光岳（聖光小屋前後泊）

2024年10月11日(金) 〜 2024年10月13日(日)

• GPS: 15:53
• 距離: 35.5km
• 登り: 2,922m
• 下り: 2,923m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:00

距離 7.3km 登り 457m 下り 150m

13:09 スタート地点
13:26 芝沢ゲート
14:30 易老渡
14:54 便ヶ島
15:09 聖光小屋

2日目

• 山行: 11:15
• 休憩: 0:58
• 合計: 12:13

距離 20.9km 登り 2,395m 下り 2,401m

3:07 聖光小屋
3:09 3:10 便ヶ島
3:33 易老渡
4:43 4:44 面平
5:25 5:26 標高1800m地点
6:35 三角点
6:54 7:03 易老岳
7:52 7:53 三吉平
8:53 9:03 イザルヶ岳
9:21 9:22 県営光岳小屋
9:35 9:42 光岳
9:52 10:03 光石
10:16 10:17 光岳
10:27 10:28 県営光岳小屋
11:10 11:11 三吉平
12:02 12:10 易老岳
12:28 12:29 三角点
13:13 13:14 標高1800m地点
13:50 13:51 面平
14:49 14:50 易老渡
15:16 15:17 便ヶ島
15:20 聖光小屋

3日目

• 山行: 1:35
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:36

距離 7.3km 登り 71m 下り 372m

5:38 聖光小屋
6:02 易老渡
6:55 6:56 芝沢ゲート
7:14 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日本アルプスの百名山で最後まで残っていた光岳。
駐車場から登山口（易老渡）迄も片道徒歩1時間。
登山口から主稜線（易老岳）コースタイム4.5時間。
易老岳から光岳までの主稜線歩きも約3時間。
遠かった。

こんなに遠いのに、未舗装に怯えて、芝沢ゲート迄徒歩20分手前の、発電所下の駐車場に停めた。

コース状況／危険箇所等

易老渡から易老岳まで標高差1450m。登りは暗闇の中の急登。降りは苔生す森の木漏れ日の中を降る。

急坂だけど、きれいに整備してくれていて、大きな段差はほとんどなかった。

易老岳から光岳までは、苔と岩と小さな流れが絶妙に配置された日本庭園のような場所もある、気持ちのいい尾根筋。振り返ると聖岳と上河内岳が背中を押してくれる。

その他周辺情報

聖光小屋は気持ちのいいシャワーがある。　タオルもボディソープもある。　

へとへとの日帰り山行後、シャワー浴びて、テント下で、山を見上げながら飲むお酒が美味しかった。
下山して、そのまま帰宅したら得られなかった達成感だった。

駐車場まで帰るだけの3日目の夜明け前4時、小屋前の広場の真ん中にベンチを置いて寝転がって見上げた星空も印象的だった。　スマホでもスバル星団を捉えられた。　気温9度（無風）。

写真

10/12 3:01

スバル星団（三ツ星の延長線上、右上部分のモワッとしたところ）

10/12 8:31

日本庭園

10/12 8:53

いざるヶ岳。　雷鳥の腕章をしたお兄さんに、「こんな快晴の日の、いざるヶ岳はmustです」と薦めてもらった。　ほんとに行ってよかった。　少しでも雲が少ない早い時間、光岳登頂前に立ち寄って360度の眺望を満喫した。

ありがとう。

10/12 8:57

左からとんがった中盛丸山、兎岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳

10/12 9:17

木道の先に光小屋。

10/12 9:49

光岳山頂から約10分降ると光石。　長い登りで疲れた脚には応えたけど、来て見て触れて良かった岩塊。

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

monk100

光岳は、登山口までの車道も長くて離合が難しく、登山口からの距離が遠く、山頂に至るまでも山頂に至っても眺望があまり無い、などのイメージがあって楽しみにはしていなかったけど、間違っていた。

前後泊した聖光小屋で出会った方々とご主人、易老岳で出会った雷鳥調査の方から聞いた、植生、地質、地図に無い最短ルート、絶景地点などのお話のおかげで、日本アルプスの百名山の中でも指折りの記憶に残る良い山行になった。感謝。

印象的だったこと、
①いざるヶ岳からの360度の眺望
②光岳から10分降った光石上で食べたおにぎり
③易老渡の橋から見下ろした赤いチャートの巨岩
④雷鳥のフンの見分け方（ブルーベリーヨーグルト）
⑤静高平他の苔と岩と流れの日本庭園
⑥下山して直ぐにシャワーして飲めたこと
⑦小屋前でベンチに寝転んで見上げた星空
　飛び交う人工衛星の多さに驚いた

コメント

paku_

道中お会いしたものですm(._. )m
イザルヶ岳行かれたのですね！時間が限られているとおっしゃってたので少し心配しておりましたが、最高の景色でしたね☺️
光の記録を見ていると「眺望なくて残念」というコメントが散見されますが、光岳は森林浴、イザルヶ岳、センジヶ原の木道、テカリ岩、山名、雷鳥とハイマツ群落の世界南限、原生自然環境保全地域のもろもろセットで百名山だと思ってます。満喫されて何よりです❗️
（雷鳥は痕跡さら無かったですが、来年、また春と羽が落ちる８月頃に再トライしてみます）
p.s.香川から色んなところに行かれるのですね。厳選された写真のセンスが素敵です✨

monk100

paku_さん

ほんの短い時間の会話で、今回の光岳登山をグッと実りあるものにしていただきました。

ホントにイザルヶ岳はmustの行程でした。
おかげで、記憶に残る印象的な眺望を満喫できました。ありがとうございました。

次回、南限の雷鳥との出会いの機会を得られることを祈念しています。

paku_

monk100さん

そう言っていただけて私の方こそ、良い思い出になりました。
来夏は是非ブルーベリーヨーグルトを探してみてください。
この度は、どうもありがとうございました😌