槍〜北穂高

コースタイム
6:11上高地-8:22横尾-10:39大曲-11:25天狗原分岐-12:24天狗池-12:51天狗原分岐-14:01坊主岩屋下-15:26槍ヶ岳分岐-15:36槍ヶ山荘
8月7日
5:30槍ヶ岳山荘-5:54槍頂上6:24-6:45槍ヶ岳山荘
7:49槍ヶ岳山荘-8:46中岳-9:58南岳-12:10A沢のコル-13:29北穂高山荘
8月8日
7:10北穂高山荘(渋滞)-9:10涸沢ヒュッテ(渋滞)-10:54横尾11:34-13:42上高地
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今回、本当は別ルートで北アの下見をするつもりだった(観光で上高地までしか来たことがなかったので)。
しかし、予報によるとしばらく天気はよさそうで、本番を予定している日に雨だったりして行けなくなったらきっと後悔するだろうと思い、横尾までグダグダ悩みつつも今年の目標である槍穂ルートに変更した。
8月6日(金)
とにかく暑い・・・。アルプスって涼しいイメージだったのに。
でも、開けた所では高い山並や雪渓が見え出し、気分が盛り上がってくる。アルプスだぁ〜♪
天狗原分岐まで着き、雪渓をスタスタ渡って来る人を見ながらちょっと休憩。次はあっちか。
すぐ隣に咲く花を撮りつつ、時間的にも問題なさそうで、楽しくて少し浮かれていたのだと思う。分岐点にはしっかり方向が書いてあったのに、人の見えた雪渓のある天狗方面へ行ってしまった・・・。
だって・・・、雪渓歩きしたかったんだもんっっ!(言い訳(笑)
池に到着すると、団体さまがいる・・・。ゆっくり出来ないし、やめ、もどろう。
振り返るとお槍さまが綺麗に見える。撮っていると、「水、少なかったね」と話しかけられる。
そうか、奥に池があるんだよね。見てないや。
「ここからの槍が綺麗で、ポスターにもなってるのよ」なんとなく見覚えのある構図だと思ったら、そういうことか。確かに綺麗。ますます撮りまくる。
だいぶんと時間をロスし、正規ルートに戻る。
途中、パラパラと小雨に降られたが、すぐに止む。
最後の分岐からコースタイムで40分の所が1時間もかかってしまい、ますます疲れを感じてしまった。
今、振り返ってみても、この1時間が今回で一番きつかったように思う。
お槍さまは明日のお楽しみとする。
8月7日(土)
朝。ガスガスだけどお槍さまに登ってしまおう。
多少渋滞はあるものの、順調に登れたと思う。さすがに垂直的な高度感はあるが足がかり、手がかりはあるし、梯子もしっかりしていて恐怖感はない。
頂上到着。
お〜〜360度の雲海!!
お〜〜ブロッケン!!久々だ。
お〜〜富士山!!
お〜〜八ヶ岳!!
お〜〜!!・・・ずっと続く・・・。
さあ、ごはん。今日も食欲は無いけど、前回八ヶ岳でシャリバテと思われる経験をしているので、無理してでも食べないと。
ごはんを頑張って食べて元気に出発!!
今日は大キレットの日、がんばるぞ!!
歩いていると、なんだかバッチリ綺麗に見える山並みが!!笠ヶ岳だと教えていただく。
中岳に到着。景色が綺麗なので、みんな立ち止まって、休憩やら写真タイムになっている。もちろん私も。
さっき、笠ヶ岳だと教えてくれた方も少し先で振り返り、槍を見つめている。
この男性、実はちょっと前から、私が密かにつかず離れずストーカー(笑)していた方だった。
私はそろそろ出発しようかと思っているのだけど、まだ見つめている。
このままでは私が先になってしまうではないか。まあいいのだけど・・・。
どうしようかな?通りすがりにちらっとお顔を窺うと、なかなか優しそうなおじさまだ!よし決めた、声をかけてみよう。
「どちらまでですか?」「北穂か奥穂まで」おんなじじゃぁありませんか!!
おじさまの方がちょっと早そうだけど、頑張って後をついて行けたら、無事にキレットも越えられるだろう。
少しお話しながら先に進む。思った通りの素敵なおじさまだ。ストーカー決定(爆!!)。
「あの〜・・・。後、ついて行っていいですか?」「いいですよ」。
おおっ!!ストーカーから同行者に昇格!!やったね!!
おじさまにはどちらも迷惑な事なのでしょうが、よろしくお願いします。
南岳小屋で休憩と栄養補給。そして、大キレットのはじまり〜。
まずは垂直な梯子から。
でも、なんだか言葉では伝わりにくいような・・・。
写真の方がわかりよすいような・・・。
切れてる所とか、高度感とか・・・。
飛騨泣きの辺りは、本当に高度感があったり、緊張する場面も多かったけれど、
「みなさん、クリアーしているわけだから、我々も。」の、おじさまのお言葉通り、進むしかないわけだし。
私はチビで手足とも短いので、数か所手が届かなったり、足がかからなかったりして苦労した所もあったが、
それ以外はわくわく、ドキドキで、とっても楽しく、超えられた。
後で思ったことだが、どうやら私は休憩(栄養、水分も?)の取り方が今一つのようだ。
よく一緒に行っている方の時もそうだが、今回もおじさまに付いて適度に休憩し、適度に水分補給して登ると、登っている時も、その後も、ずいぶんラクなような気がする。
槍(小屋)の登る最後の1時間、あんなに苦しかったのは休憩の仕方がマズかったのでは??と思ってしまうほどだ。
そういえば、気がつけば2時間ずっと歩いていたり・・・。4、5時間も水分だけしか取っていなかったりしてるような・・・。気が、する。
今後の課題かも・・・。
無事、北穂高小屋に着き、とりあえず、休憩。
そうしたら、絶景!!。だし、私にこのコースをお勧めしてくれた方は、
「北穂高小屋」がお勧め。と言っていたし、時間的には奥穂岳山荘まででもよかったけれど、
おじさまも、今日はここまででいい。と言うので、北穂泊に。
360度のパノラマで、今回も
お〜〜360度の絶景!!
お〜〜槍!!
お〜〜富士山!!
お〜〜八ヶ岳!!
お〜〜!!・・・夕方もずっと続く・・・。
そして、夜はお誘いを受けたグループの方にまじって、宴会!!
いつも通り、ほとんど飲めてないけれど・・・。
8月8日(日)
おじさまは、16:00の上高地のバスの予約がしてあるそうだが、私は、元々帰りの予約はしていなかったので、早めに下山しないといけない。
バスは予約が必要だし、日曜だし。
奥穂、前穂、岳沢、上高地ルート下山のおじさまに別れを告げ、私は最短ルートで下山することにした。ああ、同行したかった!!涙!!!
そのくせ、早く下りないといけないのに、朝も、また・・・
360度のパノラマで、
お〜〜360度の絶景!!
お〜〜槍!!。。。延々続く。。。と感動していたので、出発が遅れる。
本当にいい所。北穂。また来るよ。
南稜ルートはゴツゴツした岩場や、はしごや鎖もあり、それなりに楽しかったハズなのだが、写真は、ほとんどないうえに、前穂連峰ばかりだった・・・。
どんどん高度が下がってきて、見える角度が変わってきて、表情が変わるの所しかみていなかったのか?!
まあ、下山に少々焦っていたというのもあるが。
涸沢で、昨晩ごちそうになったグループの方達と、同じ部屋だった女性に追いつき、少々会話。席もなかったし、先を急ぎたかったので、先に出発。
どんどん進んで横尾まで着く。わっ。スゴイ人だ。でも、先が見えてやっと気分的に落ち着き、ゆっくり休憩。
せっかく持ってきたし、コーヒー沸かそう。
小屋でも思ったが、案外、沸かしている人って少ない。ちょっと毎回、視線を感じるのは気のせいか?
ココからの梓川歩きが長くてイヤだな〜。つまんない道だし・・・。
と、思いつつも、行くしかないから・・・。重い腰を上げる。
上高地に着くと・・・さらに・・・人ひと人ヒト人!!!!
うわっぁ〜〜!!
と、とにかく、バスの予約を・・・。
逃げるようにバスターミナルへ。
無事に予約し、それに合わせて無事松本からのバスも予約できた。
ふうぅ〜。
よかった。
無事、下山できて良かった・・・。
最後になりましたが、今回、おじさまには、大変お世話になりました。
私に合わせて、ゆっくりめ、後ろを振り返り、気にしつつ、歩いてくださった事と思います。ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
また、こんなにつまらない、かつ、長い文書に最後までお付き合いいただいた方にもお礼申し上げます。
満喫のようね
キレット私も行って見たいなぁ〜
北穂高小屋はホントお薦めみたいね。
今回、同室になった方も良かったって言ってた。
今までで一番いいって。
そこまで言われるといって見たいなぁ〜
はい、とってもよかった〜
ホントに北穂高小屋最高!!
あ、そうそう、その内ブログの方にも載せる予定だけど、
ごはんもおいしかったです。
また行きたいです。一緒に行けたらいいのにね
ほーちゃんもきっと気にいると思うよ
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