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Yamareco

記録ID: 758134
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アルパインクライミング
奥秩父

二子山 中央稜

2015年11月03日(火) [日帰り]
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天候 2015/11/3(火・祝)快晴
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道299号線から入ってすぐの登山口近くに2〜3台駐車可。(ここから股峠まで約1時間とのこと)
さらに林道の先を15分程行った岩場よりの登山口(股峠北側直下)近くに10台程駐車可。周辺は路肩も広い。(ここから股峠まで5分程度)
コース状況/
危険箇所等
今年の夏はスズメバチが多いとの情報がありましたが、11月は問題なしでした。
1ピッチ目終了点に、空になった巣があったとのこと(by KYP)。
その他周辺情報 <トイレ>
299号線近くの登山口に、バイオトイレ1基あり。
岩場近くの登山口周辺にはトイレなし。

<登山届ポスト>
登山口にポストなし。写真にあるのは登山者人数カウント用のカウンターです。
埼玉警察に電子提出。
●岩場近くの駐車場周辺
2015年11月03日 08:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:31
●岩場近くの駐車場周辺
●登山口。ポストではなく、カウンターBOXです。
2015年11月03日 08:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
11/3 8:31
●登山口。ポストではなく、カウンターBOXです。
●股峠。股峠北側直下の登山道入口からすぐ。坂本方向へ下る。
2015年11月03日 08:36撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:36
●股峠。股峠北側直下の登山道入口からすぐ。坂本方向へ下る。
●股峠にある案内板。
2015年11月03日 14:33撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 14:33
●股峠にある案内板。
●坂本とローソク岩の分岐。ローソク岩方向へ。
2015年11月03日 08:39撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
11/3 8:39
●坂本とローソク岩の分岐。ローソク岩方向へ。
●写真を撮るKYP
2015年11月03日 08:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
11/3 8:40
●写真を撮るKYP
●すぐに右手に岩壁出現。ここが、祠エリア。
2015年11月03日 08:41撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:41
●すぐに右手に岩壁出現。ここが、祠エリア。
●祠エリア(フリークライミングエリア)の祠。
2015年11月03日 08:41撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:41
●祠エリア(フリークライミングエリア)の祠。
●祠エリアの岩場過ぎると樹林帯。岩から10m程過ぎると右手に踏跡あり。取付への入口。
2015年11月03日 08:53撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:53
●祠エリアの岩場過ぎると樹林帯。岩から10m程過ぎると右手に踏跡あり。取付への入口。
●魚尾峠とローソク岩の分岐(ローソク岩へは取付同様、右手を登る)まで来たら、行き過ぎです。戻る。
2015年11月03日 08:51撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:51
●魚尾峠とローソク岩の分岐(ローソク岩へは取付同様、右手を登る)まで来たら、行き過ぎです。戻る。
●数分で小さい四角い消火栓あり。
2015年11月03日 08:57撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 8:57
●数分で小さい四角い消火栓あり。
●更に岩を巻くように登ると数分でドラム缶サイズの消火栓。ここが取付。
2015年11月03日 09:00撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 9:00
●更に岩を巻くように登ると数分でドラム缶サイズの消火栓。ここが取付。
●1ピッチ目。
2015年11月03日 09:00撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 9:00
●1ピッチ目。
●3ピッチ目を撮るKYP。
2015年11月03日 10:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 10:40
●3ピッチ目を撮るKYP。
●3ピッチ目。ルートの核心。
2015年11月03日 11:10撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 11:10
●3ピッチ目。ルートの核心。
●2ピッチ目終了点から西岳方向を眺めて。
2015年11月03日 11:10撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 11:10
●2ピッチ目終了点から西岳方向を眺めて。
●4ピッチ目。
2015年11月03日 11:38撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 11:38
●4ピッチ目。
2015年11月03日 12:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 12:35
●中央稜終了点からの景色。
2015年11月03日 12:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
11/3 12:35
●中央稜終了点からの景色。
●西岳頂上へは10分ほど。
2015年11月03日 13:43撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 13:43
●西岳頂上へは10分ほど。
2015年11月03日 13:47撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 13:47
●西岳頂上。
2015年11月03日 13:50撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
11/3 13:50
●西岳頂上。
●一般登山道を下山。上級者コースとの分岐。
2015年11月03日 14:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 14:27
●一般登山道を下山。上級者コースとの分岐。
●上級者コースとの分岐にある注意書き。
2015年11月03日 14:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
11/3 14:26
●上級者コースとの分岐にある注意書き。
●無事下山。
2015年11月03日 14:37撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
11/3 14:37
●無事下山。
2015年11月03日 08:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 8:51
2015年11月03日 08:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 8:51
2015年11月03日 08:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 8:51
2015年11月03日 08:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 8:57
2015年11月03日 08:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 8:57
2015年11月03日 08:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 8:59
2015年11月03日 09:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:00
2015年11月03日 09:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:01
2015年11月03日 09:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:03
2015年11月03日 09:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:04
2015年11月03日 09:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:10
2015年11月03日 09:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:14
2015年11月03日 09:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:15
2015年11月03日 09:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:17
2015年11月03日 09:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:18
2015年11月03日 09:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:20
2015年11月03日 09:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 9:57
2015年11月03日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 10:26
2015年11月03日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 10:26
2015年11月03日 10:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 10:29
2015年11月03日 10:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 10:34
2015年11月03日 10:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 10:34
2015年11月03日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 11:00
2015年11月03日 11:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 11:44
2015年11月03日 11:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 11:47
2015年11月03日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 11:48
2015年11月03日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 11:48
2015年11月03日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 11:48
2015年11月03日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 12:10
2015年11月03日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 12:10
2015年11月03日 12:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 12:27
2015年11月03日 14:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 14:29
2015年11月03日 14:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
11/3 14:29

感想

Kenzoさんと二子山中央稜へ。
10月に一度企画が上がったのですが、スズメバチが多いという情報があったため断念。
今回はリベンジ。

「連れて行ってもらう山行」を脱出するための全員初見エリアのCL。
他の方の記録やブログ(岩の写真がありがたかった!)、沢山参考にさせてもらいました。

●アプローチ
駐車場から取付まで40分程度という近さ。
祠エリアを過ぎてから右の斜面に入る踏跡が若干分かりにくいですが(1度通り過ぎた)、ローソク岩の分岐標識で行き過ぎたことが分かります。

●中央稜登攀
今回、核心の3ピッチ目にカムが必要だった為、KYPに奇数ピッチをお願いしました。
先行パーティーが1組(2人)いたので、その方々が2ピッチ目に出ていくのを待ってam10:05に登攀開始。

・1ピッチ目(III〜IV+/30m)kenzoリード
フェース。ピッチ後半に、右手のフレーク状の岩を頼りに岩を抱くようにして右に回り込み、右上のバンドに乗り込む箇所あり。
私としては、スラブよりこちらのほうが怖い。身体の下に何もないという宙に浮いている状態が何とも。

・2ピッチ目(V−/30m)yachimayuリード
オリジナルルート(IV+)ではなく左カンテを登るルートへ。
出だしに1つ、カンテ上に見える限りで2つハンガーボルトあり。
スラブ状のカンテを抜けた先は、そのまま左上すると手がなく行き詰まるというレポートがあったので、何もなさそうだが右手を探ると遠くにガバあり。
右から回り込み少し上がると、軽くハングした岩の下を左へトラバースできる。
その先がピッチの終了点。
終了点は、ハンガーボルトで2ケ所あり。

・3ピッチ目(V+/40m)kenzoリード
凹部直登が本ルートの核心。
クラックは足が滑り難儀するが、下部は左手にジムのホールドのように持ちやすいものがあったりする。ハンガーボルトやハーケンもある。上部は次のホールドまでが遠い。カム必要。
KYPがA0用スリングを付けてくれてたので、それを使って突破。感謝ですー!
3ピッチ目終了点は大テラス。灌木があるが、確かにソロテントも張れそうな広さ。
支点はないので、木でセルフをとってビレイ。

・4ピッチ目(IV+/30m)yachimayuリード
右手から回り込んでバンドに登り、左へトラバース。小ハングを乗っ越せば、ほぼ終了。大きく周りこむため、ロープの流れに注意。
終了点は広目のテラス。目の前の壁に支点あり。

・5ピッチ目(V−/45m)kenzoリード
右側から3m程上のバンドに上がる。
KYPは、上がってすぐ直登と数m先の斜めに走るクラックで迷っている模様。クラック沿いにルートをとった。
クラックを抜けてから、右に移動し、浮石のように見える岩3つの上に支点あり。

・6ピッチ目(III〜IV/30m)yachimayuリード
あちこちにボルトやリングがあったため、5ピッチ目終了点から数m上がったバンドからのルートに迷う。
右側の垂直フェース壁に引上用の支点があり、そのまま真上にハンガーボルトもあるが、これはさすがにないだろうと判断。
垂直壁の左隣にわずかな凹角があり、ハーケンがいくつか見えたのでそちらを行く・・・が、けっこう辛い?!
もたもたしていたら、KYPより、
「III級ならそんなに辛いはずがないから。厳しいなら間違ってるんじゃない?」との声。
可能な限り体を岩から離し見回すと、さらに左奥に階段状のゆるやかな壁がありそうな気配。
2ピン分クライムダウンし、左奥を進むと階段状のリッジあった。こっちだった模様。

・7ピッチ目(II/30m?)yachimayuリード
ほとんど一般登山道と変わらない感じだが、終了点が懸垂支点1つしかなく、木がない状況だったので、支点の作り方・セカンド引上方法に戸惑った。
浮石小石も多いため、ロープを固定し、KYPにロープを回収しながら登ってもらった。

●中央稜終了点〜西岳山頂〜下山
西岳山頂までは岩場歩きで、所々に鎖あり。
一般登山道(一般コース)は、中央稜終了点と西岳の間のコルに詰め上げるようだ。下山はここから。
下山は一般道でなんと30分。落ち葉がつもっているので滑らないよう注意が必要。

<反省点・学んだこと>
・カラビナがテコとなってしまう状態のハーケンへのヌンチャクのかけ方。
・特に屈曲する際は落ちた場合を想定し、ロープの流れに注意。
・課題:登攀力はもちろんのこと、とにかくルーファイ。あとは終了点の状況判断。これは本当に場数だと思う。
・2ピッチ目以降は陽が当たり寒くはなかった。
長袖+Tシャツ+フリースでOK。岩場までと下山はフリース不要。

<感想>
ほぼほぼゲレンデ化しているとのことだが、ゲレンデ岩トレ以外の荷物を背負ってのマルチ。課題も沢山見えたけれど、自身が思っていた以上に嬉しかった。
3ピッチ目を自力でリード出来れば、初級者同士の良い練習になると思う。
今度は奇数ピッチを登れるようになって、また来たい。

今回体調が万全でない中、付き合ってくれたKYP(しかも物足りない)、本当にありがとうございました!

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