棒ノ折山〜黒山〜岩茸石山〜惣岳山


- GPS
- 06:20
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,287m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
天候 | 晴れ(時折吹く風が心地好い一日でした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
さわらびの湯BSから名栗湖畔の白谷沢登山口までは舗装路を歩きます。 白谷沢は「初心者向きの沢歩きが楽しめる、関東ふれあいの道の中では異色のコース」(権次入峠の案内文)ということで、水量が少ない時であれば安心して辿ることができます(もちろん降雨時や雨が降った翌日は水嵩が増して危険です)。 ただ、滝の脇を登り切った後に滝の案内板があったりするなど、どちらかと言えば下りのための案内が多いように感じました。登りのための説明もあると親切だろうと思います(わがまま言ってスミマセン)。 権次入峠から黒山までは「小沢峠」という案内に従います。黒山からは「岩茸石山」への案内が登場しますので、それに従ってゆけば大丈夫です。 トイレは、さわらびの湯BS近くとJR御嶽駅にありますが、コース上にはありません(有馬ダム堰堤にもある(あった?)そうですが、未確認です)。 温泉は今回使いませんでしたが、名栗湖畔のさわらびの湯、湯基入林道を下った先の名栗温泉大松閣などがあります。 |
写真
感想
昨秋に訪れた岩茸石山から遠望した棒ノ折山(棒ノ嶺)へ行ってきました。季節を考えて登りは沢沿いのコースを選択し、下りは昨秋に確かめた尾根を辿ることとしました。
さわらびの湯BSでは20人ぐらいの方が下車したでしょうか。名栗湖畔にも10数台の車が留めてあり、釣り客の方もいらっしゃるでしょうが、人気のコースだと実感しました。
白谷沢の沢沿いコースはそれほど長くはありませんが、沢を渡る地点が何箇所もあったり、鎖伝いに岩場を登ったりと、初心者としてはこれでも大満足でした。沢を離れ林道を横切ってからは木段が多くなり、これが延々と続くのには少々参りましたが。
棒ノ折山山頂では、10数名の方が昼食をとるなどして休んでいました。ゆったりとした広場のような山頂です。ただ、展望は北側のみのようです。以前(2006年)の写真を見ると、南側の木々が低かったようですが、短期間でずいぶんと成長したのでしょう。
権次入峠からは黒山へ向かいます。この付近で昨年クマが出没したという話を聞いていたので、鈴を鳴らしながらです。幸い、クマにもハチなどにも鉢合わせすることなく済みました。
夏の低山で心配な熱波は、岩茸石山直下を除き、ほとんどが樹林帯を辿るので、夏の陽射しを木々が遮ってくれます。加えて、時折尾根に吹き上げる風が体のほてりをやわらげてくれます。その代わり、熊笹なども胸のあたりまで成長していて、ところどころヤブコギのようになりました。
権次入峠から黒山まではすぐでしたが、それから岩茸石山と惣岳山を辿る道は、思いのほかアップダウンが多く感じられて結構堪えました。水分はいつもよりこまめに採ったつもりでしたが、暑さからくる体力消耗があったのでしょう。
最後は少々バテ気味でしたが、計画よりは少し早めに下山できました。後半の下りはやや楽しみに欠けましたので、次回は「山草の道」として紹介されていたコース(御岳〜棒ノ折山〜上日向)を、季節を選んで歩いてみたいと思います。
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