飯豊山サーキット左周り 梶川尾根から大グラ尾根へ 大日岳付


- GPS
- 25:42
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 3,065m
- 下り
- 3,096m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:39
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:11
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
10月13日の日の出。龍神の背中からドラゴンボールが浮かび上がるのを見た。ありがたや。
初日の梶川尾根は噂に違わずずーっとど急登。飯豊は登るまでがきつい😰
門内小屋は70分先にある梅花皮小屋との競争にさらされているようだ。門内小屋の水場はちょろちょろ、梅花皮はドバーと豊富。初日には頑張って床がフローリングで水洗便所完備の梅花皮小屋まで行く人が多いようだ。おかげで門内はそれほど混んでいなかったが、人が少ないゆえ、明け方は随分気温が下がったため、軽量化のため夏シュラフしか持ってこなかった僕はひとり凍えていた❄️
二日目はとにかく長い。御西小屋から大日ピストンも空身とはいえ昨日の登りのダメージが残る老体には結構堪える。やっとの思いで飯豊山に辿り着き、本山小屋でチェックインをすると、我々の名前が無い。予約したのに。多忙過ぎるからなのか、管理が杜撰なのか、事務適正に問題があるのか知らんが、結局は泊まらせてくれた。さすが避難小屋👍
翌日、他のパーティの方から聞いた情報によると、昨日は100人近くが詰めかけたため、階段に座って寝た人もいたとのこと。小屋の管理人さん曰く、もっとひどい時にはトイレに寝てもらったこともあると。トイレに泊めておいて2000円も徴収するのかとクレームを受けたそうだが、そんなクレーム受けたくないなら、連休は避けて来てくださいとのこと。ごもっとも。
この小屋の管理人さんはストックの先にラバー製のカバーをつけていない登山客に強烈な説教をすることで有名らしいが、実際にその場面を目撃することが出来た。登山者の態度にも問題があるように見えたが、20分以上説教していた😱
最終日、大クラ尾根のくだり。二日目に大クラ尾根を登った登山客からも脅され、本山小屋の管理人さんからも脅され、要は素人が行くような山域では無いと言うことが言いたかったらしいが、直接言われると結構ビビってしまう。でも、朝に大グラ尾根に行ってみると、4組のパーティがくだりの準備をしており、結構人気の山域じゃん、ということで安心して下降開始できた。
で、実際にくだりに使った感想は、それほど難しくは無いと言うこと。1級の沢よりも簡単。まあ当然か。ちょっと脅かしすぎかとも思うが、それだけど素人が何も考えずにくだりに使って痛い目に遭うケースが多いのだろう。技術的にはそれほど難しくは無いが、くだりのくせに肉体疲労度は半端ない。千本松のあたりの小ピークの連続には辟易した。強度の高いサーキットトレーニングそのものといった風情。ダイエットに良いコースです。お好きな人にはたまらんでしょう。僕は1回で十分です。今回限りでごちそうさまです。登りになんて絶対に使いません。でも、ハマっているヘンタイ趣味の山家さんも結構いるらしい。蓼食う虫も好き好きだ。長坂清水の水場はチェックしなかったが、採水にいった人によると、水は豊富とのこと。虎ロープが張ってあり、結構なハードワークで片手では降りられない、水筒はザックに入れて、とのこと。
ほぼほぼ下山完了し、桧山沢吊り橋で休憩後、温身平に行く道でなんと道迷いしてしまった。非常に整備された良い道であるにもかかわらず、ゴキブリホイホイのような高巻きの踏み跡に騙されて最後の最後でハマってしまった。20分以上草付きの高巻きで泥んこ格闘した挙句、こんな危険な一般道はないと気がつき、崖を降りて容易な踏み跡を発見した。僕の踏み跡がゴキブリホイホイの撒き餌を拡大しているので、皆さん、気をつけてください。大グラ尾根の下で疲れ果てて判断力を誤りました。ごめんなさい🙇♀️🙏
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する