本名御神楽、御神楽岳


- GPS
- 08:07
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,626m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:06
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://maps.app.goo.gl/sfLBZcywg4WyYmms8 ■未舗装路は約8km。凸凹も少なく普通車でも大丈夫。登山口に5,6台程度、少し手前の橋の前にも5,6台程度停車できそう。 ■トイレなし。北東からのアクセスなら道の駅奥会津かねやまが最寄りトイレ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口から尾根取付点:地味なアップダウンやトラバース気味の道、へつり、短い鎖場もありと中々にアスレチックな道が続く。刈払いはされていたが朝は露でぐっしょり濡れた。 ■尾根取付点から杉山ヶ崎:少し急な坂だが個人的には一番お気に入り ■杉山ヶ崎から本名御神楽;避難小屋の手前に熊撃ち場なる鎖場がある。鎖を利用しなくても登れる程度。むしろ登りなら使わない方が登りやすいかも。尾根上は🐻💩多 ■本名御神楽から御神楽岳:狭い道のトラバース路。灌木の根で滑ったり躓いたりしないよう注意。灌木に引っ掛かって崖下までは落ちないとは思うが滑落には気を付る。 |
写真
感想
連休2日目は、明らかに新潟県の山である御神楽岳と県境の本名御神楽へ。東北百名山のリストにも入っているので一応福島県側からアクセスすることにした。
登山口から尾根取付きまでは、比較的フラットながら滝あり、鎖場あり、へつりあり、滑沢ありと中々に変化に富んでいて飽きさせない。
急坂の尾根も大好きな針葉樹の細尾根で俄然やる気が出てきてワクワクしながら登れた。避難小屋前の鎖場も恐怖をするような斜度でもなく程よいアクセントだった。本名御神楽山頂は遮るもののない360度の見晴らしで天気の素晴らしさもあいまって大満足の山頂であった。
これだけでも満足度は高かったがもうひと頑張りして二百名山である御神楽岳へ。道は歩き難いながらも、道中で姿を現す水晶尾根のスラブはこの山行最大の見所ではないだろうか。写真では何度もみていたが実物を見ると迫力は段違い。これは一見の価値ありの光景だ。
当初は前日歩いた会津朝日岳をメインと考えていたのだが、自分としてはこちらの山行の方が断然好みだった。この先、紅葉が進めばより一層魅力的なコースになることは間違いないであろう。
登山口への戻り際、消防の捜索隊と遭遇した。後日のニュースで知った事だが30台男性が疲労困憊で身動きとれなくなり救助要請し、翌朝自力で下山したらしい。ニュースには書いていないが初日の捜索は途中で打ち切られたようだ。まぁ既に14時頃だったし仕方がないか。
ところで、救助要請した時間が11時49分らしいのでその時間であれば自分は山頂から下山中でありどこかでスライドしていてもおかしくないはずなのだが疲労困憊な30台男性のソロとは会っていない。なのでその方は避難小屋に居たのであろうと推測されるが、YAMAPの記録を見てみたところ12時45分頃に避難小屋を訪れたであろうパーティーがいて遭難者のことはご存知ではない様子。そうするとこの遭難者は一般登山道には居なかったということになる。いったいどこにいたのだろうか。
個人的にはとても爽快な山行だっただけに、多少のモヤモヤは残ったものの不幸な事故が起きてなくて安堵している。
コメント
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えー早速ですが、遭難騒動のモヤモヤ解消につながるかも?の情報です。
『いっそ沢を歩いた方が楽なのでは』の沢(霧来沢=キリキタザワ)を途中まで詰めて、『あれが山頂だべが(違います)』の前ヶ岳のスラブを登り、『修理予定』の避難小屋へ出る、その筋の方々の割と有名なルートがあるようです。
昨秋、kokotarouさんと同じルートで歩いた際、駐車台数に対し擦れ違う人が少ないのでおかしいな?と思いまして、下山時、本名御神楽岳で実際にそこを登った方と会って教えて頂きました。ちなみにこの方、こちらの記事にも拍手されてるMさんでした。その日はスラブルートを登った3組とお会いしました。
もしかすると遭難者もそちらのルートだったのかも?
これでスッキリして、ぐっすりと眠って頂けたら幸いです。
失礼いたしました。
自分の時も既に駐車していた車の数の割にスライドした方の人数が明らかに少なかったので違和感を感じていましたがこの辺りは登山ガチ勢が集う遊び場だったのですね。どうりで会わなかった訳です。これでスッキリし夜以外もぐっすり寝られそうです☺️
ありがとうございました。
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