加賀白山(砂防新道往復日帰り)



- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10月17日は特に問題となるところはありませんでした。室堂の山小屋の営業は終了していました。 |
その他周辺情報 | 白峰の少し手前に白山天望の湯があり露天から山頂が見えます。また露天の壁が木の葉化石の壁になっています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
同級生二人を誘って石川県の加賀白山2702mへ。日曜日は用事があるので日帰りで
登ることになった。白山は広島から一番近い2千メートル峰であるとはいえ500km以
上登山口まであり別当出合の駐車場には午前2時に到着した。二人とは滋賀県内のPA
で合流し前後して走り名神から北陸道へ入り福井北インターで下りた。前回来た時に
はなかった中部縦貫自動車道がインターに連結してあり少々戸惑ったが右の縦貫道へ
の分岐へ入った。これができたおかげで町中を走らなくても済むのでずいぶん便利に
なった。
永平寺インタ−で下りて国道416号→157号を経て白峰で右折し市ノ瀬を過ぎて別当
出合の駐車場へ。紅葉シーズなのでもっと混んでるかと思いきや広い駐車場がガラン
としていた。登山口に近い上の駐車スペースにとめることができた。翌朝は6時起床
の6時半出発に決めて就寝したがすごく寒くてあまり眠れなかった。
6時前に起床し6時40分に駐車場を出発した。吊り橋を渡り山へと入っていく。天気
は快晴で紅葉がとても素晴らしい。背後には大長山1671mが朝日に照らされてい
る。7時25分に一方通行分岐に到着し中飯場には7時55分に到着した。濃い赤色と黄
色の混ざった紅葉がとてもきれい。観光新道がある北側の尾根も全体が紅葉してい
る。道端には深山アキノキリンソウやセンジュガンピが咲いている。9時40分に甚之
助避難小屋に到着した。夏シーズンほどではないけれども休憩ポイントでは多くのハ
イカーが休んでいる。
南竜からの尾根が台地状になっていてその後ろに大きく優雅な姿をした別山2399m
が見えている。ここで標高1970mだ。石畳の登山道を登っていくと10時15分に南竜
との分岐にでてきた。この先から斜度が一時的に落ちて山腹を進むようになる。夏に
はお花畑ができるところだ。前方上には今日一番の急こう配の黒ボコ岩あたりが見え
ている。
水場あたりの草付が茶色に変わっていていつもと雰囲気が違い秋の季節を感じること
ができる。11時に黒ボコ岩への急登に取り付いた。このあたりは石が登山道に敷き詰
められている。延命水という水場を過ぎると7,8分で黒ボコ岩の上に出てきた。こ
こで2320m。
山頂が見えているがまだまだ遠い。でも室堂は山頂部右にある高みの裏にありもう近
い。阿弥陀ヶ原の高原に入る。初夏には黒百合がたくさん咲いているところだ。笹原
の中のムシカりの赤い実が良く目立つ。木道の脇に13日に降った雪が残っている。エ
コーライン・南竜ヶ馬場との分岐を過ぎると室堂手前の急登だ。距離は短いものの黒
ボコ岩の急登で疲れた足には少々こたえる。阿弥陀ヶ原の高原の向こうに別山がよく
見えている。ずーっと昔に登った部子山が赤兎山の向こうに薄い霞みに浮かんで見え
ている。
11時45分に室堂へ到着した。小屋閉めの準備をしている。山頂側へまわってザッグ
をデポして山頂へ。こちら側は多くのハイカーでにぎわっている。奥宮神社はすでに
冬支度をしていて板で保護してある。
12時に室堂を出発して12時45分に山頂へ到着した。山頂はさすが寒くて半袖にはキ
ツイ。残念ながら多くの北アルプスの峰は雲をかぶっているけれども剣岳は良く見え
ている。立山だけは真っ白で目立っている。御嶽山・乗鞍岳も雲をかぶっている。剣
ヶ峰の裾にある紺屋ヶ池周辺は御前峰の影になるからか残雪が多い。大白川ダムの向
こう側の別山から延びる紅葉している尾根に日が射してまるで光っているかのように
浮かんで見えている。ガスが湧いてきて別山が時々隠れるようになってきた。12時5
5分に山頂を後にして室堂へ。
13時20分に室堂へ到着した。先に下りた二人はもつ鍋の準備を始めている。久々の
3人での山鍋?でミニ宴会をして14時20分に室堂を後にして登ってきた道を下りてい
く。
白装束の修験者の一行がいて時々ほら貝を吹いておられる。このころになるとすでに
ハイカーは少なくなっている。室堂周辺もすっかりガスに覆われてしまった。15時半
に甚之助避難小屋へ到着した。さすが下りは早い。吊り橋を渡って17時に登山口へ到
着した。
思っていたよりきついなあとH君。2千メートル峰の日帰りはやはりそれなりにキツ
イ。白山天望の湯で汗を流して福井北インターへ。縦貫道の乗り口がナビに出てこず
少々わかりにくい。南条サービスエリアで夕食を摂って解散し広島へ帰った。渋滞に
はあわなかったものの着いたら午前1時だった。初めての秋の白山は山麓が紅葉まっ
さかりで上は冬支度で季節の異なる山の姿を楽しめることができた。でもやっぱり白
山は初夏の花シーズンが一番だろう。
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