信越トレイル スルーハイク【南下ルート_森宮野原駅〜斑尾高原ホテル】
- GPS
- 30:31
- 距離
- 80.3km
- 登り
- 4,469m
- 下り
- 3,789m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:12
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:35
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 8:24
天候 | おおむね晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車6,110円 ■大宮(埼玉県) ↓ 08:14〜09:08 JR新幹線Maxとき305号 新潟行 ■越後湯沢 ↓バス 930〜1033 910円 http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-haru/muikamachi/morimiyanohara.pdf 森宮野原 (復路) 斑尾高原ホテル ↓飯山市コミュ二ティバス17〜1727 500円 http://www.city.iiyama.nagano.jp/assets/files/kikakuzaisei/kikakuchosei/H27madaraosenjikokuhyousummer(27.6.1).pdf 飯山 ■飯山 電車8,070円 ↓ 18:00〜19:34 JR新幹線はくたか572号 東京行 ■大宮(埼玉県) ↓ 19:52〜20:15 JRむさしの号 八王子行 3番線発 ■新秋津 |
その他周辺情報 | (日帰り入浴) 斑尾高原温泉(斑尾高原ホテル内)800円フェイスタオル付 http://www.madarao.jp/green/sp/index6.html#on1 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
テント
テントマット
シェラフ
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感想
初登録。
Field Access、すばらしい!ハイカーズデポ 二宮さん大感謝です。
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雑誌でその存在を知り、秋のブナの森といろんな道のなが〜い縦走に惹かれて、マイ誕生日お祝いにスルーハイクを。
途中でテント泊の場所やルートを変えたりルナーソロでの強風&ザーザー雨の夜におののいたり歩行中の強風の音にびくびくしつつも、大充足な3泊4日。
写真撮りすぎで選ぶのがなんとも嬉しい悲鳴的な。
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(1日目)
森宮野原駅から、公式公認の非公式サイト情報のルートでスタート。林道のひとけのなさにうっすらどきどきしつつ山道になってからの一帯のブナに圧倒される、先週だと見頃だったのかな…
天水山を過ぎたあたりで信越トレイルのツアーとすれ違い、メールやりとりしていた事務局の方とご対面、嬉しかった。
16時前に野々海高原キャンプ場へ到着。目前の野々海湿原、良かった。広々と快適そうなテントサイトながらも、貸切なので建物の前に。目の前の道路を案外車が通って安心なようなそうでもないような心持ち。浄水器ソーヤーミニ、デビュー。
夕食&ホットウイスキーを嗜みつつ、翌日のルート&タイムを確認したりガイドブックを読んだりの後は19時過ぎに消灯。
(2日目)
明るくなってきた6時頃スタート。
野々海湿原で写真撮影のおじさんと大声で言葉を交わし、朝からなんだか嬉しい。須川峠付近で信越トレイルのツアーとすれ違う。ひとけが少ないのでこれから行く道からのひとは心強く、熊鈴(大)をしまう。
途中尾根が狭かったり右側の景色が開けて遠方を見渡せたり斜面の紅葉のグラデーションを楽しめたり、静かな森の中ふかふか落ち葉の道を堪能したり。
幻の池付近でにぎやかな団体が後から前から来て、のんびり出来なかったのがちょっと残念、なんて、ひとけゼロだとうっすら怖いくせにわがままなもんです。
牧峠で写真撮影のひとがちらほら。鷹柱、いつか見てみたいな。
光ヶ原キャンプ場へ15時前に到着し、ビールやらシャワー!やらありがたいもろもろ。建物が立派&管理人さんが穏やか。テントサイトも広々として、明日開始に近く紅葉ぶりを目に出来る場所に張る。ペグ、なんとか奥まで打てた。大きな石がないのが残念。なんとかひとつ探し出した。
天気予報通り18時過ぎから雨、だんだん風が強く耳栓して19時過ぎに消灯。夜中テントのフライが目の前でバタバタしていてはっとなる。底面6角形の右前のペグが強風で抜けてた。非自立&ワンポールテントのつらさ。悪天候の中外に出て打ち直すよりもこのまましのぐ方を選択し、ストックのポジションを元に戻し、寝袋越しにレインケープを頭からかぶり夜が明けるまで無心で寝た。
(3日目)
野性味溢れる一夜を明かし(室内明け方5度位)、6時過ぎヘッドライトなしで余裕で歩ける明るさを確認して、昨日より一気に落ち葉の積もった感アリのなかテント撤収などし、7時開始。
薄曇りの中、時折強風のゴーッやらザーッの大きな音にビクつかないように無心で歩いていく。茶屋池もその手前の湿地も良かった。鍋倉山の森太郎へは、新緑の頃ぜひとも。
後ろにカップルが歩いていて、今日は心強い。ところどころヤセ尾根だったり森の中だったり、いろんなムードや景色を体感。ヤセ尾根からの左手に飯山の町や千曲川が見渡せた時に雲の切れ目から光が差し、おー…っとなる。こんな感覚が山歩きの醍醐味だなあ。
仏ヶ峰登山口手前のゲレンデのあたりのすすきやブナの感じがとても良かった。
テント泊予定の桂池に13時過ぎに着き、明日の道程が心配なのでビバーク覚悟で先に進む(事務局の方々すみません…)。涌井に着き民家が見えてかなりの安心感。
昨夜の荒天を思うと心持ちが据わり、場所的にも視界的にもお邪魔にならないところで一夜を明かした。国道付近で時折の車の走行音がなんともほっとする、わたしには山深い中でのビバークは生まれ変わらないと無理だな…
(4日目)
530過ぎに開始。ヘッドライトなしでぎりぎりな薄明るさの中、林道を歩く。途中に点々と足跡のついた畑やトレイル内ベストなおいしさらしい水場。
毛無山までの道で多分大きな動物のフン。この一帯結構好み。前半見かけなかった落葉松が多い。
希望湖を眺めつつ沼の原湿原へ。いったん赤池をちら見しに。ブナの新緑の頃はぜひとも堪能出来るルートを歩きたい、赤池にテント泊して。
沼の原湿原に戻った後は予想外のちらっとだけな湿原内木道のコース(でもかなり素敵な風景どまんなか)を歩き、万坂峠へ。
ここから久々のザ・山登りな斑尾山頂へ。途中から右手に妙高山などでっかくくっきり。山頂付近の地面が湿っていて靴底にこびりつくのを都度取りながらじゃないと斜面を転げ落ちそうで、慎重に。トレイル的ゴールの山頂標識に着いた時にタイミング良く地元のトレラントレーニングなうな若者も着いて、記念撮影をしてもらう。下山のスキー場斜面のところも、はるか彼方のランしてる姿に安心して、大展望の中楽しんで下れた。
13時半過ぎに斑尾高原ホテルに着き、貸切な日帰り温泉でうとうとする程満喫後は無事帰還の祝杯&ケーキセットで誕生日お祝い。ティーラウンジの陽射しが心地よくここからの斑尾山と妙高山&ちらっと火打山も感慨深かった。飯山駅着のバスが来るまでのんびりさせていただきました。
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セクション1の袴岳に行けなかったものの(結果的には時間が足りてたけど)無事で心身ともに充足感いっぱいなトレイルを歩き抜けられて、いろんなタイミングにも恵まれて、なによりだった。
つくづく思ったのは、陽射しと暖かさとかわいていることって、なんか正義だなあと。
星野道夫のエッセイにある、日常の時間ともうひとつの自然の大きな時間の流れ、垣間見れた気がした。
リピートぜひとも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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早速初コメ
初登録&誕生日おめでとうございます。
マニアックなルートですね。紅葉も素晴らしい。
テント飛ばされなくて何より
わあ、うれしいです〜
このトレイル、かなりおすすめです!
テント、テント場じゃなかったらなおさら生きた心地がしなかったですよ…とほほ
いいねした人
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