碓氷川水系 墓場尻川 (遡行適期の晩秋)


- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 813m
- 下り
- 821m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝の状況はyoshi629さん記載の通りです。 途中イノシシの死体が釜にありました(かなり大きい)。 下りは沢下降したルートになってます。尾根下降もしましたが一長一短です。滝の巻き下りに慣れてない場合は、尾根から降りた方がよいと思います(崖になっても懸垂しやすいです)。 |
写真
装備
個人装備 |
沢基本装備一式
|
---|---|
共同装備 |
ロープ(30m
20m
12m)
|
感想
墓場尻川 : 1級上〜2級下
きれいなナメが多い美渓。新緑の頃の美しい緑のトンネルの中を遡行するのも良いが、葉が落ちてきて明るくなる10月下旬〜11月上旬がベストシーズンではないだろうか。妙義の沢と同じように紅葉の頃が素晴らしい景観を見せる。関東圏では屈指の美渓だと思う。ちなみに下山の中山道にはヒルが出ます・・
難所となるのは3段12m滝と雄滝の巻き。
○3段12m滝
2,3段目がポイント。2段目は左壁ののっぺりとした1枚岩を登る。細かい凹凸に慎重に手足をかけていくことになるが、なかなか登り応えがある。5,6mほど登るが中間支点が取れないので緊張する。下は釜なので大きな怪我はしないと思うので、思い切りよくいくのも良いかも。3段目は2段目の終了点からバンドをたどり、滝に取り付いた後、水流の左側を登る。1歩がフリクション勝負となる。
ちなみに巻くことも出来ます。沢に戻るところは懸垂下降となるようです。ここを巻くと1級上だと思います。
○雄滝
右から巻くことになるが、水が染み出しており斜面はグズグズ。しかも岩の上にうっすら泥が乗っているところが多いので足元をしっかり確認する必要がある。気を付けないとハマる可能性がある。こういうところが苦手な人にはロープを出した方が良いだろう。
感想
今度が3回目となるがやはり良い沢だった。妙義の方もそうだが、この辺りの山域は紅葉の頃が本当に素晴らしい。
みんなでワイワイ遡行することが出来てとても楽しかった。「きれいだね」とか感動を共有し、協力し合って難所を突破して行くのは本当に楽しい。また、どこかに行きましょうね。
墓場尻沢、去年の夏に引き続き遡行しましたが変わらずいい沢でした。自分的には秋のこの時期の方が好みです。葉が夏に較べて落ちているのでとにかく明るい!両季節にいったyoshiさんも同意見のようです。緑の沢もよいですがナメは明るいのが似合うという事でしょうか。
この沢は美ナメが多く超が付くほどオススメですが、1級上としては最後の雄滝の巻きの悪さが難しく感じさせる要因となっている気がする。かなり大きく右を巻けば安全にいけるのだろうか。前回同様右を小さく巻いたが、今回はラバーだったので前回よりは安心感あった。・・・が、「葉っぱ+泥+外傾+岩が脆い」という悪い要素が重なり、結局悪いもんは悪いという事でした(笑) yoshiさん、リード感謝です。
あと、3段12m。これは2段目をリードさせてもらいいちおう成功。チャレンジしたい気はあったが、落ちると釜にドボンなのでこの季節はつらい。ただ「逆に考えるんだ。カマに浸かるだけだ。落ちてもケガしないさ」と考えたら楽になった(単純すぎ笑?)。かなり細かいがハイパーVが苔にもフリクションを発揮し、怖い思いはせずに登れた。ちょっと達成感(嬉)。
途中一瞬陽がさしたが、雄滝を終える頃はまた曇りに。途中で遡行打ち切り中山道へ。ここも紅葉きれいでよかったです。中山道の看板は味があってよいですね。
スタミナ弱の自分には結構クタクタになる遡行でしたが、皆でいろいろ話しながら沢のさまざまな要素を楽しめて、かなり楽しかったです。
gankoyaさん、bowさんはそろそろ沢じまいですかね。自分とyoshiさんはもうちょい丹沢で粘ってみます。
↓↓↓動画です↓↓↓
秋の墓場尻川、佳かったです。
以前から行きたかったんですが、縁起の悪い名前がネックで足が向きませんでした(笑)
この沢に2度目のstkさんと3度目のヨシさんからの誘いを受けて、大喜びで行ってきました。
沢はすばらしいナメの景色が連続していて、笑みは途切れず、静かな躍動感に包まれて遡行できます。聞いていた以上の美渓でした。
遡行中にいくつか現れるアクセントは全て人任せ、ロープ頼りで気楽を決め込んでいたのですが(笑)、雄滝の巻きでとうとうバチが当たって季節外れのセミになりました。
yoshi629さんとstkさんには今回もお世話になりました。
遡行後の中仙道、下降の沢も含めてとても楽しい一日でした。
僕らは今日が沢納めの予定です。
また来シーズン、沢でご一緒しましょう。
yoshiさんstkさんありがとうございました。
地元にいながらと言うか探求心がないというか
これほど素晴らしくきれいな沢に今まで行かなかったとは・・・でした。
谷川のスカッと青空の見える陽性の沢ではありませんがナメと紅葉そして落ち葉のたい積が絶妙のバランスで非常に印象に残りました。
秋の木漏れ日と樹幹からの青い空とは少々足りないところもありましたが、
それでも十分に素晴らしい沢を堪能することができ、納の沢としては最高の一日を過ごすことができ感謝に堪えません。
もちろんyoshiさんstkさんが書いている様に達成感も十分に満足させてくれる硬軟織り交ぜた茗渓で自分たちの秘密にしておきたい感じでもあります。
これから冬眠とはなりませんがまたご一緒しましょう。
よろしくお願いします。ありがとうございました。
コメント
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gankoyaさん、そして御同行の皆様こんにちは
画像を見る限りジャブジャブドボンは無かったみたいですね
それにしても濡れたら厳しそうな季節に分別盛りの大人が大挙して沢登り!
好きですこう言うの
しかしgankoyaさんの山(沢)友達は何人いらっしゃるのでしょうか
毎回新しい人が見受けられます
年内最終沢登り??
mumさん、こんばんは。
年内最後の(たぶんですが)沢登りでした
ナメの美しい、大人向きの沢です。
ありがたい事に沢仲間は、私より若く、能力の高い人ばかりです。
おかげで楽しませていただいております〜
gankoyaさん、皆さんこんにちは
凄くナメが多い所なんですね
今、何度ナメが出たのか数えてみようと思いましたが、
面倒になり止めました
それにしても滝や沢沿いの紅葉は絵になりますね〜
あおさん、こんばんは。
ナメの美しい沢の中でも上位ランクインの沢です。
こんなきれいな沢ですが、夏場はヒル害怖くて近寄れません。
紅葉の頃がちょうど良いようです
それにしても、墓場尻って名前が似合いませんよね。
う〜む!
紅葉の沢…。
いやぁ〜良いですね。
私も行きたくなって来た。
でも、水、冷たそう…。
右ひじが痛いの、治らないし…。
それでも、行っちゃおうかな?
…と、見ていて、心が揺らぐレコでした。
ありがとう〜。
りんごさん、こんばんは
思いの外に水が冷たくなくて、腰下までなら抵抗ありません
ナメと言うと笛吹川釜ノ沢の千畳のナメが有名ですが、
ここは規模がすばらしいです
3段滝や雄滝の巻きなどの難所もありますが、すばらしい沢です。
今シーズン最終に、良いところへ行けて良かったです〜
stkさんのハイパーVと同じものを私も持ってます
ちなみに、ハイパーVなら、ミッドカットの「kita メガセーフティ」、地下足袋タイプの「屋根プロ」などあります。こちらも、期待しております
NYAAさん、こんばんは〜
ハイパーV使ってましたか。自分もサワートレッカーRSと両方使ってます。確かに専用だけあって、フリクションかけた時の全体的な安定性、安心感はRSが勝りますね。ただネオプレーンがきついのと小砂利がなぜか侵入するのだけRSは不満です。直に履くと冷え性の自分には秋場は寒さがきついので、ほどほどの登攀にはハイパーVと使いわけてます。薄いネオプレーン買えば、それも解消されるかもしれません。
kitaは先芯があるのだけ気になりますがハイカットはいいですね。屋根プロは排水するのかだけ見た目気になりました。まぁ沢用でないからそこまで求めるのもなんですが(笑) 情報ありがとうございました。
サワートレッカーRSは、昔のサワーシューズロングに比べれば、全然、足入れがラクです
秀岳荘オリジナル地下足袋とか、明らかに底が薄いものは、クッション性を考えて、トレッキングストリームソックスを履くことにしています
ロングは見た目からして大変そうでしたよね
いえ、トレッキングストリームソックスは厚いです。RSの底が薄いので、私は、厚い靴下で合わせました。
中厚から薄い靴下なら、ワークマンやホームセンターでもいい物があると思います。
そうなんですね。
自分のは靴サイズがギリギリなんで厚いネオプレーンだとかなりキツいんですよね。近くにワークマンあるんで探してみるかなぁ〜
ありがとうございました!
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