新靴試し第2弾は金剛山でマイナー繋ぎ


- GPS
- 07:46
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,391m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:45
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険というほどの所は無いが、県境尾根も香楠荘から細尾谷出会いへの尾根も狼尾も部分的にそこそこ急で足場も未整備なので気を付けたい。 |
写真
金剛山はこの制度のおかげか暗いうちから上る人も多い気がする。
手前の県境東、奥の県境西ほどではないけど北向きとあってこの時期濡れ落ち葉が積もった急傾斜はローカットとあってソールパターンの刻みが浅めでちょっと甘い靴では怖いかと思ったが想像以上によく止まってくれてびっくり。
こういう場所でも刻みよりメガグリップが効いてるんだろうか。
ここでは傾斜より今回入れてみたインソールとの相性で石に乗ってしまうと足首ぐねってねん挫しそうで怖かった。
せっかく面白そうで買ってみたインソールだけど一発で弱点が分かってよかった。
でもインソールも結構高いんだが。
若くて膝や腰が丈夫なら飛び降りるという選択肢だってあるかもしれんけど、ある程度歳いったらこれはちょっと。
狭い場所だけど狭いながら出来かけてる脇道と弛んでるながら張ってくれてるロープで何とか。
先日六甲山でオテルド摩耶が粉々に解体されてしまったところに出くわしてびっくりしたが、まさか続けて金剛山でもこういう場面に出くわすとは思わんかった。
結局日本人が貧しくなって余暇にお金を使えなくなってるってことか。
これのおかげで香楠荘の尾根から細尾谷出会いに下りる道に入る所が分からずちょっと回り道してしまったが、結局解体現場を囲むフェンスに沿って通り道が作られてて回り道せずとも通れるようになってた。
おそらくこれの保全に使われる道は上のホテル側からここまでのようでとてもきれいで歩きやすい道だったのが、これより下はいきなりえぐれまくった急傾斜や藪などあまり通りたくない道に。
途中一瞬木の根を掴んだり乗ったりするモンキークライムになる所を試したかったんだが、上っても上っても段々だけだし人も次々下りてくるのとすれ違って気が付いたけど、短いとはいえこの日もう3本目の急登で足も疲れてたので引き返してハードから上り返す気にもなれず、まあここも段々の区間が長くなってトレーニングにはなるかとそのまま上ってしまった。
大日岳より少し金剛山頂寄りから降りだした所の分岐。
左が朝上った狼谷最後の詰めの分岐で谷を詰めずに尾根に上ると出てくる所。
右はよく分からんけどモミジ谷に下りるショートカット。
この日下りるのは真ん中の狼尾。
ここともう一か所尾根から右に下りて尾根を乗り換えるところを間違えなければ道ははっきりしてる。
どちらもいきなりテープが多くなるのでそれを知ってれば問題無し。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
前週はある程度の距離歩いてそもそも自分の内反小趾の足に合うのか試した新しいシリオのローカット。
関西でも高い所では初雪の知らせも聞こえる中、焦りはあるが順番にこなしていこうと次は滑りやすい所や急坂を歩いてみることに。
メガグリップソールとはいえメーカーも街中からハイキングまでとうたうようにソールパターン見てもパターンは浅くエッジも甘く、やはり本格的な岩場がある所で使うのは気が引けるからそれ以外、せめて中低山の整備されたハイキングコースから外れたマイナーなルートに使えるかどうか、短く幾つもの尾根や谷道を繋げて試せる金剛山に行くことに。
一番気になるのはぬかるんでたり乾いたり濡れたりした落ち葉が積もった急坂。
そして濡れた木の根や岩。
そこで選んだのはまず北側水越峠から県境尾根をガンドガコバ林道合流まで上り、いったん林道でカヤンボまで下りてモミジ谷に入り、途中から狼谷を大日岳まで詰め、そこでライブカメラ広場に行くかどうかはその場で判断するものとし、その後ちはや園地から香楠荘ホテルの尾根を細尾谷出会いに下り、文殊ハードで上り返してライブカメラ広場に。
帰りは大日岳手前から狼尾に入って朝狼谷に入ったモミジ谷との分岐まで下りてあとはのんびりガンドガコバ林道でという計画。
県境尾根は一つ東の県境東や一つ西の県境西ほどの急登ではないがそれなりの傾斜ある上に北斜面でいつも濡れた感じの所に季節柄落ち葉が積もり、想定通り滑る靴だとそこそこ怖そうだったが思った以上によく止まってちょっと信頼度が増す。
いったん下って次に濡れた岩と言うか小さいナメっぽい所を試した狼谷では、レビューなどでも滑るとよく書かれてる場所がどこなのかわからないほどどこも滑らず通過。
新靴なのでこちらも慎重に足場確認しながら歩いたってこともあるだろうけど、ここでもまた信頼度アップ。
ただ、ここでは上部源頭部手前のロープが張られたガレ場で初めて入れてみたインソールのおかげで下手に石の上に立ってしまうと不安定になるという不具合があったが、これはまあ靴というよりインソールなことはすぐわかったので信頼度あまり低下せず。
そしてここでは濡れた木の根にも何度も乗ってみたが、下手な角度で乗ると滑るのはどんな靴でも同じなのでプラスマイナス無し。
次に香楠荘からの尾根の下りは後半急になって木段やえぐれの段差が大きくなってきた所でも適度なクッションが感じられ、トレランシューズなどローカットの中では硬めに思うソールのイメージと良い方に違ってびっくり。
文殊尾根の上り返しは予定のハードではなく間違ってノーマルルートからになってしまったが、それでも延々続く木段はこれだけ上り下りした後では結構きつく、これの前に履いてた中のゴアテックスまで裂けて捨てたサロモンに比べると少し軽いのは助かってたと思う。
最後狼尾の下りは特に出だし結構ぬかるんだところが多かったがこれまた思ったより止まってくれたのはやはりびっくりで信頼度アップ。
以上、他のメーカーと違って幅広甲高で靴の形そのものが違ってまだいろいろ慣れないところや問題点もあるものの、それでも内反小趾になってしまって以来どんな靴でも感じてきた痛みがあまり感じられないという一点が最も大事なので、しばらくこれで試行錯誤してみるかな、などと考えながらの山行でした。
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