草紅葉の苗場山（小赤沢三合目登山口から）

2015年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 11.7km
• 登り: 973m
• 下り: 954m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 2:14
• 合計: 8:26

7:21 小赤沢三合目登山口
11:01 13:09 苗場山
13:24 13:30 苗場神社
15:47 小赤沢三合目登山口

山頂周辺の木道をのんびり散策しました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小赤沢三合目登山口に広い駐車スペースあり

コース状況／危険箇所等

小赤沢三合目登山口〜坪場
登山口には広い駐車スペースとトイレがあり、一角から登り始めます。
少しで尾根に乗ると美しい広葉樹林の登り。木の根が露出している所が多く、至るところがデイネイと化していて道の状況はよくありませんでした。
登るにつれ岩が出てきてローブのある斜面を過ぎると湿原の坪場に飛び出します。


坪場〜苗場山神社〜苗場山
木道の続く湿原を過ぎて一旦樹林帯を通ると開けた所が苗場神社分岐、わずかに下ると湿原を望む神社につきます。
分岐からは木道の登りで、山頂ヒュッテの横から樹林帯を行くと一等三角点のある苗場山山頂。
展望はよくありません。
山頂周辺にはあちこちに木道がのびており、のんびり散策することができます。



トイレ
登山口、山頂ヒュッテ（屋内/100円）

写真

今回は先輩の案内で苗場山です！
前日は凍えながら登山口にテン泊し、朝の光のもとスタートします。

小赤沢三合目登山口
広場の一角から歩き始めます。

尾根に乗ると朝日が差してきました。今日もいい天気です。

コミネカエデの黄葉
道沿いでは木々が色づきはじめています。間も無く秋本番ですね。

泥濘の道
小赤沢コースは全体的に泥濘や木の根が出ている所が多く、足元は良くありませんでした。
泥にはまると萎えます(_ _)

シラヒゲソウ
道端にまだ咲き残っていました。
朝露を蓄えて美しい…

八合目
このコースは後半が急登になります。合目の標柱があるのはありがたいですね。

坪場
突然前方が開けると坪場で湿原に飛び出します。
この開放感はたまりません！！

裏岩菅山と紅葉
実に秋らしい風景。

浅間山
今は登れない百名山。穏やかそうにも見えますが…
すぐそこにあるようでした。

坪場付近
一面の草紅葉と奥のかわいいピークがいいですね〜
このあたりが一番好きかも。

槍・穂高連峰
右手にはずらり北アルプスの山々。
苗場山から北アがこんなに近いとは意外でした。
槍の穂先のトンガリもくっきりです。

白馬三山
左から白馬鑓ケ岳、杓子岳、白馬岳。
これからは展望が楽しい時期です。

和山分岐
池塘が広がっていい感じ。

山頂部の池塘
草紅葉に空を映す池塘。
もう最高です(^_^)

木道の緩い登り。振り返ると果てしない山頂湿原が広がっていました。
一行は歓喜の声にわきます（笑）

山頂と苗場山頂ヒュッテ
なんと気持ちの良い青空！
賑やかな山頂が迫って来ました。
最高にいい眺めです。

苗場山山頂
ヒュッテ入口からわずかで山頂に到着〜
かつて遊仙閣が建っていた山頂空間は広いものの、展望はよくありません。
次々と人がやってきて、記念撮影の列ができる場面もありました。

一等三角点「苗場山」
ここで出会うとは！
一等だとちょっと嬉しくなります。

苗場山から富士山が見えた！！！
ヒュッテ前から注意深く探すと、白砂山の山頂右横にわずかに富士山が覗いているのを発見！青くちょっとだけ写っているのがそれ。
165キロの彼方まで見えました。これは嬉しかったです。
しかし微展望。意識しないとまず見つけられません(^_^;)

山頂とヒュッテを望む
一面が草紅葉で染まり、言葉では表せない美しさでした。

湿原と佐武流山（右）
日本離れした光景にしばしうっとり。

鏡のように静かな池塘です。
空が映っていました。

どこまでも山頂台地が続いているかのようでした。

秋の空と苗場山頂

山頂湿原を望む
なんて広くて美しい山頂なんだろう…ぼんやりと眺めながら歩きました。

まだ空は青々としています。
さらば苗場山頂。

苗場山神社
龍ノ峰方面の湿原を望む所に建っていました。
名残惜しいですが、これで山頂湿原とはお別れです。

坪場の紅葉
草紅葉広がる2036m峰をいいアクセントに、素晴らしい最後の眺めでした。
この雰囲気好きだな…

三合目
ここまでくれば間も無くです。

ブナの大木
初めてまともに見る日本海側のブナ。迫力があります。

登山口に降りてきました〜
素敵な山へのご案内ありがとうございました！

感想

masaccho

今回はサークルの先輩方の企画に参加させていただき、苗場山まで出掛けて来ました！
苗場山は先輩の「五本の指に入る」の言葉通り、独特の趣を持った素晴らしい山でした。
季節を変えてまた登りたいと思います。
ありがとうございました。


＜今回踏んだ主なピーク＞
苗場山（初）