旧中山道 旧碓氷峠越え〜軽井沢駅から横川駅

2015年10月12日(月) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 18.8km
• 登り: 469m
• 下り: 1,025m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:51
• 合計: 5:43

7:40 軽井沢駅
8:02 8:02 旧軽井沢(中山道軽井沢宿)
9:18 9:34 碓氷峠見晴台
9:37 10:12 旧碓氷峠
10:58 10:58 山中茶屋跡
11:48 11:48 峠の小屋(東屋)
12:19 12:19 旧中山道口
12:43 12:43 旧中山道坂本宿
13:23 横川駅

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「19　浅間山」（2011年版）

天候

アクセス

利用交通機関：

電車

町田→新宿　小田急小田原線　370
新宿→東京→軽井沢　JR中央線・北陸新幹線　2,590+4,860


起点：軽井沢駅
終点：横川駅

横川→高崎→東京→新宿　JR信越線・上野東京ライン・中央線　2,268+780
新宿→町田　小田急　特急はこね　370+410

コース状況／危険箇所等

・全般的に難しい箇所はない。
○長野側
・旧軽井沢を過ぎたところから、しばらく車道歩きがあるので車に注意。
・とても歩きやすい道。山道に入っても、大きな段差も急斜面もまったくない緩やかな道が続く。
○群馬側
・山道は基本的に歩きやすい道がほとんど。
・刎石坂という石ごろごろの急坂があり、落石注意。
・国道に出て坂本宿までは、路側もロクにない車道歩き。車通りもそこそこあるので要注意。坂本宿に着くと歩道があるので安心。
・坂本宿に行かないのなら、霧積温泉への分岐辺りでアプトの道に入ることができるので、こっちを行った方が安全。

写真

10/12 6:19

新幹線はくたか。
これに乗るのは初めて。

10/12 7:34

軽井沢に到着。

10/12 7:38

軽井沢駅。
始発に乗れば朝8時前に着ける。

10/12 7:39

軽井沢駅から。
快晴！

10/12 7:40

よく見ると、少しだけ浅間山。
快晴で噴煙がよく見える。

10/12 7:42

駅前の街路樹はもう紅葉している。

10/12 7:45

紅葉を見ながら、駅前の広い通りを行く。

10/12 7:49

イチョウも緑から黄色に。

10/12 7:57

マンホールの蓋は、浅間山。

10/12 8:01

旧軽井沢に到着。

10/12 8:10

まだ静かな商店街。

10/12 8:12

商店街を抜けて、車道歩き。
両脇は別荘地帯。
紅葉がきれいだが、入れない。

10/12 8:15

ショー記念礼拝堂。
軽井沢に別荘を作った最初の人だとか。

10/12 8:19

矢ヶ崎川を渡ると碓氷峠の入り口。
ここにトイレあり。

10/12 8:19

旧碓氷峠への道は自転車禁止らしい。

10/12 8:22

ここで車道を離れて遊歩道に入る。

10/12 8:24

とてもきれいな道。
道の脇には、ときどき別荘がある。

10/12 8:27

見上げると、紅葉。

10/12 8:28

トチノキの紅葉。

10/12 8:32

マユミの実。

10/12 8:38

吊り橋を渡る。

10/12 8:40

吊り橋を渡ると、細い道になる。

10/12 8:54

車道を越える鉄橋。
碓氷峠までの間で一番の急坂はここ、というくらいに緩やかな遊歩道が続く。

10/12 9:11

ミズナラの森が心地いい。

10/12 9:18

碓氷峠の見晴台に到着。
紅葉！
でもその前に展望を。

10/12 9:20

快晴でいい眺め。

10/12 9:20

妙義の山並みが見事。

10/12 9:21

噴煙を上げる浅間山。

10/12 9:22

手前の紅葉も合わせて。

10/12 9:22

遠くには八ヶ岳連峰。

10/12 9:26

長野と群馬の境界。

10/12 9:28

展望を楽しんだら、次は紅葉。

10/12 9:30

真っ赤な紅葉。

10/12 9:31

碓氷峠見晴台。
駐車場から5分もかからないので、観光客も多い。

10/12 9:32

赤と青空。

10/12 9:33

黄色も。

10/12 9:34

ワンポイント。

10/12 9:37

次は、熊野皇大神社へ。

10/12 9:38

階段を上がって門を潜る。

10/12 9:39

至るところに長野と群馬の境界がある。
社も分かれているし、鈴も賽銭箱も長野側と群馬側で分かれている。

10/12 9:43

長野側にあるシナノキ。

10/12 9:45

こんな感じで左右対称。

10/12 9:47

変わった姿の狛犬。
顔は風化してわからない。

10/12 9:47

こっちも口だけしかわからない。

10/12 9:48

神社の真ん中を境界が通っている。

10/12 9:50

向かいの茶店にも境界が・・・

10/12 9:59

少し早いけど、景色を眺めつつ昼食。
とろろそばと、名物の力餅。

10/12 10:04

これが、力餅。
味がいくつかあったので、くるみを選択。

10/12 10:14

右側の細い道へ。

10/12 10:15

右手の枝道に水源地があるらしいので寄ってみる。

10/12 10:18

少し下ると、ここが水源地。

10/12 10:19

水が湧き出ている。
明治天皇がここで水を飲んだのだとか。

10/12 10:19

そしてワサビ田がある。

10/12 10:23

思婦（おもふ）石の分岐。
左手は鼻曲山への登山口。
直進は霧積温泉方面。
右手が旧中山道。

10/12 10:24

関東ふれあいの道にそっくりな道標。

10/12 10:28

赤と緑のハウチワカエデ。

10/12 10:42

群馬側には史跡の解説も多くあって、古道の趣がある。

10/12 10:49

一つ家跡。
「ここには老婆がいて旅人を苦しめたと言われている」
とだけ書かれた解説。
いったい老婆はどんなことをしたのか・・・気になる。

10/12 10:52

廃屋があり、その近くに、なんとバス！
どうやって運んだのか不思議に思っていると・・・

10/12 10:54

どうやら昔は車が通れる道だったようだ。

10/12 10:58

山中茶屋跡。
江戸時代には多くの茶屋が建ち並び、明治の頃には小学校もあったのだとか。

10/12 11:00

山中茶屋のあたりは幅広の歩きやすい道が続く。

10/12 11:04

10/12 11:13

樹林の切れ間から、裏妙義の岩峰が見える。

10/12 11:16

群馬側の紅葉はまだまだ。

10/12 11:33

岩の上に立っている、北向馬頭観世音。

10/12 11:35

少し進むと、南向馬頭観世音もある。

10/12 11:48

峠の小屋。
展望があればいいのだけど・・・なかった。

10/12 11:48

峠の小屋。
「休むんべえや」がいい。

10/12 11:55

ここにも馬頭観世音。

10/12 11:57

「覗」からの坂元宿。
背後の裏妙義の山も凄い。

10/12 11:59

覗からは岩だらけの道。

10/12 12:02

この岩だらけの道が刎石（はねいし）坂。
碓氷峠の一番の難所だったらしい。

10/12 12:03

刎石坂の柱状節理。

10/12 12:14

直立サラシナショウマ。

10/12 12:20

岩だらけの道が終ると、国道に飛び出す。

10/12 12:24

歩道のない車道を歩いて、霧積への分岐。

10/12 12:25

裏妙義の岩峰が目立つ。

10/12 12:27

アプトの道を行けば、車道歩きはしなくて済むが・・・とちょっと悩む。
でもやっぱり今回は街道歩きが目当てなので、このまま車道を進んで坂本宿へ。

10/12 12:33

途中にあった八幡宮に寄ってみる。

10/12 12:34

ここの狛犬は、碓氷峠の熊野皇大神社にあったものと同じ形のようだ。

10/12 12:34

こっちのは姿がはっきり残っている。

10/12 12:37

ここから坂本宿。

10/12 12:37

火災で休業中の峠の湯は、12/1にリニューアルオープン。

10/12 12:38

坂本宿。
家々に屋号の札が付けてある。

10/12 12:39

振り返ると、刎石山。

10/12 12:44

坂本宿の中央を流れていた水路。
今は道路の端。

10/12 12:46

坂本宿と裏妙義。

10/12 12:47

「うだつ」が上がった家がある。

10/12 12:49

坂本宿はここまで。

10/12 12:54

上信越道を潜る。

10/12 12:55

裏妙義の赤岩、かな？

10/12 13:01

裏妙義の山々。

10/12 13:02

これは、高岩、かな？

10/12 13:03

ここを左に入って国道をショートカット。
一般車は進入禁止の道。

10/12 13:08

再び国道に合流する。
目の前の岩山が凄い。

10/12 13:12

次はアプトの道を歩きに来なければ。

10/12 13:12

碓氷峠鉄道文化むらのEF63。
運転体験ができるらしい。

10/12 13:14

碓氷関所。

10/12 13:17

通行手形をもらった。

10/12 13:22

横川駅前。
峠の釜めし発祥の地。

10/12 13:22

横川駅のすぐ前に、おぎのや。

10/12 13:23

横川駅に到着。
軽井沢駅から観光休憩込みで5時間半くらい。

10/12 13:27

早速、おぎのやで釜めし。
店に入って釜めしを頼むと、駅弁と同じものが出てくる。

10/12 13:41

峠の釜めしの後は、峠の抹茶あいす。

10/12 13:41

陶器の釜に入ったアイス。
これでまた、捨てるには忍びないけど使い道のない容器が増える・・・

10/12 13:47

横川駅前。
テントのテーブルで、みんな釜めしを食べている。

10/12 13:51

横川駅から電車で帰る。
信越本線の列車に乗るのは初めて。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

3連休の最終日。
2日前の連休初日に芦ノ湖一周25kmを歩いたばかりで、まだ足の疲れも残っているけど、せっかくの快晴なので歩きに出る。
一度歩いてみたかった、中山道の碓氷峠。
中山道の難所を味わうなら横川駅を起点にして軽井沢を終点にすべきかもしれないが、軽井沢は観光客で混雑するだろうから、朝早いうちに通り抜けたいので、軽井沢駅を起点とした。
といいつつ本当は、軽井沢駅からの方が登りの量が少なくて済むから。

まず紅葉。
軽井沢では駅前通りの街路樹がすでに紅葉していた。
碓氷峠の見晴台では真っ赤になった紅葉が特に素晴らしかった。
逆に、群馬側の紅葉はまだまだこれから、といった感じ。

次いで、展望。
軽井沢の駅前からすでに浅間山がチラチラと姿を見せる。
この日は雲ひとつない快晴で噴煙もはっきりと見えていた。
一番の展望ポイントは碓氷峠の見晴台。
南側から西側の浅間山までが見渡せる。
それ以外では・・・
長野側では木の合間から浅間山が見え、群馬側では裏妙義の奇岩奇峰が垣間見えるが、すっきりと見渡せる場所はあまりない。
「覗（のぞき）」という地点からは眼下に坂本宿が見える。
また、坂本宿からも裏妙義の山々の眺めがいい。

他には・・・
碓氷峠は、至る所に長野と群馬の境界が引いてあるのが面白い。
よほど仲が悪いのか、と勘繰ってしまう。
（そういえば志賀高原の渋峠にも境界が引いてあったっけ・・・）

というわけで、旧中山道の碓氷峠越え。
もっと険しい道かと思っていたが、意外と急坂も少なく歩きやすい道。
浅間山と裏妙義が良く見える快晴の日、そしてこれからの紅葉シーズンが一番いいと思う。

〜〜〜関連〜〜〜
・2日前　芦ノ湖一周
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-737579.html
・すべての写真(googleフォト)
https://goo.gl/photos/sF2RQwAGDifqLUhm6