深切谷下降菅平谷遡行
- GPS
- 09:04
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 1,016m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 8:49
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もし、楽したけりゃ、ゲート近くに車をとめ、林道歩きからスタートするのが吉。 |
その他周辺情報 | 中荘温泉 700円が500円になる券↓ http://www.nakasyo-onsen.com/coupon.html |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
ATCガイド(or似たようなん)
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ハンマー
モンベルサワートレッカーRS
ウェットスーツ(長袖+長ズボン)
膨らませるライジャケ
|
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共同装備 |
chuki分
GPSロガー
ツェルト
フローティングロープ
ナイフブレード
アングルハーケン
ラープ
トライカム
ボールナッツ
カム
リングボルトx4
キリx2
ジャンピング
tatsuyay分
50mロープ
ナッツ
ハーケン
フレンズ
|
備考 | ハーケン以外、カムやナチュプロは使わず |
感想
・出発まで
8月最後の土日に追悼山行の予定だったが、左膝を痛めて行けずじまいやったんで、この土日に行くつもりやったが、天気予報で日曜未明〜午前に雨予報やったので、故人には悪いが またヤメにして、土曜に日帰りで行くことにした。tatuyayさんにワタイの「日帰りで行きたいリスト」を提示し、相談の上、現地までのアプローチが比較的近いココにすることにした。今年は あまり泳ぎの沢にイケてなかったということもあり、泳ぐ気満々でココを目指した。ネットで「ゴルジュは巻いた」という記録が いくつか見られる この谷、一体どんなゴルジュなんやろうと期待していた。
・前夜泊
tatsuyayさんに車で金曜22時過ぎに迎えに来てもらう。宝塚のスタンドは高いらしく、阪高池田線→松原線→R309と通り、元美原町あたりの安いスタンドで給油。カーラジオで聴いたNHK-AM第一のアナウンサーの滑舌が悪く、また、噛みまくっていたのが印象に残る。
河原屋ローソン(元サンクス)で飲食物補給の上、某○○村役場Pでテン泊という いつものパターン…。とはいえ、tatsuyayさんと行くのは6月下旬のレンゲ谷以来。
ローソンで買った約650円の純米吟醸を二人で呑んだ。それなりにまわった。
・当日
前夜泊地から現地までの間にある大滝ダムは水からからで、その上流の大迫ダムは満水。どういうことなのか?!
大台ケ原ドライブウェイからの取り付きが分かるか心配していたが、車のカーナビを使えば、猿でも分かるって感じで(猿さん、すみません)スグ分かった。で、取り付きに近い、駐車可能地点を探し、そこで お着替え。さぶーーーい。「今日、ほんまに泳ぐんか?!」という気持ち。
ドライブウェイを少し歩いてからガードレールを跨いで、小さい沢地形を登っていく。左膝に少し痛みを感じ、どないしょうかと思うが、そのまま登ってると じきに忘れた。沢地形が歩き難くなったので少し左の尾根っぽいところから這い上がっていく。汗だくになり、上の合羽とフリースを脱いで、長袖一枚になる。下のウェットスーツのズボンも脱ぎたいが、パン一になってしまい、スリ傷だらけになりそうなのでヤメた。約20分の登りで林道に着く。林道を通り過ぎてスグに深切谷に降りる予定だったが、林道があまりに歩き易そうやったんで、しばらく辿ってから谷に降りることにした。
標高1250mあたりで林道が地形図と違って折り返して下っており、目的とする菅平谷から水平距離では離れてしまうので、林道を辿ったほうが高度を下げるには楽かもとも思ったが、水平距離が近いほうを選び、林道から離れて植林の中を降りていく。急斜面を少し降りると、沢が左からと右からと合流するところに出て、北向きに沢を降りると、標高1015mで深切谷本流に出た。
深切谷は標高920mあたりからゴルジュ地形が二箇所ほど出てきて、約2回、懸垂したが、懸垂せずとも降りれるような感じやった。水量が多いと、降りるのに梃子摺ることもあるような気がする。
黒石谷に入り、早速、淵があり、泳げるぞーってことで、上半身もウェットに着替える。流れは緩く、のんびりと泳ぐ。
この後、直登困難に見える滝が出てくる。霞滝かな? 相談し、左岸側の凹角から俺リードで登る。支点で振り子気味にトラバースした箇所があり、フォローには恐々登らせてしまった。残置しても構わない旨を伝えておくべきやった。で、tatsuyayさん上がってきて開口一番「ここ前にmommomさんと来た時は水流の右の割れ目を直登して、最後はツルツルの斜バクを登った のを思い出した。」とのこと。「なんやてー」と一瞬おもったが、「mommomさんは やっぱりスゴイなー」て思た。
ナメの後、すぐに菅平谷出合。足の着く淵を歩き、小滝を登り、また浅めの淵、で、奥にトユ状の滝、また、淵、少し泳いで、小滝を登って、淵を泳ぐと、おそらく ココ核心かなという感じの倒木が淵に刺さった滝の下に辿りついた。
倒木の奥の滝下までは10〜15m泳ぐ必要があり、なんだか寒そうやし、泳いでも直登できない可能性高いんちゃうかなぁと考え、右岸側の斜上バンドに取り付いた。
斜上バンドで3〜4m登ったところで、登っていけるイメージが湧かなかったので、「tatsuyayさん どーする?俺、イメージわけへんねんけど、いく?」と訊くと、「行ってみますか」とのことで、tatsuyayさんリード。ビレイヤーの支点は2枚の軟鉄ハーケン。tatsuyayさん、草がワシャワシャなってるとこまでスムーズに登ってったが、行きつ戻りつし、再度戻ってきて、「ハーケン打てないから無理。」と。「ボルト打ってもええで。」「時間かかるで」「20分ぐらいで一本打てるんちゃう」と俺の無責任なヤリトリがあり、再びtatsuyayさんリード続行。結局ボルトは打たず、ハーケンをうまいこと打ち込んで登っていかはった。フォローでの登り開始、滝のほうを見ると、滝水流の2〜3m右岸側に大きい凹角があり、登れそうに見える。「あ゛〜、あっちのほうが楽やったかも」なんて思うが、まぁ、しゃぁない。
草がワシャワシャなってたところは泥ズルズルで、「こんなとこ、よー登ったなぁ」と驚きながら得意の?!ゴボウを交えつつ登り、ビレイ解除。
ここから先はしばらく滝が続くが、苦労するところはなかった。
で、その後、日本庭園?!みたいなナメと、時期早めの紅葉。癒し渓を十分楽しみ、大台ケ原ドライブウェイに近づいたであろう地点まで遡行して、ウェットを脱いだ。ウェットは かなり圧迫感があったようで、脱いだ時の解放感の快感は素晴らしかった。
「ここが楽かなぁ」という沢を詰めあがるが、全くもって楽ではなく、植林に沿って右へ右へとトラバース気味に高度を上げていくと、また、砂利の林道に着いた。おそらくココに出たのだろうと地形図上であたりをつけ、左に向かうと5分でドライブウェイに着き、あとはテクテク歩いて駐車地へ。
通行量の多いドライブウェイ上で恥ずかしい着替えを終え、中荘温泉でぬくもり、家に荷物を置いてからtatsuyayさんちの近所の焼肉屋で飲み食いした。
・補足
谷中はヌルヌルで、ツルツル滑った。ラバーソールより、フェルトのほうがマシかも。
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