念願の谷川岳主脈縦走 ガスっていたけど快適


- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,426m
- 下り
- 2,190m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:25
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:00
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:曇り 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:平標登山口バス停から越後湯沢行のバスに乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に道は明瞭。 西黒尾根:登山者が多いためか岩場では岩が磨かれて丸くなっているので、濡れていると滑りやすい。 谷川岳〜仙ノ倉山:稜線の道。ミニ岩場が出てくるが丁寧に歩けば全く問題ない。ちょっとしたザレ場や滑りやすい土質のところがある。何せアップダウンを何度も繰り返すので、エビス大黒ノ頭への登りがきつく感じる。 仙ノ倉山〜平標山の家〜元橋:ここからは通る人も多い普通の登山道。仙ノ倉山〜平標山の家は木道と木の階段。平標山から山の家への階段の下りは、縦走の後の足にはかなりこたえた。 |
その他周辺情報 | 越後湯沢では、駅構内の温泉は狭いらしく、営業時間前から待っている人も多かった。駅前の共同浴場は昼からしか営業しない。そこで、ちょっと歩いてロープウェイ乗り場の温泉に行ったら、すいているして広くて良かった。 |
写真
感想
2年前に初めての谷川岳に来て馬蹄形縦走をしたが、その時に見た主脈の稜線がとてもかっこよくてどうしても行きたい!と思い、微妙なお天気の中チャレンジした。
前回は天神尾根からだったので、今度は急登として名高い西黒尾根から登ることにした。曇り空の中、最初は樹林帯を登っていく。普通の登山道。しばらく登ると小雨が降ってきたが、岩場に差し掛かる前に雨が止んでラッキー。利用者が多いためか、岩場はよく磨かれていて滑りやすそうだったので、念のためクサリを頼りにした。西黒尾根は思ったほど急登でないと感じたけど、やっぱ下りたくないな。
頂上に到着すると、翌日のルート方面の展望が開けた!眺めていて飽きないいい稜線だ。トマノ耳に30分ほどいたが、曇ってきたので早々に肩の小屋に入った。管理人さんご夫妻はなかなか感じがいい。
小屋は思ったよりもすいていた。翌日の行動は、馬蹄形縦走か主脈縦走のどちらかの人が多い。主脈縦走の予定の人は、私も含めて6人ほど。ただ、お天気が怪しいので、朝起きてから進退を判断することにした。
朝起きたら北からの風とガス。主脈をあきらめる人もいたが、この程度の風なら問題なしと判断し出発した。肩の小屋の宿泊者のうち主脈縦走したのは、私も含めて3名だった。
ガスで展望はきかないが、全く行く手が見えないわけではなく、涼しいため逆に歩きやすい。前回の馬蹄形縦走の時は、天気が良すぎて暑さでバテたことを思えば、快適な条件と思われる。歩くごとにいろんなポイントがあり、標識も整備されている。特に、マツダランプはとても心強い。風でガスが動くので、ときどき一瞬だけ遠くが見えたりするのが面白い。
次々とピークを越えていく。小屋で一緒だった単独の女性の方は、今日のうちに元橋まで下山して新潟に帰るとのことで、どんどん先に行ってそのうち見えなくなってしまった。健脚だ。
万太郎山からの下りを慎重に下っていると、後ろの方に人影が。やはり小屋で一緒だった男性。毛渡乗越で追いつかれた。関東の方だったので、南方面に見えている山の解説をしてくださったが、すぐに忘れてしまった。申し訳ない。エビス大黒ノ頭までは、互いにしんどいねぇといいながら登った。さらにエビス避難小屋まではほぼ同行した。ここで大休止するとのことなので、私はゆっくり先に行くことにして、ここでお別れした。
仙ノ倉山の登りになると、お花の種類が増えてきた気がする。が、頂上からの展望はゼロ。仕方ないので先に進む。いつの間にかマツダランプが東芝ランプに変わっていたが、ガスの中では心強い。平標山までの木道では、ガスが濃くなって、足元の花しか見えなくて残念。けど、お花のピークは過ぎていたので、ま、いいか。ここまで来ると、他の登山者に出会うようになった。
平標山に到着するも、やはりガスの中。仕方ないので小屋に向かう。延々と階段が続くので膝にこたえる。ゆっくり降りているうちに天気が回復傾向に。といって、登りかえす元気はない。小屋に到着してのんびりと過ごすことにする。
天気が良くないので、小屋の宿泊者は少ない。かなりキャンセルが出たとのこと。が、大して悪い天気ではなかったので、来てよかったと思う。
主脈については岩場があって難路・・・というようなイメージがあったが、私としては大した危険箇所もなく、整備された稜線の道という印象。ただ、晴れていたら、やっぱり暑さでバテたかもしれない。この微妙な天気のおかげで、十分に楽しい山行だった。
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