記録ID: 754742
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ハイキング
甲斐駒・北岳
尾白川渓谷〜日向山 * 錦秋から一転！突如山頂に現れた白い砂浜！？ *
2015年10月31日(土) [日帰り]
ピアソラ
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:08
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,314m
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日帰り
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:06
15:51
○ CT（標準） ： 5時間45分
○ CT（実績） ： 4時間40分 （休憩含まず）
※渓谷道のCT（昭文社、道標ともに）はあまり当てにならないと思いました。
なぜなら、渓谷や滝を眺めようと足を止めずに歩く人はほとんどいないのに、
その時間があまり考慮されていないためです（と推測します）。
そのため、「思ったより時間がかかった」という方が多いようです。
僕らは皆様のレポートを参考に、やや速めに歩きました。
○ CT（実績） ： 4時間40分 （休憩含まず）
※渓谷道のCT（昭文社、道標ともに）はあまり当てにならないと思いました。
なぜなら、渓谷や滝を眺めようと足を止めずに歩く人はほとんどいないのに、
その時間があまり考慮されていないためです（と推測します）。
そのため、「思ったより時間がかかった」という方が多いようです。
僕らは皆様のレポートを参考に、やや速めに歩きました。
| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ 時々 曇り。 ○ 風 ： 弱め。 ○ 気温 ： 寒め（9℃くらい）。 ○ 視程 ： 普通。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
・JR中央線／06:01 {最寄駅} - 06:26 八王子 ・JR中央本線／06:35 八王子 - 08:28 韮崎 ・レンタカー／08:50 韮崎駅 - 9:30 尾白川渓谷駐車場 ※トヨタレンタリース韮崎駅前店（8:00〜20:00 営業）を利用 ※参考料金 ： カローラ × 12時間 + 免責補償料 + ガソリン代 ＝ 6981円 （タクシー片道料金相当で済むためお薦めです） ○ 復路 ・レンタカー／16:05 尾白川渓谷駐車場 - 16:15 尾白の湯 ・レンタカー／17:30 尾白の湯 - 18:00 韮崎駅 ・JR中央本線／18:23 韮崎 - 19:43 立川 ※特急利用 ・JR中央線／19:47 立川 - 20:07 {最寄駅} |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 尾白川渓谷は梯子や階段等整備されてますが、アップダウンが多くややハードな道です。 ○ 滑落事故も多いようです（この日も事故に遭われてしまった方がいるようです）。 ○ 錦滝（東屋）〜日向山は急登の上、ザレて滑りやすい道です。 ○ 特に、下りの場合は注意が要りそうです。 ○ 矢立石登山口〜尾白川渓谷駐車場は一部道迷いが発生しやすいようです。 ○ ポイントは、「一旦林道に出る」ことです。 ○ その他は特に危険箇所はありません。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ 以下の場所にありました。 �� 尾白川渓谷駐車場 �� 駒ヶ岳神社 (2) 登山ポスト 甲斐駒ヶ岳登山口にありました。 (3) 温泉施設 下山後「尾白の湯」の日帰り温泉に浸かりました。 ※営業時間 ： 10:00 〜 21:00 （20:30 最終受付） ※料金 ： 820円（北杜市民は410円） ※参考HP ： http://www.verga.jp/?page_id=41 (4) 紅葉情報 旭滝から上は今が見頃です。ほぼ全山紅葉に近い状態です。 あと1週間くらいは綺麗なのではないでしょうか。 |
写真
（今日は甲斐駒には行きませんが）甲斐駒ヶ岳登山口からスタート！
尾白川に架かる吊り橋を渡ってから右折すると渓谷道の始まりです。ちなみに、右折せずに直進すると黒戸尾根（甲斐駒）です。
5分ほど進むと「千ヶ淵」というところに出ました。この辺はまだそこまで紅葉していないようです。
渓谷道はこまめなアップダウンの多い道です。険しい場所には鉄の梯子や階段が整備されてますが、ところどころ老朽化が進んでました。くれぐれも慎重に。
3
10/31 10:12
渓谷道はこまめなアップダウンの多い道です。険しい場所には鉄の梯子や階段が整備されてますが、ところどころ老朽化が進んでました。くれぐれも慎重に。
とても綺麗なエメラルドグリーンの渓流です。さすが名水百選に選ばれているだけあります。
途中沢に降りられる場所がありました。もちろん降りない手はないでしょう♪
水はけっこう冷たいです。そりゃそっか（笑）。夏だったら気持ち良いだろうなぁ。
時折険しい場所もあったりします。観光気分で来るところではないですね。
そしてここが渓谷道のハイライトと名高い「神蛇滝」です。三段になってます。欲を言うなら、もう少し近くで眺められると良いかなぁ。僕のカメラ、単焦点だし（笑）。
3
10/31 11:18
そしてここが渓谷道のハイライトと名高い「神蛇滝」です。三段になってます。欲を言うなら、もう少し近くで眺められると良いかなぁ。僕のカメラ、単焦点だし（笑）。
黄色いカエデ。ってか、なにげにカエデって色んな種類があるんだよね。。。全く覚えられない（涙）。
マムシグサも真っ赤です。裏で嫁が「マムシグサのポーズ」とか言ってたのが聞こえたので、ボカしておきました（笑）。
そう言えば、「神蛇滝」から先はちょっと人が減った気がします。観光で来られた方々の多くは尾根伝いのルートで戻られたようです。
この先の「不動滝」に近づくにはこのスラブを登らなければなりません。ホールドがほとんど無い花崗岩はツルツル滑ってロープ無しでは登れませんでした。
1
10/31 11:57
この先の「不動滝」に近づくにはこのスラブを登らなければなりません。ホールドがほとんど無い花崗岩はツルツル滑ってロープ無しでは登れませんでした。
そして「不動滝」。水量が豊富な上、間近で見られるので迫力がありました。やっぱ滝は近くで見たいですよね！
原因はこのカツラの葉っぱでした。焦げたキャラメルのような甘苦い香りです。テレビで見て知ってはいましたが、一帯が全てこの香りに包まれるほどとは知りませんでした。ちなみにキャラメルは僕の大好物です。はい。
4
10/31 12:19
原因はこのカツラの葉っぱでした。焦げたキャラメルのような甘苦い香りです。テレビで見て知ってはいましたが、一帯が全てこの香りに包まれるほどとは知りませんでした。ちなみにキャラメルは僕の大好物です。はい。
「日向山近道」の看板を見つけました。「近道」って。。。ここ以外に道は無いと思うが（苦笑）。
東屋まで来ました。奥に「錦滝」があります。矢立石登山口からの周回ルートとはここで合流します。ここまでほぼコースタイム通り。
2
10/31 12:44
東屋まで来ました。奥に「錦滝」があります。矢立石登山口からの周回ルートとはここで合流します。ここまでほぼコースタイム通り。
ここからが急登の始まりです。渓谷沿いで然程稼いでいなかった標高をここから一気に取り戻すかのような坂道です。既に3時間歩いている足にはやや堪えますね。
10/31 12:54
ここからが急登の始まりです。渓谷沿いで然程稼いでいなかった標高をここから一気に取り戻すかのような坂道です。既に3時間歩いている足にはやや堪えますね。
本日一番の急な階段登場。斜度70度以上はあったでしょうか。個人的に、天然の岩場よりも、こういうもののほうが恐怖を感じます（人工物は壊れるので）。
3
10/31 12:58
本日一番の急な階段登場。斜度70度以上はあったでしょうか。個人的に、天然の岩場よりも、こういうもののほうが恐怖を感じます（人工物は壊れるので）。
しかも急なだけでなくザレててよく滑ります（汗）。あまり下りには使いたくない道ですね。
ここまでハイペースで歩いてきた嫁もさすがに疲れてきたようです。
こんな山は初めてです。凄いインパクトです！ただ、思うに、冬に来たら、砂とも雪ともつかなくてあまり面白くないのでしょうね（笑）
3
10/31 13:40
こんな山は初めてです。凄いインパクトです！ただ、思うに、冬に来たら、砂とも雪ともつかなくてあまり面白くないのでしょうね（笑）
地蔵岳のオベリスクにも引けを取らない（と言ったら言い過ぎでしょうか）、白い岩の塊が僕らを睥睨してます！
一面真っ白な世界。ってか、やっぱりジャーンってなってる（笑）。
よいしょっと（汗）！砂なので足が取られることは言わずもがな。
振り返ると、甲斐駒と鳳凰三山が見えました。もちろん写真も撮りましたが我ながら下手すぎだったので割愛します（笑）。
白の世界の圧倒的な雰囲気だけでなく、展望も素晴らしい山なのです！
ってか、ゆっくりしてたら、他に誰も居なくなっちゃった。下山に備え、最後にみかんを頬張る嫁。
ということで、僕らも下山開始。黄葉したカラマツの明るい尾根で、とても歩きやすかったです。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
南アルプスの前衛の山である日向山（ひなたやま：1660m）は、
都心からのアクセスも良く、それ単体でも十分に満足できる名山だと思います。
・花崗岩が風化して一面砂浜のようになった白い頂き
・南アルプスや八ヶ岳や霧ヶ峰への大パノラマ
ただ、敢えて尾白川渓谷（おじらがわけいこく）とセットのコースを
選択したことで、より深みのある充実した一時を過ごすことができました。
・エメラルドグリーンの美しい渓谷
・迫力満点の滝の数々
矢立石からの周回やピストンもお手軽で魅力的ですがやや単調な道です。
時間のある方は渓谷道からの周回の方が見所も多いためやはりお薦めです。
更に今回はこれらに季節や天気という幸運が重なりました。
・ただでさえ美しい渓谷が錦の衣を纏って太陽の光に輝く様
今この瞬間にしか見ることのできない貴重な光景に感動しどおしでした。
しかも、なにげに南アルプスデビューだったりして（一応ね）、
もうこれ以上ないくらいの贅沢すぎる一日となりました。
しばらくはぐっすり眠れそうです。
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