ジェントルマンを目指します!「雨飾山」
- GPS
- 05:08
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 972m
- 下り
- 989m
コースタイム
天候 | 天候:曇り 気温:登山口16℃ 山頂8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雨飾高原キャンプ場の駐車場を利用。 ≪カーナビで設定するなら以下参照≫ 【住所】長野県北安曇郡小谷村中土18926-1 【電話】0261-85-1045 【台数】50台 【料金】無料 【設備】トイレや靴の流し場もあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト キャンプ場駐車場にあります。 ▼注意点 クマ出没情報があるので、クマ鈴があると◎ ▼電波 接続率ドコモ 19.4% |
その他周辺情報 | ▼温泉 口コミで人気の「小谷温泉 山田旅館」を利用。 【電話】0261-85-1221 【料金】500円 【時間】10:00〜16:00 【HP】http://www.otari-onsen.com/ 【備考】駐車場から約15分 【感想】旅館に風情があって、泉質も◎でオススメです。 |
写真
感想
さて今週は紅葉を楽しむべく、雨飾山へ行くことにした。
夜に出発し、登山口にある駐車場で車中泊することにした。
東京を出発する時は、気温が23℃だったので、
それほど冷え込むこともないだろうと思っていたが甘かった。
26時に到着すると、気温は10℃を切っていた。
寒空の中、満天の星空を眺めると、流れ星が見えた。
翌日の天気は期待できるな、と思い眠りについた。
6時に起床すると、どうやら雨が降っている…。「あれ…」とういことで即効二度寝!!
そして7時頃に再度起床すると、空は薄暗く、どんよりとした雲がかかってる。
雨飾山という名にふさわしい天候模様である(泣
ただ切れ間から青空もちらほら見えるため、今後の天候回復を願いつつ出発した。
登山口には案内図が掲示され、400m毎に案内標識が11枚ある。
つまり4,400mで山頂で山頂に到着する。
登山口からはしばらく小川沿いに平坦な道が続く。
やがて「2/11」の標識があり、そこからブナ林の急登が始まる。
予定より1.5時間遅く出発したので、黙々と登っていく。
すると、「ブナ平」という美しいブナの巨木に囲まれた広い場所に着いた。
そこには幹が地面と平行に生えている木があり、
山仲間曰く、豪雪の影響でそのような形になってしまったんだとか。
その後また登っていくと平坦な道になり、視界が開けると荒菅沢に到着した。
美しく澄んだ沢、そして巨大な岩、紅葉など景色もよく、休憩するには最適な場所である。
沢を渡るとまた登りが始まる。登りになると火がつき、これまた黙々と登っていく。
高い木々がなくなり山頂に近づくにつれ、冷たい風が吹きつけてくる。
ただ、オーバーヒートぎみの身体を冷やすのには丁度よく、気持ちが良い。
するとピーク手前で「キャー」という声がした。
降りてきたマダムが、目の前で登山道から外れ、茂みに落ちた。
下まで転がり落ちるような場所ではないが、うまく起き上がれないようだ。
すかさず手を掴み引っ張り上げることにした。
マダムには山仲間が一緒にいたが、意外にもすぐパッと動ける人が少ないようだ。
特に怪我もないようで良かった!
山頂に到着すると眺望はなく、ガッスガス!
風も強く吹き付けている。体感温度は0℃ぐらいだろう。
装備の薄い登山客は、耐えられずそそくさと降りて行く中、
寒がりな僕らは防寒着をしっかりと準備していたので、
ダウン・シェル・手袋を着込み、山頂で昼食をとりながら展望がよくなるのを待った。
時折青空が見え、太陽が顔を出すものの、展望は開けず断念することにした。
下山途中で、追い抜いたカップルに声をかけられる。
先ほどマダムを手助けていた様子を見ていたようで、
「ジェントルマン」と褒められたようだ。
山仲間は、照れ臭く、うまく返せず、「あっ、えっ、あ、どうも」とあたふたして
そそくさとその場を去ったが、嬉しそうな顔をしている。
「助けたのは俺なんだが…」とツッコもうと思ったが、
その嬉しそうな表情を見たら…黙っておくことにした。
今後もジェントルマンな登山を目指します!
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