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Yamareco

記録ID: 738635
全員に公開
沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山

深切谷下降菅平谷遡行

2015年10月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:04
距離
9.6km
登り
1,003m
下り
1,016m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:46
休憩
0:03
合計
8:49
7:17
180
大台ケ原ドライブウェイ駐車地
10:17
10:20
90
深切谷出合
11:50
11:50
42
菅平谷出合
12:32
12:32
67
菅平谷ゴルジュ核心の滝の下(水中倒木手前の淵からの取り付き)
13:39
13:39
100
菅平谷ゴルジュ核心の滝落ち口
15:19
15:19
24
菅平谷 標高1040m 遡行打ち切り
15:43
15:43
5
林道に詰めあがった
15:48
15:48
18
林道から大台ケ原ドライブウェイに出た
16:06
大台ケ原ドライブウェイ駐車地
天候
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大台ケ原ドライブウェイ136〜134番あたりの路肩が広いスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
もし、楽したけりゃ、ゲート近くに車をとめ、林道歩きからスタートするのが吉。
その他周辺情報 中荘温泉
 700円が500円になる券↓
 http://www.nakasyo-onsen.com/coupon.html
大台ケ原ドライブウェイの途中から出発
2015年10月10日 07:14撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 7:14
大台ケ原ドライブウェイの途中から出発
出発前に ご家族にモーニングコール★
2015年10月10日 07:16撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 7:16
出発前に ご家族にモーニングコール★
ココで大台ケ原ドライブウェイにサヨナラ。人間界に暫しの別れ。
2015年10月10日 07:22撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 7:22
ココで大台ケ原ドライブウェイにサヨナラ。人間界に暫しの別れ。
ウォームアップに最適の急登。出発時、寒かったけど、暑くなり上半身一枚になった。下半身はウェットスーツ。脱ぐとパンイチなので無理。
2015年10月10日 07:40撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 7:40
ウォームアップに最適の急登。出発時、寒かったけど、暑くなり上半身一枚になった。下半身はウェットスーツ。脱ぐとパンイチなので無理。
稜線に出る前に「軽トラが通れるかも。」ってぐらいの道に出た。
2015年10月10日 07:43撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 7:43
稜線に出る前に「軽トラが通れるかも。」ってぐらいの道に出た。
稜線は立派な林道。2tトラックも通れるぐらい。
2015年10月10日 07:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 7:46
稜線は立派な林道。2tトラックも通れるぐらい。
2015年10月10日 07:49撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 7:49
2015年10月10日 07:50撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 7:50
2015年10月10日 08:00撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 8:00
高度計1215m。林道はまだ続くが地形図には載っておらず、ドコに続くか分からないので、林道から離れて植林内の歩き易そうなところを下っていく。
2015年10月10日 08:03撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 8:03
高度計1215m。林道はまだ続くが地形図には載っておらず、ドコに続くか分からないので、林道から離れて植林内の歩き易そうなところを下っていく。
植林は終わり、自然林地帯。深切谷の枝谷。
2015年10月10日 08:23撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 8:23
植林は終わり、自然林地帯。深切谷の枝谷。
2015年10月10日 08:23撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:23撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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深切谷本流の滝
2015年10月10日 08:31撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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深切谷本流の滝
2015年10月10日 08:38撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:40撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:44撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 8:46
2015年10月10日 08:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:47撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:49撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:51撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 08:57撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 09:11撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 09:42撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 09:52撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:09撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 10:09
2015年10月10日 10:12撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:15撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:17撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 10:17
2015年10月10日 10:19撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 10:19
深切谷の下降を終え、黒石谷本流に出たところ。
2015年10月10日 10:19撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 10:19
深切谷の下降を終え、黒石谷本流に出たところ。
2015年10月10日 10:19撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:19撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:20撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:23撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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黒石谷の淵を泳ぐ。
2015年10月10日 10:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 10:46
黒石谷の淵を泳ぐ。
2015年10月10日 10:47撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:47撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:55撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:56撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 10:59撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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この割れ目を俺リードで登った。途中で右から左に振り子トラバース気味に登ったので、フォローは より登り難かった。
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この割れ目を俺リードで登った。途中で右から左に振り子トラバース気味に登ったので、フォローは より登り難かった。
2015年10月10日 11:49撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 11:49撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 11:51撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 11:57撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 11:59撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:01撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 12:01
2015年10月10日 12:07撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:08撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:12撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:14撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 12:14
2015年10月10日 12:14撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:31撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:34撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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刺さった倒木の奥の滝が このゴルジュの核心の滝
2015年10月10日 12:35撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 12:35
刺さった倒木の奥の滝が このゴルジュの核心の滝
滝の手前、右岸側の斜上バンドに取り付いたところ
2015年10月10日 12:41撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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滝の手前、右岸側の斜上バンドに取り付いたところ
2015年10月10日 12:41撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 12:41撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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tatsuyayさんリード
2015年10月10日 12:56撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 12:56
tatsuyayさんリード
tatsuyayさん、よーのぼらはった。俺では このルートは無理。
2015年10月10日 13:25撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 13:25
tatsuyayさん、よーのぼらはった。俺では このルートは無理。
2015年10月10日 13:31撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:31撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:36撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:36撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:36撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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核心滝の水流の右岸側の溝が登れそうな気がする。落ち口に出るところで苦労するかもやけど。
2015年10月10日 13:38撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 13:38
核心滝の水流の右岸側の溝が登れそうな気がする。落ち口に出るところで苦労するかもやけど。
2015年10月10日 13:38撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:40撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:40撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:40撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:42撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:43撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 13:51撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:09撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:09
2015年10月10日 14:11撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:11
2015年10月10日 14:13撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 14:13
2015年10月10日 14:14撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:14
2015年10月10日 14:16撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:16
2015年10月10日 14:16撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:17撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:23撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:25撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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日本庭園のようなナメの景色
2015年10月10日 14:30撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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日本庭園のようなナメの景色
ツルツル滑る。まさにナメ。
2015年10月10日 14:31撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:31
ツルツル滑る。まさにナメ。
2015年10月10日 14:31撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:33撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:33撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:36撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:36
2015年10月10日 14:37撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:37
2015年10月10日 14:39撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:39
2015年10月10日 14:39撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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2015年10月10日 14:39撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:39
2015年10月10日 14:41撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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10/10 14:41
2015年10月10日 14:44撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
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植林が出てくる
2015年10月10日 14:52撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:52
植林が出てくる
再び自然林
2015年10月10日 14:58撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:58
再び自然林
2015年10月10日 14:58撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 14:58
植林が出てくる
2015年10月10日 15:21撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 15:21
植林が出てくる
菅平谷よ、さらば。
2015年10月10日 15:21撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 15:21
菅平谷よ、さらば。
砂利林道に詰めあがった
2015年10月10日 15:46撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 15:46
砂利林道に詰めあがった
林道に上がってからスグに大台ケ原ドライブウェイに合流。
2015年10月10日 15:47撮影 by  COOLPIX S33, NIKON
10/10 15:47
林道に上がってからスグに大台ケ原ドライブウェイに合流。
撮影機器:

装備

個人装備
グローブ 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット ATCガイド(or似たようなん) ロックカラビナ カラビナ スリング ハンマー モンベルサワートレッカーRS ウェットスーツ(長袖+長ズボン) 膨らませるライジャケ
共同装備
chuki分 GPSロガー ツェルト フローティングロープ ナイフブレード アングルハーケン ラープ トライカム ボールナッツ カム リングボルトx4 キリx2 ジャンピング tatsuyay分 50mロープ ナッツ ハーケン フレンズ
備考 ハーケン以外、カムやナチュプロは使わず

感想

・出発まで
 8月最後の土日に追悼山行の予定だったが、左膝を痛めて行けずじまいやったんで、この土日に行くつもりやったが、天気予報で日曜未明〜午前に雨予報やったので、故人には悪いが またヤメにして、土曜に日帰りで行くことにした。tatuyayさんにワタイの「日帰りで行きたいリスト」を提示し、相談の上、現地までのアプローチが比較的近いココにすることにした。今年は あまり泳ぎの沢にイケてなかったということもあり、泳ぐ気満々でココを目指した。ネットで「ゴルジュは巻いた」という記録が いくつか見られる この谷、一体どんなゴルジュなんやろうと期待していた。

・前夜泊
 tatsuyayさんに車で金曜22時過ぎに迎えに来てもらう。宝塚のスタンドは高いらしく、阪高池田線→松原線→R309と通り、元美原町あたりの安いスタンドで給油。カーラジオで聴いたNHK-AM第一のアナウンサーの滑舌が悪く、また、噛みまくっていたのが印象に残る。
 河原屋ローソン(元サンクス)で飲食物補給の上、某○○村役場Pでテン泊という いつものパターン…。とはいえ、tatsuyayさんと行くのは6月下旬のレンゲ谷以来。
 ローソンで買った約650円の純米吟醸を二人で呑んだ。それなりにまわった。

・当日
 前夜泊地から現地までの間にある大滝ダムは水からからで、その上流の大迫ダムは満水。どういうことなのか?!
 大台ケ原ドライブウェイからの取り付きが分かるか心配していたが、車のカーナビを使えば、猿でも分かるって感じで(猿さん、すみません)スグ分かった。で、取り付きに近い、駐車可能地点を探し、そこで お着替え。さぶーーーい。「今日、ほんまに泳ぐんか?!」という気持ち。
 ドライブウェイを少し歩いてからガードレールを跨いで、小さい沢地形を登っていく。左膝に少し痛みを感じ、どないしょうかと思うが、そのまま登ってると じきに忘れた。沢地形が歩き難くなったので少し左の尾根っぽいところから這い上がっていく。汗だくになり、上の合羽とフリースを脱いで、長袖一枚になる。下のウェットスーツのズボンも脱ぎたいが、パン一になってしまい、スリ傷だらけになりそうなのでヤメた。約20分の登りで林道に着く。林道を通り過ぎてスグに深切谷に降りる予定だったが、林道があまりに歩き易そうやったんで、しばらく辿ってから谷に降りることにした。
 標高1250mあたりで林道が地形図と違って折り返して下っており、目的とする菅平谷から水平距離では離れてしまうので、林道を辿ったほうが高度を下げるには楽かもとも思ったが、水平距離が近いほうを選び、林道から離れて植林の中を降りていく。急斜面を少し降りると、沢が左からと右からと合流するところに出て、北向きに沢を降りると、標高1015mで深切谷本流に出た。
 深切谷は標高920mあたりからゴルジュ地形が二箇所ほど出てきて、約2回、懸垂したが、懸垂せずとも降りれるような感じやった。水量が多いと、降りるのに梃子摺ることもあるような気がする。
 黒石谷に入り、早速、淵があり、泳げるぞーってことで、上半身もウェットに着替える。流れは緩く、のんびりと泳ぐ。


この後、直登困難に見える滝が出てくる。霞滝かな? 相談し、左岸側の凹角から俺リードで登る。支点で振り子気味にトラバースした箇所があり、フォローには恐々登らせてしまった。残置しても構わない旨を伝えておくべきやった。で、tatsuyayさん上がってきて開口一番「ここ前にmommomさんと来た時は水流の右の割れ目を直登して、最後はツルツルの斜バクを登った のを思い出した。」とのこと。「なんやてー」と一瞬おもったが、「mommomさんは やっぱりスゴイなー」て思た。
 ナメの後、すぐに菅平谷出合。足の着く淵を歩き、小滝を登り、また浅めの淵、で、奥にトユ状の滝、また、淵、少し泳いで、小滝を登って、淵を泳ぐと、おそらく ココ核心かなという感じの倒木が淵に刺さった滝の下に辿りついた。



 倒木の奥の滝下までは10〜15m泳ぐ必要があり、なんだか寒そうやし、泳いでも直登できない可能性高いんちゃうかなぁと考え、右岸側の斜上バンドに取り付いた。
 斜上バンドで3〜4m登ったところで、登っていけるイメージが湧かなかったので、「tatsuyayさん どーする?俺、イメージわけへんねんけど、いく?」と訊くと、「行ってみますか」とのことで、tatsuyayさんリード。ビレイヤーの支点は2枚の軟鉄ハーケン。tatsuyayさん、草がワシャワシャなってるとこまでスムーズに登ってったが、行きつ戻りつし、再度戻ってきて、「ハーケン打てないから無理。」と。「ボルト打ってもええで。」「時間かかるで」「20分ぐらいで一本打てるんちゃう」と俺の無責任なヤリトリがあり、再びtatsuyayさんリード続行。結局ボルトは打たず、ハーケンをうまいこと打ち込んで登っていかはった。フォローでの登り開始、滝のほうを見ると、滝水流の2〜3m右岸側に大きい凹角があり、登れそうに見える。「あ゛〜、あっちのほうが楽やったかも」なんて思うが、まぁ、しゃぁない。
 草がワシャワシャなってたところは泥ズルズルで、「こんなとこ、よー登ったなぁ」と驚きながら得意の?!ゴボウを交えつつ登り、ビレイ解除。
 ここから先はしばらく滝が続くが、苦労するところはなかった。
 で、その後、日本庭園?!みたいなナメと、時期早めの紅葉。癒し渓を十分楽しみ、大台ケ原ドライブウェイに近づいたであろう地点まで遡行して、ウェットを脱いだ。ウェットは かなり圧迫感があったようで、脱いだ時の解放感の快感は素晴らしかった。
 「ここが楽かなぁ」という沢を詰めあがるが、全くもって楽ではなく、植林に沿って右へ右へとトラバース気味に高度を上げていくと、また、砂利の林道に着いた。おそらくココに出たのだろうと地形図上であたりをつけ、左に向かうと5分でドライブウェイに着き、あとはテクテク歩いて駐車地へ。
 通行量の多いドライブウェイ上で恥ずかしい着替えを終え、中荘温泉でぬくもり、家に荷物を置いてからtatsuyayさんちの近所の焼肉屋で飲み食いした。

・補足
 谷中はヌルヌルで、ツルツル滑った。ラバーソールより、フェルトのほうがマシかも。

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