神ノ川から紅葉の檜洞丸・蛭ヶ岳周回り
- GPS
- 09:35
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,440m
- 下り
- 2,448m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:26
天候 | 曇り、後半晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・神ノ川林道の公共トイレ近くのゲートを通りぬけて800m付近にヤタ尾根登山口がある。 ・ヤタ尾根の急登が終わり広い尾根に出た箇所は落葉でルートが判り難い。道標、マーキングテープを捜しながら登ろう。 ・その他は整備され過ぎていて人によっては興ざめかもしれない。 |
写真
感想
私は丹沢が嫌いである。横浜などの大都市や首都圏が近いので登山者が非常に多い。そのため植生保護の名目で木道、板の階段、砂袋により登山道が整備がされている。整備される人の労力は大変だろうなと感謝はするが、私にとっては興醒めであまり登りたいとは思えないのである。
そんな嫌いな丹沢だが登山を初めて52年もすると、大部分の主脈はほとんど歩いていた。しかし檜洞丸から蛭ヶ岳の間はまだ歩いておらず、赤線をつなげる自己満足だけのために今回、丹沢の道を踏み固める一人となってしまった。
今月で71歳になる身とすると、そろそろ山の終活を考え始めてしまう。若いときは北・中央・南の各アルプスの稜線を赤線でつなぐことに精を出したが、その後は歩いた足跡をつなげることに興味が無くなり、幅広い地域に目が行くようになった。今年山梨百名山も登り切り、新たな目標とも思ったが、山の終活を考え始めた時に地図を見ると歯抜けの所が気になり始めた。今まで歩いた跡を振り返ると赤線が所々、虫食い状態で空白部が目立つ。出来る範囲で赤線をつなぎ山のデーターを揃えることで終わりにしたいと考え始めた。
その1歩として丹沢に出掛けた次第である。神ノ川から檜洞丸・蛭ヶ岳周回りは標準コースタイムが10時間以上である。しばらくロングコースを歩いていないので70歳を超えて歩き切ことが出来るか不安もあったが少し事前トレーニングをして出発。
実際に歩いてみて、それほど体力的にダメージを受けることなく歩くことが出来、ちょっぴりと自信にもなった。しかし何回か行っている道志道の駅から神ノ川ヒュッテまでは長く、車を運転しながら日の短い昨今、明るいうちに下山できるか心配になった。幸い、山行の後半は陽も照りだして、紅葉真っ盛りの姫次から風巻の頭までの尾根を、余裕をもって楽しみながら歩くことが出来た。
これからも丹沢の支脈は歩くかもしれないが、これで登山者による植生や道の破壊の心配される主脈は歩くことが無いであろう。
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