右岸
※参考文献
「知られざる山々」 羽田寿志 著
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ルートの一部に沢登りを含む
泡滝ダムへ続く道路を進み、左京渕ダムを300mほど過ぎた路肩スペースに駐車。
泡滝ダムへ続く道路を進み、左京渕ダムを300mほど過ぎた路肩スペースに駐車。
東大鳥川は河原が広く流れは穏やか
東大鳥川は河原が広く流れは穏やか
問題なく渡渉、長靴水没せず。
上流方向。
問題なく渡渉、長靴水没せず。
上流方向。
下流、スタート地点方向。
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下流、スタート地点方向。
対岸の名も無き谷間を詰める。
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対岸の名も無き谷間を詰める。
ガレているが明るく開けた沢。概ね直登できる小滝ばかり。
ガレているが明るく開けた沢。概ね直登できる小滝ばかり。
この滝のみ、やや難あり。左岸の流木に掴まり何とか這い上がる。
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この滝のみ、やや難あり。左岸の流木に掴まり何とか這い上がる。
やっぱり9月の滝は涼しく快適。
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やっぱり9月の滝は涼しく快適。
登ってきた沢を振り返る
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登ってきた沢を振り返る
標高600m付近で右岸斜面に取付く。700mより先は急峻な沢になる。
標高600m付近で右岸斜面に取付く。700mより先は急峻な沢になる。
北東尾根を目指して道なき斜面を這い上がる
2
北東尾根を目指して道なき斜面を這い上がる
ふと見上げるとブナの幹には熊の爪痕
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ふと見上げるとブナの幹には熊の爪痕
登ってきた斜面を振り返る
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登ってきた斜面を振り返る
ようやく北東尾根に出る
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ようやく北東尾根に出る
アズキナシの木、筋の入った光沢のある葉
(葉がミズキと似ているが実が赤いのでアズキナシ ミズキの実は黒い)
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アズキナシの木、筋の入った光沢のある葉
(葉がミズキと似ているが実が赤いのでアズキナシ ミズキの実は黒い)
リョウブやマンサクの藪も混ざる
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リョウブやマンサクの藪も混ざる
実をつけたマンサク
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実をつけたマンサク
天候の回復が遅く、なかなかガスがとれない、右奥は以東岳方面。
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天候の回復が遅く、なかなかガスがとれない、右奥は以東岳方面。
登ってきた北東尾根を見下ろす
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登ってきた北東尾根を見下ろす
岩場では紅葉が始まっている
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岩場では紅葉が始まっている
赤い実をつけた立派なイヌツゲ薮
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赤い実をつけた立派なイヌツゲ薮
北東尾根を上り詰め山頂北方稜線に合流。北東方向の展望(左より高安山〜葛城山)
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北東尾根を上り詰め山頂北方稜線に合流。北東方向の展望(左より高安山〜葛城山)
常願寺山の山頂方向。なだらかな密薮の稜線が続く。地に足が付かない区間もあり。
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常願寺山の山頂方向。なだらかな密薮の稜線が続く。地に足が付かない区間もあり。
平坦部にはヒド状の区間もあり
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平坦部にはヒド状の区間もあり
鮮やかな青い実が目を引くサワフタギ
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鮮やかな青い実が目を引くサワフタギ
右奥のピークは山頂方面、左奥は甚六山(元サイズ)
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右奥のピークは山頂方面、左奥は甚六山(元サイズ)
薮のトンネルの中にうっすらと踏み跡。獣しかくぐれない。
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薮のトンネルの中にうっすらと踏み跡。獣しかくぐれない。
この最高地点の茂みが山頂。
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この最高地点の茂みが山頂。
GPSでは三角点のど真ん中を示すが...
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GPSでは三角点のど真ん中を示すが...
落ち葉を数センチ掘り返しながら、付近を探し回る。20分ほど粘るが発見に至らず。
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落ち葉を数センチ掘り返しながら、付近を探し回る。20分ほど粘るが発見に至らず。
以下、山頂展望。南方向(元サイズ)
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以下、山頂展望。南方向(元サイズ)
南東方向パノラマ(元サイズ)
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南東方向パノラマ(元サイズ)
以東岳方面拡大
山頂部より辿ってきた、密薮の北方稜線を望む
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山頂部より辿ってきた、密薮の北方稜線を望む
紅葉の始まる北東尾根分岐、ようやく青空が広がってきた。
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紅葉の始まる北東尾根分岐、ようやく青空が広がってきた。
北東尾根分岐からの展望
西方向パノラマ(元サイズ)
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北東尾根分岐からの展望
西方向パノラマ(元サイズ)
北方向パノラマ(元サイズ)
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北方向パノラマ(元サイズ)
これから下る北東尾根を見下ろす
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これから下る北東尾根を見下ろす
渡渉地点を拡大
北東尾根を外れ沢筋を下る、が、方角を間違っていた。急斜面のため軌道修正に一苦労。
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北東尾根を外れ沢筋を下る、が、方角を間違っていた。急斜面のため軌道修正に一苦労。
登路の沢が見えてきた
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登路の沢が見えてきた
後は沢を下るのみ
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後は沢を下るのみ
薮から解放され快適
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薮から解放され快適
(キウイフルーツの原種)サルナシで小腹を満たす。素朴な甘酸っぱさは好み。
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(キウイフルーツの原種)サルナシで小腹を満たす。素朴な甘酸っぱさは好み。
下流部はサワグルミの林
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下流部はサワグルミの林
再び東大鳥川を渡渉
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再び東大鳥川を渡渉
エメラルドグリーンの流れに癒される
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エメラルドグリーンの流れに癒される
朝日屋旅館前の風景
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朝日屋旅館前の風景
旅館前のバス停、一日2往復の便がある。
かたくり荘前・朝日保育園は朝日支所方面、松ヶ崎公民館は最奥の集落方面
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旅館前のバス停、一日2往復の便がある。
かたくり荘前・朝日保育園は朝日支所方面、松ヶ崎公民館は最奥の集落方面
タキタロウ館で小休憩してから帰宅
タキタロウ館で小休憩してから帰宅
三瀬の八森山、風力発電の風車で山頂部が大きく変貌してしまった (日本海東北道 無料区間)
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三瀬の八森山、風力発電の風車で山頂部が大きく変貌してしまった (日本海東北道 無料区間)

装備

個人装備
長靴

感想

常願寺山は古に麓に常願寺という名の寺院が開基されたことに由来する山。以東岳への登山口である泡滝ダムを間近に見下ろす位置にあり登山道のない薮山である。残雪期に常願寺山を経由して白岳、桝形山方面へ縦走した記録が僅かに見られる程度で一般登山者には関心の薄い山である。

「知られざる山々」では晩秋に左京渕ダムの脇から北方稜線経由で常願寺山を制覇している。今回は涼を味わいながら登れそうなルートとして北西から突き上げる小沢を途中まで遡行し、途中から北東尾根に上がり北方稜線へと辿り山頂を目指した。

薮の状況としては、北東尾根はブナなどの高木が多く比較的薄いが、尾根上部ほど低潅木が密集し、北方稜線では強靭化した薮が複雑に絡み合い行く手を阻むようになり、想定以上の時間と体力を要した。

常願寺山の手前では雲が多いながら高安山〜茶畑山〜戸立山〜以東岳、甚六山方面の眺望を楽しむことが出来た。しかし常願寺山の三角点を発見できなかったのは残念だった。GPSが指し示す場所を探し回るが、分厚く堆積した落ち葉の下に眠っているのか発見に至らなかった。

下りは概ね登りと同じルートを辿った。沢をルートに選んだので涼しくて変化があって良かった。

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