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Yamareco

記録ID: 7582733
全員に公開
トレイルラン
奥多摩・高尾

【山ラン】天祖山から長沢背稜に入り、奥多摩最深部のヘリポート、酉谷山、天目山、蕎麦粒山を巡ってきたよ【トレラン】

2024年05月05日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
10:19
距離
35.6km
登り
2,371m
下り
2,647m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:27
休憩
0:52
合計
10:19
距離 35.6km 登り 2,371m 下り 2,647m
8:03
4
8:07
8
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8:43
1
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8:45
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9:30
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26
10:35
12
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10:48
5
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10:57
10
11:07
15
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3
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3
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5
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10
18:05
17
18:22
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
奥多摩駅発東日原行きの始発6:31は間に合わないので、7:31のバスを狙っていくのだけど、GW中ということもあって、列の前のほうに並ばないと座れないかも、という懸念はみなさん共有してるので、奥多摩名物の電車到着→階段ラッシュが繰り広げられた結果、間違いなく座れるポジションを確保できてホッとしたのも束の間、さすが西東京バスさん、わかってらっしゃる。川乗橋行きの臨時増発便を出してくれたことで、川苔山行きの人たちと、東日原行きの人たちがちょうど半分ずつくらいに分かれ、ほとんどの人が座ることができたのでした。ありがとうありがとう♪
奥多摩駅発東日原行きの始発6:31は間に合わないので、7:31のバスを狙っていくのだけど、GW中ということもあって、列の前のほうに並ばないと座れないかも、という懸念はみなさん共有してるので、奥多摩名物の電車到着→階段ラッシュが繰り広げられた結果、間違いなく座れるポジションを確保できてホッとしたのも束の間、さすが西東京バスさん、わかってらっしゃる。川乗橋行きの臨時増発便を出してくれたことで、川苔山行きの人たちと、東日原行きの人たちがちょうど半分ずつくらいに分かれ、ほとんどの人が座ることができたのでした。ありがとうありがとう♪
東日原バス停に8時前に到着。さあ行くぞ!
東日原バス停に8時前に到着。さあ行くぞ!
小川谷橋を渡って道なりに行くと日原鍾乳洞。自分はこれから天祖山に挑むので、左に折れる。
小川谷橋を渡って道なりに行くと日原鍾乳洞。自分はこれから天祖山に挑むので、左に折れる。
八丁橋のたもとに道標が。気持ちが昂ってくる。
八丁橋のたもとに道標が。気持ちが昂ってくる。
日原林道で雲取山を目指す人は真っ直ぐ。自分は脇の登山口から天祖山を目指す。
日原林道で雲取山を目指す人は真っ直ぐ。自分は脇の登山口から天祖山を目指す。
いきなりの激坂!
いきなりの激坂!
まだ体力ありあまってるからグイグイ登る。
まだ体力ありあまってるからグイグイ登る。
が、基本この傾斜がずっと続くのよ。
が、基本この傾斜がずっと続くのよ。
登ってる感、出てる?
登ってる感、出てる?
これ、なんやろ。
これ、なんやろ。
廃墟と化した大日神社。
廃墟と化した大日神社。
やっと傾斜が緩くなってきた。
やっと傾斜が緩くなってきた。
本日のいでたち。首にサンマスクを巻いているのは、前回の丹沢で首に根っこから肩口にかけて日焼けし、皮がむけたから。防寒用にアームスリーブも持参したが不要だった。ハーフカットのグローブはてのひら保護のために必須なんだけど、ハンズオングリップのメリノウールタイプではさすがに暑くなってきた(涼しい時はこれ1枚でけっこう防寒効果があっておすすめなのだけど)。夏用にもっと薄手で通気性のいいやつはないかな?
本日のいでたち。首にサンマスクを巻いているのは、前回の丹沢で首に根っこから肩口にかけて日焼けし、皮がむけたから。防寒用にアームスリーブも持参したが不要だった。ハーフカットのグローブはてのひら保護のために必須なんだけど、ハンズオングリップのメリノウールタイプではさすがに暑くなってきた(涼しい時はこれ1枚でけっこう防寒効果があっておすすめなのだけど)。夏用にもっと薄手で通気性のいいやつはないかな?
ふたたび登り出す前に、本日最初の休憩。おにぎり2個、アミノバイタルプロ、塩熱サプリ。
ふたたび登り出す前に、本日最初の休憩。おにぎり2個、アミノバイタルプロ、塩熱サプリ。
本日デビューのホカ・スピードゴート5。信頼のスピードゴートシリーズらしく、グリップ力もクッション性も足へのフィット感もすばらしい。唯一気になっていたのは、アッパーの素材が4から5で変わって、だいぶ薄くなったので、木の根や石でつまずいたり、小枝が刺さったりして破れないかなという点だったのだけど(最初の頃に履いてたモントレイルの入門シューズは、アウトソールが削れる前に、アッパーに穴が開いてダメになってた)、とりあえず1日走ってみて何も問題はなかった。むしろ、ロード用のクリフトンと並ぶか、それ以上のクッション性で、最後の10キロ近いロードの下りが走りやすくてとても助けられた。
本日デビューのホカ・スピードゴート5。信頼のスピードゴートシリーズらしく、グリップ力もクッション性も足へのフィット感もすばらしい。唯一気になっていたのは、アッパーの素材が4から5で変わって、だいぶ薄くなったので、木の根や石でつまずいたり、小枝が刺さったりして破れないかなという点だったのだけど(最初の頃に履いてたモントレイルの入門シューズは、アウトソールが削れる前に、アッパーに穴が開いてダメになってた)、とりあえず1日走ってみて何も問題はなかった。むしろ、ロード用のクリフトンと並ぶか、それ以上のクッション性で、最後の10キロ近いロードの下りが走りやすくてとても助けられた。
まだまだ登る。
開けてきた?
細い縄で結界が張ってあるのを潜るとその先には……
細い縄で結界が張ってあるのを潜るとその先には……
天祖神社⛩️ 旅の安全をお願いしました。👏👏
天祖神社⛩️ 旅の安全をお願いしました。👏👏
山頂標識はあっけないが、実は本日最高峰の天祖山。標高1723m。
山頂標識はあっけないが、実は本日最高峰の天祖山。標高1723m。
次に行く前に軽く休憩。マグオンレモン、スポーツようかんカカオ、塩熱サプリ。
次に行く前に軽く休憩。マグオンレモン、スポーツようかんカカオ、塩熱サプリ。
次は長沢背稜だ!
次は長沢背稜だ!
その前に、いくつかピークを越えてゆく。こちらはナギ谷ノ頭。標高1671m。
その前に、いくつかピークを越えてゆく。こちらはナギ谷ノ頭。標高1671m。
撮り忘れてたけど、天祖山ルートではピンクと赤と白テープが命綱です。広い斜面をひたすら登るので、これがないと、すぐにコースロストする。ただ、全然目立たないので目を凝らして進む必要あり。
撮り忘れてたけど、天祖山ルートではピンクと赤と白テープが命綱です。広い斜面をひたすら登るので、これがないと、すぐにコースロストする。ただ、全然目立たないので目を凝らして進む必要あり。
いったん数百m分は降ろされる。
いったん数百m分は降ろされる。
そしてまた登る。
そしてまた登る。
控えめすぎて見逃しそう。梯子坂ノ頭。1662m。
控えめすぎて見逃しそう。梯子坂ノ頭。1662m。
あの山々に行くんだぜ。
あの山々に行くんだぜ。
右に行くと酉谷山行きの長沢背稜に出るんだけど、せっかくなので水松山のピークを踏んでいくことに。その場合は左に行く。
右に行くと酉谷山行きの長沢背稜に出るんだけど、せっかくなので水松山のピークを踏んでいくことに。その場合は左に行く。
あっけなく着いた?
あっけなく着いた?
と思ったら、もう少し先っぽい。
と思ったら、もう少し先っぽい。
あった。水松(アララギ)山。標高1699m。
あった。水松(アララギ)山。標高1699m。
隣のコブに移って長沢背稜に復帰。
隣のコブに移って長沢背稜に復帰。
さあ、本日のメインイベント、長沢背稜のスタートです。
さあ、本日のメインイベント、長沢背稜のスタートです。
すぐに目の前が開けたと思ったら……
すぐに目の前が開けたと思ったら……
滝谷ノ峰ヘリポートでした。はじめて来た!
滝谷ノ峰ヘリポートでした。はじめて来た!
ほぼフラットなシングルトラック。ちょうどお昼過ぎにこのあたりを通過したのだけど、10組以上のランナーさん、ハイスピードハイカーさんたちと立て続けにすれ違う。あの勢いだと、もしかして雲取山まで行く??? でもそれが可能だと思わせるくらい、長沢背稜は走りやすいんだよね♪(自分には絶対無理だけど😎)
ほぼフラットなシングルトラック。ちょうどお昼過ぎにこのあたりを通過したのだけど、10組以上のランナーさん、ハイスピードハイカーさんたちと立て続けにすれ違う。あの勢いだと、もしかして雲取山まで行く??? でもそれが可能だと思わせるくらい、長沢背稜は走りやすいんだよね♪(自分には絶対無理だけど😎)
気持ちいい〜♪
長沢背稜は基本すべてまき道なので、山頂を目指すならいったんルートを外れなくちゃいけない。まき道がなくて細かいアップダウンを全部登らされる丹沢あたりとは全然印象が違う。が、酉谷山は行くでしょ!
長沢背稜は基本すべてまき道なので、山頂を目指すならいったんルートを外れなくちゃいけない。まき道がなくて細かいアップダウンを全部登らされる丹沢あたりとは全然印象が違う。が、酉谷山は行くでしょ!
酉谷山への登り。
酉谷山への登り。
着いた。酉谷山。標高1718.3m。
着いた。酉谷山。標高1718.3m。
酉谷山頂から富士山も見えた。ヤッホー!
酉谷山頂から富士山も見えた。ヤッホー!
すぐ下に酉谷山避難小屋に水場があるので、休憩はそちらでとることに。
すぐ下に酉谷山避難小屋に水場があるので、休憩はそちらでとることに。
屋根が見える。
小屋の前に水場。
小屋の前に水場。
念のためカタダインの浄水器ビーフリーで冷たい水をゲット。
念のためカタダインの浄水器ビーフリーで冷たい水をゲット。
冷たい水を飲みながら、本日3回目の休憩。エネもち、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、アミノバイタルプロ。
冷たい水を飲みながら、本日3回目の休憩。エネもち、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、アミノバイタルプロ。
シングルトラックをひたすら前に。
シングルトラックをひたすら前に。
時折木の橋をはさみつつ。
時折木の橋をはさみつつ。
ご褒美トレイルだらけで気分爽快!
ご褒美トレイルだらけで気分爽快!
一杯水方面を目指すが、天目山(三ツドッケ)から避難小屋には寄らずに直接蕎麦粒山に行くつもり。
一杯水方面を目指すが、天目山(三ツドッケ)から避難小屋には寄らずに直接蕎麦粒山に行くつもり。
天目山(三ツドッケ)山頂への分岐。もちろんピーク踏んで行きます。
天目山(三ツドッケ)山頂への分岐。もちろんピーク踏んで行きます。
登れ登れ。
生い茂る低木の枝を掻き分ければ……
生い茂る低木の枝を掻き分ければ……
視界が一気に広がった!
視界が一気に広がった!
天目山。標高1576m。
天目山。標高1576m。
いい眺め!
ずっと眺めてたい。
ずっと眺めてたい。
本日4回目の休憩。スポーツようかんカカオ、アミノバイタルプロ、塩熱サプリ。
本日4回目の休憩。スポーツようかんカカオ、アミノバイタルプロ、塩熱サプリ。
でも帰りの時間が迫ってるので、休憩もそこそこに切り上げて先を急ぐ。
でも帰りの時間が迫ってるので、休憩もそこそこに切り上げて先を急ぐ。
長沢背稜に復帰するまでの短い区間は尾根筋をゆく。
長沢背稜に復帰するまでの短い区間は尾根筋をゆく。
避難小屋(右)には行かず、直進する。
避難小屋(右)には行かず、直進する。
本日のラスボス予定の蕎麦粒山へ。
本日のラスボス予定の蕎麦粒山へ。
蕎麦粒山への登り。
蕎麦粒山への登り。
最後の岩場。
着いた!
蕎麦粒山。標高1472m。
蕎麦粒山。標高1472m。
日向沢ノ峰へと続く道。ここを駆け降りると気持ちいいのは知ってるんだけど、時間がなあ〜と思ってたら、ガチランナーさんが休憩もとらずに颯爽と下っていった。あの人はやっぱり雲取山から降りてきたのかな〜、すごいな〜と子どものような感想しか出てこない。
日向沢ノ峰へと続く道。ここを駆け降りると気持ちいいのは知ってるんだけど、時間がなあ〜と思ってたら、ガチランナーさんが休憩もとらずに颯爽と下っていった。あの人はやっぱり雲取山から降りてきたのかな〜、すごいな〜と子どものような感想しか出てこない。
自分の脚力だといまから日向沢ノ峰に向かえば、どこに降りるにしろ、暗くなる前にたどり着くのはきっと無理と諦め、党書記予定通り、ここから川乗橋バス停に降りることにした。蕎麦粒山からの長い下りに備えて最後のエネルギー補給。マグオンレモン、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、アミノプロテイン。
自分の脚力だといまから日向沢ノ峰に向かえば、どこに降りるにしろ、暗くなる前にたどり着くのはきっと無理と諦め、党書記予定通り、ここから川乗橋バス停に降りることにした。蕎麦粒山からの長い下りに備えて最後のエネルギー補給。マグオンレモン、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、アミノプロテイン。
さあ、あとは下るだけ!
さあ、あとは下るだけ!
これが例の脅し文句。川乗橋バス停に直接下りる鳥屋戸尾根のところに「死亡事故多発」の文字が見える。で、YAMAPの計画とは違うけど、自分の頭では最初からそのつもりだった「踊平まき道」から川乗林道に下りるルートを選んだわけさ。
これが例の脅し文句。川乗橋バス停に直接下りる鳥屋戸尾根のところに「死亡事故多発」の文字が見える。で、YAMAPの計画とは違うけど、自分の頭では最初からそのつもりだった「踊平まき道」から川乗林道に下りるルートを選んだわけさ。
そしたら、いきなりの枯葉地獄で、あれ?もしかしてほとんど人が通ってない???と最初の不信感が芽生えた。
そしたら、いきなりの枯葉地獄で、あれ?もしかしてほとんど人が通ってない???と最初の不信感が芽生えた。
傾斜はそれなりに急だけど、下りだから気持ちはラク。
傾斜はそれなりに急だけど、下りだから気持ちはラク。
二股の分かれ道に出た。『山と高原地図』によれば片方は林道へとつながるはず。
二股の分かれ道に出た。『山と高原地図』によれば片方は林道へとつながるはず。
と思ってよく見ると、手前に小さく「桂谷林道」は右とある。林道の名前が違うのが気になるが、あとで調べたら、川乗林道との合流地点の地名らしく、たしかにこれで正しいのだった。
と思ってよく見ると、手前に小さく「桂谷林道」は右とある。林道の名前が違うのが気になるが、あとで調べたら、川乗林道との合流地点の地名らしく、たしかにこれで正しいのだった。
あんまり人が通ってないないっぽいので、ちょっと気になるよね。
あんまり人が通ってないないっぽいので、ちょっと気になるよね。
でもまあ、地図が示すコース通りに降りていったわけですよ。
でもまあ、地図が示すコース通りに降りていったわけですよ。
そのどん詰まりがこれ。写真だと全然高度感ないけど、それなりに落差があるのに、降りられるような階段もない。マジここ下りるの???となってあたりを見回すが、下りられそうなところはなかった。わかりにくいけど茶色い土のところに足を置くと、ポロポロ崩れ落ちて体ごと持っていかれる。左手に見えてる木の根っこにしがみついて、なんとかコンクリート壁のてっぺんまで下りるが、上から見るとけっこう高い。どうしよう、登り返そうかと思っても、土で滑って登れない。進退極まって、えいままよ、と飛び降りようとしたら、足元の土ごと滑り落ちた。
そのどん詰まりがこれ。写真だと全然高度感ないけど、それなりに落差があるのに、降りられるような階段もない。マジここ下りるの???となってあたりを見回すが、下りられそうなところはなかった。わかりにくいけど茶色い土のところに足を置くと、ポロポロ崩れ落ちて体ごと持っていかれる。左手に見えてる木の根っこにしがみついて、なんとかコンクリート壁のてっぺんまで下りるが、上から見るとけっこう高い。どうしよう、登り返そうかと思っても、土で滑って登れない。進退極まって、えいままよ、と飛び降りようとしたら、足元の土ごと滑り落ちた。
下から見た図。まあ、冷静になってみれば、ケガをするほどの高さではないんだけど、意に反してずり落ちるとやっぱり怖いよね。足元のあたりに落ちた石ころや土がかなり広範囲に散乱してて、ほかにもしかたなく飛び降りた人がいたと推察される。ふだん何気なく使ってる登山口の階段のありがたみが沁みた。いつもお世話になってます!
下から見た図。まあ、冷静になってみれば、ケガをするほどの高さではないんだけど、意に反してずり落ちるとやっぱり怖いよね。足元のあたりに落ちた石ころや土がかなり広範囲に散乱してて、ほかにもしかたなく飛び降りた人がいたと推察される。ふだん何気なく使ってる登山口の階段のありがたみが沁みた。いつもお世話になってます!
とまあ、大騒ぎしたけども、林道に降りてしまえば、あとはひたすら下るだけなので、気持ちを切り替えていきましょう。
とまあ、大騒ぎしたけども、林道に降りてしまえば、あとはひたすら下るだけなので、気持ちを切り替えていきましょう。
すぐに舗装路になる。けっこう長い道のりで、川乗橋までと奥多摩駅までを合わせると10キロくらいは走ったんじゃないかと思う。基本ゆるやかな下りだから、推進力をもらいながら、ずっと走り通すことができた。
すぐに舗装路になる。けっこう長い道のりで、川乗橋までと奥多摩駅までを合わせると10キロくらいは走ったんじゃないかと思う。基本ゆるやかな下りだから、推進力をもらいながら、ずっと走り通すことができた。
百尋ノ滝は見たことがないけど、林道の途中にあった滝。
百尋ノ滝は見たことがないけど、林道の途中にあった滝。
なかなかの高度感。
なかなかの高度感。
川苔山への登山口を通過。このあたりで追いすがるハイカーさんを振り切る。
川苔山への登山口を通過。このあたりで追いすがるハイカーさんを振り切る。
ひたすらリズミカルに駆け降りる。
ひたすらリズミカルに駆け降りる。
バス停が見えた?
バス停が見えた?
バスの時間を確認すると、数分前の通過したばかり。そんな予感はしてたが、迷わずこのまま走って奥多摩駅を目指すことに。東日原からだとかなり長いトンネルがあるので、さすがに走って帰るのは躊躇するけど、ここから奥多摩駅は4キロもないくらいだから、走って帰るぼは想定内だった。
バスの時間を確認すると、数分前の通過したばかり。そんな予感はしてたが、迷わずこのまま走って奥多摩駅を目指すことに。東日原からだとかなり長いトンネルがあるので、さすがに走って帰るのは躊躇するけど、ここから奥多摩駅は4キロもないくらいだから、走って帰るぼは想定内だった。
日原川を渡る。
釣り堀?
途中でバスルートから外れて川沿いの道へ。
途中でバスルートから外れて川沿いの道へ。
日原川の眺め。
無事奥多摩駅へ到着。次の電車まで時間があったので、トイレで上だけ着替えて河辺温泉梅の湯♨️を目指す。おつかれさん!
無事奥多摩駅へ到着。次の電車まで時間があったので、トイレで上だけ着替えて河辺温泉梅の湯♨️を目指す。おつかれさん!

感想

東日原バス停→小川谷橋→大日神社跡→天祖山→ナギ谷ノ頭→梯子坂ノ頭→水松山→長沢背稜→酉谷山→天目山(三ツドッケ)→蕎麦粒山→川乗林道→川乗橋バス停→奥多摩駅(→河辺温泉梅の湯♨️)。SUUNTO計測の距離は40.38km。

長沢背稜の北のほう、酉谷山から水松山(アララギヤマって読める???)までのヘリポートが含まれる区間は、バス利用&脚力不足の自分はかなり気合いを入れないと行けない奥多摩最深部なんだけど、西丹沢〜表丹沢が行けたなら行けないはずはないと、思い切って行ってみた。結果的には、行けたどころかトータル40キロオーバーというオマケまでついてきた。どれだけドMなんだよと、我ながら笑うしかない😎

なかなか踏ん切りがつかなかったのは、東日原から天目山→酉谷山→水松山と回って天祖山経由で東日原に戻ってくるルートだと、帰りのバスが心許ない(本数が少ない&間に合う?)からで、かといって逆向きに天祖山から水松山→酉谷山→天目山ときて、蕎麦粒山まで足を延ばすと、いざとなったら川乗橋バス停から奥多摩駅まで走って帰ることはできそうだけど、最初の天祖山の登りがかなりキツそう(一度だけ降りたときに急坂の連続で膝が笑ってしまって苦労した記憶が鮮明に残ってるので、あの道を登るの???と怖気づいてしまうのだ)。

結論からいうと、天祖山の登りは地獄でした。手を使わなければ登れない急坂は出だしのところだけなんだけど、そこからは勾配のキツい登りが休みなく続く。平なところでひと息つくことすら許されず、標高差1200mを一気に登る。早くもふくらはぎが悲鳴をあげ、やっぱりルート選択を誤ったかなあという後悔が頭をよぎるが、天祖山さえクリアしてしまえば、長沢背稜はほぼフラットなシングルトラックが延々と続く気持ちのいいまき道で、脚力のない自分でも走ったり歩いたりしながらトレランを満喫できた。

そんなわけで蕎麦粒山までは順調に辿り着いたのだけど、時間的に川苔山まで行くと明るいうちに降りれるか心配だった(という自分のすぐ脇を勇躍、日向沢ノ峰に駆け降りてゆくランナーさんがいて、惚れ惚れしました)ので、計画通り、川乗橋バス停に直接降りることにした。ところが、YAMAPの地図にあった鳥屋戸尾根への分岐点には「悪路につき通行注意。死亡事故多発」というおどろおどろしい注意書きが。参ったなあ、死にたくないなあと「山と高原地図」アプリを見てたら、あれ?俺が行くつもりだったのは、そもそも鳥屋戸尾根じゃなくて、川乗林道に降りるコースじゃん!ということに気づき、「踊平まき道」というあまり歩かれてなさそうな道を恐る恐る降りていく。

途中二股に分かれるところに小さく「林道こっち」とあったので、これで問題なく降りれそうだと安心して降りていったのだけど、地図で林道に合流するはずの地点まで来て驚いた。たしかにすぐ下に林道がぐるりと湾曲して取り囲んでいるのだけど、どう見ても、降りるところがない。いくらか登り返して見てみたが、登り返した分、余計に林道との落差が大きくなって、崖を滑り落ちないと行けなさそうだ。なんだよこの地図、間違ってるじゃねえかと文句を言っても始まらない(すみません、自分が持ってたのは2018年版の奥多摩地図なので、いまは直ってるかもしれません!)ので、しばらく逡巡したのち、一番落差の小さそうな突端部から無理やり飛び降りることにした。

ところが、コンクリート壁のところまで降りるのもひと苦労で、足元の斜面の土がポロポロと剥がれ落ち、滑ってしまう。木の根っこにぶら下りながら、なんとか壁の上まで行き、最後はえいやで飛び降りた、というか石ころといっしょに滑落したといったほうが実態に近い。降りてみれば、それほど落差はないことがわかるんだけど(写真でご確認ください)、上から見たときはけっこう怖くて必死でした。同じ場所に、崩れ落ちた土と石ころが散乱してたので、たぶん、同じようにここから飛び降りた人、いるんじゃないかなあ。登山道整備のありがたみを改めて噛み締めました。

林道に出てしまえば、あとはずっとゆるやかな下りなので、ほぼノンストップで川乗橋バス停まで駆け降りた。途中で抜いたハイカーさんが、急に走って追いかけてきたのにはビックリしたけど、長い下りのロードで振り切りました😎 17:49にバス停まで来てみると、なんと17:42にバスが出たばかりで、次の最終便は1時間以上あとだという。こりゃこのまま駆け降りるしかないっしょ、というわけでさらに数キロ延長して、奥多摩駅まで走って戻ってきましたとさ。さすがにくたびれました💦

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