槍・穂を眺めながら、蝶ケ岳〜常念岳縦走


- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,794m
コースタイム
7:00 三股登山口
8:55 まめうち平 9:10
10:00 蝶沢 10:10
12:20 蝶ケ岳
<2日目>
6:20 蝶ケ岳
7:10 蝶槍
8:00 P2592
10:15 常念岳 10:50
11:30 前常念 12:50
14:00 P2207
15:30 三股登山口
天候 | 16日曇り 17日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
会社の後輩、中型新人くんと大阪から深夜の高速を走る。
夜中3時頃、三股駐車場に到着し6時まで仮眠する。
お盆明けのためか駐車場は半分以上は空いていた。
7時出発。
早朝は晴れていたのに、まめうち平を過ぎたあたりから曇り空に。
途中、蝶沢の水がまだ枯れていなかったので、ここで水分をたっぷり補給。
荷物が重いのでのんびり歩き、やっと蝶ケ岳に到着。
着いたら周りはガスが流れていてほとんど景色は見えない。
穂高の大パノラマを期待してたのにガックリ・・・。
とりあえず、腹が減ったのでヒュッテ内で持ってきたコンビニ弁当を食べる。
で、早速冷えたビールで乾杯♪
テント場の一番東側、安曇野寄りにテントを設営。
翌朝、テントのジッパーを開けたら・・・
目の前に眩しい御来光が見える予定!
時間は14時。
もう後はやることがない。。。
雲が厚く、ガスで景色も見えない。
時々常念岳が見えるだけ。
じゃあービール2本目いきますか〜。
中型新人くんと二人で昼間から飲む。
夕方近く、晴れ間も見え出し安曇野の町もよく見える。
でも相変わらず、穂高はガスまみれ・・・。
そんな一瞬に目の前にガス、後ろから太陽の光・・・
・・・ということは、やっぱり来たー!
ブロッケン!!
ほんの1分の美しい光景。
テント場、10張りほどある中で見れたのは4,5人だけ。
初めて見るブロッケン現象に中型新人くんは大喜び。
夕日はガスでまるでダメ。
諦めて今夜の夕食、レトルト牛丼を二人で食べる。
で、3本目のビールで乾杯。
夜にはテントの中から、安曇野と松本の夜景を眺める。
いつの間にか雲もなくなり出し、星も見えるようになった。
明日の朝には絶景が見えることを願う。
<2日目>
4時に目覚ましが鳴る。
珍しくテントでぐっすり熟睡できた。
外の景色はどうかな〜?
やっぱりまだガスか??
テントのジッパーを開けたら・・・
目の前にはオレンジとブルーの空が!!
テントの中から見えるこの絶景に感動!
久々に見る御来光前の美しい空の色。
眼下に広がる雲海も大迫力!
反対側の穂高も全部丸見え!!
中型新人くんも眠そうな顔で感動。
太陽が出るとオレンジ色の光線が、穂高から槍までを見事に照らす。
御来光の写真を撮ったり、反対の穂高側を撮ったりと忙しい。
昨日が全くダメだっただけに嬉しさ倍増♪
テント内で雲海と朝日を眺めながら、優雅で贅沢な朝食。
このテント場、気に入った!
今日は常念岳に縦走し、前常念経由で下る予定。
もっと景色を眺めてたいけど、のんびりしていられない。
縦走路、蝶槍までは穂高と槍の絶景を延々眺めながら歩く。
こんな素晴らしい眺めの縦走路は初めて。
よそ見ばかりしてしまう。
蝶槍から一旦下り、樹林帯に入る。
樹林帯を抜けると、目の前にデカイ常念岳が現れる。
急な岩稜地帯をゆっくりペースで登る。
さすがに太陽の日差しが暑くなってきた。
穂高連峰に雲が沸きだしてきた頃、やっと常念岳に到着。
なんとかガスで覆われる前にたどり着いた。
歩いてきた蝶ケ岳からの稜線を振り返ると・・・遠い。
さらに先の燕岳までの稜線も長い。
ゆっくり景色を眺め、たっぷり常念岳山頂を満喫。
前常念に向けて下山開始。
やり遂げた感を味わい、満足してしまったからか、急に足が重くなってきた。
前常念の石室で昼飯とゆっくり休憩することに。
石室近くにいた雷鳥の親子に癒されて元気回復。
ここから4時間の下り。
急な岩稜地帯をガシガシ下る。
その後、嫌になるくらい長々と続く樹林帯の下り。
延々ジグザグに急坂を下る。
水場もない、単調な長い道のり。
高度を下げると暑くなってきた。
沢の水が流れる音が大きくなって、やっと三股に下りた。
すぐに水場に直行。
頭から水をかぶって冷却。
疲れた足も冷却。
他の人から聞いた話では、
ずっとお盆の間は天気が悪かったらしい。
そして今日は久々の快晴。
天候に恵まれて嬉しい限りの2日目だった。
蝶ケ岳、あの景色抜群のテント場が気に入ったのでまた登りたい。
こんにちは
最高の山行きでしたね
写真で見ても,ブロッケン現象に最高の雲海と御来光,雷鳥にそして気持ちの良い天気
もう言うこと無い山行きで羨ましいです
なかなかこんな機会には恵まれませんが,本当にいい山行きとなって良かったですね
こっちまで嬉しくなってしまいます
またこんな山行きが出来るといいですね
そうそう,17日にびわ湖バレイ行ってきました
教えて戴いた川に行くことなく1日が終わってしまいました
↑1日楽しんできたと言うことです
風速20メートル・・・おおおおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜っ
吹き飛ばされそうでした
あっという間の蓬莱山山頂はレポにならないので書けません
(ロープーウェイとリフトで徒歩15歩?!で山頂)
色々とありがとうございました(^^)/~~~
やっぱり1日目が天気も展望もダメだった分、2日目はテンション上がりまくりで最高でした
早朝、テントのジッパーを開けるときはドキドキでしたよ。
開けた瞬間、目の前ガスで真っ白だったらショックですからねー
あの空との対面は感激の一瞬でした
kayo-piさんの言うとおり、なかなかこんな機会には恵まれないので、下山した後は充実感と満足感でいっぱいでした
びわ湖バレイ・・・
川に行く時間がないほど、たっぷり遊んだみたいですね。
きっとチビちゃん達も山を楽しめて、夏休みのいい思い出になっているはず
東海地方で子供達が遊べて親も楽しい、自然溢れるいいスポットがあればぜひ教えて下さい
こんな絶景の中、歩きたい。。。
前から気になってたルートだけど、ますます行きたくなった!
この景色ならジャンプがあっても良いのでは???
ジャンプすることも忘れるぐらいの絶景でした!
ここは・・・穂高の稜線を歩いてからの方がオススメ
やっぱり自分が歩いた稜線のラインを遠くから眺めるのは格別
南岳〜槍がまだ未踏なのでそこを歩いたあとに、またここに来たい
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