不忘山 不忘の碑は平和の願いでした

2015年10月19日(月) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 8.4km
• 登り: 888m
• 下り: 885m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:50

6:50 登山口（無料休憩所）
7:10 7:10 白石女子高校山小屋跡
8:50 9:05 不忘山
10:25 10:25 白石女子高校山小屋跡
10:40 登山口（無料休憩所）

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山形自動車道「宮城川崎IC」降車
国道487号線で遠刈田温泉に向かいます、
遠刈田温泉から約27kmで右折し
県道51号線に入り、道なりに行き
白石スキー場の看板に従って走ります
国道487号線から分かれて約7kmでスキー場駐車場です

コース状況／危険箇所等

標識、コースともに良く整備されていて
特に危険箇所はありません

写真

10/19 6:47

白石スキー場駐車場上の建物。雲が不忘山上空を覆い始め、天気は下り坂の暗示。

10/19 6:48

広い駐車場の横に標識があります

10/19 6:51

登山コースが一目でわかる案内板。現在、蔵王付近噴火の危険があり注意して下さいとの張り紙もありました。

10/19 6:53

ゲレンデを横切り

10/19 6:53

無料休憩所の脇を通り抜けます

10/19 6:57

尚も緩やかな道

10/19 7:00

この辺もゲレンデでしょう

10/19 7:01

少しも山に登って行く気配がない道です

10/19 7:02

黄葉が綺麗(^^)/

10/19 7:04

二股分岐は左へ

10/19 7:09

白石女子高小屋跡
右手の笹藪がガサガサ音を立てた瞬間、目の前を猪が横切って、左の藪に飛び込んで行きました。ひどく驚きはしたものの、これが猪突猛進か！とおかしくなってしまいました。笑いごとではありませんが…

10/19 7:11

こんな場所にも猪が居るのですね！熊も居るかもしれないのに、熊鈴を持って来なかったことに気付き、ちょっと心配になりました。

10/19 7:11

気を取り直し、呼吸を整えて前進

10/19 7:22

登山道脇のあちこちの枝に樹木の名前の書かれた名札が

10/19 7:25

気持ちの良い小灌木帯

10/19 7:31

笹原も

10/19 7:32

ユキトリ沢

10/19 7:33

すぐに小さな川を渡渉

10/19 7:34

カラマツ林
人工林でしょうか？

10/19 7:40

山頂付近を見上げているのだと思います。

10/19 7:40

アザレア平

10/19 7:40

葉を落とした白樺の幹が際立ちます

10/19 7:48

木段が現れました。次第に斜度がきつくなって来ます。

10/19 8:01

弘法清水

10/19 8:06

足元に光っている湖面は川原子ダムでしょうか？下方は明るいのですが、頭上を雲が覆い、暗くなって来ました。

10/19 8:18

水溜石
石の上部が窪んでいて水が溜まっています

10/19 8:22

時折、さっと現れる青空

10/19 8:24

緩やかな、穏やかな斜面

10/19 8:28

山頂に繋がる稜線付近に見えるのは建物？

10/19 8:29

ガレ場
地図ではガレ場付近が尾根になっているので尾根はすぐそこでしょう。

10/19 8:33

建物かと思ったのは四角の大きな岩でした(*_*;

10/19 8:38

まもなく稜線

10/19 8:38

標識で一旦帰る方向を確認してから山頂を目指します。視界がなくなる可能性が大なので…

10/19 8:38

不忘の碑　
帰りに見学することにして、山頂へ急ぎます。雲が大急ぎで山頂付近を隠そうとしている気配(T_T)

10/19 8:38

カエル石
そう言われるとカエルに見えなくもないです(^^ゞ

10/19 8:39

黄ペンキが山頂の方向
ペンキに頼らずに山頂が目指せると思っていましたが、そんなに好天の日が長く続くはずもなく、残念です

10/19 8:41

振り返った川原子ダム湖と不忘の碑

10/19 8:44

どうやらあの上が山頂のようです。

10/19 8:47

黄ペンキの丸印のある大岩の前で左に巻きます

10/19 8:49

不忘山山頂
視界なくなりかけています(/_;)

10/19 8:49

立派な山頂標識

10/19 8:50

三角点は二等のよう

10/19 8:54

尾根の先に建物らしきものが見えます。雲が現れては姿を隠してしまいますが、行ってみる事にします。

10/19 8:55

切れ切れに見える不忘の碑とカエル岩

10/19 8:58

真新しいお社と鳥居でした。ここで、行くべきが引き返すべきか思案(/_;)

10/19 8:59

行けるところまで行ってみます

10/19 9:03

この先、もはや視界の無いのは明らか。時折風も谷間から勢いよく吹きあがってきます。

10/19 9:07

不忘山山頂まで戻りました。天気の良くなる見込みはありませんし、屏風岳往復の二時間は土地勘のない私には危険と判断しました。残念です(T_T)

10/19 9:15

不忘の碑
米軍の落下傘で降下して亡くなった方々の慰霊碑。上段に英語、下段に日本語で書かれています。

10/19 9:15

10/19 9:16

さようなら
屏風岳を登り残してしまったので、また来ます

10/19 9:16

カエル岩さんさようなら

10/19 9:17

稜線から降ります

10/19 9:43

弘法清水迄下山
帰りは急坂の分だけ速いです！

10/19 10:27

白石女子高小屋跡
登山時に出くわした猪はもうはるか彼方に行ったことでしょう(^^ゞ

10/19 10:41

無料休憩所と登山口

10/19 10:43

屏風岳に行けなかったのが心残りですが、こんな天気で無理をしても、良いことはないと諦めます。又出直して来ます。

10/19 12:35

道の駅高畠の向かいに見えた三重塔。すぐ近くまで行って見れば良かったと、ちょっと後悔しています。お土産に買ったワインの味が楽しみ(^^♪

感想

kyom4

連日の快晴に、朝日連峰を気持ち良く縦走しての帰り道、
せっかくの遠征なので、まだ晴天が続きそうだったら
不忘山から座王岳まで縦走しようと計画していました。
昨日までの疲れは少し残っているように感じるものの、
青空に励まされ、白石スキー場駐車場を気持ち良く出発。

緩やかなゲレンデ沿いの道を歩き樹林帯に入る手前で
藪ががさごそ音を立てたかと思ったら、猪が飛び出して来ました！
あっという間に猪は目前を横切って左の藪に姿を消しましたが、
どうにもびっくり、そして熊鈴を忘れた事に気づき
恐ろしくなりましたが、ここで引き返す気にもなれなくて、
樹林帯の中は、咳払いをしたり、音を立てたりして登りました。
小灌木帯になり、周囲の見通しも良くなって、ようやく一安心。

崩落止めを兼ねる木段は結構登りにくいと思いながら歩いていると、
雲が次第に頭上を覆い始めています。
振り返ると、足元に陽光を受けて光るダム湖が見えているのですが
なんとなく天気が怪しなり、不安になります。

尾根に出ると既に雲も同じ高さに下りて来ていました。
風もないのに雲の動きがやけに速く、瞬時に周辺が見え隠れしています。
不忘山の山頂標識まで行き、蔵王岳に繋がるはずの尾根を見ようとしても
吹きあがる雲に隠されて全く分からず、蔵王岳まで行こうか、数分思案。

歩いた事のある道ならともかく、樹林帯もない感じの尾根ですし
展望のないのは分かり切っていますから
潔く諦める事にして、下山する事にしました。
悔しさも残りますが仕方ありません。

帰宅して地図を調べていると、蛤山も不忘山のすぐ近くにあると分かり
いつか、蛤山も合わせて登りたいと思います。
高畠のワインをまたお土産に買って帰るのを楽しみに♪