記録ID: 74021
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
天目山〜酉谷山〜芋ノ木ドッケ〜雲取山〜飛龍山(長沢背稜縦走)
2010年08月12日(木) 〜
2010年08月14日(土)
- GPS
- 55:30
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 2,777m
- 下り
- 2,754m
コースタイム
1日目: 東日原6:30-9:06一杯水-10:18ハナド岩10:30-11:06七跳尾根分岐-12:00酉谷小屋-(15:30~16:00山頂)
2日目; 酉谷小屋7:17-9:47長沢山-12:17芋ノ木ドッケ-12:50大ダワ-13:16雲取山荘-14:19雲取山頂-14:21雲取避難小屋
3日目;雲取避難小屋6:35-7:03三条ダルミ-7:44狼平-9:05北天のタルミ-12:15飛龍権現-9;56禿岩10:06-10:50前飛龍-11:45火打岩-12:15サオラ峠-12:59丹波天平-13:42丹波山小学校裏-14:00役場前バス停
2日目; 酉谷小屋7:17-9:47長沢山-12:17芋ノ木ドッケ-12:50大ダワ-13:16雲取山荘-14:19雲取山頂-14:21雲取避難小屋
3日目;雲取避難小屋6:35-7:03三条ダルミ-7:44狼平-9:05北天のタルミ-12:15飛龍権現-9;56禿岩10:06-10:50前飛龍-11:45火打岩-12:15サオラ峠-12:59丹波天平-13:42丹波山小学校裏-14:00役場前バス停
天候 | 8/12 晴れのち雨 8/13 曇りのち土砂降り 8/14 曇り一時雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り: 丹波山役場前バス-奥多摩駅-鳩ノ巣駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 *酉谷〜長沢山 分岐に道標なく踏み跡不明瞭で間違い易い *飛龍〜前飛龍 崖の急坂で岩が雨で濡れてる場合下山注意 その他、危険箇所無し。 *長沢背稜は通る人が少なく(雲取山以外)途中で会った人は1日目=一人、二日目=0人(雲取山荘から雲取山までは沢山の人)、三日目=3名で道迷いしたり怪我をした場合はかなり厳しい。 水場 *一杯水、酉谷小屋、雲取山荘、飛龍権現から将監に15分降りた所 下山後の温泉 *丹波山村道の駅のめこいの湯 ◇東日原〜一杯水 東日原からヨコスズ尾根をひたすら2時間半登ると一杯水避難小屋。ヨコスズ尾根の滝の入峰を過ぎたあたりより東側の視界が開け、夏は木の葉が多く登山道が日陰となり涼しい。 避難小屋から東に少し行った所に一杯水の水場がありここで水補給する。 ◇一杯水避難小屋〜酉谷避難小屋〜酉谷山頂 一杯水からは緩やかなアップダウンの稜線歩きで気持よく歩いていけ、途中ハナド岩のすばらしい展望で綺麗な景色が見れる。 酉谷山頂は南側が一部開けているが、南側以外の展望は無し。 ◇酉谷小屋〜タワ尾根 緩やかなアップダウンの稜線歩きで気持よく歩いていける。 ◇タワ尾根〜長沢山〜芋ノ木ドッケ 分岐での道標がなく踏み跡が怪しくなり道迷い易い。分岐では踏み跡をよく見極め、踏み跡が無くなったら戻る。(1度間違えて尾根を降り踏み跡が無くなり登り返した)。地形図では尾根沿いの道となっているが実際の道は尾根を外れた道(南側に外れ、途中から尾根に乗り北側に外れる)で常にコンパスを見ていないと方向感覚が狂ってくる。土砂降りの雨で廻りが見えなかったせいもあるがかなり不安な道であった。 ◇芋ノ木ドッケ〜雲取山頂〜雲取避難小屋 芋ノ木ドッケからは急なS字の下りとなり、登山道は激しい雨で川のようになる。 降り切ると大ダワ、大ダワから男坂を登り雲取山荘に着く。今回のルートではここ(元気水)が最後の水場となる。山荘からあと700m登ると山頂だが、歩き続けてバテテてた為か、かなりきつい登りであると感じた。 山頂から少し下ると雲取避難小屋となる。6人ほどの先客だったが夕方5時ころには20人程となり小屋が満杯となった。外気温は16度だったが小屋の中はかなり暑い状態で寝袋が要らないほどであった。 ◇雲取避難小屋〜飛龍権現 避難小屋から西側の急斜面を降りると三条ダルミ(三条の湯と飛龍山の分岐)となりどちらに行くか迷う。昨日は長沢背稜の尾根をノンビリ気持ちよく歩くどころか土砂降りの中、踏み跡を必死で探しながら不安な気持ちでやっと歩いたので、今日もまた雨が降るようだったら三条の湯に降りて帰ったほうがよいとも思ったが、雨も上がったし「晴れる」ことを祈り、初志貫徹で予定通り飛龍に行くことにした。 三条ダルミから飛龍までは登山道がしっかり整備されており危険な崖のところは木の橋が掛けられている、但し雨の日はこの木がすべるので注意が必要。 ◇禿岩 飛龍権現から将監峠に向かい数分登った左側にある尾根ピークにある岩場で非常に見晴らしが良い場所である。このコースの中では一番の展望。 ◇飛龍権現〜サオラ峠 水が少なくなったので地図にある将監峠方向に15分ほど行った所にある水場で水を補給しようと思ったが、禿岩の先は下りとなっていてまた登り返して来る元気がなく水補給を諦める。 前飛龍までは石楠花のトンネルで枝が道にはみ出しじゃまで歩きずらいが適度なアップダウンの気持ちよい尾根コースで、石楠花の道が終わると急な崖降りが前飛龍まで続く。前飛龍付近は岩場で非常に展望がよく気持ちよい。 前飛龍から火打石、サオラ峠までは広葉樹の林を抜ける緩やかな下山のコースでさわやかな風も吹いていて非常に涼しい。 ◇サオラ峠〜丹波天平〜丹波山村 サオラ峠で最後の水を飲み干し、後は丹波天平から丹波に降りるだけと軽く考えていたが標高が低くなり蒸し暑くて汗ダクダクの上にかなりの時間を要した。サオラ峠から丹波天平までは緩やかな登り下りの道を40分、丹波天平から丹波までは急尾根をS字でジグザクジグザグ下り1時間もかかり、膝がガクガク、喉がカラカラとなりながらやっと丹波小学校裏の小さな沢に降りついた。 この沢からは金網のドアを開けて小学校の裏に入り、小学校の中を通り(小学校の中も登山道の一部となっている)青梅街道の道路に出て、左に曲がるとすぐ役場前のバス停、T字路の信号近くの自販機で500mlのペットボトルを2本買い一揆に飲み干し、ここから14:16のバスで奥多摩駅へ。 |
写真
撮影機器:
感想
長沢背稜は登る人が少ない(人気がない)が、静かで稜線には魅力のある沢山の山々があり好きな所である。今まで三ツドッケ、酉谷山、雲取山を別々の登山口から登ったことはあるが、長沢背稜すべてを通して縦走したことがなかったので、この夏休みに全て縦走してみようと計画し縦走することができた。
最初の日は曇りのち雨でまあまあ楽しめたが、2日目は酉谷山から雲取山へ初めて歩くコースなのにガスって先が見えず、土砂降りの雨で暑いのに合羽を着て、踏み跡が怪しい上に分岐での道標がなく、周りの景色をゆっくりみて歩く余裕もなく必死の山行となりやっとの思いで雲取山荘にたどりついた。3日目の朝はチョット雨が降ったがその後晴れたので長沢背稜を縦走して歩く目的と、今回もう一つの目的である「禿岩から絶景を見る」事ができ非常に良かった。
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すごい大縦走してらしたのですね^^
私はピヨピヨ低山しか歩いた事がないので、
彼の雲取山にもまだ登ったことがないのですが。
いずれは行きたいと思ってますので参考にさせて頂きたいと思います。
ストック残念でしたね…
でもご無事でなによりです。
家に帰ってから曲がったストックを一生懸命直したのですが・・やっぱり折りたためませんでした。
私はまだテント泊したことないのですがmtfoo1431さんは既に庭でテントを張る練習も終え、これからもっと遠くに自由に行けそうですね。
雲取山は鴨沢からの登山道がしっかり整備されており、日帰りで行けますので是非登って見て下さい。(天気の良い日に)
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